一代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
聖団創立当初より聖団全体の力を高めることに尽力し、黒剣の製造技術に携わった一人でもある礼装技師。
「技術による救済」を掲げながらも武力を追い求めたのは、万人を救うことはできないだろうという諦観に由来していた。
晩年の『リギル』制作後、『ケンタウリ』のシステムを構築し未来の「リギル・ケンタウリ」に救済の使命を託すと、眠るように病に没した。
二代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
かつて聖堂教会に依頼を受け、代行者の扱う武器を制作していた技師。
「技術による救済」の思想に同調して集まった当時の「ケンタウリ・ナイツ」の中で飛び抜けた力量を持っていたためなりゆきで次代「リギル・ケンタウリ」となった。
私物であった聖遺物を『キロン』に組み込むなど聖団に献身的な人物であったが、トップである事の重圧に耐えきれず早々に三代目を使命し隠居した。
三代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
歴代「リギル・ケンタウリ」の中では最も騎士然とした人物。
礼装の開発は不得手な方であったが、部下に支えられてなんとか『ポロス』を作成。
『ケンタウリ』を纏って大まかな対抗勢力を打ち倒し、聖団の支部派遣地域の拡大に一役買った。
老齢まで盛んであったが、戦場での傷が原因の病で突然死去。
次代「リギル・ケンタウリ」は志望者による決闘で決められることとなった。
四代目「リギル・ケンタウリ」:女性。
奇怪な礼装を作っては事故を起こすことに定評のあった危険人物。
四代目を決める決闘ではまともに剣を使っていたとの記録が残っており、全てにおいて能力だけなら随一と言って良かったようである。
『イクシオン』を製造し、危険性が高くないことを証明しようと限界異常のスピードを出した結果、暴走・墜落し死亡した。
が、『イクシオン』や他『ケンタウリ』に大きな損傷がなかったことから、それらに衝撃を伝えないよう自身をわざと先に地面に衝突させたとの推定がなされている。
五代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
かつて四代目の助手であった人物で、彼女の死の後に使命文書が見つかり「リギル・ケンタウリ」となった。
『プロキシマ』の開発以外対外的に大きな功績は残していないが、「ケンタウリ・ナイツ」らの礼装開発や試験運転の際のための安全確認マニュアルを整備するなど先代の反省を活かした部下の運営を行った。
六代目に挑まれた決闘で敗北し譲位。
その後もセイント・ナイトとして働いた後、引退し老衰で死去。
本人とっての意向で、四代目の墓標の隣に埋葬された。
六代目「リギル・ケンタウリ」:男性。
剛毅でおおらかな性格で知られ、技術の独占は救済を妨げるとして他の星騎士や組織に技術提供をするなどの行動に出た改革者。
義体やゴーレムの制作に長けた人物であり、自身の片脚も改造していた。
幼いアーカーシャに礼装開発の技術を教えたことがあり、その成長と覚悟を認めて「リギル・ケンタウリ」を譲った。
今もセイント・ナイトとして働いている。御年78。
他聖団鱒・NPCはのちのち追記
『WIDOW』:アクシア聖団のある島からでも繋がった驚きの魔術師用サイト。
サブサーバーにいくつか礼装の設計図を置いているが、ロックがわりと緩いためよくハックされている。
だが、技術の普及も救済の一貫として問題視はしていない。