――奴はいつだって『蟷螂の斧』

「俺様の名前はアドミラル。飛びッきりのロクデナシだァ。覚えなくてもいいぜェ。」

【名前】

アドミラル

【年齢】

18 歳

【性別】


【種族】

人間

【所属】

宮廷魔術師

【性格】

見た目の可愛らしいイメージから乖離した暴力的な人間。汚く荒々しい言葉遣い、平気で吐く罵声、相手の気持ちを理解しようとしないある種のサイコパス。だがちゃんと話せば所々に他者への気遣いが見え隠れし、純粋な心からのロクデナシというわけでもないようだ。とは言え多少の話で人に理解できるような考え方はしてない。

【容姿】

110cmの身長。人間で言えば6歳児くらいにしか見えない容姿。真っ赤な燃えるような髪を思い切り掻き上げたような髪型で、黄色いポンチョに黄色と黒のチェック模様のスカーフを首に巻いている。

【能力】

『パイロキネシス』至極単純な発火能力。酸化を強制的に、そして連鎖的に続けることにより焼却を引き起こし、よって得られる熱エネルギーを自在に操作する能力。この際可燃性物質の有無に関わらず、焼却を引き起こす。この能力の土台にある根本的な能力は酸素を操ることにあり、上手く利用すれば爆発によるジェットエンジンのような推進力を利用できたり、熱された空気の上昇気流を利用し、気球のように空を飛ぶことも可能だ。

【備考】

最強に憧れる自称クソガキ。彼は人生において常に負け組側である。家族には捨てられ、身長は幼児の姿で止まり、筋力は無く、権力もあらず、頼れる人脈もなければ、手に入れた魔法はオーソドックスな発火魔法。しかし、彼は病的なまでの負けず嫌い。ただ一度も負けを認めず、勝ちに至るまで食らいつく猛犬だ。努力は勝利への近道。その理想を信じて疑わず、いつか強者に至りたいと願う。勝利の手段は問わず、勝てるならば悪党でもなんでもいい、サヨナラ勝ちだ。 だけども、アドミラルは本当は普通の人間、人並みに泣き、人並みに怒り、人並みに笑う。アドミラルのあの荒々しい言動も、人の気持ちがわからない性格も、全ては自分の不幸を他人から遠ざけるためだけのもの。どこまでも、アドミラルは不器用な男なのである。

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