ロボテック・シリーズの基礎設定となる地球統合政府【United Earth Government】は
第一次星間大戦以降、その処遇と「文化的生活」への適応政策に不満を持つ
ゼントラーディ人の不満分子の蜂起叛乱【The Malcontent Uprisings】を引き起こし、この結果として
ティターンズ(『
機動戦士Ζガンダム』および模型企画『
ガンダム・センチネル』、『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場する架空の軍閥組織)に似た組織構造を持つ、陸軍の
デストロイド開発計画「
プロジェクト・エクスキャリヴァー」(" Project Excalibur ")の強行推進派だった「
アナトール・エリ・レオナルド」(Anatole EliLeonard 、日本版の「
クロード・レオン」)創設の「
サザンクロス軍」【The Army of the Southern Cross】の台頭を許してしまった。
この為、主戦論軍閥に対抗する形で組織された 非戦論派の軍閥は、自然と
可変戦闘機とその派生
機動兵器である「陸戦用
バトロイド」を推進する
海軍・
海兵隊・
空軍・
宇宙軍関係者との対立図式となり、予想される「
プロトカルチャー (太古の異星人)」の末裔(まつえい)である
ゾル人との資源問題による開戦を「
外交交渉」と「
ディベート」によって回避することを目指し、またこの同盟締結による軍事力強化によって、来るべき
インビッドとの将来の戦争を防衛する為に、彼による問題解決による
和平と
同盟設立を目指し、またこの同盟による軍事力強化によって来るべき
インビッドとの将来の戦争を防衛する為に、彼らの母星系(本拠地で)ある
ヴァリヴェール恒星系【Valivarre star system】への遠征航海(航宙)を目指す動きへと繋がり、
地球統合政府【" United Earth Government "】からの莫大な予算配分を取り付けることに成功した。
こうして、『
リサ・ハイエス』【
Lisa Hayes】
提督(
海軍大将 / Admiral)(日本版の超時空要塞マクロスの
早瀬 未沙 (日本版))とその夫である『
リック・ハンター』【Rick Hunter】
少将(日本版の超時空要塞マクロスの
一条 輝 (日本版)に相当)を 指導者とする遠征艦隊は西暦2022年に太陽系を後にして
ヴァリヴェール恒星系【Valivarre star sysyems】
への最初の
フォールド航法による超長距離空間跳躍への航海(航宙)に入った。