なんか怪獣イラスト/怪獣の話などのてきとうwiki

   

なんかabout-17.5からの続き





●2017.5.28 釣れるときは釣れる

朝の4時半から多摩川で釣りはじめ、約一時間半で三匹釣って帰宅しましたとさ。

これは、理想的な展開ですね、パッと釣って道が混まないうちにさっさと帰る、そーゆー釣りがしたかったので。
しかも冬からの渇水期が終わったのか、けっこう水があるような雰囲気で、鯉がウヨウヨと。
まあウヨウヨいても竿は一本、釣れるのは一匹づつだけど。

最初の一投目から釣れるという、珍しい体験も。
ちなみにそのときは焼き麩でした。
焼き麩はあまり飛ばないですね、明るくなってからは十メートル距離狙いなんでより遠くへ飛ぶいつもの食パンブロック。
最後に釣った鯉はなかなか良いファイトで、かなりデカく見えたんですけどね、測ってみるとやっぱり70センチ。 尻尾の上端で測っても3センチ上乗せできるかどうか・・・ホントにメジャーが間違ってないか? 頭がデカいから巨鯉にみえただけ?


なんか近くに小川があるような環境に住みたいですね、まったくの気まぐれで二時間ほどマブナ釣って戻るみたいに楽しみたい。
玄関に布袋竹の延べ竿が置いてあるくらいな生活に憧れる。
ともあれ、7時にはPCで創作みたいな活動ができるので、なんか描きたい。

とまあそんな話。

最近観た映画





●失われたアトランティス大陸を求めて

 ↑Amazonリンクは無関係な謎の大陸アトランティス

ジェームズ・キャメロン製作総指揮みたいなドキュメンタリーをHULUで。
ナショナルジオグラフィックのコンテンツで、まだAmazonにDVDとかないんで上記の通り無関係な映画を貼ってます。
文章だけだと退屈なページになってしまうので。

監督はシムカというから、以前にYouTubeで観た(まあ違法視聴になるんだけど)「出エジプト記の“真実”」のスタッフですね。
時代がかなり新しくなったようで、ドローンに水中ドローン、4kカメラなどなどが調査に使われています。
このまえの出エジプト記ドキュメンタリーはね、どー考えてもリドリー・スコット作品「エクソダス:神と王」の元ネタだと思うのだが・・・。
要は出エジプト記に記されているエジプト十の厄災は、火山活動のガスや灰で説明できる、というちょっとムリがあるが科学的な話を、そのまま十戒のリメイク版であるエクソダスという映画にも適用したみたいな。 ま、もしかするとジェームズ・キャメロンにとってリドリー・スコットは業界の大先輩なのでネタを提供してたのかも。
つかジェームズ・キャメロンがまだ若い(ゆうても60代前半であるが)こと、今回のHD視聴ではじめて知った。

同じ感想を西田敏行でも感じていて、ここ十年、映画などに出演するたび「あの人もう80代くらいかと思ってた」みたいな。

さて、失われたアトランティスというお題目でドキュメンタリーであるが。
実を言うと近年のドキュメンタリーは従来とはワケが違うというか、かなり本格的である。
けっこー具体的な発見をして、考古学界に記録が残ることもあるというか、今回のアトランティスのばあいはむろん「アトランティス特定!」などということは有り得ず、そこ謎のまま残るという従来通りな顛末なのだが、途中でなかなか良い発見をしている。

アトランティスゆうと「ジブラルタルから向こう」というのが定説で、地中海からあっちは外宇宙みたいな時代だし、「向こう」という解釈が曖昧すぎてどこでもアトランティスの可能性があるのだが、そもそも紀元前の世界で大西洋に人いたんですか? という。
すると、大西洋のど真ん中にある島で、まだ研究は進んでいないがどうも古代ローマの墓らしいぞ・・という遺跡はっけーん。 じゃあ、少なくとも古代ローマ人は大西洋の真ん中までは航海できたわけかなるほど。

また地中海からジブラルタル海峡こえてすぐのとこに石の錨を複数はっけーん。
石の錨を使う、つまり古代人の交易圏があったらしいという状況証拠にはなるわけだ。 むろん近代まで、石の錨を使ってた民族が居たかもだが。
ゆうても驚愕の発見、というほどでもなく、古代文明好きであれば誰でも「フェニキア人ならスペインの南くらいまで来れるかも・・」と思うであろう。

これら発見だけでも大収穫といえる。

まあアトランティスというと、どうしても曖昧で不確定要素ばかりな話になるんで「実は創作では」という疑惑も拭えない。
この番組でもそれは念頭に置いてあるが、じゃあ元ネタはなによ、というふうに思考を進めるのも従来通り。 とーぜんいちばんの容疑者はサントリーニ島大噴火ですね、人類史上なかなかお目にかかれない大災害なんで、プラトンや他のギリシャ人が元ネタにした可能性が高い。
そこもちゃんと取り扱っていて面白い。

面白いといえば、西洋世界でのアトランティスって概念が面白いというか。
まず取材スタッフが怪しい候補地に向かい、現地に詳しい考古学者などに合うのはいつもどおりのドキュメンタリーなのだが、どこに行っても現地に詳しい人々はアトランティスの相談に乗ってくれるというか・・・さらに言うと自分なりの「アトランティス論考」を披露してくれるという。
「わしゃーこう思ってるよ!」ってなもんで。 誰も彼も。

純粋に科学的な見方をすると、プラトンの著書に書いてある誰それの話、というだけであり、なんも根拠はない。
これは禁句かもしれないが、キリスト教の福音書と同じことなんだけど。
少なくとも歴史家が公式な見解を述べるような類ではないのがアトランティス。
しかし夢のある話ではありますね、じっさい見つかってほしい。


一般に高等な文明はメソポタミアからであり、さらに限定するとシュメールからなんだけど、シュメールの登場があまりにも突発的すぎるんで、それ以前にあった何かしらの文明を受け継いでいるのでは、という考えはフツーに歴史家が想うことだし、鉄の発明はヒッタイト人ではなく、以前からあった技術を受け継いでいるという考えもけっこう普遍的だし、まあ9000年は(プラトンそのものが紀元前の人なんで今で言う1万年以上前)大げさにしても、メソポタミア以前の文明が発見されれば誰だって嬉しい。

ちなみに同じ謎の大陸系でもムー大陸だと、さすがに怪しすぎる・・・となってしまいます。
ムー大陸を主張しているチャーチワードが心霊関係ゆうか経歴詐称というか、とにかく怪しいんで。
むろんアトランティスも、同じくらいアヤフヤな話なんですけど、魅力がある。

まったく関係ない話だけど、古代史ってバカとかゲタとかドロンとかゲロンとかネコとか変な名前多いね。

さらに余談を言うと、HULUはリニューアルしたはいいが、なかなか迷走中なご様子で。
リニューアルには意義がある、というのが個人的意見なんだけど、とにかく使いにくいのは事実。 不具合多数みたいな。
イチイチあげるとキリがないが、まずアプリ起動の段階で変な案内表示みたいのが出てイラッとするし、またサムネというかプレビュー画像にタイトルのテキストが付属していないコンテンツもまだまだ多く、作品名すらパッと見でわからない始末。
リストのたぐいはなぜか横長がデフォになって、従来通りのリストを出すのに余分な操作が必要になるし。
それとひとつ視聴するたびになーんか面倒なことになるんだよね、放っておくと次の候補動画に移動してしまうし。 前にも言ったが、連続視聴はオフにしてます。

最大の問題はアレですね、とにかく滑る。
滑るという表現はわかりにくいが、動作が遅くて意中の操作がまったくできないという。
リモコンで上下左右キー押しても反応が遅すぎて行き過ぎたりするってことです。 カチッとした手応えがない。
スーパーマリオブラザーズより難しいというと超大げさですが、似たようなもん。
ちな環境はAppleTV第二世代くらいです。


ま、HULUに関してはたぶん世界中から苦情殺到で、対処する方も大変でしょうね。
少しずつでも改善してもらいたい。

とまあそんな話。


●不死鳥ロボット フェニックスキング

 ※なんか繰り返し言うけど、ぶっちゃけ違法視聴ではあります。

えっと韓国アニメの話。
要は配信してないゆうか、日本じゃDVDも絶望的で、YouTubeなどに無断掲載されてるのを観るしかないわけで、仮にレンタルしてたとしても、コレに課金するのはちょっと根性いりますぜ。 70〜80年代の韓国アニメって基本的にフィルム痛み放題がデフォなんで、そんな質の悪い映像に対価を支払うってね。

そもそも韓国語なんで何言ってるのかサッパリなんだけど、そこはそれ、観てればなんとなーく話がわかるもんです。
要は銀河漂流バイファム的な感じで、まあじっさい状況は違うにせよ、子供たちが宇宙船でどこかの惑星基地に行ったらすでに侵略者の手に落ちていた、という。
そこでフェニックスキングを探しにいったん他の星へ行き、戦うためにもどってくると。

クオリティの低さについて、まあ語るとキリがないんだけど、最低限のことをポツリと。
要は、企画の段階でやる気がないんですよね韓国は。
日本と同様、南米や東南アジアにアニメ売ろうという気はあるんだけど、なぜか積極的に攻勢しようという気概がなかったのか、あるいは日本アニメのフォロワーという独特の「おいしいとこだけもらって稼ぐ」方式にこだわったためか、長期的に失敗したわけ。
あ、このことはつまり「日本と韓国じゃ人口が倍近く違う、市場が小さいのだから予算がないのは仕方ないのだ」という理屈は通じない、ということですはい。
以前は自分自身がそー想ってましたが、あらためました。
また予算の問題だけか? とう話にもなってくるし。

フェニックスキングのデザインは、何がパクリ元でしょうね、トランスフォーマーという話もあれば、ダイアクロンという説もあり。 まあどっちも同じようなもんですね、ダイアクロンの玩具を名前かえてトランスフォーマーにモデルチェンジしたこともあるでしょうし。
ただハッキリしないだけで、覚えはあるんです、だからパクリであることは間違いない。


フェニックスの神秘力がある魔神にしては変なデザインではあります。
見た目でわかるが、もうトラックに変形が前提な姿であるわけでして・・・じっさいラストに変形します。
しかしまあ、なんと意味のない変形でしょうか、最後の戦いが終わり、星へ着陸してみんなのもとへ帰るタイミングで、何故かトラックに変形、走ってゆくという。
それだけのためか・・劇中あの変形システムが役に立つことは全くないし。

あとは戦闘シーンがショボいんですね、最初の侵略者による惑星基地の攻撃はなかなかスケール感があるが、その後が酷いゆうか。
まあ韓国アニメに限らず、当時のアニメは巨大戦力だけで勝ち進んだ侵略悪党が、実はレジスタンスのゲリラ戦に弱かったりというパターン。
そんなレジスタンスの掃討に使われるロボット相手だからショボくてとうぜん。
その後、ちゃんと艦隊とも戦うが、やはりどうにもスケール感を取り戻せず終わったみたいな。

