就労倶楽部の活動成果

昨年10月から開始した就労倶楽部は、現在まで、少しでも関わりのあった方を含めて3名の方の就労に関わることができました。

 Nさんは就労倶楽部という活動を始める際に、一緒になって会を盛り立ててくれる、頼もしいパートナーでした。2005年8月、コーディネーターがどのような会にしようか、Nさんによく相談していたことを覚えております。
 Nさんは就労への意欲が高く、本格的に就労倶楽部が発足する前に、バイト先に応募を始めました。必ずしもスムーズにはいきませんでしたが、どこにどのような応募をするかをご自身で考えられ、コーディネーターとやりとりしながら同時に複数箇所を順に面接していかれ、その中から一箇所の就労を見事に果たされました。一ヶ月以上の就労を継続するという、就労倶楽部の目標のためにもNさんとコーディネーターは連絡を取り続けましたが、大きな問題はなく、今も就労を継続中です。
 そして、Nさんは今もOBメンバーとして就労倶楽部の活動に関わっていただいている、大切なパートナーでいてくれています。


 テーマトークに参加されたTさんはその後、正社員として就職を果たされました。テーマトークなどでみんなと会って話したことが良いきっかけであったと、言っておられました。その後もコーディネーターとメールのやり取りをしていたのですが、ある日「辞めてしまいたい」とのお話。コーディネーターが「その職場がどういう仕事なのかもわかっていないうちに辞めることはもったいない。あなたのうしろにはみんながついて応援しているのだから、もう少しがんばってください。必ず、じょじょに楽になっていきます」と激励したかいもあり、また職場の皆さんの理解もあり、Tさんは1日を休まれただけで復帰し、今まで1ヶ月以上勤め続けています。
 Tさんと一緒に話し合いをしたり、メールのやり取りをしたりできたことは、コーディネーターにとっても大きな実りのある経験になりました。Tさんはいつも前向きで、物事にはいいところも悪いところもあるが、出来るかぎり良い面のみを見て前進していきます、とおっしゃります。それでも、職場に慣れるまではたいへんご苦労されたのですが、一ヶ月を超えて就労を継続されている今、さらにいろいろな仕事に対して興味がわいてきましたとおっしゃっていただき、頼もしく感じております。


 このWIKIでも発言いただいたtakugenさん。実は、関西からは遠く離れたある地域で、長期アルバイトとしての就労を現在、継続中です。すでに1ヶ月の継続しての就労を達成されました。その詳細については、ご本人の了承の上、後にまたご報告いたしたいと思います。
2006年02月15日(水) 11:55:43 Modified by wiki111056




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