最終更新: keisuketsushima 2011年11月24日(木) 17:56:25履歴
RubyDCLを利用したGPhysのためのグラフィックライブラリです。
このモジュールはGPhysを利用していますが、その一部ではありません。より具体的に言うと、このモジュールはGPhysディストリビューションに含まれていますが、NumRu::GPhysクラスはそれについて知らず、GGraphはパブリックメソッドのみによってGPhysにアクセスします。
このモジュールはGPhysを利用していますが、その一部ではありません。より具体的に言うと、このモジュールはGPhysディストリビューションに含まれていますが、NumRu::GPhysクラスはそれについて知らず、GGraphはパブリックメソッドのみによってGPhysにアクセスします。
- program (String or nil) : 下部余白の左側に挿入される文字列で、実行ファイル名を表す。nilの場合は$0の完全パスが使用される
- data_source (String or nil) : 下部余白の右側に挿入される文字列で、データファイル名あるいはデータが位置するディレクトリ名を表す。nilの場合は現在のディレクトリの完全パスが使用される(しかし、プログラムのディレクトリと同じ場合は何も表示しない)
- date (true, false, nil) : 本日の日付を挿入するかどうか。(true: 常に挿入する, nil: program.lengthが十分に短ければ挿入する, false: 常に挿入しない)
- char_height (Float or nil) : V座標で表示する文字列の高さ。nilの場合は内部的に定義される
- xl, xr, yb, yl (Float --- nil is available for yb) : V座標における余白サイズ。余白はDCL.slmgn(xl, xr, yb, yt)と同様に設定される。ybがnilの場合は内部的に2.0 * char_heightとして定義される
DCL.uxmttl('t',string,0.0)によって題名を表示する。contourなどのグラフィックメソッドはデフォルトでこれを実行する
ビューポートの右側余白にテキストを表示する。contourなどのグラフィックメソッドはデフォルトでこれを実行する
ビューポート、ウィンドウ、座標変換ID(itr)を2つの1次元VArray(xaxおよびyax)で設定し、図を定義する(投影法が任意のパラメータitrで指定されていればVArrayは必要ない)
与えられたオプションに従ってDCL.grfrmもしくはDCL.grfigが実行される。
与えられたオプションに従ってDCL.grfrmもしくはDCL.grfigが実行される。
- xax (VArray) : (投影法が指定されない場合のみ) 図のx(水平)座標を代表するVArray。ウィンドウのxの幅(DCLにおけるUXMINとUYMAX)はxax.valの最大値と最小値によって決定される。デフォルトでは、最小値と最大値は左と右の境界にそれぞれ配置されるが、xaxが'positive'属性を持ちその値が'down'などの場合は逆転する(options参照)
- yax (VArray): (投影法が指定されない場合のみ) xaxと同様。図のy(鉛直)座標を代表する
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。キーと値のオプション名(String)を持つハッシュ。オプションはNumRu::Misc::KeywordOptAutoHelpによって解釈されるため、その意味が明確な場合は(値を省略することで)キーを短縮できる
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
new_frame | true | DCL.grfrmで新しいフレームを定義するかどうか(falseならば、DCL.grfigを実行する) |
no_new_fig | false | trueならば、 DCL.grfrmとDCL.grfigはどちらも実行されない(new_frameを上書きする)ので、あらかじめどちらかを実行する必要がある。grfrmもしくはgrfigによってリセットされるDCLパラメータを設定するのに便利 |
itr | 1 | 座標変換番号 |
viewport | [0.2, 0.8, 0.2, 0.8] | [vxmin, vxmax, vymin, vymax] |
eqdistvpt | false | ビューポートをxとyが等間隔になるように修正する(itr=1〜4のみ) |
window | nil | (itr<10,>50において) [uxmin, uxmax, uymin, uymax]。各要素はnilでもよい(itr<5,>50の場合のみ) |
xreverse | positive:down,units:hPa | (itr<10,>50の場合)条件を満たしていればUXMINに最大値、UXMAXに最小値を配置する(nil:常に実行しない, true:常に実行する, String:属性が指定された値を持てば実行("key:value,key:value,..")) |
yreverse | positive:down,units:hPa | (itr<10,>50の場合)条件を満たしていればUYMINに最大値、UYMAXに最小値を配置する(nil:常に実行しない, true:常に実行する, String:属性が指定された値を持てば実行("key:value,key:value,..")) |
round0 | false | expand window range to good numbers (effective only to internal window settings) |
round1 | false | expand window range to good numbers (effective even when "window" is explicitly specified) |
similar | nil | (直角曲線座標のみ)直角曲線座標での相似変換のための3つの要素を持つ浮動小数配列。DCL::grssim:[simfac,vxoff,vyoff]で与えられる。simfacはスケーリングファクター、[vxoff,vyoff]は原点移動 |
