kagemiya@ふたば - ピョートル・アレクセエヴィチ・ロマノフ

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】ピョートル・アレクセエヴィチ・ロマノフ
【性別】男性
【地域】ロシア
【身長】203cm
【属性】秩序・善

ステータス

筋力:A 耐久:B 敏捷:C 魔力: D 幸運:B 宝具:A

クラス別スキル

対魔力:C

魔術に対する抵抗力。Cランクでは、魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
アンチ・キリストかつ、それまでロシアにあった古臭い風習を徹底的に切り捨てた彼は、魔術というオカルティックな存在に対してある程度の抵抗力を持つ。

騎乗(船):B

乗り物を乗りこなす能力。彼の場合は船に限定して、Bランク相当の能力を発揮する。
船大工としての技術を習得した事や、手ずからガレー船を組み上げ、時には自らそれに搭乗して指揮を執り、ロシア初の海軍を創設した事から。

保有スキル

皇帝特権:EX

元老院に「皇帝」としての称号を送らせ、また自身も「大帝」「祖国の父」と呼ばれた事から獲得したスキル。
ここで言う「皇帝インペラートル」とは、イヴァン四世以来からの流れを汲む、単なる「国家宗主」たる意味合いの「皇帝ツァーリ」とは趣が異なる。
この名称は即ち、古代ローマ帝国の皇帝権の正式な継承者である事を意味し、即ち彼がこれを名乗ると言う事実そのものが、ロシアという国家を欧州列強に名を連ねる強力な"帝国"として昇華させたという確固たる功績に等しいのだ。
また青年期、西欧列強諸国の視察遊学に於いては庶民の立場に身を落とし、数々の専門的技術を体得してみせるなど、万能の天才ぶりを発揮したと言われる。
これら数々の要素が加わった結果、彼の皇帝特権は最早"規格外"級たるEXランクにまで達し、数々のスキルを主張する事で身に付けられる他、神性などの肉体面の負荷すら獲得出来る。
また視認しただけの固有スキルでさえも、彼は完璧な模倣及び体得を可能としている。

革新:A+

時代の変革者たる英傑に与えられるスキル。彼はそれまでロシアに根付いていた古く悪しきビザンツ的風習をことごとく排除し、新たなる西欧列強国家「ロシア帝国」を創り上げた。
古きに新しきを布く概念の変革。相手が「神性」スキルを持つ者、「神秘」としてのランクが高い者、体制の守護者たる英霊などであればあるほど自分に有利な補正が与えられる。
これによって半神の英霊や神代の英傑、彼らが持つ宝具に対して絶対的な優位性を誇る。
反面、彼よりも時代の新しい近代の英霊を相手にした場合、何の効果も発揮しない。それどころか逆に自分の各種スキル、宝具の効果が低下してしまう。

道具作成:D

魔力を帯びた器具を作成できる。
彼は手先の器用さから、周囲にあるものを利用する事で戦闘において使用する様々な武器を作成できる。
銃や大砲程度までならば、材料さえあれば一から組み上げる事が可能。

宝具

大帝号令・王都再誕サンクト・ペテルブルク

ランク:A++ 種別:対神宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
彼自身が生前創り上げた、西欧列強への窓口として開かれた革命への理想郷。
大北方戦争の後に築き上げた新たなる首都、サンクト・ペテルブルクをその場に顕現させる、彼自身の心象を表す「固有結界」。
この都市は彼自身の、"西欧列強と並び立つ革新"を目指した彼の理想の体現。「サンクト・ペテルブルク」という名そのものが、聖ペテロ、ひいては自身"ピョートル"を示した、言わば彼そのものを表す街である。
故に彼は、この都市そのものを固有結界たる心象風景として完成させた。

他の固有結界と比べても広さが尋常ではない(約1400㎢、東京都の約2/3)街一つを顕現させるため凄まじい魔力消費を強い、マスターの魔力次第ではそもそも発動自体が不可能な事さえある。
これは、この都市が王都再建に基づいて膨大な出費と生贄とを注いで創られ、民衆からは「モーレ悲しみゴーレモーフ嘆声オーフの街」と呼ばれた逸話を克明に示している。
しかしながら巨大故に非常に安定した代物となっており、他サーヴァントが固有結界を発動したとしても、それによって塗り替える事は出来ない。

