皇月深礎蘭:マスター。
自身を召喚した事と魔法少女なる謎の職に就いていること、そして余りにも脆弱で哀れな精神性などがひどく興味を惹く存在。
彼女がどんな外道に堕ちたとて、スクルドが彼女を止めることはない。
…ただ、彼女がそこから這い上がろうとしても、その手を上に引くことはスクルドには不可能である。
大神:「本来の私が、世話になったな。…だが、それは私には関係の無いことだ。とはいえ、恩人を無碍にすることも良くない。よって、私達の不運に巻き込まれぬ内に去りたまえ」
戦乙女:「…生憎、あれらの記憶は更に朧気でな。今の私には、誰が誰だかも分からないのだよ」
スクルド:「───よもや、貴方と邂逅を果たすか。…だが…。あぁ。間違っても、こんな私達を導いてくれるなよ。貴方のもたらす運命は、善を導き世界を救うだろう。……だが、そんなものは、私達には要らないのだ」