クトゥルー神話に関するwiki

The Elder Sign
エルダーサイン、古の印

ランドルフ・カーター?地球の神々について、神々はレリオン?の上でよく踊られるのかと訊ねたとき、農夫とその妻は旧神の印を結び、ニル?ウルタール?への道を教えてくれただけだった。
(The Dream-Quest of Unknown Kadath (1943) by H.P. Lovecraft)

概要

印、或いは物品。

ラヴクラフトの詩「異形の使者?」(1929)では「暗黒の力を開放する」とされる
ラヴクラフトは『インスマスを覆う影』(1931年)で、アルコール依存症の老人ザドック・アレンの口から旧神の印について語らせている。ラヴクラフトはそれを、中央で五本に分岐した線状の星のように描写している。

オーガスト・ダーレス中心に燃える柱(あるいは目)をもった五芒星として描写している。旧支配者たちの力を抑える事ができるが、討ち倒せるほどのものではない。

ネクロノミコンにはウムル・アト=タウィル?が「古の印をものともしない邪悪」であると記されている(ラヴクラフト銀の鍵の門を越えて?(1932))。

ラヴクラフトの断章ニューイングランドにて異形の悪魔のなせし邪悪なる妖術につきて?では、旧神の印を刻んだ平石によってオサダゴワア?という魔物を封印したとある

リン・カーター?による1976年の短編『The Horror in the Gallery』では、ラヴクラフトの図とダーレスの説明を取り入れたものとして、「スターストーン(star-stone)」の中央にカルトゥーシュ?で囲まれたラヴクラフト式の分岐線が描かれた旧神の印が描写されている。

ゲーリー・メイヤーズ?によれば女神のヌトス=カアンブル?が作り出したもの。

イオドの書?によれば、旧神の印は、クトゥルフおよび他の外なる神の下僕に対抗する強力な武器であり、彼らを排除するために用いることが出来る、とされる。

タイタス・クロウ・サーガ?では対クトーニアン戦で大量生産され、戦果を上げた

登場作品

  • 初出は、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトによる1926年の作品、『未知なるカダスを夢に求めて?』か。同年に執筆されかけた断章末裔?にも登場する。
  • ラヴクラフト 『インスマスを覆う影?』(1931年)
  • リン・カーター?  『The Horror in the Gallery?』1976年

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