kagemiya@ふたば - ジェフリー
「はじめまして。マスター殿。突然のニュースだけど貴公は運悪くもハズレを引いたようだ。願いは諦めてリタイアしよう」

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ジェフリー
【異名・別名・表記揺れ】ジョフロワ2世
【身長・体重】164cm・62kg
【肌色】白 【髪色】金・赤 【瞳色】赤
【外見・容姿】真紅の毛が半分以上を占める長髪をゆったりまとめた細マッチョ。もはやV系ミュージシャン。
       面立ちは中性的でぱっちりとした目と長い睫毛は女性と見紛うほど。やはりV系ミュージシャン。
       普段は鷹を模したフルアーマーを着込んで顔を隠している。

【地域】イングランド
【年代】中世
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・魔性
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D+ 魔力:D 幸運:E 宝具:D
イメージ画像

※正確に言えばアリエノール・ダキテーヌのイメージだけどほぼ同じだからOK。

【クラス別スキル】

対魔力:A

魔術に対する守り。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。
異界常識を遺伝子内に織り込むガティネ・アンジューの混血は神秘への抵抗力が非常に高い。
事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。

混血:A+

悪魔にルーツを持つインゲルゲリウスの混血。
このスキルの影響からジェフリーの髪色はところどころ朱く染まる。

【保有スキル】

カリスマ:D

軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

獅鷹の眼:E

魔眼フィリ・ディアボリ。混血の彼が宿す異能。紅玉の如き魔瞳識(まどうしき)。
「過多」の異能を持ち、睨みつけた者の消耗をごく僅かながら増加させる。
即効性がないがそれ故に気づかれにくく使い方次第では大物食いも可能。


【宝具】

死人は王の手を引きボヤージュ・デ・ラ・モート

ランク:E 種別:対王宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ジェフリーが埋葬される際にフィリップ2世が墓穴に落ちた逸話*2を元にした宝具。
サーヴァントとして召喚されたジェフリーの消滅時、"王"のサーヴァント一体を道連れにする。
ただし、フィリップ2世には効果がない。

【Weapon】

『馬上槍・無銘』

生前愛用していた槍。

【解説】

プランタジネット朝イングランド初代ヘンリー2世とアリエノール・ダキテーヌの間に生まれた四人目の息子。
ヘンリーの息子らしく勇猛果敢ながら智謀と詩才に長け、ヘラクレスとオデュッセウスを足して2で割ったような人物*3と言われる。
ブルターニュ女公コンスタンスと婚姻を結びブルターニュ公になったが、なんやかんやあって馬上槍試合で死んだ。

                                                 〜おわり〜

型月世界での設定

兄弟たちで最もアリエノールに似て生まれたジェフリーはアリエノール譲りの優れた美貌と詩才、そして知恵を持っていたが、
プランタジネットの兄弟たちの例に及ばず母アリエノールを蛇蝎のごとく嫌っており反抗心から馬上槍試合へと傾倒した。
一時はフィリップ二世と結託し兄弟たちを対立させて漁夫の利を得ようとするも最終的には裏切られ、
フィリップ二世の開催した馬上槍試合にて、素性を隠して試合に参加した兄リチャードの手で暗殺された。

【人物・性格】

アリエノールと瓜二つのジェフリーは自分の顔を嫌っており、顔の良さを褒められることが逆鱗。
仮にルックスについて世辞でも言えば確実に反転して血の海を一面に広げることに違いないが、
人の感情を嗅ぎつけるのは上手いため挑発では機能しない。むしろジェフリーの策に絡め取られるだろう。
彼の最も得意とする戦術は策謀であり、観察であり、予測した戦況へと相手を誘導すること。
馬上槍試合での歴戦の王者たる彼の本領こそは弱い力で強大な相手を叩きのめすことにあるのだ。

顔を褒められるのは嫌うが身体は弛まぬ努力で鍛え上げたものなので世辞とわかってても機嫌が良くなる。
とにかくアリエノールのお下がり部分でない限りは褒めれば素直すぎるくらい喜ぶので爆弾除去にはこちらを推奨。
自己評価も低い方なので、それだけ心得ていれば混血児たちの中では非常に扱いやすい部類の性格をしている。

イメージカラー:無色透明
特技:文筆
好きなもの:馬上槍試合
嫌いなもの:自分(アリエノール)の顔
天敵:リチャード1世
願い:自分の中から母親の血を排したい

【一人称】私 【二人称】貴公 【三人称】(名前)殿

台詞例

【因縁キャラ】

ギヨーム・ル・マレシャル
「…………兄上は肝心なところでは節穴であらせられるな。あれが仕えたのは国ではなく母上だ。騎士の模範とは、ふ、結構な異名だが偽りの臣従(オマージュ)で君主を欺きポワトゥー人の理想に剣を捧げた背信の輩には些か過ぎた名だ。あの淫売に習い愛の騎士とでも名乗れば通りもいいんじゃないか?」
 
ウィリアム・マーシャル
「こちらの貴公は随分愛らしいものだな。忠義に殉じしその生き様、まこと、騎士の模範と呼ぶにふさわしき女傑。我らのギヨームもこうであれば……悔やむとも致し方ないことか」
 
リチャード1世
「これはこれは兄上。私が母によく似ると貴公がそう仰るならそうなのだろう。なんせ貴公はあの売笑婦に……いや、これ以上はよそう。兄上の名誉が穢されてはいけない。ああ、けれど兄上。私を代りにされるのは御免だとだけは予め断っておこう」
 
イザベラ
「その皮すら被れない貴公から薫陶とは、いや、ありがたい。持つべきものは家族想いの愚妹だな。母上よろしく烈と劣の情に飲まれ振る舞う貴公の浅はかさ共々謹んで受け取ろう」
 
ジョン
「やるときはやる男だと知っていたが難攻不落の城山の如きあの女に一泡吹かせるとは驚きだ。ふふ。貴公は我ら四兄妹の誇りそのものだな」

【コメント】

そこそこ調べたつもりだけどMIN(M マジで I 逸話が N ない)。紙面に登場することすら稀。
プランタジネット周りの文献を読んでると一行で死んでたり死んでなかったりする人。*4
こんな知名度でも筋B耐D敏B+魔B幸Eのそこそこのステータスになる。
何で元祖ジョン王のステータス上昇量2ランクにしたんだろうなぁと思いました。