『東京大学のアルバート・アイラー（キーワード編）』
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uedam1984b 2014年08月28日(木) 06:18:16履歴
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『東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編』
目次
前書 6
第1章 二〇〇五年一〇月講義「ブルース」
1−1 ブルース（1）
二〇世紀の統合不全者―ブルース・ミュージックの特異性について 13
イントロダクション
前期の解説
戦前ブルースのリスニング
■Leadbelly 'Death Letter Blues, Part1'
■Blind Lemon Jefferson 'Long Lonesome Blues'
初期アメリカ・ポピュラー音楽の見取り図
ブルースの特徴とは？
■Son House 'My Black Mama'
長短調の確認と、その機能について／『憂鬱と官能』第三章レジュメの引用
長短調では考えられない「ブルース」／アンチ・ノヴェル、アンチ・クライマックス
■Son House 'My Black Mama'
ブルースの詩について／神経症と統合不全
バークリーによるブルース記号化の試み
ブルースのリスニング再び／エレクトリック・ギターの登場／ブルースはノイズを許容する
■Howlin'Wolf 'Moanin' at Midnight'
■John Lee Hooker 'Never Satisfied'
■Hoagy Carmichael 'Washboard Blues'
■Jimi Hendrix 'Killing Floor'
ピアノによる拘束されたブルース演奏／特殊な黒人音楽である「モダン・ジャズ」
■Thelonious Monk 'Functional'
ニューオリンズ・ジャズ／さらに抽象化されたブルース／『マネー・ジャングル』
■Kid Ory's Sunshine Orchestra 'Society Blues'
■Thelonious Monk 'Misterioso'
■Duke Ellington 'Across The Track Blues'
■Duke Ellington 'Money Jungle'
ブルース形式の発見／ワンコーラスを「四小節×三段＝十二小節」とする
記号化、抽象化、複雑化／ビバップ・スタイルのブルース
■Charlie Parker 'Now's The Time'
ブルース衝動は記号化によって蒸発しない
ディソナンス・レヴェル／増四度／ドミナント・モーション
増四度を含むコードとは／7thコード
��7というコード／�機臭検臭気箸い�進行の謎
��7に含まれてしまう、主調における「短三度」音の問題
下部長調・上部短調のサウンド／下部短調・上部長調のサウンド
モーダル・コーダル以降／ブルースのラボ化について
■Steve Swallow 'Second Handy Motion'
■Steps 'Take A Walk'
ロックにおけるブルース／魔法の五音階
まとめ／二十一世紀のブルース
1−2 ブルース（2）
『喪失』を引き受ける方法―「二〇世紀の最初から表現はもう引用とコラージュだった。」ゲスト:飯野友幸(上智大学教授、米文学者)) 75
■The Norton Anthology of African American Literature
■John Lee Hooker 'Boogie Chillen'
■Led Zeppelin 'The Lemon Song'
■Led Zeppelin 'How Many More Times'
第2章 二〇〇五年一一月講義「ダンス」
2−1 ダンス（1）
舞踏会からインターロックまで―ヨーロッパ/アジア/アフリカのダンス・スタイルと、アメリカ・ポピュラー音楽におけるダンスの歴史 117
イントロダクション／ダンスの役割とは？
ヨーロッパ型の律動とダンス／『栄華のバロック・ダンス』
中世〜近世ヨーロッパにおけるダンスの決まりごと
アジア型のダンス／手でとるリズム
