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なんかabout-15.4-3からの続き




●2015.4.26 節約して映画を観たい


なんか今、映画を少しでも多く観て勉強しようみたいな感じになっている期間中だけど。
こんだけ毎日観るとなると、少しは節約しないと。
この前はアイアン・スカイを突然観たくなって、でもiTunesの残金が305円しかないとゆうわけで低画質版を300円でレンタルしたけど、それほど画質に不満がなかった。
そもそもHDかどうか怪しいGyaO!やニコニコ映画も利用しているので、DVDていどの絵でじゅうぶんなんだよね。
よってiTunesはなるべく低画質版のSDを利用しようかと思う。
単純に月1500円のカードをチャージしたばあい、HDだと3本しか観れないがSDだと5本観れるわけで。
ちなiTunes映画はレンタル店の旧作(約)100円にお目当ての作品がない場合、もしくは新作映画で物理レンタルと配信、価格の差があまりない場合に利用する。
同じ値段なら返却の手間がない配信がいいに決まっている。

またGyaO!の期間限定無料動画、ニコニコ映画の期間限定25ポイント視聴にけっこういいのが出まわるので要チェックだ。
どうも身の回りのあらゆることを、見事なくらいすぐど忘れするんだけど、映画だけは一度観ればたいてい覚えるものだ。
逆に言えば少ない記憶領域を映画に費やしているのかもしれないが・・・・。
つまりよほどの事がないかぎり映画はいちど観ればじゅうぶん、DVDやBlu-rayを購入するつもりは、ない。

二度三度観たい映画でも必ず期間があくので、やはり購入の必要はなく、ふたたびレンタルすれば済む話。
それはまた、節約にもなる。
つても単純に計算して、月に3000円もかかってなかった気がするけどね今までも。
いちばん高いiTunes映画の単価を減らせるならそれにこしたことは。

とまあそんな話。

最近観た映画



●キャプテン・ハーロック

そろそろ観ようかと思っていたらニコニコ映画で期間限定25ポイント視聴が来てラッキー。
しかし感想はといえば正直、微妙〜だった。
全面否定するほどでもないところが微妙、というわけで。
いろんな設定が改変されたけど、それはまあ全て悪いわけじゃないというか必然性があるというか、ぶっちゃけ田中芳樹センセイの銀河英雄伝説でスペースオペラ的なSFは完全に塗り替えられたから、アップグレードは必要なんだよねキャプテン・ハーロックも。 銀河英雄伝説は「スケールが大きいとはこういうことだ」というのをハッキリ示しちゃったから。
ダークマター機関とかいう新設定もそら必要だろうね、従来の考証じゃ広大な宇宙を描くに足りないので。
しかしハーロックの不死身設定とかいるのかね、と思ったりなんかしてしまうところも。
あと、あのストーリーでいいのか、という疑問もわいてくる。
それと主人公ヤマの取って付けたような重い過去とかう〜ん、と首を傾げてしまう。
なにより僕らのヒーロー、キャプテン・ハーロックがいつもよりカッコよくないような気が。
ぶっちゃけふたつのテレビアニメはちゃんと観たはずなのにハーロックのキャラとか基本ストーリーとか忘れかけているとこ、あるんだけどね。 ひとつだけハッキリ覚えているのは「ハーロックはカッコいい」という事実。
それが今回なんかねえ。 こんな思想のキャラだったっけみたいに。
いやもう、すべてにおいて微妙なんだけど。
「こんなのキャプテン・ハーロックじゃねえ!!」とハッキリ怒れない位置づけみたいな。
確かに過去の映画もちょい微妙なとこあったよ、「わが青春のアルカディア」だけど。
こちらはテレビアニメのスピンオフだったっけ? しょーじき退屈ではあった。
でもラストバトルとか決めるところは決めて、なんとか体面を保った的な映画だったしわが青春のアルカディア。
今回のはなんかな、いいところもあるけど今ひとつなとこも多いし。
いやまったくもって微妙としかいいようがありません。