map_axis | nil | (全ての地図投影に対して) DCL::umscnt: [uxc, uxy, rot]で与えられる浮動少数配列。[uxc, uyc]は接点(もしくは円筒投影における上側の極)、rotは回転角度。nilの場合は内部的に決定(units: degrees) |
map_radius | nil | (itr>=20の円錐/方位角投影に対して) 接点周りの半径(units: degrees) |
map_fit | nil | (itr=10(円筒),11(メルカトル)のみ)true:データウィンドウにグラフを合わせる(map_windowとmap_axisは上書きされる), false:合わせない(map_windowとmap_axisが使われる), nil:itr==10の場合はtrue,itr==11の場合はfalse |
map_rsat | nil | (itr=30のみ)地球中心からの衛星距離(sgpack用のパラメータ"RSAT") |
map_window | [-180, 180, -75, 75] | (itr<20: 円筒投影に対して)地図を描く緯度経度ウィンドウ[lon_min, lon_max, lat_min, lat_max ](units: degres) |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
figのオプションの初期値を変更
- options (Hash) : figのoptionsと同じ
- fig参照
- options (Hash) : figのoptionsと同じ
- fig参照
- xax (nil or VArray): nil以外の場合、xtitleとxunits(以下参照)を定義するために'long_name'属性と'units'属性が読み込まれる。 これらはxtitleとxunitsを明示的に指定することで上書きされる
- yax (nil or VArray): nil以外の場合、ytitleとyunits(以下参照)を定義するために'long_name'属性と'units'属性が読み込まれる。 これらはytitleとyunitsを明示的に指定することで上書きされる
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。キーと値のオプション名(String)を持つハッシュ。オプションはNumRu::Misc::KeywordOptAutoHelpによって解釈されるため、その意味が明確な場合は(値を省略することで)キーを短縮できる
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
xside | tb | xaxesを描く場所(t,b,uの組み合わせ) |
yside | lr | yaxesを描く場所(l,r,uの組み合わせ) |
xtitle | nil | x軸の題名(nilの場合は内部的に決定) |
ytitle | nil | y軸の題名(nilの場合は内部的に決定) |
xunits | nil | x軸の単位(nilの場合は内部的に決定) |
yunits | nil | y軸の単位(nilの場合は内部的に決定) |
xtickint | nil | x軸の目盛間隔(nilの場合は内部的に決定) |
ytickint | nil | y軸の目盛間隔(nilの場合は内部的に決定) |
xlabelint | nil | x軸のラベル間隔(nilの場合は内部的に決定) |
ylabelint | nil | y軸のラベル間隔(nilの場合は内部的に決定) |
xmaplabel | nil | "lon"("lat")の場合、DCLExt::lon_ax(DCLExt::lat_ax)を用いてxaxesを描く。それ以外は、DCL::usxaxsを使用 |
ymaplabel | nil | "lon"("lat")の場合、DCLExt::lon_ax(DCLExt::lat_ax)を用いてyaxesを描く。それ以外は、DCL::usyaxsを使用 |
time_ax | nil | カレンダータイプの時間軸の形式。nil:自動選択、false:軸の単位がsince fieldを持つ時間的なものであっても、時間軸を使わない、"h":nilと似ているが、dclext_datetime_ax.rb中の時間(hour)的解像度のdatetime_axを使う、"ymd":"h"と似ているが、DCL.uc[xy]aclを用いてy-m-d型を使う |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
axes用オプションの初期値を変更する
- options (Hash) : axesのoptionsと同じ
- axes参照
- options (Hash) : axesのoptionsと同じ
- axes参照
現在の座標変換が直交曲線座標かどうかを返す。座標変換はfigもしくはDCL::grstrfによって確定されていなければならない。主に内部用だが、ユーザーの使用も可能
現在の座標変換が地図投影かどうかを返す。座標変換はfigもしくはDCL::grstrfによって確定されていなければならない。主に内部用だが、ユーザーの使用も可能
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。キーと値のオプション名(String)を持つハッシュ。オプションはNumRu::Misc::KeywordOptAutoHelpによって解釈されるため、その意味が明確な場合は(値を省略することで)キーを短縮できる
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
lim | true | 周縁を描く(t or f) |
grid | true | 地図格子を描く(t or f) |
vpt_boundary | false | ビューポートの境界を描く(f, t もしくは線幅として1,2,3..) |
wwd_boundary | false | ワークステーションの境界を描く(f, t もしくは線幅として1,2,3..) |
fill | false | coast_worldかcoast_japanがtrueの場合、その地図を塗りつぶす(t or f) |
coast_world | false | 世界の海岸線を描く(t or f) |
border_world | false | 国境を描く(t or f) |
plate_world | false | プレート境界を描く(t or f) |
