フジテックスは、臨床検査の際に使われる体外診断用医薬品の原料を取り扱う会社です。本店は神奈川県横浜市。主な事業内容は免疫測定試薬の抗体の作製やラテックス試薬の原料供給です。
フジテックスで製造された原料は関連会社で体外診断用医薬品となり、臨床検査で使われます。
臨床検査の中でも検体検査では試験紙などを使い患者の状態を調べていきます。
その検査内容について簡単にご紹介します。
リパーゼ
異常値の場合に疑われる病気
フジテックスで製造された原料は関連会社で体外診断用医薬品となり、臨床検査で使われます。
臨床検査の中でも検体検査では試験紙などを使い患者の状態を調べていきます。
その検査内容について簡単にご紹介します。
リパーゼ 
中性脂肪は腸管から吸収するために、脂肪酸とグリセリンに分解されなければなりません。その分解の役割を持つのがリパーゼという酵素の一種です。リパーゼはすい臓でつくられており、十二指腸乳頭部と呼ばれる十二指腸に差し掛かる部分へ運ばれます。この一連の流れのどこかで異常があると、リパーゼが血液中に漏れだし、血中の濃度が上がってしまいます。アミラーゼの検査でも似たような値の変動がありますが、アミラーゼはすい臓以外でも変動がみられるため、すい臓の検査の場合にはリパーゼを見る方がより特異性を見つけることができます。
異常値の場合に疑われる病気
- 急性膵炎
- 慢性膵炎の急性増悪期
- 膵機能荒廃期
- 膵嚢胞
- 膵癌の初期
- 腎不全
- 肝硬変
- 慢性膵炎非代償期
- 膵癌（膵実質の広汎な破壊）
- 膵嚢胞性繊維症
- 糖尿病
- 急性肝壊死
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