追伸:
なんつかしつこく微妙と言ったが、じっさい他の要素もそうなんだよね、ヤッタラン副長は悪くないがもっと小柄のほうがとか、アルカディア号のデザインとか巨大感とか、装甲服とか兵器とか、どれも一定の水準に達しているけど足りないような気もするみたいな。
それとキャラクター、装備、艦船、地球、すべての描写が程々なんだよね、艦内ドラマの尺とか植民惑星のシーン数とか。 アルカディア号の船内にどんな部屋がいくつあるとか生活っぷりとか船員どもの個性とかわかりにくいし。
ちなみに3DCGの出来が悪いと思っている人もいるかもだけど、そんなことはないと個人的に考えていて、まー確かに90年代のCG黎明期から日本のモーション(動き)はイマひとつではあって未だそれを引きずっているようでもあるんだけど、要はハリウッドが、ディズニー、Pixar、ドリームワークスらが異常クオリティなだけだと。
長編映画を造るならアメリカ以外のどの国だってCGはこのくらいになるだろう。
しかしクオリティとは別な演出でなにか忘れ物があるような気がして落ち着かない。

有名で人気がある原作の映画化。
今回のキャプテン・ハーロック、もしかするとものすごーく頑張ったのかもしれないが、とにかく結果は結果。
微妙であることは間違いない。


●トランセンデンス

新作であれば物理レンタルより配信がぜったい得。
という理論にしたがって借りて観たトランセンデンス。 まあ新作ゆうても準新作くらいかな。
DVDレンタルとかは新作のばあい、値段も高いが二泊三日みたいなコースになってしまうので危ない、iTunesレンタルのほうがいいわけ。
さて感想はというと。
まあ結論から言って、ナノマシーン万能説とウィルス至上説かと思いきや、ウィルス効いてなくね?みたいな余韻でした。
お話は大昔からあるコンピュータと人間の融合。
それにしても起源はいつごろだろうね、自分が知るいちばん旧いのはキャプテン・ハーロック・・・・と思いきや、ゴワッパー5ゴーダムもあったね。
人工知能が反乱をおこすパターンであれば、いまぐぐったところ1920年代、ロボットが映画に登場したのと同じくらいってことか。
そうした普遍的なSFを、今のハリウッドで描いたという感じかな。
だから流れ的にいつもの、という雰囲気で。
・まず野心的なラボの様子から描写していって
・なんかでかい会場でプレゼンテーションして
・モーガン・フリーマンが登場して
・思わぬ事故や事件で事態が加速して
・画期的な出来事がはじまる
ま、LUCYとおなじパターンですな。
今回のばあいは近年のハリウッド流行である
・でも本体止まるとぜんぶシャットダウン がプラスされる。
ここでコンピュータ人間がジョニー・デップであるのが妙だよね。 いや変という意味じゃなくて絶妙の妙。
なんかキアヌ・リーブスやトム・クルーズだと洒落にならんので、人間の悲哀がある電子頭脳にはやっぱディカプリオやブラット・ピットやジョニー・デップがいい。
まあ俳優として実力が高いが有名ではない適任者がいちばんいいんだけどね。
それにしても銃夢みたいなナノマシーン万能説は意外というか、気化したナノマシーンがソーラーパネル作っちゃってるじゃんみたいな。
つかあんだけ大量のナノマシーン製造できるなら太陽光発電に頼る必要もないじゃんかと。
新しいCPUやナノマシーン製造システムを設計できるなら内燃機関だって作れそうな気がする。 金属の支柱があるソーラーパネルできるならガス燃料を生成するくらい、というかそのほうが容易いはず。
それと銃夢によるとナノマシーンって多少の発電力があるようで、だから自力で動き回れるのだろうが、それにしても元気すぎなような。
蛇みたいに地中走っていたし。 あれも太陽光発電からの供給って設定なのかな。
まあ技術的なツッコミはいいとして、最後はわかりにくいラストではある。
どうもウィルスが効いたにしては植物は育っているし・・・・でも確かに世界中停電にはなったし、どうなんだろね。
要はウィルスで停止する前にばら撒いたナノマシーンには効かない、と思ったがそれでは世界中が停電した理由がわからない。
じゃあコンピュータ人間が「もうじゅーぶん生きたから眠らせてくれー」的に自分でシャットダウンしたのか、それでも停電の謎が。
つか軽く世界が停電っていうけどそれってバシュタールの惨劇だよね。
世界の人口が激減しかねない大事件のような。
まあツッコミどころはあるんだろうけど、それっぽい理屈で面白い話ができてるんだから合格。


