石田衣良の小説。「池袋ウエストゲートパーク」

池袋ウエストゲートパーク第八作目「非正規レジスタンス」の三話目。

ストーカーがテーマ。

おれたちは今や、どえらい秘密の小箱をいつも身につけて歩いている。

そのちいさなブラックボックスは、電子の小銭いれになり、デジタル録音もできて

静止画とムービー両方のカメラとしても機能する。

音楽プレイヤーやテレビとしても、たいへんに有効。

インターネットにも接続できて、その場で世界で六番目に人口の多い国は?なんて質問にも即答できるのだ。

スケジュール管理やメモ帳として役に立つし、それなりに便利なワープロ機能も付属している。

最近のガキのなかには、親指だけで小説なんかを書くやつもいるのだとか。

まあ、ディスプレイがちいさいので、それなにり話自体もちいさくなるのはしかたないかもしれないけどね。

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