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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【出典】シャルルマーニュ伝説 恋するオルランド 狂えるオルランド
【CLASS】セイバー
【真名】ロジェロ
【異名・別名・表記揺れ】ルッジェーロ
【性別】男性
【身長・体重】183cm・79kg
【肌色】小麦【髪色】黄金(+焦げ茶のメッシュ) 【瞳色】蒼
【外見・容姿】どこか間の抜けた童顔のイケメン。アフリカ系とヨーロッパ系のハーフ。
【地域】北アフリカ、アラビア、欧州 アフリカ王アグラマンの孫にしてイタリアの騎士の子で、イスラム騎士としてアフリカ軍の英雄となり、最後にはフランク王国に帰属する。活動地域が広い。
【年代】8世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】愛する者
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:B 幸運:B--- 宝具:B
B---(トリプルマイナス)という、意味不明な幸運値が特徴。これは、「最後こそハッピーエンドになるが、過程でとてつもなく間が悪いことが起きる」ことを指す。

【クラス別スキル】

対魔力:E-

魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
ロジェロは、作中で何度も何度も魔術師に捕らわれており、この手の騎士としては致命的に魔術耐性がなく、搦手に弱い。

騎乗:B

乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。

……が、宝具として持ち込まれる彼の乗騎は幻想種である。つまり、「自分の宝具を乗りこなすことができない」という致命的な欠陥がある。

【固有スキル】

九偉人の鎧:B

マンドリカルドから奪ったヘクトールの鎧。宝具である「ヘクトールの盾」と異なり、本来の所有者ではないためスキルに留まり、マンドリカルドと比べランクも少し低い。
高い神秘を帯びた鎧は、単純に高い強度を持つだけでなく、着用者の肉体そのものを強靭なものに変える。

被縛体質:B

「被虐体質」の亜種スキル。何度も囚われの身になったロジェロの逸話が具現化したもの。集団戦闘において、相手の敵意(ヘイト)を自分に集め、敵の標的になる確率が増す。
攻撃対象ではなく捕縛対象になりやすくなるスキルであり、相手にとっては単純な攻撃よりも難しい「生け捕り」という択を強要されるかなり厄介なスキル。
捕縛耐性が下がるが、捕縛中は耐久ランクに補正がかかり、生け捕りにしたあと処刑することは難しいのも面倒。

信仰破棄:D

ひとつの宗教を愛のために捨てたことを表すスキル。イスラムを捨て洗礼を受けたロジェロは、「ロジェロがブラダマンテと結婚すればイタリアは繁栄する(マーリンの予言)」と「ロジェロは洗礼を受けた7年後に死ぬ(養父アトラントの予言)」という、二つの予言を受けていた。
キリスト教の信仰による加護と、死罪に当たる悪徳であるイスラムの棄教による呪詛。キリスト教系の魔術に対する抵抗力を得るとともに、イスラム系の魔術の抵抗に減算補正がかかる。

離別の呪い:E

ブラダマンテと再会するたびどこかに連れ去られる数奇な運命がスキル化したもの。「ブラダマンテとはぐれる」方向に運命が強く働く。「再会を阻害する」効果は持たないのでラーマの持つそれと比べ軽微であり、ランクも低い。

【宝具】

信義剣ベリサルダ

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
ロジェロの持つ聖剣。「あらゆる守りを貫通する」能力を持つ。異名は「信頼できる」ベリサルダ。

元はと言えば、モルガン配下の魔女ファレリーナが、ローランの金剛の肉体を貫くために用意したものだったが、あっさりローランに奪われた。そのローランもサラセン人の盗賊ブルネロによって奪われ、その後ブルネロからロジェロに譲渡される。

ローランの金剛の肉体、モルガンが護衛騎士アリダノに与えた魔術装甲、マンドリカルドの持つヘクトールの鎧の魔術防御などを貫通できる。
……が、巨大海魔であるオルクに対しては決定打になっておらず、この伝承から推測するにおそらくビームは出ないものと思わしい対人宝具。

ベリサルダの前では、防御宝具や防御スキルの一切が意味をなさず、鎧も貫通。耐久ステータスすらEとして計算する。ディルムッド・オディナの「破魔の紅薔薇ゲイ・ジャルグ」に近い地味な宝具だが、より防御貫通に特化している。
「防御を無視してどんな敵でも一刀両断」という性質上、単純な対人宝具としての斬れ味・威力はランスロットの振るうアロンダイトに匹敵し、基本的には当たる=敗北である。

煌きは王鷲の魔盾エステ・ヘクトール

ランク:B 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1/1〜30 最大捕捉:1人/100人
ロジェロが先祖より受け継いだ「ヘクトールの盾」。空色の盾に、ヘクトールを象徴する王冠を被った白鷲の紋章が描かれており、これは後世では子孫エステ家の家紋となった。
マンドリカルドから勝ち取った「ヘクトールの鎧」同様、古代の城壁にも近い魔術防御がかかっており、並大抵の攻撃は無効化する。さらに高い神秘を帯びた盾は、単純に高い強度を持つだけでなく、着用者の肉体そのものを強靭なものに変える。

「狂えるオルランド」によると、この盾と鎧は、鍛冶神ヘファイストスがヘクトールのために鍛えたものであるという(なお、兜だけは出自が別でアポロンから与えられたものである。)。神造兵装。
また、一時所有していた養父アトラントの盾も一部習合しており、真名を解放すると魔力光を放つこともできる。