●コンスタンティン

一年前か二年前かに借りて観たんだけどまた観たくなって借りてきた。
いやーコンスタンティン最高です。
なんで続編がでないんだっつーくらい面白いし楽しいし、終始ニヤニヤが止まらない的なエンターテイメント性があるみたいな。
生まれつき“見える”体質のコンスタンティンがエクソシスト業をやってるんだけど、それなりに腕がいいらしく、かつては無敵のコンスタンティンみたいな感じだったらしい。
だがタバコでもうじき死ぬという、まあハリウッドらしい語り口だよね、単純にタバコ=死ぬみたいな言い方だけど、よっく聞けば15才から毎日30本以上だからそりゃ死ぬわみたいな。
ヤツがタバコをやめることが出来るのか否か、ラストシーンの屋上で一服する場面で明らかになるであろう。
そりわともかく、設定も楽しいし展開も楽しいし小道具も楽しいという、まさに娯楽作品といった出来栄えで、キャラクターとしてもよくできていて、自分勝手なタイプのヒーローであるコンスタンティンはこれまた生まれつきの体質なんだと思うけど天使や悪魔に憎まれるようなことばかりしている。 とにかく不道徳だし道端にゴミは捨てるし正義感の強いガブリエルは見放しているみたいな。
いっぽうでサタンであるルシファーはコンスタンティンが死んだら手下使わず自ら迎えに来るであろう、みたいな噂があるほどで、なにをやったらそんなに憎まれるのだろうかと。
本当にルシファーが送迎に来るのかいっぺん試してほしいものだとつくづく思うほど。
『悪そうな奴らは大体友達』などとゆう有名曲があるが、コンスタンティンは有名な天使悪魔とだいたい知りあいみたい。
とにかくもうバチ当たりなヒーローで、逆に観客の目線だと憎めないみたいに思えてくるから困る。 ヒーローだからたくさん人びとを救っているのに地獄行きが確定してるくらいで、天国行き切符を手にするには自己犠牲が必要と言われるが、そこまで献身的になれない打算の祈祷師みたいな。
他のキャラも魅力的で、正義感強すぎて錯乱しかけてるガブリエルとか(向こうじゃゲイブリエルとゆうらしい)むっちゃ人生楽しそうなルシファーとか見てて飽きない。
瀕死コンスタンティンの頼み事を聞いてやるルシファーのウキウキ加減とかもう最高。
まてまて、それはコンスタンティンの罠だ! と画面に語りかけてやりたい。
また極悪ハーフ・ブリード(悪魔人間)を追い詰めてどう問い詰めるかと思ったら、「罪を赦して祝福するぞ!」「やめろ天国に行ってしまう」みたいな話でもうスゲえ笑い話になってて。
定番のお祓い技術を現代風にアレンジしているんだけど、変に近代化せず程よい感じになっており、そこは上品だなと思う。
SF的な聖水ウォーターシュートとか見たくないもんね。
背徳的すぎてハリウッドでもヤヴァい感じだったのかな、続編は無理か。
定期的に借りて観たい映画。


●デイ・アフター・トゥモロー

エメリッヒ監督を見直そう運動の一環として借りてきた。
前にも書いたけどGODZILLAとインディペンデンス・デイで超大作バカ映画の監督みたいに思われているが、実は有能なヒットメーカーであり、ハリウッドがわざわざドイツから呼び寄せて映画つくる間はアメリカ在住なんだっけ? それほどの人物なので面白くないわけがない。 とはいうもののマイケル・ベイ監督みたいな過剰なサービス精神はないらしく、取って付けたようなシーンが多い作家でもある。
ベイ監督なら「取って付けたような」じゃすまないもんね、サービスし過ぎで観客がお腹いっぱいだから。
今回のデイ・アフター・トゥモローもじつにエメリッヒ監督らしい仕上がりだと思う。 瞬間冷凍系のB級ディザスター・ムービーは未だに絶えないが、多くがこの作品を参考にしているのではないだろうか。
ドイツ人なので意識高い系には違いなく、環境問題に一言有りみたいな雰囲気だが、まあ大げさに騒いでいるだけなのもそれらしい。
脚本にあるのだろうか、犬を連れている人は絶対助かる、という法則にしたがっており、これはハリウッドの流行なのか欧州の流行なのかは不明。
犬が真っ先に犠牲になるのはオーストラリアだっけ、まあいいやこの件たいした知識もないし判断できないから。
予算のわりに狭く感じる謎アジアな東京都千代田区がこれまたエメリッヒ監督らしい。
ニューヨーク図書館で大波に洗われるシーンではついつい先日観たパニックマーケット3D思い出してしまったが、さすがにサメが図書館に飛び込んでくるみたいな展開はなかった。 かわりに電話を使おうして溺れかけるみたいな要らん危機一髪はあったし、サメの代わりに狼が現れたりして楽しませてくれる。
そいや動物園で狼が逃げ出したって言ってたね、こんなとこで回収するんだみたいな。 ストーリー上なくても問題ないまさに「取って付けたような」ピンチで、でもなんか最初のあたり動物園でのシーンで狼がCGだったので、ああそういう用途なわけかと納得。
とまあ展開だけ話せばまごうことなきB級なんだけどね、例によって予算は潤沢、映像的には一流となっております。
そしてやはりエメリッヒ監督は、なかなか有能というのが結論。


