ネクロノミコンの原著。
狂える詩人アブドゥル・アルハザードは西暦730年頃、ダマスカスにおいてアル・アジフ(またはキタブ・アル=アジフ、キタブは本の意)を著した。アジフはアラブ人が魔物の鳴き声と考えた夜の虫の音を表した言葉とされる(実際にはアラブ語にアジフという言葉はないが、似たような意味の言葉にアジス(轟音)がある)。
950年にコンスタンティノープルのテオドラス・フィレタスにより密かにギリシャ語に翻訳された際に「ネクロノミコン」と表題され、以後その名で知られるようになる。
狂える詩人アブドゥル・アルハザードは西暦730年頃、ダマスカスにおいてアル・アジフ(またはキタブ・アル=アジフ、キタブは本の意)を著した。アジフはアラブ人が魔物の鳴き声と考えた夜の虫の音を表した言葉とされる(実際にはアラブ語にアジフという言葉はないが、似たような意味の言葉にアジス(轟音)がある)。
950年にコンスタンティノープルのテオドラス・フィレタスにより密かにギリシャ語に翻訳された際に「ネクロノミコン」と表題され、以後その名で知られるようになる。