kagemiya@ふたば - アーカーシャ=VII

基本情報

【氏名】「リギル・ケンタウリ」アーカーシャ=VII
【性別】女
【年齢】22歳
【身長・体重】163cm・80kg
【髪色】金
【瞳色】白目無しの金→白目有りの碧(魔眼殺しによる)
【スリーサイズ】74/54/75
【外見・容姿】顔以外肌の見えない厚着をした女性、右目隠れ
【令呪の位置】胸部中央

【属性】秩序・中庸
【魔術属性】火・風・空
【魔術特性】接続、操作
【魔術回路】質:B 量:A+ 編成:『ケンタウリ』との接続部分に集中
【起源】『適応』

【所属】アクシア聖団
【階位・称号・二つ名】一等騎士[マスター・ナイト]第三位「リギル・ケンタウリ」

コンセプト(必須)

[眼鏡]
[人形遣い]
[六段変形]
[コンタクトレンズ]
[最新技術を結集したARハイテク伊達眼鏡]
[額に第三の目]
[サイボーグ]
[モノクル]
[ナマケモノみたいな性格]
[寒がり厚着]
[出産適齢期]

魔術・特殊技能・特性など

『人工魔眼・広視』

人工的に作り出され、左目に埋め込まれている魔眼。
360度全ての方向を『視認』できる能力を持つ。
能力の影響から白目のない異質な外見となっており、アーカーシャはそれを気にして普段は魔眼殺しのカラーコンタクトで封印している。
その状態でも通常生活に支障のない程度の視力は保てている。

『接続魔術』

歴代「リギル・ケンタウリ」に伝わる、『ケンタウリ』と接続、操作するための魔術。
その他の魔術礼装にも接続が可能だが、操作は魔力の質が合うものしか不可能。

礼装・装備など

『サザンクロス』

彼女の顔の額〜右目を仮面のように覆う機巧礼装。
草案を五代目「リギル・ケンタウリ」が構想し、アーカーシャが完成させた『ケンタウリ』の周辺機器。
右目の部分には超望遠、感熱、目的地点への距離表示、透視、光線等の機能が付属する片眼鏡状の礼装が使用されており、脳波による操作で圧倒的な視認能力を発揮する。ちなみに視力は悪くないので度は入っていない。
額の部分にもう一つレンズが装着されているが、こちらは『ケンタウリ』構成礼装の一つである『キロン』内部の人工精霊に視覚情報を直結させるためのもの。

『ケンタウリ』

礼装開発に長け、『技術で救済する』という思想を掲げる「リギル・ケンタウリ」が代々製造・改良を続けてきた一式セットの攻性礼装。
これ一騎で世界の兵器や礼装すべてに対する抑止力となることを理想とし、「リギル・ケンタウリ」は代々これの改良を使命の一つとしている。
そして、これまでに六代の「リギル・ケンタウリ」がそれぞれ一つずつ自身の専攻であった礼装を元にした武装を追加している…のだが、その結果として段々と使い勝手が悪くなってしまった。

アーカーシャはこの礼装を使いこなすため自身に肉体改造を施しており、腰裏から両脚にかけて、肘から先、神経の一部などを機械や礼装で置換し『ケンタウリ』の構成礼装の一つである『アルファ』としている。
更にその『アルファ』を活用することによって代々の「リギル・ケンタウリ」が成し得なかった礼装の使い分けを実装しており、現行『ケンタウリ』の推定戦力は戦車数十台に匹敵するとされる。

以下、累計七つの『ケンタウリ』構成礼装を記す。

『リギル』

初代「リギル・ケンタウリ」の遺した礼装。
腰から下を丸ごと覆う、四足歩行の機巧脚。メカケンタウロス。
速度と走破力を向上し、白兵戦闘において有利に立ち回る事を想定されている。
特に砂漠や湿地帯など足元の不安定な所で真価を発揮し、いかなる地形でも平時と変わらない速度により相手を翻弄する。
水上、溶岩上、空中等これのみで対応できない場所は多いが、それらの改善が為される前に初代は死亡した。
後に改良が施され、積載量の増加や脚部の延長、耐熱加工などが為されている。

『キロン』

二代目「リギル・ケンタウリ」の遺した礼装。
頭部全体を広く覆う、ヘルメットと兜の中間のような礼装。
内部に(比較的性格がまともな部類の)ケンタウロスの聖遺物を用いた人工精霊を演算装置化し搭載している。
が、当初は『サザンクロス』が存在していなかったため、戦況認知に若干のラグがあった。
また『リギル』とはコードで接続されており、人工精霊の持つケンタウロスとしての記憶が機動力の追い風となっている。

