●A型を生産した「ノースロム」社が性能向上を試みた型。
エンジンを推力向上型FF-2001Dに換装。アビオニクスを強化した、ブロック12以降のいわゆるA+型機体に、九星重工からマウラーRöV-20レーザー砲の連装に関する各種問題解決の技術提供を受け、これを4基装備した上、視界や分析力強化型モニター、通信&策敵能力強化型の新設計の頭部ユニットを搭載する。
これらの2門を1組にしたターレット上の各レーザー砲は多少の角度変更が可能で、通常は平行に配置されているが、目的に応じて集束させることで単一箇所に集中させ、目標を溶断させることも可能。(TV版・27話を参照)
●生産そのものはJ型との共通化や、各社A型の生産に手一杯なことから、九星重工が担当した。
S型は各種試験で良好な結果を示したものの、コスト面で全ての生産機を更新することは出来ず、各中隊・大隊クラスの指揮官機(CAG機)として使用された。
●対ボドルザー戦以後(いわゆる戦後)は修理やオーバーホールの為に工場に廻されたA型(又はJ型も)をレレトロフィットする形で、元機体のアビオニクスは費用の問題から更新せずに、頭部ユニットと付随電子機器のみをS型のものに交換した、いわば「半S型」とでもいうべき機体が生まれることになった。
これらはあくまでも
非公式に「B型」と呼ばれたが、外観上はS型と見分けがつかない。
(但し、各生産ブロックを判別出来る程の専門家であれば、元機体のコックピット周りや、エンジン周りの細部ディテールから判別は可能である。)
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