子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

 ジャン・シベリウスのページに戻る

 音楽の森のページに戻る

 ウィキペディアによる『フィンランディア』の解説は、ここ
 ウィキペディアによるジャン・シベリウスの解説は、ここ

『フィンランディア』 (Finlandia) 作品26


構成

2つの序奏を持つ三部形式で、序奏A (Andante sostenuto) - 序奏B (Allegro moderato) - A (Allegro) - B - Aの構成。

Andante sostenuto; 金管楽器による嬰ヘ短調の重苦しい序奏で幕を開ける。嬰ヘ短調だが、調性ははっきりしない。その後木管による甲高い悲痛と弦楽器・ティンパニの重苦しい響きが交錯する。

Allegro moderato; ハ短調の緊迫したこの部分では、ティンパニのトレモロに乗って金管楽器群がこの曲の核となるリズムを予告し、緊迫感が高まる。そして、この後に入って来るクラッシュシンバルにより闘争のイメージをより一層高まらせる。

Allegro; 曲調は一転して、変イ長調の快活な主部となる。中間部となるB部は、後に「フィンランディア賛歌 (Finlandia-hymni)」と名づけられた美しい旋律を中心に展開する。快活な主部が再現され、勝利感に満ちた中で曲は幕を閉じる。

演奏時間は7分強から8分弱である。

ピアノ編曲版



Jean Sibelius - Finlandia, piano solo version (audio + sheet music)

楽譜


IMSLのページへ



関連楽曲

関連書籍

Wiki内検索

管理人/副管理人のみ編集できます