『歌いまくる勝新太郎』／伸び縮みする手のリズムと声
■勝新太郎「悪名（河内音頭）」
アフリカ型のリズム／『黒人リズム感の秘密』
アクセント言語とグルーヴ言語／クロノス時間とカイロス時間
アメリカにおけるダンス／ラグタイム
■Scott Joplin 'Maple Leaf Rag'
ニューオーリンズ・ジャズ／ラグのアンサンブル化
■King Oliver＆His Creole Jazz Band 'Sweet Lovin' Man'
ブギウギ・ピアノ／単位時間の偶数分割と奇数分割
■Ammons／Johnson／Lewis 'Jumpin' Blues'
カンザスのリフ・ミュージック／リンディ・ホッピング
■Coount Basie＆His Orchestra 'One O'Clock Jump'
カップル・ダンスの復権を提唱する
ビバップ／バップのダンスによる囲い込み
■Charlie Christian 'Swing to Bop'
「バップで踊ろう！」
ジャズ喫茶文化とディスコ文化は相容れない
終わりに／ハウス惑星
2−1 ダンス（2）
クラブ・カルチャーと『ジャズ』―「ジャズとは象徴であり、ファンタジーである。」ゲスト:野田努(remix編集長、音楽批評家)) 171
第3章 二〇〇五年一二月講義「即興」
3−1 即興（1）
時間を超えること、時間と共にあること―『即興』という巨大な概念を巡る音楽的試論 217
イントロダクション／源流としてのフォークロア／即興性と作曲曲
楽譜という存在／歴史を生み出すためのハードとソフト
エクリチュールとしての音楽／ピアノという楽器の象徴性／「時間」すら無菌室の中に
フォークロアとポップス／ポップスの口唇性について
シート・ミュージックの流通のあり方／ティン・パン・アレイ
ラジオとレコードの登場／ディシプリンなしで再生される音楽
録音による得られる情報／ポップスを取り巻く状況の転換
大衆のための音楽／ビバップ
■Charlie Parker 'Warming Up a Riff'
思考のダンス化
ジャズから即興という要素だけを取り出す／デレク・ベイリー
イディオムとインプロヴァイゼーション
■Derek Bailey 'Improvisation 4'
ハイパー・モダニズムとしての「フリー・インプロヴァイゼーション」
フリー・ジャズ以降の、日本独自の即興演奏音楽
■高柳昌行・阿部薫「集団投射・１」
■山下洋輔トリオ「アジテーション」
■山下洋輔トリオ「テーマ」
最後に／二十一世紀の即興演奏
■Raku Sugifatti 'Hitotsu'
3−2 即興（2）
即興演奏を巡る質疑応答―「ベイリーの場合は再生器械が変わってもやっぱり同じ演奏だって認識できるから、この違いは大きいかもしれない。」ゲスト:大友良英(ミュージシャン)) 267
■高柳昌行・阿部薫「集団投射・１」
第4章 二〇〇六年一月講義「カウンター/ポスト・バークリー」
4−1 カウンター／ポスト・バークリー（1）
理論の確立と、それに対するカウンター&ポスト・ムーヴメントについて―バークリー・メソッド、LCC、ラング・メソッド 323
イントロダクション／カウンター、およびポスト・バークリー
バークリー・メソッドは「セオリー」ではない
リディアン・クロマティック・コンセプト
LCCの秘教性について
近代批判が持つ強さ／日本語版の序文
ラング・メソッド／下方倍音列
音響の無意識層を仮定する
アウトロ／イントロ
4−2 カウンター／ポスト・バークリー（2）
ラング・メソッドについて―「濱瀬元彦氏による講義」ゲスト:濱瀬元彦((株)ラング代表、ミュージシャン、作曲家） 349
補遺 「聴覚研究の歴史と展望―音高知覚の仕組みを探る」 本條晴一郎 408
後書 417
ボーナス・トラック 2009年1月9日 文庫版・後書対談 423
神経症／映画美学校／東大へ
東大から慶應へ／ジャズを現代にアジャストする
リンディ・ホップの問題／ジャズで踊る
関連著書
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ウィキペディアによる”菊地成孔”の解説は、ここ
『東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編』 
目次
前書 6
