これは遠壁にて主力となる攻撃玉を乗り込ませ、采玉で相手要塞端または画面端に移動し、そこから攻撃を行う戦法です。
例として、相手が低速の時、乗り込んだ采玉が相手要塞により意図的に倒され、要塞端で攻撃玉を停止させる戦法などがあります。
相手の乗り込み防御に対抗するため、主力の乗り込みの前に補助乗り込みを行う必要性があります。
この要塞で主力となる攻撃玉は遠距離攻撃として砲玉(後ろ向きに配置)、導玉、補助攻撃として散玉、近距離攻撃には薙玉、槍玉が主に使用され、防御としては壁玉と的玉の組み合わせまたは界玉が使用されますが、近壁型と比較し乗り込みまでの時間が短いこともあり、壁玉防御が多いようです。
この型では速攻性を重視することで、乗り込み対策を必要最小限に抑えることも可能であると考えられます。また、簡単な乗り込み対策で相手の乗り込みを抑制しつつ、こちらから確実に乗り込みを仕掛けるという方法も考えられます。
この型では、相手の弾弾幕や、手前側配置の落下傘式防御法に比較的強いとされますが、下段手前コアの型や聖贄防御などがやや苦手であるようです。
1.攻撃玉と采玉の配置および調整
まずは乗り込みの座標を決めます。主に、座標は上記の遠壁乗り込みと同じような座標を使用します。
その前端ぎりぎりに采玉を2体か3体x3間隔で載せます。最初は片方は0度、もう片方は300度など(采玉2体の場合。3体の場合は30度-315度-0度など)に設定します。
次に遠壁の後ろ端ぎりぎりに剣玉など、近距離攻撃玉(これは後で本来の攻撃玉で置き換える)を使用し、試運転を行います。
この際、極端に要塞壁端に配置すると相手が超高速(12速など)突撃型であった際などに要塞壁から振り落とされる可能性があるため、注意が必要です。
(試運転の際は相手側の要塞をコアのみ、またはコアとジェットエンジンなどの速度増強系を使用するなどの方法が良いと考えられます。)
0〜3速、1P、2P双方で攻撃玉が画面端で停止するか、采玉のみが相手要塞上から落下し、相手要塞にて自滅(攻撃玉が相手要塞端で停止)した場合、調整完了です。先に配置した剣玉などを本来の攻撃玉に置き換えれば主となる乗り込みは完成です。
(
この型は1P、2P差やPCの環境差が大きいです。特に1P、2P差には気をつけましょう。)
ここでは攻撃玉として砲玉、導玉を使用します。角度をうまく調整しましょう。
後は遠壁乗り込み4以降と同じです。
応用戦法とそれの制作例
- 遠壁乗り込み型応用戦法:「床下奇襲乗り込み方式」の作り方の例
これは、主に相手が0速の時、遠壁にて一度相手の要塞下部の地面に攻撃玉を下ろし、そこから采玉にて乗り込みを仕掛ける戦法です。
乗り込みの際、成功率を向上するためには低い高度から乗り込みを行うことが良いとされるため、遠壁を極端に低い位置に配置すると相手の速度(主に0速などの低速)によっては乗り込みに失敗します。
その際でも乗り込みを成功させると共に、乗り込み防御への対抗性能も向上させるための戦法がこの方式です。
制作例
1.コア、主となる遠壁、主となる防御の配置
まず、コアの位置ですが、遠壁配置の関係でX=100、Y=125辺りが良いようです。
次に、遠壁ですが、0速で攻撃玉が相手の要塞下の地面に来る位置でかつ、采玉のタイミングが良い位置に配置する必要があります。
例えば、X=150、Y=290辺りが良いようです。
防御は主に壁玉と的玉にて行います。界玉を使う場合もありますが、ここでは壁玉の方が一般的であるようです。
壁玉はコア手前下側に乗せるようにし、X=174、角度が330度が良いようです。これにより、相手の攻撃からこちらの主となる攻撃玉を守ることが可能となります。
2.主となる攻撃玉および采玉(ここでは本陣と呼ぶ)の配置
相手が中〜上コアでは、本陣の攻撃が重要となります。なお、本陣が機能することが難しい下段手前コアでは2段階乗り込みなどで対抗すると良いようです。
本陣は上記通り主となる攻撃玉および采玉にて構成されます。
采玉は、1.と同じ条件の時、1.で配置した遠壁の上に、1体目→X=161、角度295度、2体目→X=163、角度359度、3体目→X=164、角度339度で配置すると上手く乗り込みおよび0〜3速での画面端停止が成功するようです。
そして、攻撃玉ですが、砲玉と導玉を組み合わせることが一般的であると考えられます。配置は1.と同じ条件であればX=135辺りが良いようです。
ただし、極端に要塞壁端に配置すると相手が超高速(12速など)突撃型であった際などに要塞壁から振り落とされる可能性があるため、注意が必要です。そのため、無理矢理な設計はなるべく控えることが理想です。
采玉と攻撃玉の設定は、一般的な遠壁進行乗り込みと同様に1〜3速、1P、2P双方で本陣の進行が画面端で攻撃玉が停止すればOKであると考えられます。できるだけ多くの速度に対応することが理想です。
それ以外にもいろいろな組み合わせがあると思いますので、一般的な遠壁進行乗り込みと同様に調整すると良いと思います。
3.補助攻撃および補助防御
補助攻撃および補助防御については一般的な遠壁進行乗り込みと同様に配置、調整すると良いと思われます。
なお、この方では0速の際、床下から乗り込みを仕掛ける関係もあり、その場合に相手の要塞手前先端に薙玉などによる乗り込み防御が仕掛けられているとこちらの乗り込みを防御されます。
これに備えて0速では補助乗り込みで本陣乗り込み前に相手要塞先端に薙玉などを乗り込ませることで乗り込み防御を突破する戦法が良いと考えられます。
また、この型では本陣の配置されている遠壁がかなり下にあるため、相手の乗り込みで本陣が返り討ちにされることも考えられるため、こちらが乗り込みを仕掛けるまで本陣を防御する工夫(木壁配置など)の必要もあります。
他の補助乗り込みとしては、この型も一般的な遠壁進行乗り込みと同様に核玉を使用しない戦法が主となるため、いわゆる4枚壁上奥コア聖贄突撃型対策として「下記の上コア特化補助乗り込み」も入れた方が汎用性が向上すると考えられます。
相手が主に3〜5速、上段コアの時に対応するような位置から遠壁で乗り込みを行うことで、特に上段奥コアの聖贄突撃型などに大ダメージを与えることが可能であるものです。また、配置によっては0速の下段奥コアにも攻撃できる場合もあります。
代表的な配置として、遠壁のX座標が265〜270、Y座標が0〜10です。000P6RU01evTa01fQQa01daUこれだけでSOUSEI式に勝てる