state_usa | false | アメリカ合衆国の州の境界を描く(t or f) |
coast_japan | false | 日本の海岸線を描く(t or f) |
pref_japan | false | 日本の県境を描く(t or f) |
dgridmj | nil | 主要な緯度線と経度線の間隔。nilの場合、内部的に決定(units: degrees)(これはUMPACKパラメータで、uminitかgrfrmが実行される際に無効になる) |
dgridmn | nil | 補助的な緯度線と経度線の間隔。nilの場合、内部的に決定(units: degrees)(これはUMPACKパラメータで、uminitかgrfrmが実行される際に無効になる) |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
- 座標変換が確定していないかその変換が地図投影でない場合に実行された
- NumRu::DCL関係 / TypeError関係
- optionsがオプション名にマッチしないキーを持っている
- optionsが曖昧なキーを持っている
map用オプションの初期値を変更する
- options (Hash) : mapのoptionsと同じ
- map参照
- options (Hash) : mapのoptionsと同じ
- map参照
- gphys (GPhys) : データを描くGPhysオブジェクト
- newframe (true/false) : trueの場合、内部的にfig、axes、title、annotateを実行。falseの場合、折れ線のみを描く(既にある図に描き足す)
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。キーと値のオプション名(String)を持つハッシュ。オプションはNumRu::Misc::KeywordOptAutoHelpによって解釈されるため、その意味が明確な場合は(値を省略することで)キーを短縮できる
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
title | nil | 図の題名(nilの場合、内部的に決定) |
annotate | true | falseの場合、newframe==trueであっても右側余白に文字を挿入しない |
exchange | false | x軸とy軸の交換 |
index | 1 | ライン/マークのインデックス |
type | 1 | ラインタイプ |
label | nil | Stringが与えられた場合、ラベルとして表示 |
max | nil | データの最大値 |
min | nil | データの最小値 |
legend | nil | 挿入するラインタイプとインデックスの凡例。nil(初期値)ならば表示しない。凡例としてStringを設定。trueならばGPhysオブジェクトが持つ名前を凡例として使用 |
legend_vx | nil | (legendがtrueの場合に有効) 凡例線の左辺のビューポートにおけるxの値(正の浮動小数)、もしくはnilで自動設定(ビューポートの右側に表示)、負の浮動小数で左に相対移動 |
legend_dx | nil | (legendがtrueの場合に有効)凡例線の長さ |
legend_vy | nil | (legendがtrueの場合に有効)凡例のビューポートにおけるyの値(浮動小数、もしくはnilで自動設定) |
legend_size | nil | (legendがtrueの場合に有効)凡例の文字サイズ |
map_axes | false | [itr=10(円筒形)の場合のみ使用]trueならば、GGraph::axesを実行してitr=1へ一時的に変更して軸を描く |
slice | nil | 描画する前にデータをGPhys#[]メソッドへ渡して部分集合化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
cut | nil | 描画する前にデータをGPhys#cutメソッドへ渡して部分集合化するArrayもしくはHash(適用される順番: slice → cut → mean) |
mean | nil | 描画する前にデータをGPhys#meanへ渡して平均化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
lineと同様だが、曲線を描く代わりにマークをプロットする
- gphys (GPhys) : データを描くGPhysオブジェクト
- newframe (true/false) : trueの場合、内部的にfig、axes、title、annotateを実行。falseの場合、折れ線のみを描く(既にある図に描き足す)
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。キーと値のオプション名(String)を持つハッシュ。オプションはNumRu::Misc::KeywordOptAutoHelpによって解釈されるため、その意味が明確な場合は(値を省略することで)キーを短縮できる
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
title | nil | 図の題名(nilの場合、内部的に決定) |
annotate | true | falseの場合、newframe==trueであっても右側余白に文字を挿入しない |
exchange | false | x軸とy軸の交換 |
index | 1 | マークのインデックス |
type | 2 | マークタイプ |
size | 0.01 | マークサイズ |
max | nil | データの最大値 |
min | nil | データの最小値 |
legend | nil | 挿入するマークタイプとインデックス、サイズの凡例。nil(初期値)ならば表示しない。trueならばGPhysオブジェクトが持つ名前を凡例として使用 |
legend_vx | nil | ((legendがtrueの場合に有効) 凡例線の左辺のビューポートにおけるxの値(正の浮動小数)、もしくはnilで自動設定(ビューポートの右側に表示)、負の浮動小数で左に相対移動 |
legend_vy | nil | (legendがtrueの場合に有効)凡例のビューポートにおけるyの値(浮動小数、もしくはnilで自動設定) |