此処は古き物こそ悪と見做され、新しき物こそ歓迎される絶対皇帝圏。
発動により彼自身の全ステータスを2ランク上昇させつつ、その内部に存在する英霊の生きた時代が古ければ古いほどに力を奪う。さらに彼よりも1000年以上の前時代(〜682年)に生きた英霊の場合は一切の宝具発動すら不可能となってしまう。
反面、彼よりも時代の新しい英霊であればあるほどに、この地では逆に各ステータスが上昇、宝具やスキル効果も上がっていく。これは人間にも同様であり、特に現代で生まれたマスターは全ステータスが3ランク上昇するという、破格の恩恵を得ることが出来る。
彼の「革新」スキルも相俟って、古い存在に対しては圧倒的な強さを誇るが、新しい存在は逆に強化してしまう。
徹底的な革新を追い求めた、如何にも彼らしい宝具と言えるだろう。

大海制覇・国土の夜明けバルチスキー・フロート

ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
『大帝号令・王都再誕』内でのみ使用可能。彼自身が生前に創り上げた、ロシア初の海軍たるバルチック艦隊を再現する。
その本質は艦隊そのものと言うよりも、ロシアという国家を強壮に成長させた「礎」としての在り方である。
西欧諸国に倣って創られたこの海軍で以って彼はバルト海を制圧、スウェーデンとの激烈な大北方戦争を勝ち抜いた。
この勝利は後の帝都"サンクト・ペテルブルク"の建設、ひいてはロシア帝国そのものを強壮なる国家に押し上げた歴史の転換点であり、記録されるべき功績である。
故にこそこの宝具は、彼が有する真なる願い━━━━━"ロシアが強く在る様に"という想いを成就させる、"第二の固有結界"として発現した。

発動の瞬間、『大帝号令・王都再誕』内部の都市全体が徐々に浸水していき、最終的に極寒のバルト海へと変貌させる、固有結界のさらなる塗り替え。
街が完全に水没した直後、固有結界遠方から彼の指揮するバルチック艦隊の大軍団が襲いかかり、一斉砲撃を以って一切の敵を撃滅する、究極の終局奥義である。
それ自体は単なる海であるため、飛行や船に関わる宝具を有する、あるいは水への何らかの耐性を持つサーヴァントには溺死を回避される。
またこの宝具が発動された瞬間に『大帝号令・王都再誕』の有する絶対安定性は失われる為、敵が固有結界に準ずる宝具を有していた場合は、それにより塗り替えられる危険性を孕んでいる。
船団自体は木造のガレー船である事や、彼本人の「革新」スキルも相俟って、近代に出現した航空機系、あるいは近代戦艦系を操るサーヴァントに対しては滅法弱いという弱点をも帯びているのだ。

これら一連の宝具は、相性次第では完封も可能だが、逆に相性次第では幾らでも突破される可能性を秘めた物である。
それは彼が、古きものを斬り捨て、新しいものを求め続けた姿勢にこそ現れている。故にこそ、それらの新しいものによって、自身が「古きもの」として打破される事もまた、彼は"これもまた世界の革新"と受容する事であろう。

Weapon

「大帝の儀礼剣」
帝位相続に際して受け継がれる、儀礼用の非常に煌びやかな装飾の施された剣。
主に観賞用、ないし王権の象徴であるはずなのだが、彼はこの剣を、高い筋力と高ランクの「皇帝特権」スキルによって得た剣術スキルなどを利用して巧みに操ってみせる。
見た目よりも頑丈に出来ている。この剣を惜しげもなく使う事は即ち、過去の風習やしきたりへの、彼なりの反発の現れと言えるだろう。

「大帝の謹製銃」
腰に装備した、彼自身が生前に作成した銃。
フリントロック式の情緒あふれる仕上がりで、側面には「Пёторピョートル」の刻印がなされている。

「大帝のペンチ」
彼が常にポケットに忍ばせる抜歯用ペンチ。
彼は常に悪い歯を探して目をギラつかせ、隙あらば抜歯を試みる(無麻酔で)。
万が一彼のマスターが少しばかり歯磨きを怠っていた日には、地獄を見ることになるだろう。