とかなんとか酷い点をあげつらいつつ、やっぱり好きですね韓国アニメは。
本来こんなもんでいいんじゃないかなアニメは。 日本が頑張り過ぎなだけで。
また、韓国アニメみてると衝撃を受けることも多々あって、フェニックスキングではとりま2シーンあります。
ひとつは宇宙船の窓をあけてロケット魚雷を拳銃で撃ち落とすシーン。
エアポートシリーズかよ! という非常識な場面で、まあエアポート'80でのアレは、驚きでしたよね。 つか真面目にスリリングな映画だと思って観てると危険で、アメリカでの上映ではたぶん何十人かが不意打ちくらって笑い死にしたのではないかという。
同じ衝撃をフェニックスキングでもういちど、というあんばい。



もーひとつは、ロケットパンチ的な攻撃。
そもそも手首だったり肘から飛んだり、設定に統一感がないのはいいとして。
手首ナックル飛ばしたほうです、上腕部の先端に、ジョイントらしきメカニズムがなーんもない。
のっぺらぼうです、まったく何もないという衝撃。
これはけっこーインパクトありました。

かような体験ができるから貴重なんですよ韓国アニメ。
ちなみに当時は韓国という国自体が印象薄く、なんなら香港みたいな中国の経済特区くらいに思っていたし、情報が入ってこないのでテコンVもスペースガンダムVもフェニックスキングもまったく知りませんでした。 逆に日本のアニメがアジアで人気というのも知らなかったし。
坂の上の欧米だけをまっすぐに見つめて歩いてましたからね日本は。

いろいろ語りたいけどこのへんで。


●スペースガンダムV


しつこいようだけど違法視聴という形になります、YouTubeに投稿された映画を観るのは。
それを自覚した上で、自分は犯罪者という意識をもっていればまあおk・・・ではないが、清廉潔白に生きたいとも思わないのでこのくらいは。
じっさい、スペースガンダムVは他にてきとうな手段がないので、投稿動画みるしかないし。

韓国人が過去の自国興行師を恥じる好例みたいなスペースガンダムV。
スペースガ、ガ、ガ・・ええっ! 何マジ!? みたいな。

まあ最大の問題は。
日本で正式なDVDや配信が今後あるか、ということですよね。
タイトルがコレですからタイトルが。
あとロボはアレですし。


でも面白いんだなコレが。
過去にも記事を書いてるし、もう5回くらい繰り返し視聴しているほど。
なにが魅力なのかもよくわからないのだが、むき出しのパクリ精神は賞賛すべき、なのかな?
そもそもこの映画、誰かが日本から持ち帰った完全変形バルキリーが元手だそうで、そんな玩具から発想を得て一本作り上げるってのがスゴい。
なぜかアメリカで人気のバルキリー、アメリカはなんの必要があるのか唯一、大量に空母を保有する国で、空母にふさわしい艦載機みたいな理想がバルキリーなのかも。

また元手が玩具のバルキリーとして、まだまだ「リアルロボットアニメ」という概念がなかった様子で、バルキリーのデザインままでスーパーロボット扱いっていう。
今でもあるのか、ニコニコ動画に投稿されたこともあり、ニコニコはとーぜんコメント表示されるのだが、一般視聴者には前半のグダグダがかなりキツいらしい。
そりゃそうか、B級からZ級アニメが好きなマニアでない限り、とうぜんのことです。
具体的には、戦いと関係のない下町コントというか寸劇が次々と、という感じ。
しかしそこには太古の昔に存在した、子供向けアニメのエッセンスが込められている気がして、ミョーに心惹かれる。

内容的にはそんな悪くもないと思うけど、ピンポイントで全てを破壊する会心のボケをかましてくれる物語。
ハデス将軍(だっけ?)がネズミを素材に怪獣を作って地球攻撃! ってネズミをそのまんま相似拡大かい! みたいな。
クモも同じでアーリマンも同じ。
つかトカゲやネズミはわかるが、アーリマンは何なの? 地球の普遍的な生き物を拾ってきたわけではないのか。


神の一族らしい連中は、要するに科学力が人類より上ってだけでしょう。
神の一族の尖兵というか調査委員みたいなハデスと、いわゆる天使的なポジションのティケという構図でしょうたぶん。
このティケとハデスの会話、まあ韓国語だからわからんのだが、印象的で。
やっぱり韓国語の語感が強いってのは本当らしく、妙に喧嘩腰に聞こえるわけです。
「地球にも優しい心や親切な人々が存在するんだよっ! こんにゃろ」みたいな。

地球人にも存続の価値はある、という悪くない話なんですが。
巨大ネズミやクモが暴れるたび、地球人に扮したティケが叫ぶ「ガンダーム!!」でどーしても吹く。
いやあ「機動戦士ガンダム00」の前にスペースガンダムV観てたら危ないとこでした。 刹那がガンダムガンダム叫ぶたびに大爆笑ですわ。
他にもツッコミどころ満載で、語るとキリがないのだが、それはこのさい魅力です。


ただ、単にバカな映画として笑い飛ばす、というだけで何度も視聴できるものでもなし。
根源的なアニメの魅力に気付かされるんでしょうね、例えば「主人公が薄くてもロボットさえ出てればアニメは楽しい」などなど。

とまあそんな感じで。


●それゆけ! 宇宙戦艦亀甲


なんか日本では知られてなさすぎでタイトルすら不明なんだけど。
まあ率直にグーグル翻訳すればそれゆけ! 宇宙戦艦亀甲となります。
宇宙戦艦亀船だと「艦」「船」という類似した字が重複なんで宇宙戦艦亀甲が正しいのでしょうたぶん。

1979年なんで、非常に微妙な時期です、日本だとかなり新しい時代なんですが韓国だと・・十年以上旧いフィルムに見えるんです。
そもそも韓国は少なくとも60年代にはけっこーアニメ作ってますが、やっぱりテコンVがひとつの頂点だったのでは。 頂点というのが正しくないとしても、ひとつの転換期みたいな? 要は日本のロボットアニメ、SFアニメを全面的にパクる方針になった的な。
でも80年代の作品群にくらべると、圧倒的にクオリティは高いというか、作画枚数頑張ってるゆうか、不思議なもんで。
同時にデッサン狂いまくりなんで北朝鮮アニメと似ている次第。

今回の宇宙戦艦亀甲はテコンVシリーズのひとつという感じで、でもやっぱり宇宙戦艦ヤマトのパクリでしょうね。
そして亀甲船を宇宙船にという発想は、どこまでジョークでどこまで本気なのかがわかりません。
いちおう軽く説明すると、亀甲船、亀船とよばれるものは朝鮮の歴史上、実在したのだと信じられている幻の戦闘艦で、その性能は当時のあらゆる艦船を凌駕するとも信じられていて、まあ韓国的愛国心を想起するような点で日本の戦艦大和とは共通ですね。
ゆえに戦艦大和がスペースシップになるように、亀甲船に置き換えるのはわかるんだけど、どこまで真面目なのかなという。

途中のシーンで李舜臣を思い浮かべて独白みたいなのがありますね、やっぱりマジなのかな。
イ・スンシン将軍と亀甲船は山本五十六と大和と同じく、セットで考えられる歴史的人物です。

えーっと、内容ですが・・・。
もう三回くらい観てるのにどーも頭に入りません。
唯一面白いのが一つ目動物の星に立ち寄るとこくらいで、アレは寓話的ですね、一つ目動物たちは「目がふたつある人間だぞ、おっかしーw」と笑うみたいな。
しかしここでのアドベンチャーも最後の一つ目大恐竜がなんだかよくわからず。 誰かの幻影攻撃だったのか? フェードするように消えた記憶があるのだが。
厨房で働いていた韓国アニメに定番なブサイク子供はしつこく冒険に参加しようとしてたが、敵兵侵入で活劇したため最後は認められたようです。
韓国語なんで詳しくはわからず、だがしかし観てればかようなシーンもそれとなく分かるわけです。
なんだけど、内容が薄いのか頭に入りません。
あとで思い出すのに苦労する。

わりと他のシリーズと違う、本格的なSFなんですけどね。
冒頭でかなり荒廃した地球が描かれ、それが理由で亀甲船が発進するとか宇宙戦艦ヤマトみたいだし。
そいや何で発信したんだっけという件、よくわからんが何かを取りに行ったわけで、そこを台詞説明ということかも。
とにかく成果はあったのでしょう、でないと話盛り上がらんし。

いろいろ語りたいけど混乱してくるのでこのへんで。

●ディー・ウォーズ


HULUにD-WARSきてたんで久しぶりに視聴。
ゆうても十年経ってないよなDVD借りてから。

説明すると、韓国のファンタジー映画みたいな?
記憶曖昧なのだが、おそらく制作費一億ドル級の、それほど制作費をかけない傾向がある韓国としては最大規模の作品。
特徴は舞台をアメリカとし、俳優陣もアメリカでかためるという押井監督のアヴァロン的な手法。

ゆうても欧米コンプレックスあるよね・・・このへん日本も笑えないんだけど韓国はよりコンプ強いゆうか。
まだ見ぬ知られてない神秘の東洋がある、という風に思われたいんでしょう。
さすがに俳優さんや女優さんは金髪碧眼というほどでもない無難な容姿の人を採用してますが、白人には違いないわけで、それを朝鮮人の転生というか使命を受け継いだ戦士というか、そう描きたい欲求が垣間見えて。
ただ露骨に白人たちがこぞって「韓国スゲー!」「なんて素晴らしい国なんでしょう」などと劇中絶賛させる演出ではないです。
かように「ホメられたい系」はむしろ日本のほうが危ないっすね。 例えば血界戦線とかみるとそんなニュアンス感じるし。

レンタルで観た当時はかなりガッカリ感があったが、今観るとけっこー楽しめる超大作かも。
見どころは魔界軍団との戦争シーンで、後述する理由で面白い仕上がりになってる。
朝鮮歴史ドラマ部分は・・・相変わらずの、テレビドラマで見慣れたアレです。 色彩感覚がね、ちょいおかしいというか、じっさい500年前の市民がどんな色の服を着てたかなんて資料がないんじゃないのかと思う。 あったとて日本でも派手な時代が終わり、ワビサビの鎌倉時代とか室町時代とかあたりだろうに。
またハリウッド拳法、通称クルクル拳法とかピョンピョン拳法なども堪能できます。 アレをじっさいの武術として本気で取り組んでるの韓国だけでは?
古朝鮮なのになぜか中国拳法の軽功も使います。
こーゆーと「韓国=パクリ大国」とか思うかもだけど、じっさい中国の一部(悪く言えば属国)なんで文明や技術において共通もあったらしい。

この映画、それなりに営業に力を入れてますが、予算かけたのならそれは当然、でも売れた気配がない。
それはたぶん、演出がじゃっかんマヌケなためかと思う。
なんか変なんですよねいろいろと。 編集とかカメラワークの問題なのかなあ・・・とにかく気が抜けた感じの作品なんですわ。
敵の大将(けっきょく兵士と同じ量産型人形だったのか?)が二度も車に轢かれたり剣を取られたり、まあ意図したギャグなのかもだが。
ところが、バトルシーンが連続する部分なのになると急に面白くなったりするんです。
コレはおそらく、魔界軍団との戦争はハリウッドのショップかなんかに委託したのだと想像に易いのだが、そのさいにSFX監督が演出を肩代わりしたのではと。
ハリーハウゼンがそうですよね、特撮が関わる部分には演出だろうが演技であろうが口を出す権限を、事前に求めたそうな。
さらにシーンの照明からカメラワークまで、ぜーんぶ自分が管理していたという。

