貴族として生まれ育った彼は、仰々しい物言いで喋る。
軍人としては非常に優れた人物だが、彼自身の性格は常人には非常に理解し難い程の変人。
突然叫びだしたり暴れだす、じっとすることができず甲冑がガチャガチャと鳴る程小刻みに動く等の奇行。
自身が間違っていると思ったことはそれがマスターであれ誰であれ容赦なく非難。
女性を見かければ突然口説き始める、と言ったように突拍子もない行動をする。
このように、人格面は非常に問題があると言わざるを得ない人物。
戦いに関してだけは真面目…と思いきや、聖杯戦争中でも酒を浴びるように飲んで酔っ払い、熟睡しているということも多い。
だが、どういう訳か戦況が変わる等の重要局面に入った時、それまで酔っ払っていたのが嘘のように覚醒し、活動を始める。
1対1の戦いではなく、複数の人物が入り混じる戦争に関しては非常に勘が働く。
以下、彼が生前行った奇行の一部
朝は4時頃に起き、目覚めを良くするために冷たい水に飛び込む。
起床のドラム音代わりにテントから出ると雄鶏の鳴き声を真似して鳴いた。それが軍にとって目覚めの合図であり、時には戦闘へ進軍する合図でもあった。
更に午前9時頃から「朝食兼昼食」を開始し酒精を一杯。7、8種類の食事を食べながら酒を飲む。
時にはシャンパン、時には蒸留酒といった具合にチャンポンで飲むこともしばしば。
しかもこれはスヴォーロフ個人だけではなく彼の部下等も同じ行動を取らされることもあり、彼らがフラフラになった頃にはスヴォーロフ自身もぶっ倒れて眠りだすことが通例だったという。
時折彼の副官が彼の行動を制止することもあり、その度に「誰の命令だ?」と問いかけると、副官が「スヴォーロフ元帥自身の命令です」と答え、
スヴォーロフは「そうか、彼には従わねばならないな」と話し、自分自身の名で自分自身に散歩などをするよう命じたという。
このような話は一部で、時にはパレードの時には同じ場所に30分以上立つことができず、その間叫んだり歌ったりした。
部下が病気などで倒れたりして病院に担がれると、「自分は医者だ」と言いながら病院に向かい、塩と大黄を摂るよう強制する。
宿泊した部屋の荷物を片っ端から壊し、「寒くないから」という理由で窓を外す、「何も怖いものはない」と言いながら扉を外す。
このように非常に奇人変人ぶりを表すエピソードが多い人物である。
…上記のように冷遇されるのも仕方ないのではないだろうか。
イメージカラー:鈍色
特技:寒中水泳
好きなもの:酒、女
嫌いなもの:鏡、じっとすること
【一人称】我輩 【二人称】貴殿 【三人称】彼、彼女