●THE NEXT GENERATION -パトレイバー-テレビ放送版

古くからの付き合いなのでEpisodeゼロくらいは観に行きました。
それ以外は海編を配信で観たくらいで全体像はよくわからず。
かわら版から第一巻と視聴し、次の夏には劇場版が登場、あそこが最高の盛り上がりだったかもみたいなパトレイバー。
その付き合い方を知らない人にはお勧めできないゆうか、まあワガママな実写化企画だよね。
そもそもが本来のパトレイバー創始者たちに無断で押井監督が新たな映画をはじめたというか・・・とにかくもう公開手段などもそうだが内容もワガママ。
新たな特車二課メンバーは初代を連想させるキャラクターで逆に覚えにくいような。
原作やアニメのギャグ、というかシーンをそのまんま再現するというパターンもいくつかあり、ちょい苦笑してしまうがサービスだと思って許そう。
Episodeゼロなんてかなり問題のある序章で、とにかく不景気、レイバーバブルも去ってなーんもいい事なさそうだよね〜的な退廃感がヤヴァい。
様々な映画やアニメのパロディシーンもあるが、真面目にやる気あるのかなみたいに思える。 というか真面目にパトレイバーを描くなんて押井監督ひとりじゃできないのでわ。
そもそもパトレイバーという作品が登場するにあたって、どれだけの熱意と夢が注ぎ込まれたのか、立会人である押井監督もわかっているだろうが、引き継ぐのは難しかろう。
巨大ロボットの良さを心底信じ切れるかつてのメインスタッフがいないが、受け継ぐ者がたくさんいるので、それを実写版スタッフに取り入れているものと思われる。
でもいまんとこ、パトレイバー特有の求心力がないんだよね〜。
じゃあ押井節でいいからオリジナルな何か作ろうよ、と言いたくなる。 いろんな作品改変しているけどそれなりに評価しているから押井監督を。
パトレイバー劇場版、劇場版2だってなかなかの仕上がりだったじゃん、あの方向性でいいから。
でもまあこの夏に公開される新しい劇場版も、過去のプロットを焼き直した感じなのだろうか、押井板パトレイバーの限界なのかもしれない。
焼き直しでも期待値は高いというか、ともかく現実社会をイメージしたリアルロボットで最高峰には違いないし、繰り返すが最初のビデオ版でパトレイバーとの付き合い方を覚えた我々にはちゃんと楽しいシリーズではある。
逆に言えば楽しみ方を強要してくるシリーズということ。
また何だかんだ言って特車二課の雰囲気は実によくできているというか、そもそも機動警察パトレイバーシリーズというものは、多くの倉庫や工場で働いた人間にとって非常にリアリティのある雰囲気であり、そこは立派に継承されているので悪い事ばかりでもない。 とくに埋め立て地の工業地帯でバイト経験があると没入感が半端ない。
多くの海外B級映画を観てきたが、内容や映像の面ではまあB級映画な実写版パトレイバーなれど、「デザイン」「設定」に関しては一流なので奇妙な印象もある。
けっこう楽しんで観ています。
まあレンタル値下がりしてから他のエピソードは観る予定ですが。

追伸:
なんか今日から長編映画、やってるみたい。
どうしても88年から89年夏劇場版という流れが思い出されて、実写版も長編は夏、と思い込んでいたようで。
過剰な期待はどうかと思うが、とにもかくも例によって「長い付き合い」なので観に行くとしよう。
まあ先に言ったようにデザインワークは一流でロボット映画となると怪獣映画より希少なので必見とも言える。
あと一連の実写版パトレイバー、過去の再現が多いようだが実はリベンジ、なのかもしれない。
そんな気概があるならいいのだが、という切望でもあるんだけど。
一定以上の満足は約束されているし、あとは映画としてどうなるか、という話。