要はバトルシーンが面白いのは本編監督ではなく、ハリウッドの腕利きが担当しているからではないかという推察。

ま、それでもラストのドラゴン対決はイマひとつなんですけどね。
もちろん「何が起こるんだろうわくわく」という期待を裏切ったのも確かだが、それ以前に絵が大部分3DCGになっちゃって薄味に。
だもんで全体的に残念な映画であり、興行的にも成功した雰囲気ではないのだが、いま改めてHULUのHD画面でみるとアメリカの都市に魔界軍団というアベンジャーズ的なファンタジー感がけっこー楽しめるゆうわけ。

とまあそんな感じで。


●太極少年白いワシ


としかグーグル翻訳されないっす。
タイトルが、原語でしかわからんとです。
日本では公開されなかった類でしょうね、他に正しい読みがあっても知らんし。
でも白いワシは変だなあ、そこはカタカナ語で記したかった。

軽く調べたんですよ、ハングルの読み方とかも。
しかし、サッパリですね・・・アルファベットに慣れたせいか、法則がサッパリわからず。 つかそれ以前に記号を覚えなくてはならないようで、ネットのハングル講座から読み解くのは諦めました。 めんどくさい。
でグーグル翻訳にもどって音声で再生してみるが、どーも当てにならん気がして・・白いワシはフィンドグスリとでもいうのか、そう聞こえるが、でわグーグル翻訳で出てくるローマ字表記はというとhuin dogsuliです。 じゃあ白頭山をペクトゥサンってのはなんでだよ。
ホント、どう解釈すればわからんので上記のように「白いワシ」としました。
白鷲としたほうが良かった?

そして何度も繰り返すが、まあ映画をYouTubeで観るのは(公式配信でないかぎり)違法となりますのでご注意。
ただこのばあい、後述する理由でどー考えても日本で公開されないだろ、とゆー類の作品なんで、もう仕方ないのです。
文化交流だと思って許してもらいたい。

内容の話いきますか、これまた言葉がわからんからサッパリなんですが。
えーっとまず、最初に指摘しなければならない義務なんであげとくと、韓国版ガッチャマンです。
名前も大鷲の健みたいだし・・・ヘルメットはデザインが物凄く劣化しているんだけど、不思議とガッチャマンのパクリであることは疑いようがなく。
マントのせいですかね〜破裏拳ポリマーや新造人間キャシャーンではないのが明らか。
ほらね、日本で公開されない類と言ったのはかようなワケなんどすわ。

実はまだ途中まで視聴なんで、内容はもういいや。
それよか気になるのが品質で、まあ技術的に劣っているのは仕方がないことで、国ごとに進捗度合いが違うのは当たり前、パクリそのものはぶっちゃけ日本はオリジナリティある国と言われるがパクリ超大国であり、例えばチームではなくソロの仮面ライダーがヒットするとやはりソロ系のヒーローが氾濫みたいな。 マジンガーZの後にロボットアニメ大挙製作ですしね。 路線を真似するのはかまわないし、パクリも度を越してなければ問題ないんです。
韓国の場合は度を越しすぎてるわけですけど。

たったいま言ったように、アニメ技術が遅れているのは仕方ないことで、でもまあ逆にスペースガンダムV時代より動きはいいですね。
観た感じ、カラーになってる以外日本より20年遅れている雰囲気で、まあ日本つったってあの頃のアニメは酷かったですから、大目に見るという。
ただ、80年代中頃まで続いた音源の枯渇状態はなんでだろうね、そもそも今まで観てきた韓国アニメって制作会社が同じなの? 同じ音って。
こんだけ長くアニメ作ってて音素材のライブラリが増えないって・・・私は旧い百科事典やら子供向け雑誌などで知ってますが、50年代の日本アニメスタッフは様々な手段で音源をとってた様子なんですけどね、有名なのはお椀をパカパカやって馬の足音とか、小豆あらいみたいな感じで波の音とか。
そうやって作品ごとに増えてくでしょフツーは。 なぜ精進しない、という疑問。
ついでに言うと、それこそ釜山あたりで受信できる日本のテレビ放送から録音すればよくね? それくらいは許してくれると思うよ、という。
また繰り返しになるが、日本の古道具屋でNHKとかの音素材テープも千円くらいで買えたと・・・まあいいや。

 ↑昔読んだ音源製作記事はたぶんこの作品 1958年だってさ

あとは・・・・。
作品そのもののクオリティは大目に見るとして、フィルムの痛み具合がスゴいですな。
円谷プロで発掘された未公開フィルムもそうですし、かなり高い意識をもっていないと作品は痛むのは常識。 まあテレビ放送されたのをVHS録画してYouTubeにうpしてるのだろうが、それを考慮してもボロボロですがな。
そこがスゴい気になって仕方ない。
なんか昔8ミリフィルムで個人映画やっていたこともあり、また他人よりは旧いカートゥーンとかよく観る方なんでわかるが、この白いワシは1979年の映画とは思えん。
ぶっちゃけアメリカなら1930年代くらいの感じであり、傷んでいるというより劣化しているんだよね。

どーゆーことかというと、ゴーストが出るんです。
一体全体、どんな現象なのかわかりかねるが、例えばセル画で描かれた人物の左右に黒いゴーストが同じように動いていて、フィルム巻いたときに重なったものが裏写りするなどというのとは明らかに違う、不思議なリアルタイム影みたいな。
あとはフィルムの左右にもまた、同じコマの別な部分が縦長に写り込んでいるようで、これも不思議や。
上下ならわかるんですわ、8ミリフィルム上映でもよくあるが、上下ならフィルム進行方向だから調整がズレればそりゃ前のコマの下端とか次のコマの上端とか映りますが、左右って何。 撮影カメラでもそんな現象、あるかなあ・・・とにかく謎。

あとは、映像そのものの鮮明度がね、何もかも悪いというのも変で。
繰り返すけど、8ミリフィルム映画やってたのでどのメディアがどの程度の画質かは心得ているつもりで、でもこの白いワシという映画は16ミリフィルムだとしても画質悪っ。
ゆうても可能性としては16ミリがいちばん高いというか、さすがにそれ以下はあり得ん。
たぶん公民館などで上映するプリントしか残っていないとか、そんなとこか。
まあとにかく8ミリフィルムみたいな画質という。
いや。


↑8ミリフィルムだってこのくらいには映るんです。
無論これデジタルで鮮やかにして手ぶれ補正もかけてますが、元がよくないとそれ以上にならんわけで。
やっぱフィルムの大小はあまり関係ない気がしてきた。
この韓国アニメ映画、おそらくフツーに35ミリだったけど、「物凄く劣化した」という風に考えてもいいかなと単純に。
劣化の度合いは、際限がないですからね・・・保全する側の心構えと言うか、保全という意識さえあったかどうか。

ともあれ1979年とは思えない映画です。
そんな時代だったんだねーと云うのは簡単ですが、実は今でも同じだったりして。
日本のテレビアニメはここ数年でエラいクオリティが高くなりましたからね〜、コンテンツ大国とそうでない国と差があるという相変わらずな現状。
あとは特撮。 今はコンピュータグラフィックスで何でもできる? とんでもない。
なんか造形技術が異様に発達してきたし、少林サッカーでもわかるが現場の殺陣が優れているからCGで描き足しても映えるわけで。
むろん企画から演出、脚本まで総合的な実力が必要なんで、けっこー厳しいですよ今現在でも。

ゆうても今の韓国は映像大国で、デジタルフィルムの取り扱いはもう手慣れたもんだろうし、ネット情報時代なんでパクリはすぐわかるし、1979年当時のような極端なことはもうないだろうと思うけど。 もっとも日本であっても、数年前の重いデジタル生フィルムがなくなってMPEGファイル版しか残ってませーん、というドラマとかありそうな気がして、そーゆー事態は韓国で起こりうる、かな。
フィルム劣化の話はもういいや、特撮といや牙狼とか韓国が大好きそうなジャンルなんだから、そーゆーのパクればいいと思うよ、日本の中学高校生のうるさいのがパクリ国家だと必要以上に騒ぐだろうけど気にすることはない。
が、ないんだよねやっぱり。 上記のように難しいんだろうねデザインとか造形とかいろいろ。


とまあそんな話。


●稲妻アトム


しぶとく韓国アニメ。
テーマを決めたらとことんと・・・とゆうタイプではないが、ともあれ視聴しはじめたとこ。

今度は1971年です、観てると謎が深まる。
まあ作画枚数も多く、デッサンが狂ってるのはこの時代日本も同じなんだけど、基本的に遡るほどクオリティが高い不思議。
音もシッカリしてね? この頃の音源どうした韓国アニメ、70から80年代に無くしてしまったのか?
まあ東映動画なんかも時代が新しいほど作画枚数は減って最後にはテレビアニメで「東映は作画レベルが低い」とされたんだけど、内容的にはむしろ尖った攻撃的な営業っぷりでデビルマンやらマジンガーZやら世に送り出し、特に主人公メカの世代交代であるグレートマジンガー登場のあたりは伝説的なので、単純に日本と韓国、比較はできない。

稲妻アトムに話もどすと。
タイトルがアトムなんで、まあパクリアニメには違いないがケッコー頑張ってるほうというか、全体的にこのころは日本とさほど差がないような気もする。
さほど差がないということはあるわけで、具体的に言うと不安を感じさせる演出、デザインの数々。
まず冒頭から恐ろしい破壊工作シーンからはじまり、子供に化けた工作員が最新鋭らしいロケットを奪取、勝手にあらゆる操作を行い、うっかりミスでミサイル乱射、研究所は所員から軍隊(ガードマン?)まで総出で大慌てという・・・身の毛もよだつ凶悪なテロですな。
このシーンの正体は、子供に化けた工作員ではなく、ホントに子供のイタズラでした。
微笑ましく楽しく観る場面らしい、演出意図としては。

あとはあらゆる絵が、デザインが、なーんか人心を暗い方向に沈み込ませる効果があるようで・・・。
うまく言えないので例えをひとつふたつ出すと、ヘリコプターのデザインが建築物みたいなんですよね、前面の壁に窓がひとつという。 観てるとなーんか不安な気持ちになるという、催眠効果というかなんというか。 いろいろ心配しちゃうじゃん、横の視界をどーすんねんみたいに。
それと絵が時々、生理的に気持ち悪いというか・・・ペロッと舌を出した感じがキモかったり、哺乳類を爬虫類みたいな感じで描いたりとか細々とした点。
他にも研究所のデスク引き出しがモニタというかオシロスコープ的に使ったりするなどなど変なところも多いがそれは逆に斬新というか、ホントこの頃はちゃんとアイデア出してたんだなと感心する。