『ポロス』

三代目「リギル・ケンタウリ」の遺した礼装。
右肩から右腕を覆う、巨大な突撃槍型の攻性礼装。
「黒鍵」/「黒剣」の技術の応用により、内部に計七冊装填した聖書の頁を刃として錬成し、回転させドリルランスとして使用する。
更に、それらを連写式の弾丸として放つことも可能。
『キロン』による高い捕捉能力と併さることで高い命中力と殺傷力を誇るが、その重量から『リギル』の機動力を殺してしまっていた。

『イクシオン』

四代目「リギル・ケンタウリ」の遺した礼装。
『リギル』の後脚側面に増設された、戦闘機の翼に似た形状の飛行用礼装。
空気中に偏在するマナを急速に圧縮、油溶性の魔力結晶を作り出し予め充填しておいた燃料に溶解、魔力放出の性質をエンジンに追加することで凄まじい速度での飛行を可能とした。
特に前の機能を殺すことは無かったのだが、これのせいで出力を誤るとGに耐えきれず装備者の身体が砕け散る事態を招いた。
更に、強力すぎる魔力吸収能力が仇となり装備者のオドの枯渇を招き、コントロールを失う可能性すら試算された危険物。
四代目の墜落事故と死亡によりその危険性はありありと証明され、アーカーシャの代になるまでは外されていた。

『プロキシマ』

五代目「リギル・ケンタウリ」の遺した礼装。
左腕に装着する防衛用礼装で、分裂して浮遊し簡易結界を構築できる大盾と、自在にその操作を行える篭手。
四代目の反省を活かして余計な機能が一切ついておらず、ごく普通に役立つだけのものとして開発された。
『アルファ』実装後にはその分裂機構と結界構築能力が攻防双方に活躍しており、やはり安定して役立っている。

『オメガ』

六代目「リギル・ケンタウリ」の遺した礼装。
同時開発された子機礼装、人馬型ゴーレム『トリマン』を操作するための指令ユニット。
内部に脳同様の役割を果たす礼装が複数詰め合わされており、無理くりに分割思考を可能とする代物。
20cmほどの球状をしており、胸部に装甲と共に装着さていれる。

『トリマン』は、初期『リギル』の模造品を元に『ポロス』『イクシオン』の簡略・改良型を装着、『ケンタウリ』の援護を行えるようにしたケンタウロス型ゴーレム。
全10騎おり、そのそれぞれを『オメガ』により分割された思考で操作が可能。
また、ゴーレム部分と礼装部分を分離して礼装を人間に装着することもでき、アーカーシャ配下のセイントナイトには二名ほどこの礼装を装着している者がいる。
そのため、アーカーシャが直に操作する『トリマン』は八騎。

『アルファ』

七代目「リギル・ケンタウリ」であるアーカーシャが開発した礼装。
肉体置換の際に自身より切り離した両腕、両脚の骨と神経系の一部から製造した「起源骨子」。
いかなる礼装ボディにも『適応』する骨格フレーム
それぞれの『ケンタウリ』を自在に装着可能とすることで、『ケンタウリ』という礼装一式そのものを「変形」させる機能を搭載した、アーカーシャの四肢そのもの。
これまでの主戦場である地上、空中により特化した形態への変形が可能となったほか、水中、室内、超上空、そしてバランスを意識した現在同様の形態という六形態への自在な礼装配置を可能とした。
これにより、『ケンタウリ』最大の弱点である扱いにくさを大幅に改善したと言える。

外見・容姿の詳細など

アクシア聖団にいる星騎士らの中で、いっとう目を惹く「普通の女性」。
年がら年中厚着であることを除けばかなり時代に沿った格好をしており、マフラーやらコートやら騎士とは程遠い格好をしている。ズボン派。
右目は髪で隠れているが、その上から眼鏡(伊達)を着用。魔眼殺しで誤魔化している魔眼への注目をさらに逸らすためのものであり、視力が悪いわけではない。
常に厚着なのは『アルファ』への置換で半機械と貸した肉体などを気にしているからで、礼装との接続部分が敏感なことにより常に感じる寒気への対策でもある。
同様に右側に髪を垂らしているのも『サザンクロス』を隠すためであり、戦闘時や『キロン』装着時には髪は全て後ろに回し一つに束ねる。

