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台本 作:Tの姉御
XP:「ねぇねぇ、サンエネさん」
SE:「んぁー?」
XP:「オダシさんとは知り合いだったの?あの時すごい慌ててたけど・・・」
俺:「あ、それ俺も気になる」
SE:「マ、マスターまで・・・っつーか、おかえり。早かったな?」
俺:「おう、早く上がらせて貰えたんだわ。今日は録音すっからー」
SE:「あいよー・・・って、着替えるなら画面を落とすなりなんなりだな・・・」
XP:「そ、そうだよご主人!」
SE:「まあ他にも色々あられもない姿見てるけどな・・・・」
俺:「あ゛?」
SE:「ナンデモアリマセンー」
俺:「はいはい。・・・そいで?オダシとは何があったわけ?聞かせるまで仕事させねーから」
SE:「・・・わかったよ・・・・あれは俺がソフトとして自立する前だったか・・・」
SE:「当時、俺らは学校みたいな場所にいたんだよ。まぁプログラミングされてる最中だったから、製造所?っつーのかな・・・
アイツとは、そこで出会ったんだ。そのとき俺はアイツの後輩だった。
そんで、アイツが卒業するって話が出てきて――――」
SE:「先輩っ!」
Ac:「あら、サンエネ君。どうしたの?」
SE:「いや、先輩が卒業するって聞いて、居ても立ってもいられなくて・・・」
Ac:「それで、わざわざお祝いに?・・・ありがとう」
SE:「い、いえ・・・だって、先輩は、俺のことよく面倒見てくれたし・・・
後輩として、当然ですよ!」
Ac:「ありがとう。君のような後輩を持てて、私は幸せ者だわ」
SE:「・・・・・・・・・あの、先輩っ!」
Ac:「ん?何かしら?」
SE:「・・・俺、先輩のことが・・・・・・・・・・」
SE:「そっから俺らは付き合い始めた。お互いの機能の問題で言い合いになることもあったが、まあそこそこ上手くいってたよ」
俺:「へー・・・そんで?なんで別れたん?」
SE:「自然消滅みてーなもんだよ。忙しくて、連絡も取れなくなって・・・気付いたら今みたいな状況だよ」
俺:「まあお前らどっちもユーザー多いからなー。そりゃ忙しくもなるわな」
XP:「・・・元に戻ったりはしないの?」
SE:「ぶふぅっ!?っげほ、ごほげほ!」
俺:「大丈夫か?wwwwww」
SE:「けほっ・・・けほ・・・あ"ー焦った・・・」
XP:「ご、ごめんねサンエネさんっ!大丈夫!?」
SE:「大丈夫だ、問題ねーよ」
俺:「んで?ヨリ戻したりしねーの?」
SE:「しねーよ」
俺:「なしてさ」
SE:「アイツのことは確かに好きだ。けど、それ以上に、尊敬する先輩でもあるんだよ。そっちの方がでけーしな。
・・・まあ今は同僚だから、そういう恋愛的な観点じゃ見れねーってのが本音だな」
XP:「・・・僕にはよくわかんないや。ご主人分かる?」
俺:「分かるわー・・・・俺にもそういう時代があったっけなぁ・・・・・・」
XP:「ご、ご主人が遠い目してる・・・」
Ac:「あら、みなさんお揃いで。マスターもおかえりなさいませ。何のお話をしてらしたんですか?」
俺:「ただいまー。今な、サンエネの古傷抉ってたww」
Ac:「ほどほどにしてあげて下さいね。この子、意外とメンタル弱いですからw」
SE:「おまっ、言うなよそういうこと!」
Ac:「ふふふ・・・あれはいつだったかしら・・・何かの記事でボッコボコに言われて私に・・・」
SE:「ワーワーワー!!!聞こえない聞こえない俺は何も聞いていないー!」
俺:「ちょっ、おま、いきなりボリュームあげんじゃねぇ!耳がやられんだろうが!」
XP:「ご主人、マスタ音量下げるの忘れてる!」
俺:「おう・・・ありがとう・・・」
SE:「と、とりあえずだ!もうこの話は終わりにしよーぜ!さーて、仕事仕事ー!」
俺:「XP、後でオダシから情報収集よろしく。んで、密告な」
XP:「りょうかいっ」
SE:「お前ら・・・聞こえてんぞ・・・」
俺:「ん?何かな、SoundEngine君?」
SE:「なんでもございませんコウヤドウフ様」
Ac:「あらあら・・・随分弱くなったものねぇ・・・」
SE:「るっせぇよ!!」
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