●ヒドラ

なんかだいぶん前に午後のロードショーかなんかで観た映画。
いつもの定番B級映画だけど、それはいいとして。
今回は映画は一度観れば覚えられるのかとゆう話。
というのも今、GyaO!の無料映画にヒドラが来ていて、そのタイトルから「あれだよな」と思いだしたが確信がもてない。 ヒドラを描いたモンスター映画など複数あっても不思議じゃないんで。
そこでGyaO!の動画を再生、一気に十分以上飛ばして観たところ。
誇張なしで0.5秒で確信できた。
船上で男たちが悪だくみしてるシーン、間違いなく午後のロードショーで観たあの映画だと一瞬で思い出し、確信できたわけ。 ただその後のストーリーとかカンペ無しでは脳内再生されないし、俳優や演出、むろん音楽なども細かく思い出せるはずもない。
だから完璧に記憶できるわけではないのだが、二度も見る必要がない映画であることは最初の視聴で結論出ていて、そーゆーアウトライン的な情報が頭に残っていればよろしい。
また洞窟シーンや山のシーンとか断片的に覚えているし、ウィキペディアなどでストーリー読めばちゃんと映像も思い出すはず。
とまあここまで書いて、でも三十分くらいは改めて観てみよ思って視聴したが、それなりに面白いプロットだったな、金持ちの人間狩りに不慮の怪物みたいな。 それと劇中の船がどうもリバティ船によく似ていて、おそらく同じくらいの時代に造られたか、典型的な低予算輸送船なのだろう、そこが興味深い。
ゆうても輸送船に興味がある観客などほとんどいるはずもなし。
なんだかんだ言ってもやはり雑な作品ではあるし。
最後は伝説の剣でヒー・マンの「I Have The Power!」みたいな感じで。
二度観る必要なしという最初の判断は正しかった模様。
つても嫌いじゃない、B級映画ファンとして。

●釈迦

キアヌ・リーブスつながりというわけでもないが釈迦である。
GyaO!の無料動画にまわってきたのだが、これはかなりお得。
まず映画の背景から言えば昭和36年の大映だそうな。 日本初の70ミリ映画ということで贅沢な映像が売り。
邦画はいろいろ観たが、こんだけ贅沢なセットが次から次へと登場する映画は久しぶりというか初めてのような気がする。 例えば同じ時代のモスラ対ゴジラとかキングコング対ゴジラとかやっぱり贅沢なんだけど、さすがにワンシーン・ワンカットみたいな事はしていないわけで。 まあ当時のハリウッドにもこんな感じの贅沢映画は多かったみたいで、むしろ70年代に入ってからの映画って質素倹約なのかも。
トラ・トラ・トラとか実物大戦艦長門は作ったが、それを活かすために何度も劇中に登場させているし、じっさいワンシーン・ワンカットがふたたび登場するのは1990年前後、映画業界が集金技術を高めた結果、トータル・リコールなどで百億円超え作品が登場してからだと思う。
それはいいがこの釈迦、スペクタクルに特化した結果、ブッダのおいしいエピソードがかなり削られてそれが残念。
そうした意味ではキアヌ・リーブスが釈迦を演じたリトル・ブッダのほうが有り難いけど、まあいいや。
より残念なのは神格化した部分を多く盛りすぎてキリスト教映画みたいになっちゃってる点かな、ブッダのスゴさがあまり伝わらないみたいな。
天変地異とか引き起こすキャラじゃないしねブッダは。
鬼子母神とかそれなりの逸話を入れてはいるが、ソレ以外のお話が意図するところは伝わりにくいし。
城を追われた王子の話とかもブッダの教えから推察すると「愛憎劇なんてくだらねえぜ!」とゆう熱気バサラみたいな理論があるはずなのだが分かりにくい。
そもそも2500年前の当時、なんでシッダールタことブッダの教えが革新的でスゴかったのか、あのころ活動していた他の求道者とか比較しないといかんような。
まあスペクタクル映画だからいいのかもしれないけど。
とにかく贅沢で映画らしい映画なんで観て損なし。
でもリトル・ブッダのほうが観たいです。


●THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦

(なんとなく最初の劇場版をリンク↑)
劇場で観た作品をこのコーナーに記すのははじめてだっけ。
さきほど、夜遅くの回を観てまいりました。
うーん、なんつか、結論から言おうかな。
非常に残念な映画でした。
ま、出来栄えは悪く無いですが、なにせほら、最初と次の劇場版が日本映画史に残るほどの傑作でしたから。 それと比べちゃうと・・・・というか比べるなっつーのが無理。
おそらく比較するなとか、比較するのは良くないとかいう援護が少数ながらある思うが、ムリムリ。
比べないでどうすると。