あとアトムのデザインはまったく新しいというか、じゃあ名前もオリジナルにしろよと思うのだが、このときは本気で日本アニメの題名が普遍的な名詞と想ってたかも。
むろんスペースガンダムVの頃になるとその言い訳は通用しなくなってしまったのだが。
ゆうても動きとか、欧米のカートゥーンっぽいところがあり、じゃあこの時代はパクリ元がそっちだった可能性もあります。
ロケットや敵メカのデザインがそうであるかもしれないわけで、油断はできないという。

それと、いちばん重要であろう話の方は・・。
あまり面白くないような。 むろん、言葉がわからないというのもありますが、たぶん字幕がついてもそれほど楽しめないかも。
なんでだろうね、やっぱり欧米のカートゥーンを真似てばかりな内容だからかね。 それなりに見どころはあると思うのだが。
メカデザインなんかも「あったあった」と唸るような、1971年とは思えない古めかしい感覚で、面白いっちゃ面白いけど意図してやってるのかホントに韓国は遅れていたのか判断しかねる。
テンポは速くて、半分以上は視聴してるがいろんな出来事が発生している。 だがそれが「チンタラ小競り合い繰り返してるな・・」となってきた。

あとは異位高内画いろいろ動いて面白いのだが、これはあくまで自分がB級映画ファンだからであって、一般視聴者からみると・・・そんな面白くないと思う。
砲弾同士が擬人化で殴り合いして最後爆発とか首や腕が伸びる敵兵との大量に盛り込まれた戦闘シーンの各アイデアとか、アメリカのカートゥーンで大爆笑した思い出から比較すると、どーもセンスがないような気がして。 いやホント、いろいろアイデア込められているんで評価したいんだけどね。
なんでだろうね、演出がモタモタしている感じもあるし、くどいようでもあるし・・まあいいや。

とまーなんつか、そんな感じで。


●惑星ロボット サンダーA


韓国アニメ、サンダーAをまたまた視聴、以前にもこのwikiのどこかに書いたはずですが、見識かわってるかもなんでもう一度。

相変わらずYouTubeでタダ見です。 繰り返すけどパクリアニメなため、日本じゃ正規の配信やDVDが期待できないこと、将来あったとて、このクオリティに対価を支払う勇気がちょっとないこと、が理由です。 まあ観たい人はYouTubeに無断投稿された映画は違法という自覚をもって、という感じで。

さてサンダーAです。
これまたスペースガンダムVに次ぐお気に入りでして。
むろんバカ映画であり、それを笑い飛ばすという基本姿勢で観るのですが、前にも言ったようにそれだけで何度も観れるもんじゃありません。
アニメで何を表現したいのか、我々視聴者の立場だと何を観たかったのか、根源的なものを思い起こす効果があるのだと推測。

でもってまずはパクリ具合から話そうか・・・。
肝心のサンダーAはカラーリングがガンダムですね。 でもって顔は・・・シャア? いや闘将ダイモスにも見えるし惑星ロボダンガードAにも見えるし、判別できない以上はまあオリジナリティあるって考えることも可能だが、劣化具合は酷い。 豆腐のような姿でくにゃっと動く様はこんにゃくみたいな・・・。
それよかピコだっけ、味方になる兵士ロボットみたいなのはニコニコ動画のコメントによるとソルジャー・ブルーらしい。 私は新しい方のアニメ版「地球へ...」しか観てないのでわからんとですが。 あいや、それ以前の問題としてトッボ出てるやんトッポ!
無敵鋼人ダイターン3のトッポですよ、エンディングはまるごと「トッポ、トッポ、トッポ♪」ですから超有名キャラです。
うーん、じゃあダイターン3の要素がだいぶん入ってるのかと観てると・・・・。

敵兵がメガノイドのソルジャーやん、いやちょっとカラーリングが違うか? でもソルジャーやん。
いやーいいですねこれは。 そういえば敵の拠点である木星都市もダイターン3の火星に似ている気がしてきた。
こんだけダイターン3をパクっているってことはですね。
もしも敵のボスがドン・ザウサーだったら・・・・・・・・。
もしも仮に敵ボスがドン・ザウサーのデザインだったらっ!
もしももしもドン・ザウサーだったらドン・ザウサーだったら!!

嬉しくて身悶えしてしまうとこでした。

まあじっさい観てみると敵ボスはフツーな悪党面で、残念でした〜、みたいな?
だが物語が佳境に入る頃に・・・・・。
その件はこのへんで。

物語的には、まあ韓国語わからんので詳しくは不明なんだけど、スペースガンダムVほどの内容はないような。
木星になんか敵がいるから滅ぼしにいったのか、途中でピコによる台詞説明があったようだが、地球人が囚われているから助けに行ったのか。
そのさいの戦闘シーンがデタラメなのも相変わらずです。
レザリオンやギンガイザーのようにパッと出て来る盾や銃はどんな威力かもわからず、目からの光線のほうが手っ取り早くね? みたいな。
胸からもダイレオンビームが出てなかったか? そして作画と言うかカットごとの整合もとれていないため、銃をもったまま特攻、次のコマでは銃はなく拳を突き出して敵艦を貫いていて、まああげればキリがないです。

他にもいろいろ言いたいことあるんですが、とりあえず置いておいて。
なんかサンダーAが好きすぎてコレをパクったイラスト描きました。



白き流星 スワンダーACEという・・・我ながらくっだらね〜w
しかも80年代ロボットアニメをかなりいろいろパクってます、他にも人物設定やら技やら次々に思い浮かぶんですが、パクリアニメのパクリですし、ほどほどに。
でもって個人的に気に入ってます、この二次パクリ作品が。

こうした韓国アニメが好きなのは、ひとつには自分もやってみたい欲求があるからなんでしょうねパクリを。
あれとこれを混ぜたらぜったい面白いって、という(多くは共感を得ないと思うが)パッションが湧いてくる。

とまあそんな話です。
いや〜楽しいですサンダーA。

●超合金ロボット ソーラー1.2.3


なんかまたまた韓国アニメです。
無断でYouTube視聴といういつもの。

韓国アニメにはメカ3というある意味、頂点を(底辺かも)極めた作品があって、過去作品チャンポンなのだが、そのひとつにソーラー1.2.3があるんで観ておかないと、と想った次第。 ちなみにタイトルは戦うロボット:ソーラー1号、ソーラー2号、ソーラー3号という意味ですたぶん。

まず特筆すべき点として、プリントの状態がいいです。 そんな作品もあるのか・・というか、どうやらDVDを元にした動画っぽい。
どこかの倉庫から発見とかではなく、ちゃんと制作会社が保存していた、とまでは考えにくいですが、いい状態のフィルム。
すると、がぜん作品が映えてきますが、同時にアラも目立つのは仕方ない。
ちなみに制作年は1982年らしいですが、技術的にはそれほど日本と変わらないはず。 作画レベルなどはルパン三世PART2くらい? 宮駿が関わった日本はバケモノ級の神業作画でしたが、他のエピソードは極めてショボいし、テレビアニメは16ミリが基本だったんで絵も甘いわけで、それ考えたらソーラー1〜3はマシな方。
ただ、どーしても微妙なセンスの悪さが光ります。

敵のロボットとか戦闘メカザブングルのウォーカーマシン、具体的にはギャロップタイプとクラブタイプを元にアレンジしたのがミエミエで、でもだいぶん変更しているので進歩と言えよう。 ただ、母艦はどーみてもジャガーバルカンやん、今現在YouTube東映公式で太陽戦隊サンバルカンを配信しているのでわかる、わけではなく、ちょっと特撮かじった人なら一発発覚みたいな。


また惑星ロボット サンダーAなどに観られるショボい動かないセル画のオープニングと違い、ちゃーんとした絵で処理しているのはいいのだが、だったらなんで後のスペースガンダムVは逆戻りして酷い止め絵なんだよと。
前半の部分をみるとこれまでよりクオリティが高いのだが、ぶっちゃけどんぐりの背比べみたいな話になる。

ストーリーはというと・・・これがサッパリわかりません。
あいや、骨子となるところはわかるんですが、詳細不明であって、これまで観てきた作品は韓国語だからわからんが何となくわかる、という具合だったのに、かなりアヤフヤになってきてます。 宇宙のどこかでロボット軍団が暴れて、逃げている難民船がやられるという極めてシビアな出だしはわかるが、くじ引きでたったひとり救命艇を引き当てた赤子が地球に・・・いっしょに居た女は母親か姉か親戚か、よくわからんという。
それから十年後みたいな物語かな、ホント言葉がわからないとサッパリです。

なぜ戦うロボットを内包した基地ジャガーバルカンと遭遇したのか、つか何でそんなロボットが地球にあるのかも台詞説明なご様子。
センスの問題なんだろうが、バトルシーンは壊滅的。 そーなってこーなるという展開具合が、面白くないゆうか、変というか。
またメカが登場するといよいよ作画のレベルが判明してきて、ぶっちゃけ絵コンテの段階でメチャクチャゆうか、絵コンテ通りに出来上がってないだろ、同じカットを繰り返し使ったりするのは現場判断の省力化なのではと思う。

というわけで、まだ途中視聴だけどはじめて観るソーラー123、これさえ見ればメカ3も安心して視聴できるというものです。


●アルドノア・ゼロ

なんかHULUに来てるんで視聴。

いやーホント、最近は映画を観る機会がまったくないですね、ゴリラ・警視庁捜査第8班とかルパン三世PART3とか忙しくて。
他にもバンダイチャンネルで80年代ロボットアニメの無料第一話をはしごしたりしましたが、これはすぐに終わった。
銀河漂流バイファムの名作ぶりが改めてよくわかったりしたがそれはいいとして。

アルドノア・ゼロですね、三年くらい前のロボットアニメ超大作です。
ぶっちゃけスタッフとかよくわからんが、絵面みれば予算潤沢な超大作であるというのはわかる。 この時期、そんな超大作は「進撃の巨人」「血界戦線」そして予算的にはどうか知らんがスゲー作品として「キルラキル」があったわけで、アニメのスタッフに詳しくないと言ったが音楽に澤野弘之起用がみっつもあるのには注目。


さて、このアルドノア・ゼロの魅力はというと。
ロボットですねズバリ。 まあこの作品では3DCGになってますが、それは真面目に取り組んだ故でしょう、カタフラクトゆう名前で活き活きと描かれてます。
舞台はまあ、架空の2014年なんですが、月および火星の超古代文明があるんでロボットの実用化も可能になったんでしょうたぶん。
そして火星ロボは「アルドノア」という要するに超古代文明をまんま利用できるので魔王級に強いわけで。
もはや萌えですね萌え。
まず最初の火星ロボは無敵バリアーによる絶対防御と攻撃、次は戦闘開始のさい「抜刀」と言うので抜刀1号と個人的に呼んでいるビームサーベル系で、その次はロケットパンチとゆう。 冷凍系やファンネル系、ありとあらゆるロボットアニメの必殺技が、火星騎士37人のロボにひとつづつ割り当てあられている模様。 まあぜんぶの火星ロボは登場しなかったと記憶しているが。


