Androidアプリ技術者認定試験問題集（ACE本）まとめ

【P.12】 Androidランタイムは、Javaコアライブラリで機能の多くをサポートしたコアライブラリから構成されています。

「Javaコアライブラリ」というのが具体的に何に該当するのかここだけでは曖昧に感じます。「標準ライブラリ」か「クラスライブラリ」というのがデスクトップ向けJavaとしては一般的な表現な様な…。

【P.15】 AndroidランタイムのJavaコアパッケージに関する説明として、

ところが、こっちでは「Javaコアパッケージ」と表現されています。同一概念を別の表現にするのはあんまりよろしくないと思われます。

【P.15】 Androidランタイムに含まれるJavaコアパッケージはJ2SE 5.0に準拠してGoogleが実装したJavaライブラリです。

ベースにしているだけで準拠していないはずです。また、「Googleが実装した」というのも厳密には偽なので、わざわざ"誰が実装したか"を記載する必要はないと思います。

【P.16】 LibWebCoreは、ブラウザと埋め込みビューをサポートするブラウザエンジンである。

WebKitでいいと思うんですが、公式のWhat is Androidには確かにこのキャメルケース表記があります。

【P.22】 Androidが採用しているライセンスはどれか。

http://source.android.com/source/licenses.html

The preferred license for the Android Open Source Project is the Apache Software License, 2.0 ("Apache 2.0"), and the majority of the Android software is licensed with Apache 2.0. While the project will strive to adhere to the preferred license, there may be exceptions which will be handled on a case-by-case basis. For example, the Linux kernel patches are under the GPLv2 license with system exceptions, which can be found on kernel.org.

「大部分が」Apache2ベース*1で、とかもう少し正確に表記すべきだと思います。

【P.24】 Androidに含まれるGmail、Google Talk、Google Maps、Android MarketなどのGoogleアプリケーションの著作権はGoogleに帰属するため、使用、改変、複製をGoogleの許可なく行うことはできません。

「含まれる」ではなく、Androidデバイスに搭載されている、等の表現程度が望ましい気がします。