マツタケ山復活させ隊!

さる1月28日、市民文化講座としてカフェコモンズで「マツタケ山復活させ隊!」講演会が行なわれました。

元岩泉まつたけ研究所所長の吉村文彦さんのお話です。

前日に開催を案内する記事が毎日新聞に掲載されたこともあり、大勢の人が集まり、コモンズは満杯で、足の踏み場もないほどでした。


里山を元気にしよう、という話なのですが、里山が元気でいることとマツタケの復活が密接にむすびついていることがよくわかり、たいへん興味深いお話となりました。

昔から里山というものは、人とともに成長してきた森林なのです。アカマツをていねいに育て、維持管理できるとマツタケも生育できるのですが、放置すれば緑は豊かになり、山に栄養は行き届き、そしてマツタケの生育できる余地はなくなる、ということ。

里山はふもとの田園と一体であり、里山が滅びると、田園と山を行き来しながら生息してきた貴重な虫や動物たちまで絶滅の危機に見舞われます。緑豊かになったらええやんか、などという簡単な話ではないようです。

吉村さんのお話、豊富なデータを元にして迫力もあり、つい引き込まれる内容でした。残念ながら時間がたらず、再度お話いただける予定ですので、こういう内容にご興味をお持ちのみなさん、ぜひ次回はご一緒しましょう!
2006年02月04日(土) 10:29:14 Modified by wiki111056

添付ファイル一覧(全1件)
962e1f2d.jpg (4.75KB)
Uploaded by wiki111056 2006年02月04日(土) 10:23:59



スマートフォン版で見る