第1章 二〇〇五年一〇月講義「ブルース」
1−1 ブルース（1）
二〇世紀の統合不全者―ブルース・ミュージックの特異性について 13
イントロダクション
前期の解説
戦前ブルースのリスニング
■Leadbelly 'Death Letter Blues, Part1'
■Blind Lemon Jefferson 'Long Lonesome Blues'
初期アメリカ・ポピュラー音楽の見取り図
ブルースの特徴とは？
■Son House 'My Black Mama'
長短調の確認と、その機能について／『憂鬱と官能』第三章レジュメの引用
長短調では考えられない「ブルース」／アンチ・ノヴェル、アンチ・クライマックス
■Son House 'My Black Mama'
ブルースの詩について／神経症と統合不全
バークリーによるブルース記号化の試み
ブルースのリスニング再び／エレクトリック・ギターの登場／ブルースはノイズを許容する
■Howlin'Wolf 'Moanin' at Midnight'
■John Lee Hooker 'Never Satisfied'
■Hoagy Carmichael 'Washboard Blues'
■Jimi Hendrix 'Killing Floor'
ピアノによる拘束されたブルース演奏／特殊な黒人音楽である「モダン・ジャズ」
■Thelonious Monk 'Functional'
ニューオリンズ・ジャズ／さらに抽象化されたブルース／『マネー・ジャングル』
■Kid Ory's Sunshine Orchestra 'Society Blues'
■Thelonious Monk 'Misterioso'
■Duke Ellington 'Across The Track Blues'
■Duke Ellington 'Money Jungle'
ブルース形式の発見／ワンコーラスを「四小節×三段＝十二小節」とする
記号化、抽象化、複雑化／ビバップ・スタイルのブルース
■Charlie Parker 'Now's The Time'
ブルース衝動は記号化によって蒸発しない
ディソナンス・レヴェル／増四度／ドミナント・モーション
増四度を含むコードとは／7thコード
��7というコード／�機臭検臭気箸い�進行の謎
��7に含まれてしまう、主調における「短三度」音の問題
下部長調・上部短調のサウンド／下部短調・上部長調のサウンド
モーダル・コーダル以降／ブルースのラボ化について
■Steve Swallow 'Second Handy Motion'
■Steps 'Take A Walk'
ロックにおけるブルース／魔法の五音階
まとめ／二十一世紀のブルース
1−2 ブルース（2）
『喪失』を引き受ける方法―「二〇世紀の最初から表現はもう引用とコラージュだった。」ゲスト:飯野友幸(上智大学教授、米文学者)) 75
■The Norton Anthology of African American Literature
■John Lee Hooker 'Boogie Chillen'
■Led Zeppelin 'The Lemon Song'
■Led Zeppelin 'How Many More Times'
第2章 二〇〇五年一一月講義「ダンス」
2−1 ダンス（1）
舞踏会からインターロックまで―ヨーロッパ/アジア/アフリカのダンス・スタイルと、アメリカ・ポピュラー音楽におけるダンスの歴史 117
イントロダクション／ダンスの役割とは？
ヨーロッパ型の律動とダンス／『栄華のバロック・ダンス』
中世〜近世ヨーロッパにおけるダンスの決まりごと
アジア型のダンス／手でとるリズム
『歌いまくる勝新太郎』／伸び縮みする手のリズムと声
■勝新太郎「悪名（河内音頭）」
アフリカ型のリズム／『黒人リズム感の秘密』
アクセント言語とグルーヴ言語／クロノス時間とカイロス時間
アメリカにおけるダンス／ラグタイム
■Scott Joplin 'Maple Leaf Rag'
ニューオーリンズ・ジャズ／ラグのアンサンブル化
■King Oliver＆His Creole Jazz Band 'Sweet Lovin' Man'
ブギウギ・ピアノ／単位時間の偶数分割と奇数分割