人物像

アクシア聖団一等騎士、マスター・ナイト第三位「リギル・ケンタウリ」の名を継ぐ女性。
聖団随一の技術担当部門である「ケンタウリ・ナイツ」の現トップでもあり、同時に兵器と呼ぶに相応しい戦闘能力も持つ文武両道の星騎士である。

イメージカラー:白金
特技:ものづくり
好きなもの:技術、おしゃれ、こたつ、かっこいいもの
苦手なもの:寒いところ、束縛
天敵:権力
願い:一人でも多くの人を技術によって助けたい

【一人称】私
【二人称】呼び捨て、役職呼び
【三人称】呼び捨て、役職呼び

来歴

アクシア寺院のある孤島で産まれ、幼い頃より「リギル・ケンタウリ」とその部下である「ケンタウリ・ナイツ」に触れ合って育つうちに彼らの技術に憧れを抱き、8歳の頃には自ら志願した当時最年少の星騎士としてイニシエイト・ナイトとなる。
剣の扱いはあまり得意ではなかったが、『適応』の起源に後押しされた高い礼装への理解力を見出され、16歳頃に「リギル・ケンタウリ」の魔術を継ぐ候補となる。
その際に自らを『アルファ』として改造する暴挙に出、自身こそが「リギル・ケンタウリ」の後継者に相応しいとして『ケンタウリ』を奪取、装着し使いこなしてみせた。
先代である六代目「リギル・ケンタウリ」はそれを見て怒…るどころか賞賛。
ノリノリでアーカーシャに接続魔術を教え、そのまま流れで次代の「リギル・ケンタウリ」へと任命してしまった。当時アーカーシャ17歳。

…が、彼女により改良された『ケンタウリ』は、シビリアン・カウンシルの議決により最早いちマスター・ナイトが保有すべき戦力ではないとされ、個人の用途で同時に使用する『ケンタウリ』構成礼装は『アルファ』を除いて三個までに限定しそれ以上は議会の承認が必要、ということになってしまった。
現在は折角の改良が…などとぼやきつつも、新たな礼装の開発や慈善事業などに勤しんでいる。

…これから先、聖団の存亡がかかるような事態になれば再び『ケンタウリ』が全て揃う日が来るかもしれないため、その日に備えて整備は欠かしていない。

ちなみに「アーカーシャ」は本名だが、「VII」は自身で覚悟の証として、そして制作物の証として名乗ったもの。
七番目の「リギル・ケンタウリ」として撤すること、そして七つ目の『ケンタウリ』そのものとして自身を再定義している。

性格

輝かしい経歴と大層な肩書き、そして高い能力を持つにも関わらず、それに驕ることはなく人間としての善性を保っている希有な人物。
まっとうな女性らしさも持っており、自身の魔眼や機械化部分を見られることを嫌がったり、おしゃれをしようと頑張ってみたりと乙女チックなところもある。

歴代「リギル・ケンタウリ」の掲げた『技術による救済』の理想を絶やさないためだけに、彼らが夢を託した(結果収拾がつかなくなった)『ケンタウリ』を自身の肉体を犠牲にしてまで改良するなど自己犠牲じみた側面も見せるが、こちらは直接の善意ではなく技術者としての性質の発露。
目的、願いのためならば自分を含む個人を省みないことも多々あり、人助けや慈善事業の際も個人個人ではなく全体や平均を見て判断を下すことが多い。

現在は立場上慎重な行動を強要されており、思うがままに動けぬ日々を臥薪嘗胆の思いで堪えている。

行動規範・行動方針

聖団のため、或いは技術による救済のため。

参戦理由

激戦の想定される聖杯戦争に駆り出されることがある。

サーヴァントへの態度

行動方針や性質の合う英霊ならば、問題なくコミュニケーションできる。
一応教会系組織の構成員なので聖人などを呼びやすいか。

共に戦闘する場合は、マスター強化のできるサーヴァントと特に相性がいい。

台詞例

「アクシア聖団一等騎士「リギル・ケンタウリ」、アーカーシャ=VII。よろしくね」

「「リギル・ケンタウリ」は、技術でこの世界を救済する。…まぁ、他のに比べれば面白みは無いかもしれないけどさ、こんな組織なんだし。つまんないくらい現実的なのも一人くらいいないと、じゃない?」