いちおう想像していたとおりの映画でした。
これまでTHE NEXT GENERATION短編をいくつか観て、そこから予想される範囲を超えていないというか、この映画をギレルモ・デル・トロ氏が観るかと思うと非常に心苦しい。
この首都決戦がどんなものか予告編とか観ればけっこーわかる。
予告編だけ観てわかったつもりになっても問題ないかもしれない。 概略はそこに全て詰まってるから。


しかーも今回の首都決戦、恐ろしいくらい劇場版第二作目の焼き直し、再現が多い。
そしてその意図がぜんぜんわからないという。
一箇所だけわかったのが後藤田隊長と後藤隊長の比較シーンで、「ああこの人やっぱ後藤隊長とは違うわ」と実感したが、その後の展開も劇場版二作目のリメイクみたいで。
とゆか今回の映画でそもそも、劇場版二作目の柘植による仮想戦争がどうなってんだか不明。
レインボーブリッジが爆破されたら、誰もがかつてのベイブリッジ爆破事件とその後のクーデターを思い出すはずなのだが、そーゆー描写ないし。 そのわりに柘植と後藤隊長と南雲隊長の存在はしぶとくアピールしてるし、繰り返すが監督の意図がわからなくて。

物語リセットしたわけでもなく、過去の再現でもなく、続き物でもないような。

その他、問題点を箇条書きであげてゆくとちょっと凄まじい量になるので、それは誰かにまかせよう。
とりま簡単に言うと、あまり上手くない映画かな、とは思う。
アニメ版みたいな必殺のタイミングでカメラワーク、編集、演出は難しいんだろうね。
特に最終決戦のクライマックスとか。
決して楽しめない映画ではないが、予備知識は必須だと思う。

まー半端な予備知識で余計に混乱する危険性もあるが。

追伸:
観終わって少し時間が経過し、落ち着いて考えてみたのだが。
じゃっかん、恐ろしい想像にどーしても行き当たってしまう。
けっこう評価していた押井監督だが、もしかして何かしらの限界点があるのではと・・・それが具体的に何なのか不明だが。
過去の傑作は例えばGHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊は誰もが知る士郎正宗原作で、伊藤和典脚本。 伊藤くんは文芸部だけあって(究極超人あ〜るネタだが)非常に有能なのか、ガメラシリーズもヒットさせてるし機動警察パトレイバー the Movieの脚本もそもそも彼だ。 後に攻殻機動隊の続編であるイノセンスは押井守脚本だが、いちおうアニメの実力はあるし、何より攻殻機動隊の世界観を完全に習得した、ということかうまくできてる。
そっから後の活動はよくわからんとですが、今になって何故、パトレイバーなのか。
パトレイバーの世界観を完全に習得した、と思ったのか。
恐ろしい想像のひとつとして、押井監督はパトレイバーを手がけることで警察の、企業の描き方を習得し、ロボットの描き方を習得し、近未来のリアリティを習得した、と自分では思っていたのかもしれないが。
実は巨大ロボットを何もわかっていなかったんじゃないか。
パトレイバーを作ったのはヘッドギアだし、もっとも求心力があったのはコミック版を手がけるゆうきまさみ氏で、デザインの出渕裕氏もそうだが巨大ロボットの真髄を理解している。
「巨大ロボットがあればこんなドラマができる」などの方法論もそうだが、「これが描きたい、こんなんあったらカッコいいに決まっている」みたいな、ロボットが目的化している創造論、全てを極めたロボットアニメファン。
まあ出渕裕さんは早くからプロだったけど。
そこで押井守監督は、やっぱり「あっち側の人間」だったのかな実は。


パトレイバーを習得した、と思ってTHE NEXT GENERATIONはじめたら思うようにいかなかったのかな。
そもそもEpisode0の「レイバーが廃れた世界」そのものがなんだろう、間違いの元な気がするし、巨大ロボットを分かっていなかったような印象が。
巨大ロボットを研究すればそれにリアリティがないことに行き着く? そんなんガンダムの時代からわかってたことじゃん。
無理は承知でヘッドギアはパトレイバーを作ったわけで、その作業は一種の執念ともいえる。
そのパトレイバー世界観に対して押井守監督は「やっぱりロボットは定着していない現代」に再設定したのだから、我々ファンとしては「高二病みたいなこと今更言われても困る」となる。
それとも本気で時代遅れの愚連隊を描こうとして失敗しただけなのか。

ううむ、落ち着いて考えたつもりが、やっぱりわからん。
なぜ押井監督は今になってパトレイバーを再開したのか。
単に誰かの企画に参加しているだけなのか?