■Ammons／Johnson／Lewis 'Jumpin' Blues'
カンザスのリフ・ミュージック／リンディ・ホッピング
■Coount Basie＆His Orchestra 'One O'Clock Jump'
カップル・ダンスの復権を提唱する
ビバップ／バップのダンスによる囲い込み
■Charlie Christian 'Swing to Bop'
「バップで踊ろう！」
ジャズ喫茶文化とディスコ文化は相容れない
終わりに／ハウス惑星
2−1 ダンス（2）
クラブ・カルチャーと『ジャズ』―「ジャズとは象徴であり、ファンタジーである。」ゲスト:野田努(remix編集長、音楽批評家)) 171
第3章 二〇〇五年一二月講義「即興」
3−1 即興（1）
時間を超えること、時間と共にあること―『即興』という巨大な概念を巡る音楽的試論 217
イントロダクション／源流としてのフォークロア／即興性と作曲曲
楽譜という存在／歴史を生み出すためのハードとソフト
エクリチュールとしての音楽／ピアノという楽器の象徴性／「時間」すら無菌室の中に
フォークロアとポップス／ポップスの口唇性について
シート・ミュージックの流通のあり方／ティン・パン・アレイ
ラジオとレコードの登場／ディシプリンなしで再生される音楽
録音による得られる情報／ポップスを取り巻く状況の転換
大衆のための音楽／ビバップ
■Charlie Parker 'Warming Up a Riff'
思考のダンス化
ジャズから即興という要素だけを取り出す／デレク・ベイリー
イディオムとインプロヴァイゼーション
■Derek Bailey 'Improvisation 4'
ハイパー・モダニズムとしての「フリー・インプロヴァイゼーション」
フリー・ジャズ以降の、日本独自の即興演奏音楽
■高柳昌行・阿部薫「集団投射・１」
■山下洋輔トリオ「アジテーション」
■山下洋輔トリオ「テーマ」
最後に／二十一世紀の即興演奏
■Raku Sugifatti 'Hitotsu'
3−2 即興（2）
即興演奏を巡る質疑応答―「ベイリーの場合は再生器械が変わってもやっぱり同じ演奏だって認識できるから、この違いは大きいかもしれない。」ゲスト:大友良英(ミュージシャン)) 267
■高柳昌行・阿部薫「集団投射・１」
第4章 二〇〇六年一月講義「カウンター/ポスト・バークリー」
4−1 カウンター／ポスト・バークリー（1）
理論の確立と、それに対するカウンター&ポスト・ムーヴメントについて―バークリー・メソッド、LCC、ラング・メソッド 323
イントロダクション／カウンター、およびポスト・バークリー
バークリー・メソッドは「セオリー」ではない
リディアン・クロマティック・コンセプト
LCCの秘教性について
近代批判が持つ強さ／日本語版の序文
ラング・メソッド／下方倍音列
音響の無意識層を仮定する
アウトロ／イントロ
4−2 カウンター／ポスト・バークリー（2）
ラング・メソッドについて―「濱瀬元彦氏による講義」ゲスト:濱瀬元彦((株)ラング代表、ミュージシャン、作曲家） 349
補遺 「聴覚研究の歴史と展望―音高知覚の仕組みを探る」 本條晴一郎 408
後書 417
ボーナス・トラック 2009年1月9日 文庫版・後書対談 423
神経症／映画美学校／東大へ
東大から慶應へ／ジャズを現代にアジャストする
リンディ・ホップの問題／ジャズで踊る
関連著書
- 『憂鬱と官能を教えた学校（上）』（河出文庫）
- 『憂鬱と官能を教えた学校（下）』（河出文庫）
- 『東京大学のアルバート・アイラー-東大ジャズ講義録・歴史編』
- 『東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編』
- ブルースに囚われて―アメリカのルーツ音楽を探る（信山社）
- ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ（河出書房新社）
- ブルー・ノートと調性―インプロヴィゼーションと作曲のための基礎理論（全音楽譜出版社）
- チャーリー・パーカーの技法――インプロヴィゼーションの構造分析（岩波書店）
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