VF-4
ライトニングの後継機であり
VF-11 サンダーボルトと次期主力
可変戦闘機(AVF)の座を争った機種。
航続距離が長く航宙能力に優れ、独自な機体構造を持ちながらも、設計に余裕を持たせた事で派生型(バリエーション)展開が容易である。
しかし、機体が大型化しており艦載機としては取り回し難いなど、運用に難があり、結果的に VF-11 に主力の座を譲る事になる。
しかし
ゼントラーディ人を中心とした『マクロス5』船団など、一部船団では独自に運用されており、長距離侵攻-攻撃機と言う側面が強い機体である。
この流れを組んでステルス機能を極限まで追求したのがVF-17
ナイトメアである。
だが機体構造に余裕があった事が仇になり、プロトデビルン側、つまりバロータ軍の Fz-109F
エルガーゾルンの改造母体として利用される事になる。
この機種が新地球統合政府の超長距離移民船団メガロード13で運用されていたこと、同船団が発見した人類移住可能惑星バローダ3198EXにプロトデビルンの封印施設(プロトカルチャー遺跡)があったのは正に皮肉というほかはない。
(参考文献 マクロスクロニクル ワールドガイドシート バローダ軍/プロトデビルン)