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一体誰が、どれだけの遺産を相続するのか。
相続人各自に それぞれの言い分があるでしょう。
そのために、誰かが自分の主張だけを通そうとすると、
話合いがこじれ、無用な遺産争いが何年間も続いてしまったりします。
でも、故人はそれを望んでいるでしょうか。
自分が亡くなったことをきっかけに、身内同士が争いあうことを決して望んでいないはずです。

まず、遺言書があるかないかを確認してください（家の中、鞄の中、故人の友人に聞いてみる等）。念のため、最寄りの公証人役場に確認してみるのもよい方法でしょう。

故人の色々な手続が落ち着いたら、親族みんなで
今後のことについて話合いをすることになりますが、
この時、問題となるのは、どんな遺産があるかです。
例えば、不動産、現金、預貯金、株券、債権、借地権、企業、借金・・・などです。
銀行に貸金庫を作っている場合もあるので注意してください。
　一番重要なのはこれらの遺産の評価です。
その評価については、弁護士や不動産鑑定士等専門家に依頼いて金額を査定してもらいましょう。 相続する遺産とその総額を確定させましょう。

次に相続人が何人いるのか確認しましょう。既に故人より先に亡くなっている相続人はいませんか？もしいたら、その亡くなった相続人のお子さんが相続人となります（世襲相続）。その他には、隠し子がいないかという点も確認してください

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