kagemiya@ふたば - リチャード・フランシス・バートン

【基本情報】

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】リチャード・フランシス・バートン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・68kg
【外見・容姿】一見して平凡そうな男
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:A 宝具:E

【クラス別スキル】

気配遮断:−
 アサシンのクラスが持つ共通スキルだが、このサーヴァントが
 持つ気配遮断はそれらのどれにも該当しない。

【保有スキル】

気配同調:B
 遮断ではなく同調。他者に同胞だと誤認させる潜入の技術。
 攻撃態勢を取らない限り友のように馴染むことが可能。

変装:D
 変装の技術。集団の性質を学び・理解し、雑踏へ溶け込む偽装を行う。
 気配同調スキルと併用すべきスキルであり、特定の誰かへ成り済ますのには向いていない。

カリスマ(偽):E
 大衆の心を掴む才。或いは人望。
 戦力への補正は無いが、英雄ならざる他者を味方に付けやすくなる。
 文化に対する理解を深めるほどにランクが向上。

【宝具】

『千一夜の睦言(アラビアン・リライト)』

ランク:E 種別:対人・対衆宝具 レンジ:− 最大捕捉:制限なし
 言葉の改竄。大衆をこそ魅了する低俗な物語。
 対象の放つ台詞を淫靡・或いは下劣なものへと強制的に置き換える宝具。
 真実ただそれだけの宝具だが、詠唱の必要な魔術の類や宝具の真名解放に対して
 強力な妨害効果を発揮する利点がある。『ただそれだけ』ゆえに対策は極めて困難。
 宝具発動の起点となる“ペン”の破壊でのみ外部からの解除が行える。

 魔力を消費せずとも使用できるが、その場合は些細な改変にとどまる。
 アサシンはこれを「語尾にハートマークを付けたような媚びた口調」と設定している。
 恥ずかしがらせるくらいの効果しかないので彼の趣味以上の意味はない。

【Weapon】

ペン
 現界後にその辺の店で買ったもの。

ビデオカメラ
 現界後に購入。宝具により引き起こされる痴態を記録しようとする。
 スキルの応用をしそこかしこに仕掛けているともっぱらの噂。


 自称・剣術の達人。防戦程度ならこなせる実力を持つ。

【解説】

19世紀の大英帝国を代表する冒険家にして、人類学者、作家、言語学者、翻訳家、軍人、外交官、ナイト。
翻訳家としての活動が有名であり、かの千夜一夜物語をヨーロッパ全域へ大きく知らしめた人物。
以後千夜一夜物語は彼の訳書を基本に語られるようになった。

それまでも幾つもの訳書が作られていたが、人気を博すようになったのはバートン訳から。
では何故それまでの訳書は人気がなく、彼の訳ばかりが有名になったのかというと──
──官能的だったから、である。

元々千夜一夜物語は特別エロティックな描写が多いお話ではなかったのだが、バートンはこれを
売るために自らの持つ多大な性知識を総動員して改変。どうせ欧州の人らは原版なんて知らんだろと
堂々と下品な改変・注釈を入れ、訳書を売り出したのである。
結果それは大当たり。出来の良い──意外にも物語として読みやすく面白い──同人誌は、
一世を風靡してしまったのだった。

ちなみに肝心の翻訳そのものについてだが他人のものをパクってる疑惑があったりする。

・翻訳の一例
原版:「王と姫が密会した」
バートン版:「王と姫は寝所に向かい濃密なセックスをした。余談だがアラブ人のペニスの長さは○○cmであり白人のそれを
大きく超える。女性を絶頂させるために優れた一物を相手にした姫はさぞかし素晴らしく快楽に塗れた夜を過ごせただろう」

【人物】

金と女を愛する刹那主義の冒険野郎。稼ぐためにはどんな卑怯も厭わないクズ。
一応物語への愛情はあるようだが売り方が売り方なので歪んでるのは間違いない。

サーヴァントとしては貧弱もいいところ。
誰かと組んで敵の宝具開帳を妨害するだけに努めるならそこそこ活躍できる。

アサシン適正は異教徒でありながらイスラム圏に潜入しムスリムとしてメッカ巡行を完遂した逸話から。
なお男娼にも造詣深かったようでそっちもイケる口である。
外見のイメージはロックとかバネPみたいな感じ。

イメージカラー:ギラつく鉄色
特技:剣術、翻訳、添削(いずれも自称)
好きなもの:金、女、スリル、物語
嫌いなもの:頭の固いやつ
天敵:フェミ団体、PTA
願い:受肉してパーリーナイト

【簡易台詞集】

自己紹介:「俺を指名するとはお目が高い。サー・バートン、人理の危機に馳せ参じたぜっ」
戦闘開始:「仮にもナイトだ、かるーく捻ってやろうとも」
アタック:「とりゃっ!」
スキル:「メモメモ……」「歴史の真実ここにあり、ってな」
宝具:「さあて、愉快に鳴いてくれよ。『千一夜の睦言(アラビアン・リライト)』!」
ダメージ:「うわっちょ」
大ダメージ:「いってえええええええ!!!!」
勝利:「ふう。俺はやっぱ後衛向きだな。出撃はこれっきりってことで」
消滅:「ネタ帳は……託すぞ……マスター……!」
好きなこと:「金さ! 金さえありゃ何でも手に入るからな!」
嫌いなこと:「負け犬の負け惜しみほど聞くに堪えない物はないなぁ。売上こそが正義だって、そう思うだろ?」
マイルーム:「マスター、適度にマイナーな民間伝承のアテは無いかな」
会話1:「サーヴァントなんて大なり小なりヤバいじゃないか。命がけで口説くくらいなら風俗に行くね」
会話2:「どんな名著だろうと売れなければ忘れ去られる。……現実ってのはいつだって非情だ」
     「──は? あ、いや、勘違いするんじゃないぞ。俺のはあれだ、金儲けのためなんだからな」

【因縁キャラ】

・シェヘラザード
有名になったのは俺のおかげなので報酬を頂こう。
なんなら読み聞かせでもいいぞ。

・エジソン
大衆第一薄利多売! アンタとは仲良くやれそうだ。

・コロンブス
俺の野心が滾って燃える。一緒に冒険しよ?

・モードレッド
宝具使ったら殺された。記録は出来たので再召喚され次第売りに出そうか。


ちんこクラッシャー
しゅ、取材どころじゃあない! 不能になんてされてたまるか!

ヘリオガバルス(騎)
おっ。なあ嬢ちゃん幾らで売ってるんだい? ……え? お手付き? ハハハジョークは苦手みたいだな!

さほちん
腕は確かでも遺す力はからきしと見た。どうだお嬢さん、俺のプロデュースを受けてみる気は?
(※十中八九水と油)

イロンシード
カメラ越しにこっそり宝具を使用。経験豊富なおっぱいさんかと思ったらなかなかどうして
いい恥じらいっぷりじゃないか。100点。

【コメント】

竿役というより舞台装置キャラ
万が一受肉したら謎の売れっ子同人ゴロとして悪目立ちする