legend_size | nil | (legendがtrueの場合に有効)凡例の文字サイズ |
map_axes | false | [itr=10(円筒形)の場合のみ使用]trueならば、GGraph::axesを実行してitr=1へ一時的に変更して軸を描く |
slice | nil | 描画する前にデータをGPhys#[]メソッドへ渡して部分集合化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
cut | nil | 描画する前にデータをGPhys#cutメソッドへ渡して部分集合化するArrayもしくはHash(適用される順番: slice → cut → mean) |
mean | nil | 描画する前にデータをGPhys#meanへ渡して平均化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
散布図(markと同様にuumrkzを使用)
- fx, fy (GPhys) : xとyの位置
- newframe (true/false) : trueの場合、内部的にfig、axes、title、annotateを実行。falseの場合、折れ線のみを描く(既にある図に描き足す)
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
title | "" | 図の題名(nilの場合、内部的に決定) |
annotate | true | falseの場合、newframe==trueであっても右側余白に文字を挿入しない |
index | 1 | マークのインデックス |
type | 2 | マークタイプ |
size | 0.01 | マークサイズ |
map_axes | false | [itr=10(円筒形)の場合のみ使用]trueならば、GGraph::axesを実行してitr=1へ一時的に変更して軸を描く |
xintv" | 1 | データサンプリングにおけるxの間隔 |
yintv | 1 | データサンプリングにおけるyの間隔 |
slice | nil | 描画する前にデータをGPhys#[]メソッドへ渡して部分集合化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
cut | nil | 描画する前にデータをGPhys#cutメソッドへ渡して部分集合化するArrayもしくはHash(適用される順番: slice → cut → mean) |
mean | nil | 描画する前にデータをGPhys#meanへ渡して平均化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
- fx, fy (GPhys) : xとyの位置
- fz (GPhys) : 色の基準となる値
- newframe (true/false) : trueの場合、内部的にfig、axes、title、annotateを実行。falseの場合、折れ線のみを描く(既にある図に描き足す)
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
title | "" | 図の題名(nilの場合、内部的に決定) |
annotate | true | falseの場合、newframe==trueであっても右側余白に文字を挿入しない |
index | 3 | マークインデックス(1-9) |
type | 10 | マークタイプ |
size | 0.01 | マークサイズ |
map_axes | false | [itr=10(円筒形)の場合のみ使用]trueならば、GGraph::axesを実行してitr=1へ一時的に変更して軸を描く |
clr_min | nil | 整数(10..99)が指定された場合、最小データ値のための色番号として使用(uepackパラメータの"icolor1"を設定することでも同様に可能) |
clr_max | nil | 整数(10..99)が指定された場合、最大データ値のための色番号として使用(uepackパラメータの"icolor2"を設定することでも同様に可能) |
keep | false | 前に使われたトーンレベルとパターンを使用 |
min | nil | 最小トーンレベル |
max | nil | 最大トーンレベル |
nlev | nil | レベルの個数 |
interval | nil | コンター間隔 |
log | nil | 近似的にログスケールされたレベル(DCLExt::quasi_log_levelsを使用) |
log_cycle | 3 | (logが有効な場合)1オーダーにおけるレベルの個数(1,2,3) |
levels | nil | トーンレベル(数値的なArray/NArray)。patternsと共に作用する |
patterns | nil | (<<tone>>))のpattersオプションと同様だが、ここではカラーパート(4,5桁目)のみ使用(例 パターン:38999 → カラー:38) |
xintv | 1 | データサンプリングにおけるxの間隔 |
yintv | 1 | データサンプリングにおけるyの間隔 |
slice | nil | 描画する前にデータをGPhys#[]メソッドへ渡して部分集合化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
cut | nil | 描画する前にデータをGPhys#cutメソッドへ渡して部分集合化するArrayもしくはHash(適用される順番: slice → cut → mean) |
mean | nil | 描画する前にデータをGPhys#meanへ渡して平均化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
散布図にモードベクトルを重ねて描く。scatter/color_scatterの後に実行する
- mean : ベクトルの中心を決定する
- modes : [2,2]、[2,1]、[2]の形状を持つ2次元モードベクトル(例えばEOFモード)
- 1番目のモードはモード[true,0]、2番目のモードはモード[true,1]
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
lineindex | 1 | ラインインデックス |