「大帝の鋏」
同じく彼が常にポケットに忍ばせる髭剃り用の鋏。
髭を蓄えるのは古く悪しきビザンツ的風習であり、故に彼は髭を見つければ隙あらば剃ろうとする。
なお彼が剃ろうとするのはあご髭限定であり、口髭は彼自身も生やしている。

容姿

整った顔立ちに、熱意の灯る瞳を持つ壮年の男性。手入れの行き届いた癖がかった茶髪を首後ろまで伸ばしている。
彼の身体的特徴として最も顕著なのは、何と言ってもその巨躯(203cm)であろう。
諸国視察の際には一応は御忍びの体裁を取っていたものの、この身長のせいで一目瞭然であったと言う。
また生まれつき膂力が強く、諸国遊学などで日常的に斧やハンマーを振るっていた事もあってか、すさまじい怪力を持っていたとされる。

概要

ピョートル・アレクセエヴィチ・ロマノフ。ピョートル一世、あるいはピョートル大帝とも。
サンクトペテルブルクを首都とする帝政ロシアを築き上げた、ロシアに於ける初代皇帝。
ロシアを強壮な西欧国家として成長させた偉大なる皇帝であり、それまで在った伝統を尽く切り捨てた、革新的で思慮深く聡明、そして勇敢なる「大帝」として評価されている。
それでいて且つ、新都サンクトペテルブルク建設の為に十万人近い自国民を犠牲にし、軍事費補填の為に民草への重税を強い、また古い風習にしがみつく右翼老害たちを尽く粛清したという暴君的側面をも併せ持つ人物である。

徒食者を何よりも嫌い、貴族に対してさえも労働義務を付与する政策を執り行った程の合理主義者であったとされる。
聖痴愚ユロージブイに代表される宗教上の修行者でさえも罰したとされ、彼はそれらの古風なビザンツ的慣習を守る者達からは「悪魔」とさえ見做されたという。
この態度はマスターに対しても同様であり、聖杯戦争に於いては勝利の為の最大限の努力をマスターに要求し、優勝するまで常に尻を叩き続ける、粗野ながらアグレッシブな皇帝である。
船大工としての技術習熟や、それに基づくロシア海軍の創設、そしてその運用のための海港"サンクト・ペテルブルク"の建設などの功績から、ライダークラスとしての現界となった。

知的好奇心が非常に旺盛であり、新しいもの、合理的なもの、また新鮮な体験を常に渇望しており、その傾向は生前の御忍び諸国遊学にて見せた数々の奇行にも見て取れる。
彼は国家最大権力を有していたにも関わらず質素倹約・質実剛健を旨とし、最新技術や軍事的知識を自ら率先して模範を示す実践派の指導者であった。
有名なのが西欧諸国における造船技術の経験ないし造船特許の取得、また医療・解剖技術への興味であろう。
その中でも抜歯に関しては自身の腕に不可解なほどの自信を持っており、臣下の虫歯を抜くべく、ペンチを片手に宮殿を彷徨った事さえあると言う。
そのため現代技術はいざ知らず、他のサーヴァントが見せる他文明の技術にも多大な興味を示し、また彼はそれらを賛美と共に受容し、己の力とするだろう。

聖杯に込める願いは、『ロシアが永劫に強壮で在るように』という祈り。
或いは現在のロシアの現状を知ったなら、受肉して自身が首相に取って代わろうとするかも知れない。
ロシアという国家を真に想い、その人民を導き、また守ろうとする気概。彼が大帝と呼ばれたのは、そう呼ばれるべくして成った必然であったのだろう。

因縁キャラ

カール12世
大北方戦争に於ける、スウェーデン側の王。
弱冠にして勇猛、かつ祖国を守ろうとする気概には、敵対していた関係に在っても敬意を表していた。
その死の報せを受けた際、彼は黙祷を捧げたと言う。

イヴァン・ヴァシリエヴィチ
皇帝という呼称、すなわちツァーリを名乗り始めた者としては敬意を示すが、反面、その治世に関しては全く以って理解し難い狂人のそれである、と辛辣な評価を下している。
しかし庶民に身を落として道化を演じるような戯れぶりには、最大権力を持ちながら配下に身をかがめる快感の面で共感していたりする。
どうも大きな権力を持つと、ユーモアのセンスが常人とはかけ離れた所に行ってしまう様だ。

