H-IIAロケット43号機（H-IIA・F43） 「光データ中継衛星」
最終更新：
heikichi0317 2020年12月02日(水) 16:42:04履歴
・H-IIAロケット43号機（H-IIA・F43） 2020年11月29日（日）16:15→25JST
「光データ中継衛星」搭載
・噴射炎、噴射ガスが見える可能性の検討
打上げ時刻は日没前。(同日の奈良市の日没時刻16:47）
奈良における打上げ時刻における太陽の位置：方位角/仰角（239°20′／5°→241°/3°）
奈良におけるH-IIAロケットの光跡が見え始める位置：方位角 223°
参考：ひまわり8号（H-IIA・F25）
奈良県内の宇陀市鳥見山公園見晴台からの眺望予測図。
（結果）
雲量が多く、打上げ時 並びに打上げ後も改善する事は無かった。
特に、冬型の気圧配置で金剛山を越えて来た気流により下流域に停滞する雲が発生、直接の噴射炎観望の可能性のある固体ブースター燃焼終了までの軌道を覆う位置関係と成ったことが致命的だった。
このことは、今後の観測においても注意点にしなければならない。
固体ブースター燃焼終了（緑線）までの予想軌道の拡大図
2020.11.29 16:24撮影の打上げ直前の同箇所付近の状況
夜光雲は現地での目視確認は出来ず。
諦めて一旦 撤収を始めたのだが、強風が収まるのに合わせ若干空が開けた気がしたので、カメラを出してインターバル撮影した。
各所で夜光雲の出現報告のあった時間帯のデータを見ると、それらしき姿が極一部確認出来るものがあった。
2020.11.29 17:33撮影
夜光雲発生位置の確認
射点に対し東に流れて行くものと思っていたが、逆方向にも方位角で30°程度拡がっていたと言える。
射点付近から金剛山付近までのパノラマ 2019.9.22撮影
同写真に軌道と夜光雲発生の写真を縮尺を合わせ合成
「光データ中継衛星」搭載
・噴射炎、噴射ガスが見える可能性の検討
打上げ時刻は日没前。(同日の奈良市の日没時刻16:47）
奈良における打上げ時刻における太陽の位置：方位角/仰角（239°20′／5°→241°/3°）
奈良におけるH-IIAロケットの光跡が見え始める位置：方位角 223°
| イベント | 経過時間 | 高度km | JST |
| �．螢侫肇�フ | 0:0 | 0 | 16:15:0→25:0 |
| ��固体ロケットブースタ 燃焼終了 | 1:38 | 45 | 16:16:45→26:45 |
| �８蚤離蹈吋奪肇屐璽好� 分離 | 1:48 | 53 | 16:16:48→26:48 |
| �け卆吋侫Д▲螢鵐以�離 | 4:05 | 142 | 16:19:05→29:05 |
| �ヂ茖叡兵腑┘鵐献麈馨督篁� （MECO） | 6:36 | 218 | 16:21:36→31:36 |
| �β茖叡福β茖加癖�離 | 6:44 | 222 | 16:21:44→31:44 |
| ��第２段エンジン第１回始動 （SEIG1） | 6:50 | 225 | 16:21:50→31:50 |
| ��第２段エンジン第１回燃焼停止 （SECO1) | 12:12 | 271 | 16:27:12→37:12 |
奈良県内の宇陀市鳥見山公園見晴台からの眺望予測図。
（結果）
雲量が多く、打上げ時 並びに打上げ後も改善する事は無かった。
特に、冬型の気圧配置で金剛山を越えて来た気流により下流域に停滞する雲が発生、直接の噴射炎観望の可能性のある固体ブースター燃焼終了までの軌道を覆う位置関係と成ったことが致命的だった。
このことは、今後の観測においても注意点にしなければならない。
固体ブースター燃焼終了（緑線）までの予想軌道の拡大図
2020.11.29 16:24撮影の打上げ直前の同箇所付近の状況
夜光雲は現地での目視確認は出来ず。
諦めて一旦 撤収を始めたのだが、強風が収まるのに合わせ若干空が開けた気がしたので、カメラを出してインターバル撮影した。
各所で夜光雲の出現報告のあった時間帯のデータを見ると、それらしき姿が極一部確認出来るものがあった。
2020.11.29 17:33撮影
夜光雲発生位置の確認
射点に対し東に流れて行くものと思っていたが、逆方向にも方位角で30°程度拡がっていたと言える。
射点付近から金剛山付近までのパノラマ 2019.9.22撮影
同写真に軌道と夜光雲発生の写真を縮尺を合わせ合成
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