linetype | 1 | ラインタイプ |
fact | 2 | スケーリングファクター(各サイドにおいて、ラインの長さ=stddev×fact) |
style | 'line' | 表示しているモードのスタイル(line, arrow, ellipse) |
gphysが3次元以上の場合は、(GPhys$first2Dを用いて)最初の2次元を選択しコンターを描く
コンターレベルは次のように決まる
コンターレベルは次のように決まる
- set_contour_levelsが実行されないかlevelsオプションで明示的に指定されない場合は、コンターレベルはこのメソッドによって設定される
- コンターレベルがこのメソッドで設定されているときは、levelsオプションは最も高い優先を持つ。これが指定されている場合は、index、line_type、label、label_heightの各オプションが使用される。levelsが指定されていない場合は、線形増加のコンターレベルはmin、max、nlev、interval、nozero、coloring、clr_min、clr_maxの各オプションを使用して設定される。これらはDCLExt::ud_set_linear_levsによって解釈される。線形レベル設定の初期値はset_linear_contour_optionsで変更可能
- gphys (GPhys) : データを描くGPhysオブジェクト
- newframe (true/false) : trueの場合、内部的にfig、axes、title、annotateを実行。falseの場合、折れ線のみを描く(既にある図に描き足す)
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。キーと値のオプション名(String)を持つハッシュ。オプションはNumRu::Misc::KeywordOptAutoHelpによって解釈されるため、その意味が明確な場合は(値を省略することで)キーを短縮できる
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
title | nil | 図の題名(nilの場合、内部的に決定) |
annotate | true | falseの場合、newframe==trueであっても右側余白に文字を挿入しない |
transpose | false | x軸とy軸の交換 |
exchange | false | transposeオプションと同じ |
map_axes | false | [itr=10(円筒形)の場合のみ使用]trueならば、GGraph::axesを実行してitr=1へ一時的に変更して軸を描く |
keep | false | 前に使われたコンターレベルを使用 |
min | nil | コンターレベルの最小値 |
max | nil | コンターレベルの最大値 |
nlev | nil | レベルの個数 |
interval | nil | コンターの間隔 |
nozero | nil | ゼロコンターを消去 |
coloring | false | ud_coloringでカラーコンターを設定 |
clr_min | 13 | (coloringが有効な場合) 最小データ値のための最小カラー番号 |
clr_max | 99 | (coloringが有効場合) 最大データ値のための最大カラー番号 |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
log | nil | 近似的にログスケールされたレベル(DCLExt::quasi_log_levelsを使用) |
log_cycle | 3 | (logが有効な場合)1オーダーにおけるレベルの個数(1,2,3) |
levels | nil | コンターレベル(数値的なArray/NArray) |
index | nil | (levelsが有効な場合)ラインインデックス(整数のArray/NArray、整数、nil) |
line_type | nil | (levelsが有効な場合)ラインタイプ(整数のArray/NArray、整数、nil) |
label | nil | (levelsが有効な場合)コンターレベル(StringのArray/NArray、String、true、false、nil)。nilを推奨 |
label_height | nil | (levelsが有効な場合)ラベルの高さ(NumericのArray/NArray、Numeric、nil)。nilを推奨 |
xintv | 1 | データサンプリングにおけるxの間隔 |
yintv | 1 | データサンプリングにおけるyの間隔 |
xcoord | nil | x軸の座標変数名 |
ycoord | nil | y軸の座標変数名 |
slice | nil | 描画する前にデータをGPhys#[]メソッドへ渡して部分集合化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
cut | nil | 描画する前にデータをGPhys#cutメソッドへ渡して部分集合化するArrayもしくはHash(適用される順番: slice → cut → mean) |
mean | nil | 描画する前にデータをGPhys#meanへ渡して平均化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
オプションレベルの値によって明示的にcontour用のコンターレベルを設定する
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。levelsオプションは必須(つまり任意ではない)。サポートされるオプションはlevels、index、line_type、label、label_height。これらの説明はcontour参照
set_contour_levelsによってコンターレベルを消去する
contourで設定される線形のコンターレベルについてオプションの初期値を変更する
- options (Hash) : contourのoptionsと同様だが、サポートされるオプションはmin、max、nlev、interval、nozero、coloring、clr_min、clr_maxに限られる
set_linear_contour_optionsと同様だが、次のcontourの実行のみ設定が有効.