で、37体もあるこの魔王級の火星カタフラクトが無双するんだけど、いっぽうでけっこー負けるんだなコレが。
弱点も併せ持つんで、それを見極めれば弱いというか、アルドノアドライブが一時停止したりしたら無防備になってフツーに砲撃で吹っ飛ぶし。
とりあえずココでは一例として抜刀1号の死に様をあげると・・・・。
巨大なビームサーベルみたいなのを抜刀して地球のカタフラクトを蹴散らすわけです、最初は。
しかしコイツにも弱点というか・・・・この巨大なビームの刀身、熱量がスゴすぎて水に落ちると水蒸気爆発おこすんですわ。 つまり海に落ちると死ぬ。
このバカさ加減、火星人のアホさが作品の魅力でもあり。

いやwwwなんかあるだろw加減ってものを知れよww
となりますね普通は。 兵器は敵を無力化できればそれでいいんだから、ビーム刀身の出力を調整しろよとか、あるいはビーム匕首とかビーム小刀でいいやんとか、Ζガンダムみたいに斬りつける瞬間だけ刀身出せよ、そのほうがエコだろとか。

こんなかんじで「やりすぎ」な火星人の愚かさが前面に押し出された作品ですが、実はコレ非常にリアルでして。
いやほんと、ムチャクチャスゲーパワーが手に入り、そのアクセス権を自由に分配し、采配できるとあれば、劇中のヴァース帝国みたいになりますって人類は。
力こそパワー(権力)というように、どんどん愚かになりますよ。 現実の歴史をみると読み書きのできないノルマン人がアチコチ征服して国を作り、文明力が高い民族を官僚にしていた的な事例はたくさんある。 大陸だと騎馬民族が好例ですね。

あとは登場人物に少し触れると、まあ主人公の界塚伊奈帆はわかるんです、ありゃ地球人なんで地球のために命張るゆう、当たり前なキャラで。
じゃっかんドライな雰囲気で、先述した火星人のアホさ加減を見抜き打ち破るという強さがあり、オレンジ色の練習機によく乗ってるんでオレンジ伝説となっている。
オレンジ色のニクいやつ、です。 ←旧い
いや魔王級の無敵火星ロボに練習機で立ち向かうってね、そらムチャなんですが、そこが物語を盛り上げていることでもあり。
いっぽうでスレインってなんだろね、単なるコウモリ野郎に見えるんですが・・・そう思ったらじっさい劇中で界塚伊奈帆にコウモリというあだ名を付けられるという。
うーんコウモリ野郎に魅力はあまり感じないですね、どんなに切ない理由(ドラマ)を加えたとしても。
それと・・・なんかキャラデザイン、変じゃね? 気のせいかもしれないが。
いちおう伊奈帆とスレインのダブル主人公という形らしいです。

もう少しだけキャラに触れると、火星人の愚かさが魅力といったけど、頭悪そうなクルーテオや四話連続で待たれよ!と発言したザーツバルムとか、そして最初に交戦したトリルランの小物臭もいいですね、テレビから離れてもプンプン臭うくらい。 だいたいアルドノアドライブってスゴそうだけど、権限を与えられた騎士が何らかの事故で死ぬと、秘密基地「要陸城」ごと全ての機能、内包している機動兵器なども止まるゆう弱点はどうよ、現実にクルーテオがやられたとたん、そーなったし。
あ、ありそうでなかなか来ないナルト・・マリモだっけ・・大尉の出番とかも盛り上がります。
残念なのはアセイラム姫がイマひとつというか・・・かわいい見た目だけが取り柄なんでしょうか。 いやまあ普通の悩める和平派キャラで無問題なんだけど、うーんオープニングで涙を安売りしちゃったせいかな、なんとなく。


ありとあらゆるロボットアニメの大技を真面目に取り扱い、空中戦艦も出撃し、舞台は宇宙へ移るアルドノア・ゼロ。
たいへん面白いアニメなんだけど、どーも第二期の話が思い出せん。
ちな今、HULUで久しぶりに観て7話くらいです。

記憶が正しければ第二期でロボやキャラの輝きが少し鈍ったような・・・いやその記憶が曖昧で困ってしまうのだが。
なんか物語も趣向もぜーんぜん違うんだけど、どこかギガンティック・フォーミュラを思い起こさせるアニメ。

とまあそんな感じ。


●ビデオ戦士レザリオン

 ↑AmazonにDVDがない?

えーっとなんつたかな、たぶんちゃんとした配信サイトだと思うけど、一話が無料で。
いつかHULUなり東映公式なりに来ると思ってなかなか積極的に借りないが、ここで続き観ようかな。

というわけで、第一話だけを観た感想ですが、やっぱ面白いですね。
この頃には光速電神アルベガスとか、ほかにもいくつかあったスーパーロボット系ですが、とにかくレザリオンは良い印象が強く残っていて、でも昔のことなんでよく覚えてはいないという。
プロットとしては、子供がロボを操るという、旧くは鉄人28号、レザリオンに近いところではプラレス3四郎、そして先述したアルベガスがあって、普遍的な無理のあるやっちゃったストーリーには違いありませんが、久しぶりにレザリオン第一話みると。

あいやー、完全無欠の巻き込まれ事故やん。
つまり主人公に落ち度がないパターンでした。 フツーは出過ぎた真似をしたお調子者がやらかすんですけどね、レザリオンはテロというか敵の攻撃で混線して、テレポート実験の旅客機がゲームのロボットに置き換わっちゃった、とゆう。 この時点でかなりとっつきやすい話になってます。
だって俺悪くないもん。 ←感情移入しすぎ
ちな1984年の作品なんで、まあ対戦ゲームの描写はむろんおかしいとこあります、未来なのに電話回線で通信? みたいな。 まさかカプラーではないと思うが・・あとは主人公がマンション自宅のさらに上階にいくと・・・贅沢なコンピュータルームがあるとか、未来を過信しすぎだって。
現実はそうしたきらびやかな未来像とディストピア像の合間にありますね、でもテレポート技術がロボットにというネタは確かに面白い。

ちなタイトルの「ビデオ」でわかるとおり、一周以上遅れた意識の制作には違いありません。
「いま新しいのは“ビデオ”だ〜!!」という考え、84年では遅すぎです。 そこから三年も経たないうち街中にレンタルビデオ屋が乱立する頃合いというに。
タイトル立案者の頭が旧いとしか・・・まあいいや。
しかし企画はそうでも、スタッフはちゃんと新しいものを捉えていたようで、データ上の存在が実体化するのは、前にもどこかで観たアイデアだと思うんだけど、主人公ロボがソレで構成されるっていうのが。 ビデオなどという具体的な意味もわからない題名に惑わされず、ちゃんと内容を考えてます。

あとは細かいところで記憶の修正をしました。
ブルーハイム博士って「こっち側」だったんだ・・・敵キャラって記憶があるけど、後に裏切るのかな?
またスッゲえ基本的なところで、主人公の名前。 ずっと慎吾で覚えてたのに敬やん、香取敬(たかし)。
コイツの父親が研究所づとめってのも忘れてた点で、しかも極端な中間管理職キャラで父親の威厳だいじょうぶか、という心配。 要はブルーハイムの部下じゃん。

 ↑パンタグラフみたいな顔は後の救急戦隊ゴーゴーファイブ、ビクトリーマーズみたい

でもって冒頭の世界説明。
え、悪いのは地球政府じゃん、と思わせる月や火星への圧政・・アルドノア・ゼロや無敵鋼人ダイターン3とは事情が違うがイキナリ正義の拠り所を疑う。

またいちばん重要な件として、ヒロインのオリビアは好きなキャラだったのだが、何故かというのが何となくわかってきた。
あ、過去にpixivに投稿してますねイラスト。 オリビアを描いたの自分だけなようで。
要はウザくないガールフレンドキャラなんですよ、銀河漂流バイファムでいうとマキみたいなもんで、ドラマ的に邪魔にならない。
見た目が美少女で気さくなものだから、そりゃあ好きなキャラとして覚えていても不思議じゃない。


80年代ロボットアニメはいま思い出しても面白く、機動戦士ガンダムで成立した「リアルロボット」という考え方がスーパーロボット系にも波及してきた時期、最終的には86年(だっけ?)の超獣機神ダンクーガで、敵宇宙人やロボはスーパーで所属する部隊などはリアル系という、ガオガイガーにも適用された描き方が完成するわけで、つまりレザリオンはその途中ですね。 オープニングではフェイズシフト装甲のガンダムSEED的に無着色のレザリオンも見れます。
量産型の敵ロボ、地球を守る兵器としてのロボも登場して、ガンダムと同じく人類同士の戦争という、いろいろ誠実な造りです。
むろん旧いスーパーロボット系には違いないんですが。

というわけで第一話の感想、そしていろいろ思い出した話でした。



●宇宙黒騎士

ニコニコ動画などでおなじみのネタです。
宇宙黒騎士です。

うーん、どーしよーかな、ネタバレもへったくれもないんで言っちゃうか。

要はシャアです、シャア・アズナブル。
機動戦士ガンダムのシャアです、コレが色違いで黒騎士にっ。
二人組で、片方がなんか目がかわいいキシリア・ザビみたいです。
でもって黒騎士のヘルメットをとると・・・アムロというけっこう衝撃なパクリっぷり。

まあ他にもですね、じーちゃんが無敵超人ザンボット3の・・・なんだっけ、神ファミリーの・・ぐぐったら「神北兵左衛門」だそうで。
あと、そもそも機動戦士ガンダムから連邦軍とジオン軍の制服をチャンポンしたような衣装が多いとか。
おおーっと忘れるとこだった、目がかわいいキシリア・ザビはマスクをとるとセイラさんです。 わざとウケ狙いしてるとしか思えん。

内容はなんだろうね、例によって例のごとく韓国語なのでわかりませーん。
まず宇宙の狼藉者が登場するのは古今東西のお約束なんでそこはわかるが、ケンタウルス騎士を引き連れた悪の女王が敵らしい。 実はまだ半分しか観ていないので。
でもって女王がもってる杖から臭いガスみたいなのが出るとそれが星を覆って・・・どうなるんだろ、侵略完了するのか?
まあ騎馬兵団が宇宙で暴れるのはSFファンタジーでよろしいが、なーんか求心力が欠ける展開でして、やっぱロボット物は偉大だなーと改めて思う。 今回の黒騎士、ロボットが出ないというだけで物語の焦点がだいぶん曖昧だもん。 これから誰と誰が戦えば事態が解決するんだ? みたいな。

とまあそんな感じで不安いっぱいな作品です。
パクリ問題や単純に絵のクオリティを除外して考えても、なんは盛り上がりに欠けそうな、という意味で。


 ※追伸:
最後まで観ましたぜ、不安的中ってとこですか・・・。
あまり面白くない内容としか思えないわけです、なんか悪の一味らしいのと主人公のもめごとみたいな。
「思えない」と評したのは言葉がわからんのでまだ可能性はあるわけです、ラジオドラマとしては面白いのかもしれないじゃん。
それにしても、ドズル・ザビ好きですね韓国。
アレを凶暴化したり低知能化したり幼稚化したりするわけで、今回はフランケンシュタインの怪物みたいに壁を破って再登場、黒騎士と戦うけどけっきょく飛行機で轢き殺されるわけかなるほど。

