『赤頭巾』:同族の名を騙る人間……人間?
一度会ったことがあるが、その時に疼かなかったのでどうやら狩りの対象ではなさそう。
同族でも無いようだが、わざわざレッドキャップを名乗っているだけのことはある。
人間の血の臭いを漂わせる美人だし、今度会った時は一緒に狩りに興じるのもアリかもな。
ヤレリー・ブラウン:アンシリーコート仲間。
契約した人間を助けると見せかけて周囲に不幸を撒き散らし不幸にする嫌らしいヤツ。
直接は害さずに一生付き纏って最悪の人生を全うさせるなんて本当にいい趣味してる。
もしも会えたら、互いに死なせた人間の最期の表情について夜通し語り明かしてみてえな。
ニーア・オヴェリオ:別の世界線で同族を使役している人間。
人間の癖に同族を無理やり使役するなんて血も涙もないヤツ!殺したくてたまらない!
従えてると思ってた妖精に殺された時、どんな絶望の表情を見せてくれるだろうか。
細っこくて血の量は少なそうだがその不健康な顔は綺麗だし、人間チェリーパイにしてやるか!
妖精騎士モードレッド:異聞帯なるところで同族を殺したヤツ。
同じ妖精の癖に、人間に害をもたらす厄災の癖に、俺たちを殺していい子ぶって気に入らねえ。
人間の騎士の名前を名乗ろうが、分厚く鉄臭い鎧を着込もうが、その本質を抑え込める訳が無いのにな。
もしもどこかで出会うことがあれば、その首を落として腹を掻っ捌いて、汚い血で兜を赤く染めてやろうかな!