gphysが3次元以上の場合は、(GPhys$first2Dを用いて)最初の2次元を選択しトーンあるいはシェードに色をつける
トーンレベルは次のように決定される
トーンレベルは次のように決定される
- set_tone_levelsによって設定されるかlevelsオプション(任意で"patterns"オプションも)が明示的に指定されない限り、トーンレベルはこのメソッドによって設定される
- コンターレベルとパターンがこのメソッドで設定される場合、
- levelオプションは最も高い優先を持つ。これが指定されている場合は、トーンレベルとパターンはDCLExt::ue_set_toneを用いて決定される。ここでは、トーンパターンはpatternsオプションで設定することができる
- 現在、levelsオプションが指定されている場合に限りpatternsオプションは有効であり、それ以外では無視され、(DCL.uegtlbを用いて)内部的に決定される
- そうでない場合、ltone=true(これが初期値)ならば線形トーンレベルが設定され、ltone=falseならばシェードが設定される。シェードはDCLのUDPACKの中で次のパラメータによって決定される。そのため、ここではltone=falseであるかに関わらず、DCL.udpget('ltone')==trueならば色付けが行われる。線形レベルがこのメソッドで設定される際、min、max、nlev、intervalの各オプションが指定されていたら使用される。これらはDCLExt::ue_set_linear_levsによって解釈される。これらの初期値はset_linear_tone_optionsによって変更できる。
- gphys (GPhys) : データを描くGPhysオブジェクト
- newframe (true/false) : trueの場合、内部的にfig、axes(あるいは[map>#map]])、title、annotateを実行。falseの場合、折れ線のみを描く(既にある図に描き足す)
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。キーと値のオプション名(String)を持つハッシュ。オプションはNumRu::Misc::KeywordOptAutoHelpによって解釈されるため、その意味が明確な場合は(値を省略することで)キーを短縮できる
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
title | nil | 図の題名(nilの場合、内部的に決定) |
annotate | true | falseの場合、newframe==trueであっても右側余白に文字を挿入しない |
ltone | true | udpackパラメータのltoneと同様 |
tonf | false | DCL.uetoneの代わりにDCL.uetonfを使う |
tonb | false | DCL.uetoneの代わりにDCL.uetonbを使う |
tonc | false | DCL.uetoneの代わりにDCL.uetoncを使う |
clr_min | nil | 整数(10..99)が指定された場合、最小データ値のための色番号として使用(uepackパラメータの"icolor1"を設定することでも同様に可能) |
clr_max | nil | 整数(10..99)が指定された場合、最大データ値のための色番号として使用(uepackパラメータの"icolor2"を設定することでも同様に可能) |
transpose | false | x軸とy軸を交換 |
exchange | false | transposeと同じ |
map_axes | false | [itr=10(円筒形)の場合のみ使用]trueならば、GGraph::axesを実行してitr=1へ一時的に変更して軸を描く |
keep | false | 前に使われたトーンレベルとパターンを使用 |
color_bar | false | カラーバーを追加。ただし、これはクイックルックのためのものなので、オプションをフルコントロールするためにはGGraph::color_barメソッドを明示的に使用する |
min | nil | トーンレベルの最小値 |
max | nil | トーンレベルの最大値 |
nlev | nil | レベルの個数 |
interval | nil | コンターの間隔 |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
log | nil | 近似的にログスケールされたレベル(DCLExt::quasi_log_levelsを使用) |
log_cycle | 3 | (logが有効な場合)1オーダーにおけるレベルの個数(1,2,3) |
levels | nil | トーンレベル(NumericのArray/NArray)。patternsと共に作用する |
patterns | nil | トーンパターン(NumericのArray/NArray)。levelsとともに作用する |