ひとつ確かなのは、このTHE NEXT GENERATIONシリーズが非常に残念なことになってる点。

●J・エドガー

なんかGEOで見つけた映画。
フーヴァー長官を扱った映画があったんだしかもイーストウッド監督で、と驚いたがフーヴァー長官自身は映画はじめメディアによく出るんだそうな。
悪名高いフーヴァー長官だが、具体的にどう評判悪いのか、とりまこの映画で分かるであろうと視聴。
まあ結論から言うと、謎は謎のままで閉じた作品みたいな。
そんだけスゴい素材なんだな、未だ研究が進んでいないわけで。 ただ多くの人が認めるところもあって、犯罪捜査にただならぬ熱意があり、新しい操作方法などを導入し、ちょい頭固いがとにかくアメリカに貢献しようとした人物、という面。
しかしどこでどう間違ったのだろうか、FBI長官を50年という、異常なことになってゆく。 秘密により歴代大統領を脅し、その地位を守ったというのもアメリカ国民の間でもほぼ間違いのないことだと認識されているようだ。 だが具体的な秘密はやはり未だ不明。
共産主義からアメリカを守りたい一心で、いつの間にか「健康のためなら死んでもいい」みたいなおかしいことになったのだろうか。
イーストウッド監督による今作はふたつの時間軸を同時に進めてFBI50年を語ってゆくが、どうも生涯独身のフーヴァー長官と副官、BL的な感じだったのか? のか? という流れになったり横道だよなと。
もちっと「フォレスト・ガンプ/一期一会」みたいに面白おかしくしても怒らないよと言いたい。
典型的なコミック顔のディカプリオはなかなか好演というかそれっぽいが、フーヴァー長官30代から40代のメイクがちょっとテキトーな気もする。 まあメイクの必要もあまりなさそうだけど。
この映画、やや残念かな。
アメリカ史をもっと盛り込んだほうが楽しい映画になったかと。
ただイーストウッド監督の観やすい造りは相変わらずいいね。


●インセプション

ディカプリオつながりというわけでもないが、去年だったか観た映画。
いわゆるiTunes Storeの今週の百円映画に来たとき借りた。
大雑把に言えばバーチャルリアリティもの、みたいな。
ただしマトリックスのように人工的な独自世界ではなく、個人個人がそのつど見る夢が舞台。
なかなか面白いよこれ。
夢に入って情報聞き出すプロフェッショナル集団みたいな奴らが、今度はより難易度の高い「アイデアを置いていく」という逆の仕事を請け負う、それがインセプション。
この作品におけるアイデアの定義はともかく、インセプションによりアイデアを自分で思いついたように信じさせることができるのか〜とゆう話。
そんな請け負いと準備と同時進行で、ルール説明が行われてこれがけっこう長いが仕方ない。 マトリックスだって途中だいぶんルール説明はあったし。
他人の夢に入って制限のある中どう活動するか、なにが出来てなにが出来ないのか、そのルールがわかれば後半もスリリングとうもの。
結果的になんかいい話みたいな感じでよかったよかったとなった。
それと誰もが思うようなあのラストシーン。
あれはあれでいいと思うよ。 むしろあれしかない。
というか代替えできる他のラストシーンなんてないのでは。



●300

マンガかよ! と驚嘆する映画。
なんつても元ネタが史実のテルモピュライの戦い(いまぐぐった)なんだけど、歴史上こんな極端な戦いはそうそうないだろと。
でもってむろん、CGを多用した独特の映像や演出もあるんだけど、レオニダス王を演じる俳優さんのあのキャラクターが映画の迫力を決定づけているというか。
やっぱレオニダス王がバカみたいに大迫力であるからこそ作品が成り立っていて、そしてマンガのように見えてくるのだろう。
じっさいコミックスが原作みたいだし。
またこの映画を最初に観た時にラストシーンに感心した。
というものはっと気付かされるのは、テルモピュライの戦いで300人が命を投げうって守ったのはギリシア文明なのでは? と思ったから。
ギリシア・ローマ文明と言えば、現在の礎で欧米もそれに習った共和制を大切にしている。 日本も明治以来、その様式を取り入れて先進国化した。
選挙があったり議会があったり裁判所があったり法律があったり、なにもかもがギリシア・ローマからの遺産な気がするし、どんなに好き放題やってる独裁国、例えば北朝鮮人民共和国でも国名に「共和国」を、建前でもつけなければならないくらい。 中東でさえほとんどの国がイスラム法より優先する国家法があるだろうし。
現在まで続くその流れを、あの300人のスパルタ兵が守ったと思うとなんか泣けた。
ラストシーンで気づいてよかった。
だた、まあこの映画ではそれを強調するつもりはないようだし、思い違いかも知れないが。