エカチェリーナ2世
帝政ロシアに連なる女帝。異邦の出身であっても、ロシアを真に強くせんと立ち上がった彼女の意志の強さと愛国心には、彼からも最大限に応えるだろう。
彼の子孫が(その評判が、宣伝による誇大なものであったとしても)覆されてしまう程度の存在であったのならば、"それもまた勇気ある革新だ"と納得してしまう。
そんな一見非情にさえ見える合理性を有しているが故に、彼は彼女を心より賞賛し、またその寄与たる功績を認める。故にこそ帝国は、強壮たりえたのであろうか。

ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・ジュガシヴィリ
彼、あるいはイヴァンとでさえも比較にならぬ程のロシア史上最大・最悪の暴君。
上と同じ理由で、こちらの後進的政策にも眉を顰める。大粛清に至っては私情の下に大権を振りかざす無能かつ愚鈍なる所業、と厳しく糾弾する姿勢。
そもそも、帝政ロシアを終わらせたソヴィエトそのものを良く思っていない。

・ネロ・クラウディウス(原作)
適正クラスがライダーの、同じく規格外級の皇帝特権を有する面で多大なシンパシーを感じている。
また第三者的評価だが、最大の自信を持つ分野(彼女は歌、彼は抜歯に於いて)に欠陥がある、と言う点でも一致する。
だが地位に甘え、肉欲と私欲に溺れ財を貪り浪費する政治とその在り方だけは、どうしても認められない様だ。

・ガイウス・ユリウス・カエサル(原作)
皇帝ツァーリ」の語源、ひいては皇帝という存在そのものの源流とも言える人物であり、多大な敬意を払っている。
自国の帝政を確立し、それを強壮に押し広げる革新的な政策においても共通点が多い。
気が合うとすればこちらか。

シャルルマーニュ
同じく「大帝」の異名を持つ者としてひそかに意識を向けている。
また大男であるという身体的特徴や、その知識に貪欲な態度にも何かと親近感を抱いている。
ただ彼はいわゆる"アンチ・キリスト"であるため、やはり決定的な部分で相容れる事はないだろう。

冬将軍
ロシアの守護者、畏怖すべき大自然の恵み。
大北方戦争を勝ち抜けたのはこの父なる冬のおかげであるとして、敬意を払っている。

FGO風台詞例

召喚:「私が、私こそがロシア皇帝、ピョートル・アレクセエヴィチ・ロマノフである!私を召喚したマスターは、おまえか?……よかろう。さあ、共に歩み行くとしようか!」

レベルアップ:「ОченьХорошоやるものだな!」
霊基再臨:「更に強く成るとも、私も、我がロシアも」
その2:「おめでとう、ロシアはさらに革新された。おまえにも、幸あらん事を!」
その3:「さあ、さらなる進化だ。この先には何が待ち受けているのか……楽しみにしておこう!」
最終:「マスター。此処が、ロシアの夜明けだ。されど、我々は決して歩みを止めぬ。そうだろう?……さあ、共に讃えよう、"Вперёд,Россия進め、ロシアよ"!」

開始:「皇帝インペラートルに逆らうか。……では、直々に裁定を下そうか!」
その2:「さあ戦いだ。指揮してみるかマスター、この私を!」

スキル:「Славься,Россияロシア万歳!」
その2:「好かろうさ、存分にだ」
選択:「良し」
その2:「Даわかった
その3:「行くぞ!」
攻撃:「Давай喰らえ!」
その2:「贖え!」
その3:「滅びるがいい!」
EX:「では、止めだ……くたばれッ!!」

宝具選択:「ロシアの威光を知るがいい!」
その2:「宝具開帳……我が心は此処に!」
宝具:「雪よ、ヴォトカよ、我らがルーシよ
    敷くは王の威、地には理想を、我らが国土は強壮で在れ!
    故に此処にこそ、我らが王都は再び現れる!!
    刮目せよ、我が『大帝号令・王都再誕サンクト・ペテルブルク』をッ━━━━━━━━!!」

宝具選択:「……さあ。此れこそ、ロシアの夜明けで或る!!」
その2:「砲撃要請、全艦発進。……此れが、皇帝の勅令で或る」
宝具: 「我が地、我が夢、我が理想━━━━━
    その全てはロシアに帰着し、また流れ出す
    歴史の海は恒久に続く。ならば故に、我らが母国ルーシは永劫に荘厳で在れ!!
    此処に在るものこそ、我が祈りだ━━━━『大海制覇・国土の夜明けバルチスキー・フロート』!!」