「なぁーんで私が出たらダメなのさー…。…ま、カウンシルの言い分は分かるよ。うん。でもそれでさー、他の人達からサボってるとか言われるのは心外なわけ。はぁ…」

「これでも一応女なわけだからさ…あんまり、顔はよく見ないでほしい、かなー…。ま、これ、やったのは私なんだけどね?」

「っひゃあ!…っと、ごめんごめん。腕やら脚やらは敏感でさぁ…。……いや、流石にくすぐるのは勘弁して?ほんと。冗談抜きで死んじゃうから」

「さぁーて、念願の出撃だぁ…!歴代「リギル・ケンタウリ」の技術力、やっこさんのトラウマになるまで示してやりましょうかねっ、と!」

「……何もさ、戦いたいだけじゃないんだ。誰かのために、できることはしてあげたいし、いつだって居てもたってもいられない。…でもさ、今の私に…「リギル・ケンタウリ」にできることは、多分、これなんだよ」

因縁キャラ

一代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
聖団創立当初より聖団全体の力を高めることに尽力し、黒剣の製造技術に携わった一人でもある礼装技師。
「技術による救済」を掲げながらも武力を追い求めたのは、万人を救うことはできないだろうという諦観に由来していた。
晩年の『リギル』制作後、『ケンタウリ』のシステムを構築し未来の「リギル・ケンタウリ」に救済の使命を託すと、眠るように病に没した。

二代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
かつて聖堂教会に依頼を受け、代行者の扱う武器を制作していた技師。
「技術による救済」の思想に同調して集まった当時の「ケンタウリ・ナイツ」の中で飛び抜けた力量を持っていたためなりゆきで次代「リギル・ケンタウリ」となった。
私物であった聖遺物を『キロン』に組み込むなど聖団に献身的な人物であったが、トップである事の重圧に耐えきれず早々に三代目を使命し隠居した。

三代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
歴代「リギル・ケンタウリ」の中では最も騎士然とした人物。
礼装の開発は不得手な方であったが、部下に支えられてなんとか『ポロス』を作成。
『ケンタウリ』を纏って大まかな対抗勢力を打ち倒し、聖団の支部派遣地域の拡大に一役買った。
老齢まで盛んであったが、戦場での傷が原因の病で突然死去。
次代「リギル・ケンタウリ」は志望者による決闘で決められることとなった。

四代目「リギル・ケンタウリ」:女性。
奇怪な礼装を作っては事故を起こすことに定評のあった危険人物。
四代目を決める決闘ではまともに剣を使っていたとの記録が残っており、全てにおいて能力だけなら随一と言って良かったようである。
『イクシオン』を製造し、危険性が高くないことを証明しようと限界異常のスピードを出した結果、暴走・墜落し死亡した。
が、『イクシオン』や他『ケンタウリ』に大きな損傷がなかったことから、それらに衝撃を伝えないよう自身をわざと先に地面に衝突させたとの推定がなされている。

五代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
かつて四代目の助手であった人物で、彼女の死の後に使命文書が見つかり「リギル・ケンタウリ」となった。
『プロキシマ』の開発以外対外的に大きな功績は残していないが、「ケンタウリ・ナイツ」らの礼装開発や試験運転の際のための安全確認マニュアルを整備するなど先代の反省を活かした部下の運営を行った。
六代目に挑まれた決闘で敗北し譲位。
その後もセイント・ナイトとして働いた後、引退し老衰で死去。
本人とっての意向で、四代目の墓標の隣に埋葬された。

六代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
剛毅でおおらかな性格で知られ、技術の独占は救済を妨げるとして他の星騎士や組織に技術提供をするなどの行動に出た改革者。
義体やゴーレムの制作に長けた人物であり、自身の片脚も改造していた。
幼いアーカーシャに礼装開発の技術を教えたことがあり、その成長と覚悟を認めて「リギル・ケンタウリ」を譲った。
今もセイント・ナイトとして働いている。御年78。

他聖団鱒・NPCはのちのち追記

『WIDOW』:アクシア聖団のある島からでも繋がった驚きの魔術師用サイト。
サブサーバーにいくつか礼装の設計図を置いているが、ロックがわりと緩いためよくハックされている。
だが、技術の普及も救済の一貫として問題視はしていない。

コメント

ディスコで行われた「」ゲミヤに指定された属性を聖団鱒に全盛りする実験により産み出された子です
みんな!気軽に無茶ぶりするのはやめようね!