xintv | 1 | データサンプリングにおけるxの間隔 |
yintv | 1 | データサンプリングにおけるyの間隔 |
xcoord | nil | x軸の座標変数名 |
ycoord | nil | y軸の座標変数名 |
slice | nil | 描画する前にデータをGPhys#[]メソッドへ渡して部分集合化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
cut | nil | 描画する前にデータをGPhys#cutメソッドへ渡して部分集合化するArrayもしくはHash(適用される順番: slice → cut → mean) |
mean | nil | 描画する前にデータをGPhys#meanへ渡して平均化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。サポートされるオプションはlevelsとpatterns。どちらも明示的に指定されなければならない(つまり任意ではない)
set_tone_levelsによってトーンレベルセットをクリアする
toneの線形トーンレベルについてオプションの初期値を変更する
- options (Hash) : toneのoptionsと同様だが、サポートされるオプションはmin、max、nlev、intervalに制限される
set_linear_tone_optionsと同様だが、次のtoneの実行のみ設定が有効
DCL_Ext::flow_vectを用いて2次元ベクトルを描く。これは物理(”U”)座標系のベクトルをスケールする
- fx, fy (GPhys) : ベクトル
- newframe (true/false) : trueの場合、内部的にfig、axes(あるいはmap)、title、annotateを実行。falseの場合、折れ線のみを描く(既にある図に描き足す)
- options (Hash) : デフォルトの振る舞いを変更するオプション。キーと値のオプション名(String)を持つハッシュ。オプションはNumRu::Misc::KeywordOptAutoHelpによって解釈されるため、その意味が明確な場合は(値を省略することで)キーを短縮できる
オプション名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
title | nil | 図の題名(nilの場合、内部的に決定) |
annotate | true | falseの場合、newframe==trueであっても右側余白に文字を挿入しない |
transpose | false | x軸とy軸を交換 |
exchange | false | transposeと同じ |
map_axes | false | [itr=10(円筒形)の場合のみ使用]trueならば、GGraph::axesを実行してitr=1へ一時的に変更して軸を描く |
flow_vect | true | trueならば、ベクトルの描画にDCLExt::flow_vectを使用。その他の場合はDCL::ugvectを使用 |
flow_itr5 | false | trueならば、ベクトルの描画にDCLExt::flow_itr5を使用。その他の場合は、DCLExt::flow_vectもしくはDCL::ugvectを使用 |
keep | false | 前の実行と同様のベクトルスケーリングを使用。現在はflow_vectがtrueの場合のみ作用する |
xintv | 1 | (flow_vectが有効の場合のみ有効)データサンプリングにおけるxの間隔 |
yintv | 1 | (flow_vectが有効の場合のみ有効)データサンプリングにおけるyの間隔 |
factor | 1.0 | (flow_vectが有効の場合のみ有効)矢印の長さを拡大/縮小するスケーリングファクター |
unit_vect | false | 単位ベクトルを表示 |
max_unit_vect | false | (flow_vectとunit_vectの両方が有効の場合のみ有効)trueなら単位ベクトルをスケールするために最大の矢印を使用、それ以外はV座標系に合わせる |
help | false | trueの場合、ヘルプメッセージを表示 |
xcoord | nil | x軸の座標変数名 |
ycoord | nil | y軸の座標変数名 |
slice | nil | 描画する前にデータをGPhys#[]メソッドへ渡して部分集合化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
cut | nil | 描画する前にデータをGPhys#cutメソッドへ渡して部分集合化するArrayもしくはHash(適用される順番: slice → cut → mean) |
mean | nil | 描画する前にデータをGPhys#meanへ渡して平均化するArray(適用される順番: slice → cut → mean) |
最新コメント