シネコモンズは・・・

2月25日、就労倶楽部のみんなで準備して開催したシネコモンズはいったいどうなったのか?

自分たちで取材編集したビデオはどうなったのか・・・




結果は、まずまずの上映会をできたと思っております。

当日はプログラムの変更あり、短編映画が2本上映されました。それから就労倶楽部のビデオを上映し、メイン作品として「ハローホライズン」の上映、その後監督と主演俳優さんたちによるトークショーが開催されましたがこの途中でも、NHKのコンテストで大賞を取ったという1分間の超短編映画(ハローホライズンの吉川監督作品)を上映。


なんと、2時間の間に5本の映像が流れたことになります。めっちゃ豪華!

ハローホライズンは前評判どおり秀逸でしたが、他の作品も短編ならではのよさを十分に感じさせてくれました。

トークショーでは監督自ら饒舌に映画制作の裏話をいろいろお聞かせいただけました。特に最後のシーンであった、若者がいて、雪原で、いっぱいの風船が舞い上がる情景をぜひ映画にしたいとまず発想し、そこに至る過程を逆にたどっていって物語を作っていったというお話には、さすが、なるほどと、思わずうなってしまいました。主演男優の方は作品中で長時間車を運転するのですが、実はペーパードライバーで、しかもいつカメラが回るのかわからないから、いつも撮影を意識して運転しなければならないのがたいへんだったと、苦労話をお聞かせいただけました。

トークショーのあとの懇親会で、永井が個人的に気になっていた、物語途中での急展開をいかに意識して作られたのか監督に伺いましたが、やはりそこは、観客にどう魅せるかをめっちゃ意識して狙い打ったものだということでした。シナリオは18回書き直したとのことです。

永井は個人的にもたいへん参考になる貴重な経験をさせていただきました。


ところで。


気になる、就労倶楽部の作品はどうなったのか?
「カフェの制作過程の工事の場面など見れてよかった」
「良いカフェを作りたいというみんなの気持ちが良く表れた映像だった」
「上映会としては休憩の時間帯で上映された、参考作品という位置づけだったが、せっかく作ったビデオだから、きちんとみんなに見せても良かったと思う」

などの感想をいただけました。みなさま、ありがとうございました!


この作品は、実は音声を編集する時間がなく、完成作品とは言いがたいものでしたが、思い切って上映に持ち込みました。就労倶楽部というシロウト集団の血と汗と涙と鼻水がこもった作品(?)でした。


このイベントを通じてさまざまな方のお世話になりました。


ニュースタートの例会で永井と知り合い、その後このイベントの構想を持ってきていただき、当日は司会を見事にこなされたSさんは、就労倶楽部の良きパートナーです。感謝いたします。


就労倶楽部のみんなも、ありがとうございました。ビデオの製作が間に合うかどうかわからず、永井はハラハラしながらメンバーの編集作業を見守っていましたが、本当に、よく人に見せる段階まで持っていっていただけました。すばらしいです。当日もすったもんだしていましたが、あらかじめ話し合って決めた手はずどおり、メンバーの皆さんは上映会用に設営と撤収を見事にこなされました。


コモンズのみなさまには就労体験の場を提供いただき日ごろからお世話になっておりますが、今回は、就労倶楽部でのイベント開催に快くご協力いただきありがとうございました。


また伊丹映像研のみなさま、開催までの段取りをお教えいただきありがとうございました。



また、当日、イベントにお越しいただいたすべての方々に、感謝いたします。



このシネコモンズ、第二回目は未定ですが、個人的には、就労倶楽部のイベントとしてぜひ継続していきたいと思います。

永井は、この日のイベントが終わってほっとしたのか、翌日から疲れが出て二日ほどまともに動けない状態になりました。
2006年03月05日(日) 16:38:24 Modified by wiki111056




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