かように主人公の役割がわかりにくいんです、超人ではなさそうだがヒーローで、でもどんな能力やねん、テコンドーの名人でもなさそうだし。
戦いがもめごとみたいなとも言ったけど、言葉通り揉み合いみたいなバトルシーン連続。 強そうに見えた悪の女王は黒騎士と対面したとたん怖気づいているんで戦闘になれば勝てるらしいが、部下を呼んだり杖を振り回したり様々な抵抗を繰り返して地下のマグマが渦巻く空間に逃げ込み、黒騎士がとことん圧倒し、最後は崖からマグマの海へ落とそうとしてなかったか?
あいやじっさい、この悪の女王はそこに落ちて死ぬんですけどね、それはいったん口論に持ち込んだあと、自分で足を滑らせて。
要は最後の最後に、黒騎士は自分の力で勝利を収めないゆうか。


納得できんな・・・たとえ言葉がわかっても納得できんと思う。

とまあ、強引でもムチャクチャでも筋を通したテコンVやスペースガンダムVとは違う、本当にマヌケな作品でした。








●ロボットキング


しぶとく韓国アニメ。
驚きのサプライズというか衝撃のインパクトというか不可解なミステリーというか、我々日本人はとーぜん、ふだん日本アニメを観るわけです、アメリカ人ならアメリカ、イギリスなどのアニメを観るように。
むろん日本とアメリカはお互いに映像コンテンツで市場となってるので、日本人がアメリカアニメを観る機会も多いわけですが、とくに輸入に力を入れていない他の国々の作品は観る機会がありません。

それがYouTubeなど動画投稿サイトによって、世界各国のアニメが観れてしまう昨今。
むろん当地の言葉のままなんで、内容は詳しくわかりようがないんですが。
ともかく韓国アニメ、ふだん見る機会がない旧い作品に触れると、見慣れた日本アニメにはない味わいがあるゆうわけでして。

今回はロボットキング、1980年でしたっけ・・・もちろんコレにも「衝撃」はあります。
まずはパクリの概念が日本と違うってことですね、ロボットキングはジャイアントロボのGR2をモデルにしてますが。
ほぼそのまんまなんです、一部が似てるとかじゃなくてほぼ丸ごと。 日本であればパクるにしても特徴的な頭の三日月とか、あるいは元祖ともいわれるロケットパンチ技などのアイデアを借りる、という形なんですが・・・丸ごとゆうてもロボットキングは劣化したGR2って感じ。


にしても、韓国アニメにしては珍しく人間的なプロポーションですね、じゃあ特撮のジャイアントロボから拝借したのかと思いきや、それも違うようで、たぶん原作のGR2がそんな感じなのだと推測する。 ブラックオックスなんかも今だとロボットらしくない体型に見えますし。

動画サイトの旧い韓国アニメというのは多くの場合、テレビ放送→VHSかなんかのビデオ録画→デジタルに変換という手順っぽい。
そのいづれかの段階で映像が汚くなることが多々あるわけですが、まあロボットキングは元々のプリントは良かったようで、けっこうクリアーな画像。
しかし序盤のあたりで途切れ途切れになったり落ち着かない感じなのは、たぶんビデオ録画かデジタル変換の段階でミスったのかと。

放送や動画のクオリティはいいや、あとは映画そのものです。
さすがにこんだけ多く韓国アニメみてれば、なんであんなに質が悪いんだろうという理由がわかってきた。
つまり演出に工夫が足りないから、余計な手間がかかるんだろうと。 例えば日本のテレビアニメだって、同じくらい予算も人手も足りないし、製作時間も余裕が無いはず。 そこで様々な工夫がなされるわけで、止め絵を多用してうまいこと演出で盛り上げるというのが常套手段。
そこが上手くないから韓国アニメは真正直に動かそうとして力尽きるんでしょう、省力化しつつ仕上げも立派にする職人技がないようです。

新世紀エヴァンゲリオンはもう、見事に止め絵を使いこなして水準以上に仕上げてましたが、まーそこまで芸術的にとは言わんが、70年代80年代の韓国アニメは当時の予算とスタッフ数でシッカリした造りの作品にできたはずです、腕におぼえがあれば。
要約すると、ほとんど止め絵の連続みたいなアニメ映画にするべきでした、無理して破綻するよりずっといい。
まあ変に真面目なとこあるんで韓国は、それが出来ないのかも。

有名な作品がほとんどパクリ要素に満ち満ちているのは、韓国の真面目さが裏目に出たのかも・・・いやよくわからんが。
逆に明らかなのは不真面目は音響で、なんで音素材のライブラリが少ないままなんでしょね、不思議だ。
まあゆうても、別なアジア諸国、南米などに売り込めるくらいで、アレでもレベル高い方なのかも。

話のほうは、よくわからんし、カットが酷い可能性があり、まあ面白くもない気がする。
コレでもこれまで観た韓国アニメより作画がいいほうだとは思うが、相変わらず色の塗り間違え、セル画の重ね損ないとかは当たり前で。
また敵ロボットの大きさが安定しない点でマジンガーZとかと同じだけど、テレビアニメと比較しなくてはならんのかやっぱり、みたいな。

いやまあそんなに語ることもないかな。
そんな感じ。


●宇宙隊長サイクロファン


韓国アニメ。
違法投稿、無断視聴、韓国語サッパリないつもの。

作品そのものですが、日本での公開例ないのが疑いないこと、後々に語ります。
それよかタイトルの話。
公開例がない以上この映画、邦題がないのは間違いなくて・・・宇宙隊長サイクロファンというのは、検索したりして自分が考えました。
ちょい解説しますが、タイトル우주대장 애꾸눈を直訳すると「宇宙大腸片目」となります、ぜったい違うだろコレという確信。
またこれも後々に語りますが「片目」は人物であることも確かでして・・・。
まず宇宙大腸ですが、朝鮮ってのは長いこと超大国中国の一部(属国)であったくせに、近代化のさいには日本語の方を参考にしてる場合が圧倒的に多い。 中国語を朝鮮言葉で書き綴るより、日本語をアレンジしたパターンが非常に多いってこと。
英語ドイツ語などなど、元はギリシャ語ラテン語とは無縁なゲルマン民族語由来なのにギリシャ語ラテン語から転じた言葉が多いのは、自分たちが持っていなかった概念を文明国から借りたからです。
つまりゲルマン民族になかった「議会」「共和制」「博物学」なんかの言葉はローマから借りてアレンジ、いまに至るように。
韓国語の宇宙大腸でしたね・・・よって大腸は音が濁ってるだけで、近い日本語から推測するのがいちばんと判断、私は「隊長」にしました。

次に片目ですが・・・ここが問題で、キャラ名なのかどうかがわからん。
が、キャラ名であることに懸けて自分でカタカナ名を探しました。  まあ韓国語をそのまんま表してもいいんですが、例によって調べてもよくわからず。
グーグル翻訳から音声再生しても「エックンヌン」に聴こえ・・・宇宙隊長エックンヌン? 冴えないなと思う。
だが、作品の英語?表記も発見、その読みがよくわからんのだが・・・サイクロパーン? いやサイクロファンか? みたいな。

まあ宇宙隊長サイクロファンでいっか、とゆう。

えーと内容ですが・・・まず誰でも思うであろう、宇宙隊長で片目というと、キャプテンハーロック?
そのとおりだ文句あっか、キャプテンハーロックのパクリアニメじゃ〜という。


しかし何という見事なパクリなんでしょうか、偽キャプテンハーロック本人でいうと、せめて眼帯は右目じゃなくて左目にしようよみたいな。 顔に傷がないだけ良心的とも考えられるパクリキャラでした。
ここで先程に書いたふたつ案件を回収、「日本での公開例ないのが疑いないこと」それは宇宙海賊キャプテンハーロックのパクリだから、です。
もうひとつ自分で推測した「タイトルの片目が人名である」という件は、宇宙海賊キャプテンハーロックのパクリならリズム的に「宇宙+ジョブ+通り名」のほうが自然だから。 単に「片目の隊長」という欧米っぽい題名ではないだろうと。

おっと話の続きを。
何が見事なパクリって、隊長がハーロックという以外も同じ作品からいろいろパクって同時パッケージという立派な造りになっとります。
要は何もかもが宇宙海賊キャプテンハーロックのパクリ、デッドコピーみたいな。
ヤッタラン副長は出てなかった気もするが、ミーメも出てますマユも出てます、メカトチローも出てます、敵のアマゾネス軍団は死ぬと燃えることあるんで、ほぼマゾーンです、アマゾンナとでも名付けましょうか。 それ以上に衝撃的なのはキャプテンハーロック、テレビアニメ版の第一話だっけ・・・船を襲撃して冷凍弾打ち込むシークエンスまでまんまパクってること。
あ、その他のエピソードもやはり丸パクリで、いちおう話はちゃんと作ってた他の韓国アニメとはそこが違う。
ホント、キャプテンハーロックのデッドコピーです。

あー実は、これを書いている時点でまだ20数分しか観とりません。
文章つづるにはソレでじゅーぶんだろ、と思えて。
もしかすると後半で宇宙隊長の顔に傷がつくエピソードが?

ただ言えるのは、韓国製のデッドコピーであることは逆に、日本で変なキャプテンハーロックを作られるよりダメージが少ないこと。
2013年の映画キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-のことです、アレは変なハーロックです。
ダークマター機関とか良い文芸だと思うんだけどね、肝心のキャプテンが変。
また他の松本零士キャラはどうか知らんが、ハーロックは襲名するもんではないような気もする。 世界でひとりだけのハーロック、というほどではないにしても。
こっちのハーロックはまあいいや。

とにかく韓国で物語までコピーして作らえるってことは、やっぱり名作なんだなハーロックは・・と思います。
あと不思議なのはどんな都合で作られたのかという。
映画館で興行という点で考えると、本物を輸入だとそんなにコスト高いのか? という。 あるいはそもそも政治的な話で、そいや日本のコンテンツが禁止されていた的な噂は聞いていた。 だとするとコピーの上映はあんがい良いアイデアに思えてきた。


ここまでの自分推測をまとめると。
宇宙海賊キャプテンハーロックを韓国のみんなに観てもらいたい、でも日本アニメは禁止。
仕方ない、そっくりなのを作って公開しようということなんではないでしょうか。
ちなパクリとか品質が悪いとか、そーゆー細かいことを言わなければ韓国アニメって極めて開明的なんです。
劇中では男女同権、ミニスカもおk、子供も大事にされ人種差別もないですから。
だから「日本のアニメが禁止ってホントだったんだ・・・」という今回の件がしみじみと。
自由な気質の国でも、やっぱりそんな息苦しい部分があったようで。