小ダメージ:「ぐっ」
大ダメージ:「うっ……ぐぁああああっ!!」

戦闘不能:「ああ、ロシア……よ……」
その2:「不覚……皇帝の名が……泣くわ……」
勝利:「さあ、勝利だ!だが、これだけで満足しない事だ」
その2:「よい指揮だった。おまえも帝国軍に来るかね?」

会話:「マスター、聖杯を求めるのだろう?ならば立ち止まる事なく、働きたまえよ!」
その2:「おまえは、そうだな……言うなれば、私の家臣のような存在だと認識している。だが、此処で戦うのは私だ。故に、指示を出すのはおまえだ。」
その3:「マスターはマスターだ。私はそれに従う者、それは認識しているとも。だがそれは必ずしも、おまえ個人を尊重すると言う結果には繋がらぬよ」
その4:「カール十二世……よもやあれほどの幼齢で熊を殺すとは、噂以上の勇猛だ。そして……それほどの年齢から、おまえは王としての宿命に翻弄されて居たのだな(カール12世所持)」
その5:「あれが、かのイヴァンか。全ルーシの皇帝ツァーリで或る事は認めるが……ノヴゴロドの件はやり過ぎであろうよ(イヴァン・ヴァシリエヴィチ所持)」
その6:「おまえも、革新の為に立った者か。…成程、良い眼をしている。母国を支えし功労者、誉れ高き女帝よ。おまえが此処にて歩みゆく第二の生もまた、幸あらん事を。それがたとえ、乙女へ捧げられる薔薇ならざる、砲火たなびく戦道であろうとも…おまえには、ただ前へ進むべき力があるが故に。(エカチェリーナ2世所持)」
その7:「……おいマスター。何を思って、あのような者を召喚したのだ?良いか、二度とあの面を私の前に出すな。さもなければ、おまえも縛り首だ(ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・ジュガシヴィリ所持)」
その8:「古代ローマの真なる皇帝か。実に溌剌とした、薔薇のような存在だが……それは、皇帝としての在り方ではなかったよ(ネロ・クラウディウス所持)」
その9:「ツァーリ……ユリウス・カエサル……私が皇帝として在れるのも、ひとえに彼の功績だ。革新的な部分も評価出来る!実に完全無欠だ。……だが、その生活習慣は直すべきだな(ガイウス・ユリウス・カエサル所持)」
その10:「あの冬将軍マロースの爺も従えているとはな。私、いや、我らにとっては父のようなものだ。伝えてきてくれ、「БольшоеCпасибо感謝しています」とね!(冬将軍所持)」

好きなこと:「好きなものか。新しいものは私の特に好むところだ。その点、此処はすばらしいな。新たなる発見に満ちていて、ひと時も飽きる事がないとは!」
嫌いなこと:「嫌いなものか。古いものを保持する事は勿論だが、私は徒食者を特に嫌う。もしそんな英霊が居たら教えてくれたまえよ?私が心身共に鍛え直してくれる!」
聖杯について:「聖杯か。そのようなビザンツの極致に興味はないが……そうさな。何でも叶う……と言うのなら、私ならばロシアの平和を願うとしようか」

絆:「私は戦い、おまえは指示を出す。くれぐれも、私の前で失態を晒してくれるなよ?」
その2:「中々に仕上がって来たではないか。どれ、では私からも返礼と行こう。……マスター、悪い歯はあるかね?」
その3:「おまえは、ロシアは好きかね?私は好きだ。だからこそ、おまえも好きになれ。」
その4:「臣民が働けば働くほど、国家は強くなる。……その点、おまえは理想的な臣下と言わざるを得んな」
その5:「おまえは実に良い物だ。浪費せず、欲を制御し、そしてさらに革新的ときた。おまえこそ、我が側に置くべき寵臣に相応しい。……付いてきてくれるな、マスター?」

イベント:「ほう、催し物か!よろしい、すぐに出向こうではないか!」
誕生日:「おまえの誕生日か。既に死んだ私が、今は遥か未来の此処に生まれ、そして生きるおまえを祝福する。……これ程に数奇な、愉快な事はあるまいよ!」