この世ならざる幻馬ヒポグリフ

ランク:B 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1/1〜30 最大捕捉:1人/100人
グリフォンと雌馬の間に生まれる上半身は鷲、下半身は馬という本来「有り得ない」魔獣・ヒポグリフ。
ヒポグリフは元来「在り得ざる存在」という意味が込められた幻獣で、それ故に存在そのものが不安定な本当の意味での「幻獣」であるため、真名を解放すれば「有り得ない」性質が拡張され、一瞬だけ世界の裏側に移動・消滅し、また出現することができる。

が、ロジェロの場合、暴走したヒポグリフに一度連れ去られていることから、制御に難がある。そもそも騎乗ランクが足りていないので、ヒポグリフの機嫌が悪ければ連れ去られたり振り落とされたりする。

【解説】

シャルルマーニュ伝説の『ヒロイン』。囚われの騎士ロジェロ。シャルルマーニュ十二勇士と敵対するイスラムの最強騎士でありながらブラダマンテと恋に落ちる騎士……なのだが、異様なほどに間が悪く、頻繁に連れ去られ、捕らわれの身になってブラダマンテの助けを待つ、騎士物語のピーチ姫。
本人の武勇は十二勇士に匹敵し、さらに『狂えるオルランド』ではローランと並び主人公格である都合、多くの宝具を有する。

アフリカ王アグラマンの娘と、ヘクトールの子孫であるイタリアの騎士が駆け落ちしたことで生まれ、妹のマルフィーザとともに魔術師アトラントのもとでロジェロは育てられた。
成人し、出自を知らずアフリカ軍の英雄として従軍したロジェロは、敵軍の女騎士ブラダマンテと恋に落ちる。
養父である魔術師アトラントは「ロジェロはキリスト教徒になった7年後に死ぬ」という予言を受けており、養子を思うあまり暴走。ロジェロを拉致、監禁するなど執拗に妨害する。
また、シンプルに運も悪く、「魔女に捕らわれたアストルフォを助けに行ったら自分が捕まる」「幻馬ヒポグリフに試乗したらそのままどっかに飛んでいき連れ去られる」など、ブラダマンテと再会するたびどこかに行ってしまう。
しかし最終的にはロジェロとブラダマンテは結ばれ、彼らの子孫がエステ家となる。


幸運値B---、ほぼマイナスの対魔力、宝具に乗れない騎乗ランクと、ツッコミどころの多すぎるポンコツスペックサーヴァント。ステータスは高くて武勇も高くてイケメンで性格も良くて宝具も多いんだけどさあ……

【人物像】

明るく快活、間が抜けているが正義感が強い、名誉十二勇士ともいうべき性格。善良で爽やかな底抜けの馬鹿。
個人の武勇としては十二勇士級かそれ以上なのだが、方向音痴で警戒心が薄く運がないため、結局目的を達成できない、なんなら目的地にすらたどり着かない類の騎士。
好きなもの:ブラダマンテ
嫌いなもの:魔術師
天敵:拉致・監禁
願い:「7年しか新婚生活が続かなかったからさ、受肉してもっかいやりたいんだよな……」
【一人称】おれ/私(騎士として振る舞うとき)【二人称】きみ/貴殿(騎士として振る舞うとき)【三人称】彼/彼女/○○殿(騎士として振る舞うとき)

【因縁キャラクター】

ブラダマンテ

彼女。『狂えるオルランド』は、ロジェロとブラダマンテ、2人のヘクトールの子孫が出会うことでエステ家が生まれる、という栄光譚である。
主人公格のブラダマンテが囚われのロジェロを探しに行く……という数奇な物語であり、ブラダマンテなしではロジェロは立ち行かないという意味ではいい彼女、いい夫婦である。でもさ、それ介護って言わない?

マンドリカルド

宿敵。彼の死の直接的原因でもあるが、死に際にデュランダルで頭を斬りつけられ頭蓋骨が陥没したりもしているのでおあいこ。……なんでそれで生きてるんですか?

アストルフォ

友人。彼を魔女から助けに行って自分が捕まるなど、一緒にいるともはやコントのような状況が頻発する。

キルケー

「げぇー−−っ、アルチーナ!……ちょっと何してんだアストルフォ!今すぐ逃げるぞ!え?別人?」
彼女の系譜を継ぐ魔女、アルチーナによって魅了を駆けられ監禁されたため、少し、というかかなり警戒している。

「山の翁」

「棄教は罪である。首を出せ。」イスラム法上は、棄教を明言することは死罪に値する(なお、内心の自由はあるので、表立って言ったり行動に出さなければOK)。当然、キリスト教の洗礼を受けたロジェロもイスラム法的にはがっつりアウト。
多くの宗教の者が集まるカルデアと言う場であり、「山の翁」は外界に影響を齎すべきではないためなんとかなっているが、イスラムと言う「身内の錆」なので当然かなり問題視はしている。

【他クラス適性、変化傾向】

ライダー:「オルクを打倒した勇者」としての性質が高まる。ステータスが下がり、「九偉人の鎧と盾」を失う代わりに「アトラントの盾」「アンジェリカの指輪」を獲得。ポンコツな対魔力(指輪の補正)と騎乗値(クラス補正)が向上することで扱いやすくなる。

【コメント】

ブラダマンテの旦那、シャルルマーニュ伝説いちのヒロイン、ロジェロ。十二勇士がホットな今だからこそ此奴だ!
不運・ポンコツ・搦手に弱い。ステータスこそ高いが、弱点が多すぎて聖杯戦争では扱いづらい類の騎士。

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