とまあそんな感じで。

 ※追伸:なんか私は知識が偏ってるので知らんかったが、キャプテン・フューチャーという作品があり・・・。
ええ、宇宙隊長片目の服がソレなんです、いま画像検索したら。
要はコスチュームでさえオリジナルではないという、清々しいパクリと判明したわけです。
あとは・・・まあ原作漫画あるようですね片目の。
それの映画化らしいけど、元からこんだけパクリだったのかは不明。 ただ、韓国ではけっこー人気の作品だったらしく、何らかのランキングに入っとる模様です。 逆にこんだけやらかすとこれまでのように東南アジアや南米などに売り込むのは難しいでしょうね、向こうの人がたまたまハーロック知ってれば「なんじゃあ、こりゃあああああ!」ってなりますから。

 ※さらに追伸:すでに「片目の船長」という邦題を考えた人がいるようですね。
 なんならコレでもいいんだけど、自分が考えたアレでも良くて。
つまりどーでもいいのでこのままに。


●鉄人007


向こうの読みでチョリンダブルオーセブンとかいうのかな。
タイトルから内容が想像できず、とりま観てみたらかなり衝撃的ですた。
例によって旧い韓国アニメをYouTube無断視聴。

えーっと、以前に感想を記した「太極少年白いワシ」と同じで、ガッチャマンのパクリなんですが。
褒めていいのかわからんが、より立派なパクリです、ちゃんとチーム揃ってるし古き良きタツノコキャラっぽいし南部博士も基地も再現されてるし。
この偽ガッチャマンチームが大空魔竜ガイキングに乗り込む的な・・・・。
なんて斬新な。

内容的にはまだ半分も観てないけど、それほど大したことはない気がする。
いつものように韓国語わからんゆえ話が呑み込めないとこあるが、それでもグダグダなストーリーに思える。
演出も画力の問題か、何がおこってるやら意味わからんみたいなシーンの連続。

まあそれでも、こんだけのアニメを作れる国が当時、アメリカ以外にあっただろうかと考えると大したもんですね。
SFファンタジーというか、空想科学と言うか、そーゆージャンルで、むろん日本を除外したばあいですが。
可能性としてはサンダーバード作ったイギリスなど、SF大国であるヨーロッパ諸国がありそうだが、不思議とアニメにはあまり乗り気でなかったような、そんな印象がある。 要はこれだけ立派に(デザインがパクリだが)アニメできるってスゴいことかも、という。



ちなガイキングは本編を見たことないけどなんか馴染みのアニメですね。
鉄人007の偽ガイキングはどうやら大空魔竜のどたまがついていない模様、つか大空魔竜をガッチャマンの巨大敵メカみたいな配役にまわしたんでそーなったのだと推測。 パチモン怪獣カードに甲羅のないガメラとかありますが、そんな雰囲気。
アニメを制作できる底力は認めるが、稲妻アトムのときに書いたように、いろいろ変すぎて不安を呼び起こす効果があるのも確かで。
うまく言えないが、物理法則がおかしいのは昔アニメ特有なんだけど、フツーは劇中のお約束で完結するんです、フツーは。 それがお約束で片付けられないというか・・・なんでジャンプするとそっちに動く、なんで大きさがカットごとに変わる、なんでエレベーターシャフトがまっすぐ上ではなく斜め上に向かう、また人間工学とまでは言わんが、どー考えても角材なレバー類などなど観ていて不安な気持ちになるゆうか心の暗雲が立ち込めてくる。 カットごとの整合が取れてない件は、まあロボットの大きさとかズラッと並んだチームの配列とか、キャラの服装とか、そーゆーのはまだ耐えられるというか(B級映画ファンではない一般人は耐えられないかと)、でも食い物はまずいっすね食い物は。
カットごとに形や色が変わってると何故か「やめろ色を変えるな〜!!」ってなります食い物は。

制作年はたぶん、1980年前後でしょう。
あまり詳しく調べる気にもなりません。

とりまガッチャマンが巨大ロボを操縦している! というサプライズだけでよろしかと。
あ、衝撃的といえばロボの分離変形もそうですね、ゲッターロボがガッチリキッカリして見えるくらい自由な変形で。
他にもいろいろあるが、めんどうなので記しません。

とまあそんな感じです。


●銀河漂流バイファム


なんかHULUがリニューアル後のゴタゴタが収まらない様子だし、観たい80年代ロボットアニメあるんで今月はバンダイチャンネルに乗り換え。
両方課金するほど懐具合が暖かくないので、いったんHULUは切るわけです。
バンダイチャンネルはひと月1080円だっけ、それで見放題コンテンツに対応するわけだが・・・見放題に入っていないのもあってそれは困ったもんですね、アリオンとかカムイの剣とか。
テレビアニメはだいたい見放題できるんでしょうか、とりあえず予定として蒼き流星SPTレイズナー、機甲界ガリアン、機甲戦記ドラグナー、超電磁マシーンボルテス垢曚、いくつかマイリストに入れてますが、ひと月で全部観れるかどうかというくらい。

銀河漂流バイファムはたまーにレンタルで視聴開始、となりますが、半分も制覇できないですね。
物理レンタルはいろいろ大変なんです、昔はVHSだったし。
要は後半のミューラァが出て来るあたりは最初にテレビで観たっきりなわけで、配信でなおかつ見放題価格というこの機会は有り難い。
そして観る時代ごとになんだか部分的に感想が変化するみたいな。

つまり、コンピュータの扱いに対するみかたが一周二週するわけです、90年代になるとバイファムのコンピュータ描写が「リアルではない」と思えてきて。
しかし今ではやっぱりリアルだ、という感想。 物語の推進力ともいえるコンピュータですが、劇中では習得スキルみたいになっていて、ロディは初級、マキやフレッドは中級くらいな雰囲気。 時代が進むと「口頭で命令入れるだけじゃん、そんなスキル必要かなあ」思うが、今になると「やっぱりコンピュータは難しいかも」となるわけです、誰でも使えそうなタブレット端末でさえ実は腕の善し悪しが大きくあらわれる。

また判断やアクセス権、決定権はぜーんぶ人間任せなので、けっきょくスキルは必要だと。
むろん、放送当時にそこまで考えていたとは思えませんが結果的に「やっぱリアルだ」という。
あとはハードウェアスイッチ類が多いのも、未来の宇宙船ではそーだろなと思う。 じっさいの作業現場でも画面タッチの操作は信頼性が劣る、と考えられているっぽいし。

 ↑懐かしいプラモデル

あとは内容ですが、コレが素晴らしいというか名作だなと改めて思った点で。
異星人襲来という話なんですが、第一話の開拓民避難というくだり、ホント描写がいい。 戦後三十年以上経つのにまだあんな皮膚感覚を覚えている人がいるんだと感心する。 現在は311大震災の記憶が参照にされると思うんですが、実はこーした太平洋戦争などの記憶から起こしたと思われる物語に「鉄腕バーディー」のテレビアニメ版があります。 アレ確か2007年だっけもちっと後だっけ? 2011震災の前なのに大災害の雰囲気を見事に綴っているから。 まあそうした記憶の物持ちがいい民族かもしれませんね日本人は。

でもって突然の襲撃に、開拓民がやられてゆくわけで、クレアド星の人々は散り散りになり、残されたのは二千名ほどに。 他は戦死したり連行されたり別なルートで逃げ回っているみたいで要は行方不明。 こんだけでもじゅーぶん心細いのに繰り返される攻撃でどんどん撃ち減らされて、ジェイナス号がクレアド星から出航するときには三十数名に・・・さらにまたひとり、ふたりと減って最終的に子供たちだけ十三人となるわけ。
まあ殆どのファンはこの十三人が仲良くケンカしながら宇宙を旅する部分が印象深いでしょうが、実はかなりシビアな設定。 いろいろと。
広い宇宙を旅するにはスイングバイで加速する必要があり、条件が厳しく、またあの巨大なジェイナス号を運用する試練も。

ちなみにこの異星人との抗争については大雑把に聞いても詳しく調べても、どー考えても地球人のほうが悪いだろと。
移住可能な惑星はお宝ですから、欲しいのはわかるんだけど軍の態度が居丈高で・・でもその軍人たちが、いざ空襲となると命をかけて民間人を逃そうとするのがまた泣けるという。
あとで知ったがクレアド星もベルウィック星も異星人であるククトニアンが千年かけて再生した故郷であり、そら絶対明け渡せませんわな。
だから通常、コレをアニメとして描くなら異星人側を主役にして、侵略地球人と戦う話になるのだが、バイファムは一味違う。
時は1983年、これまでバトルアニメが当たり前だったので急にストーリー中心の展開にはできず、またバンダイなど玩具を売る側の都合もあるし、よってオマケ程度の戦争要素を加えたのが銀河漂流バイファム。
だから最終決戦とかありません、子供たちは捕虜として捉えられている両親に会いに行くだけ。

 ↑まあ売れたとは思うけどね関連商品も

オマケ程度の戦争要素なんだけど、ロボットも非常に魅力で。
リアルロボットだからロボ同士の戦いに文芸があるはずだが、確か地球と異星人、どちらかがどちらかの機動兵器を真似した結果、ロボ同士の戦いが現出しと記憶。 考えて演出しているのかは不明だが異星人の輸送機は非常に打たれ弱く、本来は戦闘用ではないのかと思えた。
まあ左翼星人だし仕方ないのかもね。



楽曲も良くて、なんか独特のざわついた雰囲気がたまらんみたいな。
運命感がありますよねバイファムの劇伴は。 実はBGM集のLPもってます。
それと主題歌であるTAOの曲も最高で、オープニングも良かった。
あのオープニングもこれまた独特で、カウボーイビバップ以来スタイリッシュ系流行りましたが、それとも違う感じがいい。
あ、主題歌のシングル盤ももってたりします、押し入れのどこかに今もあるはず。

 ↑コレはCDのシングル盤と思うが、アナログ盤は正方形なレイアウトになるわけ

あと作画とかレベル高いっすね当時にしては。
そして特別どこか突出してるわけでもないのにキャラに魅力がある。
この作品のメインキャラクター、かなり忘れ難いもんマルロとルチーナ以外。

とまあそんな感じで、いまベルウィック星から旅立つあたりまで観てます。


●ビデオレンジャー007


例によって韓国アニメの旧いのをYouTubeで。

開始早々わかったのだがビデオ戦士レザリオンだコレ。
オープニング映像の、本来なら「きーみーに夢は♪」のあたりでもうわかった。
いや最初は例のごとくパクリかと思ったが、普通に向こうで上映したレザリオン、ってとこでしょう。

ゆうても疑問は次々と沸き起こります。
まあタイトルが変わってるのはロボテックやボルトロンの例もあるし珍しいことはないんだけど、何故007?
ホント好きですねー韓国って007が。 しかもタイトルロゴは本家ジェームズ・ボンドの007と同じような感じに。
そして映画というパッケージそのものが不思議とゆうか、テレビシリーズを映画に収めるってダイジェスト? と思ったが、三十分くらい観た現在、まったく一貫したひとつのストーリーらしいという。