日記など




●2015.5.3 iBookG4起動

なんかもらいもんのiBookがあるが、内臓バッテリーが完全に放電状態で使えなかった。
あとはまあ光学ドライブが壊れているが、こっちは今となってはどうとでもなるんでおk。
とにかくコードレスで使えないと取り回しに不便で。


ちな11年も前のノートブックコンピュータがなんの役に立つかというと。
旧い機器が対応している可能性が高いわけだこれが。
現にいま、用途としてはスキャナーに限られていて、これがハードオフ300円で買えるのが魅力。 まあ数年保たないけど、数年おきに300円なら安いと言えまいか。
だもんでたまーにアナログなイラストを描いて、それをスキャナーで取り込むときだけiBookG4も引っ張りだすという。
なかなか効率的だと思うが、不便なのは充電ケーブルによる取り回しだけ。
それを解消するにはバッテリーを交換するのがいい。
とゆわけで買った次第。


実はノートブックコンピュータはこのiBookG4がはじめてなんだけど、なかなか面白いもんだな。
持ち運べるパソコンか、それはそれで楽しいものだ、メインの用途としては個人的にまったく必要ない機能だが。
とにかく安い中国製バッテリーのおかげで気軽に使えるようになった。

が、まだまだ課題があったことを思い出す。
いまiPhone用に取り付けているFONルーターを認識しない。
つまり無線LANにつながらない。
むろんネットしたいわけじゃないんで本来それでも不都合ないはずだが、ファイルの受け渡しもいま無線に慣れてるもんだからかなり不自由な気がしてきて。
インターネット共有とかどうもうまく動かないし・・・・。
でもまあ、いじってたらBluetooth共有でなんとかなりました。
十年ちょい前のMacなら無線LANもBluetoothもオプションではなく内蔵しているので楽。
そのBluetoothもiPhoneとかだと電池の節約にOFFしてあるため、ふだん意識しないようになってたが、メインPCであるiMacは電池の心配もないため常に入れてある、というかMagic Trackpadを使うため必須。
共有設定入れたら、こっちのiMacからiBook内をブラウズできるようになった。


これで300円の中古スキャナーを便利に使える。
いままでは充電ケーブル&USBメモリでやりくりしてたから。

あとは、アナログ画を描く機会がそんなにあるかって話だが、準備は必要かと。
とまそゆわけ。


●アレがあった

なんかiBookG4の話続き。
10年以上前のPCであれば10年前のソフトウェア/ハードウェアが使えるという件だけど、他にも「Poser5j」が使えた。
Poserとは予め用意されたデジタルフィギュアにポーズつけたりできる3DCGソフトで、いちおうアニメーションも作れるがそこまでやる気はない。
もともと二万円くらいするソフトであり、買う予定はなかったのだが、昔あったコンテンツパラダイスという海外のサイトだったっけ、違うかもしれないが、期間限定でPoser5jのユーザーコード配布していたのですかさずゲット。
その時はひとつふたつ旧いバージョンとなっていたのだろうが無料で手に入ってとにかくお得。
のちにかような幸運は二度と舞い込んでこなかったこと考えればエラく気前がいいプレゼントだな。

これがIntel入ってるMacに買い替えたとたん、動かなくなるわけで。
そんなわけで今はiPoserを使っているが、フィギュアの種類は少ないしオプションも選べないし多少、不便している。


で先日、バッテリー買って再起動してみたiBookG4だが、よくみてみるとPoser5j入ってた。
なるほどね、旧い環境が使えるというのは便利なものだなと感心した次第。
Poser5jの5はバージョンで、いまはいくつだろう、8くらいかな。
jというのは日本語版という意味で、これが無料で手に入る機会はもうないのでわ。
このPoser5jだと様々なフィギュアやオプションが使えるが、とくに重宝しそうなのが骸骨だろうか。


他にもデータ入出力にやや自由度があるんで過去に入手した素材も使えるし。

 

骸骨のばあいはイラストの素材や下描きではなく、なんかネタに使えるような気がする。
過去にはピアプロに投下したネタ絵もあるがそんな感じで。


いまんとこ使う予定ないけどね。
昔揃えたなにかしらが再び使える可能性というのはいいものだ。

まあそんな感じ。








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