つかオープニングでレザリオンの・・・ほらアレ、ハイパースラングル的な強化バージョンも出ていて、まあ放送終了してからまとめたんだと思うけど、よく一本に収まるなという。
つか冒頭からイキナリ、ジャーク星人出てますがな、どんな話なんだ?
あと、一部で看板などがハングル文字であったようだが、どうなってんの? 単にテレビ版レザリオンをうまく編集してひとつの物語にしただけではなく、向こうで作った映像も混ぜちゃってるわけ? まあ日本のアニメを下請けしているくらいで、そのくらいの能力はあるんだろうけど。

そんな疑問にGoogle検索。
出てきた答えは・・・映像の無断使用だってさ。
うーん、中国ならともかく、韓国がソレやるか。 とーぜん、公開後すぐに大問題になったっぽい。 そりゃそーだ。
またマトリックスインからのレザリオン出撃あたりシークエンスは無断使用として、本編には自分たちで作った映像もやはり混ぜているそうな。
だとするとけっこーレベルが高い・・・って東映系のテレビアニメと融合、というのが「レベル高い」ってのも変だけど。
ちなどーでもいい話だが、この作品のスポンサーが農心らしくて・・辛ラーメンのとこですね、そんな大企業だったんだ。
そいやゴキブリやネズミの頭混入で工場リニューアルという、ペヤングやきそばに先駆けたあの件はどうなったんでしょうね。
いかに企業が威張ってるゆうても、韓国人の購買者は怒らせると怖いかもよ。


先ほど言ったように日本のアニメを下請けしているため「素材」の入手が楽だったのが犯行に及んだ理由みたい。
確かに、作画がヘタれる場面があり、なるほどソコは自分たちで描いた部分か・・・とも思ったが。
そもそも80年代のテレビアニメは作画がガタガタなのがデフォなので、別に韓国の実力が低いとも限らず。
うーん、いっぺんビデオ戦士レザリオンを全話通して視聴すれば、どのシーンがあってどのシーンがないのか一発でわかるのだが。
バンダイチャンネルで見放題に加入したが、ココにはないんだよねビデオ戦士レザリオン。
あるのは東映のチャンネルで、でもわざわざ入会するのもねー、レザリオン一作のために。

ちなみにこのビデオレンジャー007、公開当時にものすごい話題になったのは、どうもCMか予告編でマトリックスインとかの映像が流れて、そのクオリティに皆が驚愕したみたいな。 いや韓国の人ってハリウッド映画とか観たことないんかい、レザリオンで驚くとは・・・スター・ウォーズとか劇場版スタートレックとか観たら卒倒したかも。

とりま現在、前半まで観たんで、全部を観てからまたなんか書くかもしれません。

以上。


●続き観た

ぜんぶ観ました。
なんというか・・・観ている間、時間を無駄にしているような感覚に襲われたので、逆に急いで観ました。

あと、さらにGoogle検索したところ、セル画ではなくフィルムの流用らしいですね、ツギハギという言葉が出てきましたが。
どのへんがどうツギハギなんですかね、たしかにハングル文字の看板や商品は後半にもありましたが。
また崖の上の決闘シーンは覚えています、ずっと睨み合いの末、残像を利用した一瞬の攻防。 その後も類似の戦いは別な作品で多々出ますが、やはりレザリオンのコレが印象深い・・とゆか、今回で記憶が改まり、「あー、あのシーンはレザリオンだったのか!」みたいな。
が、ビデオレンジャーではライバルキャラの声が「グヘヘヘ」みたいになっとりますね。
それと、オリビアはちゃんと美少女に描かれてます、名前は変わってるようですが。


先にビデオ戦士レザリオンの第一話感想も書いてますが、ホントいいヒロインですねオリビアは。
ぶっちゃけ聖戦士ダンバインのキーン・キッスみたいな無駄な血の気の多いじゃじゃ馬娘はひくし。
余談ながらキーン・キッスはね・・見た目が美少女ではなく、ぶっちゃけ太ましい男の子にしか見えないのだから、性格くらい乙女にしたほうがとは思うが、そこはやはりトミノ監督のうまいところで。

そしてビデオレンジャーは音が面白いですな、スペースガンダムVとかの系列とも違っていて。
ロボットのバトルがことごとくサクサクした心地よい軽さなんです、なんか斬新。
あと迫力があってしかるべきレザリオン電送などはちょっと音がかわいいし。
主人公の声はかなりウザいです、先述した崖の上の決闘シーンではゼーハーゼーハー独白しすぎだろ、場面の威厳がなくなるって。

レザリオンに登場する地球製の量産機、ジムみたいなヤツはGMでしたっけ・・・今ではパシフィック・リムのコヨーテ・タンゴのほうを連想しますね。

 ↑こんな感じ?

最後にビデオレンジャー、韓国で公開後、大問題になったっぽいと書いたが。
なんか責任者捕まったらしいよ、そらそうか。
昔は北朝鮮みたいに内情がよくわかん国家で、知る由もなかったが、いろんな歴史があるんだなと感心する。

という感じで、なんせ全てのデザインがオリジナルに準じているんで「韓国アニメを観た」という満足度はイマイチ。
でもまあ珍しいもん観たなという感じですはい。



日記など



●2017.5.29 しぶい日もわりと釣れる

調子に乗ってまた釣りに。

あとで数えるんでマメに記しますが、今朝は2匹です。

うち最初のほうはケッコー、デカかったですね、ポーズをとったり写真をとった後に暴れたりしたんでうまく測れないが、おそらく75センチほど。
進撃の巨人に登場する巨人と同じで鯉も個性がありますが、70センチ台で活きは普通、あるいは弱いくらいで、安いロッドとラインで釣るにはちょうどいいゲームと言えます。 去年は絶対85センチ以上と確信しているのを釣ったが、アレは長さもそうだけで丸々と太っていて、もしかしたら10キロあるんじゃないかというサイズ、しかし活きはそれほどでもないトロい鯉なんでなんとか釣れた次第。
あのサイズで活きが良かったら絶望的ですね、90メートルくらいの3号ラインじゃ。

 ↑これ撮ったあとに大暴れして勝手に水にもどった

あとは次に釣れたやつ、釣ったあとに沖に走るのはどんな魚も共通で、いつものことなんだけど、そこから巻き取るわけで、通常50メートル前後のファイトとなるのではないかと。 測ってるわけじゃないから知らんけど。
わりと毎回想うのが、あんがいと手応えが軽いなという感想。
たまにその段階でグイグイと引くのを「良いファイト」というわけで、いつもは軽いんです。 竿をあげて引き寄せ、竿を下ろしながら巻取り、とうのを何度も繰り返すわけで、あんがいと簡単に、魚が見える距離まで詰めます。

が、そこからいちど目視してからがかなり抵抗する、というのがパターンで、要は後半戦が盛り上がるのが鯉釣りの特徴。
このたびもそんな感じで、近くまで軽々と寄せたんで弱ってる鯉かと思いきや、そこからが徹底抗戦。
むしろ元気な個体だった様子。

なんかね、釣れた直後って異変を感じて現場を離れつつ、口に痛覚もないし針が刺さってること自体には気づかず、「なんだか沖へ歩いているつもりが岸の方へ頭が向いてしまう呪い?」くらいに思っている可能性がある。
至近距離まで詰めてから「やべえ漁師だ!」みたいに意識を変えて本気出す、そんな雰囲気。


四十匹以上を取り込んでいるタモ網だけど、最近はなんか小さく感じてきた。
70センチ台でかなり苦労するというか・・・。 スポッといかない場合は尻尾はみ出す。
ゆうても畳めて便利でもあるので買い替えはあまり考えていない。
まあ磯玉網のネットと交換すれば引っかかりもなく、キレイにスムーズに収まるような気がする。


とまあ、2日で五匹釣ったんで大満足ですが。

それにしても、あまり鯉が姿を見せないような感じのしぶい日でも、アタリはあるもんですねわりと。
二回振り込めば一度は食いつくくらいの頻度で。 最初に釣ったほうは、十メートル以上向こうに投げ込んださいに、二度も餌を蹴っ飛ばして針から外してから食うという知能犯であり、じゃあウキ下を長くしてもういちどチャレンジだ! という作戦で釣った。
そうして逆算すると十分にいちどは何らかの「動き」があるわけで、それほど忍耐は必要としない釣りではある。
静かに思える時でも思い返せばアタリは時々あった、というわけで、やっぱりパン釣りは有望です。

という日記。



●2017.6.5 釣果1

なんか数えはじめたんで釣りに行った記録はつけます。

二日間で鯉が一匹、悪くない成果という。

にしても、快晴には困ったもんですね、多摩川に到着して、むろん波が高かったり流れが強かったりは望み薄なんですが、逆に鏡のような凪、まったく動きのない水面には上面に現れる鯉が見当たらない、そーゆーパターンが多くて。
なんでだよ、この時期にこんだけ快晴? 梅雨時なんじゃないの? という疑問もあるが、とにかくパン釣りは上を泳いでいる鯉を狙うのだから、それいないと話しにならん。

経験上、多少曇ったほうが釣れる、これはかなり確信めいてきた。
また前後の日々に動きがない、つまり雨もなんもないと魚の活性というのか、つまらない釣り場になりがちであると。

今朝はだいたい5時前に到着だっけ、4時半だっけ、ちょっと上流まで鯉を探してみて、とりあえずちょっとは居るなというとこで竿を出し、短期決戦みたいな。
前回は釣れなかったので短期決戦という趣で、でもちゃんと雲がでたんで場所移動と相まって多少希望が。


つうわけで、5時20分ごろ一匹釣れました。
そのあとも少し粘ったんですが、どーも「流れ」がかわったようで・・・・風と波も出ましたが、それはまあいいです。 静になることもあり、荒れっぱなしでもないし。
だがしかし、どんな理由か鯉は姿を消しました。 釣れる前のいっとき、わりとウヨウヨと出没してたんだけど、後になってからはサーチパンにも反応なし。
だもんで、6時20分前に見切りをつけて納竿という。

ブッコミ釣りに切り替え、という考え方もあるが、アレはシッカリした竿立てが必要で、荷物になりますから今んとこやってません。
つか去年の7月ごろ、何度かそれやって成果なかったんでパン釣りに切り替えたわけでして。

それとまあ、そろそろ竿も用意したほうがいいかなと。
値段がね〜、1180円税抜きって安物ですから。 同じ竿で50匹前後釣ってるわけですから巨大魚を。
つても「だいぶん使い込んだな〜」という感じだけで、とくに折れる兆候がみえるわけじゃないのだが。


もうひとつ、どうやら朝より夕まずめのほうが有望な気もする。
せっかく今、いちばん日が長い時期なんでそっち狙いも考えとこ。


というわけで。







どうもキリがいい気がしてきたので次に移動。
次はabout-17.6-2となります。
タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

てきとう情報など

てきとうリンク


ウヅラヤ商店
なんか管理人のホームページ。
てきとう怪獣
なんか本来こっちがメインだった、てきとう怪獣のブログ。


 
↑Poser5で作ったてきとうアバター。
余り似てないかも。

てきとう広告

なんかアフィリエイトは
やめました。
重いしめんどうなので。
以下、単なる広告。


夢ひよこ


Shade10


Vue6


SketchBook Pro2

てきとうリンク

pixiv小説
超獣合体ブレストリオン
のシリーズ

準備中

てきとう検索