kagemiya@ふたば - レオ3世

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】レオ3世
【異名・別名・表記揺れ】ローマ教皇レオ3世
【性別】女
【身長・体重】162cm・46kg
【肌色】白 【髪色】桃色 【瞳色】青
【スリーサイズ】80/59/82
【外見・容姿】赤みがかった法衣を纏う女性。
【地域】ローマ
【年代】795年〜816年
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・聖人・ローマ
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:A++ 宝具:A

【クラス別スキル】

陣地作成:A+

ローマ教皇として、自らに有利な陣地を作成する。
“大聖堂”の作成が可能。

道具作成:D

聖別した道具の作成が可能。

【保有スキル】

信仰の加護:A

一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

教皇特権:EX

対象が本来持ちえないスキルでも、主張することで短期間のみ獲得させることができる、勅令の類似スキル。
Aランク以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得させられる。
自身に対しても使用可能だが、その場合獲得できるスキルは奇蹟、啓示、ヤコブの手足などといった
“神聖なもの”“神から授かるもの”“聖職者が保有しているもの”といったイメージを持つスキルに限定される。(こじつけも可能)
保有スキルのブーストも可能。

カールの戴冠により皇帝としての地位を与えた、教皇としての優位性を象徴するスキルでもあるため、
このスキル及び『聖なるかな、戴冠の儀』によって獲得したスキル及び宝具をキャスターは無効化できる。
また、カール大帝及び彼以降の神聖ローマ皇帝に対し優位に立ち回ることができる。

名前が類似する教皇権限とは効果が異なるので要注意。

アルプス越え:B

暗殺者に追われた際、アルプス山脈を越えて逃げ延びたことに由来するスキル。
仕切り直しを内包する特殊なスキルであり、陸であればあらゆる地形を移動できる効果、
周囲の環境が逃亡を助けてくれる幸運など、逃亡成功を助ける様々な効果が発動する。
“逃亡”という一点において、キャスターの右に出るローマ教皇は存在しない。

聖人:C

聖人として認定された者であることを表す。
サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。

洗礼詠唱:A

教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対し絶大な効果を及ばす。
ローマ教皇たるキャスターはその中でも最高位のものを扱う。

【宝具】

聖なるかな、神より偉大な戴冠をセレニシムス・アウグストゥス・ア・デオ・コロナトゥス

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
神より加冠されしアウグストゥス、偉大にして平和なる、ローマ帝国を統べるインペラートル。
かの有名なカールの戴冠の再現。
あらかじめ作成、準備しておいた大聖堂で儀式を行い、対象の頭に冠を載せることで発動する。
対象の霊基を改造し、ステータスの上昇をするとともに、“ローマ皇帝”“聖王”としての属性を付与し、
それに伴ったスキルを授ける。新たな宝具が使用可能になったり、元々の宝具が変質する可能性もある。
万全な準備をするほどに戴冠後の性能は上がる。
ただし、この宝具でレオ3世自身に戴冠することはできないため、基本的には聖杯大戦や月の裏側、人理修復案件のような、
他のサーヴァントと手を組んでいる状況においてその真価を発揮する。
通常の聖杯戦争においては全く用をなさない──というわけでもなく、十全に準備をすればマスターに対する戴冠も可能。


シャルルマーニュに対して使用した場合、クラスがルーラーに変化し、
シャルルマーニュとカール大帝のハイブリッドのような存在になる。

【Weapon】

神聖七冠サンクティ・コロナム

キャスターの周囲を浮遊している帝冠。『聖なるかな、神より偉大な戴冠を』で使用する冠である。
キャスターの洗礼詠唱などと連携して、聖属性のビームとかを出す。

十字架の杖じゅうじかのつえ

マルタなども使っているお馴染みの聖職者の装備だが、
キャスターのそれは登山用のピッケルやトレッキングポールとしての役割も果たせるように改造してあり、
光弾を放つだけでなく険しい山道を超える頑丈さも兼ね備えている。

【解説】

ローマの貧民階級出身の、第96代ローマ教皇。795年就任。
貧民階級出身である彼女に対して反発するものも少なくなく、799年に暗殺者に襲われたところを辛うじて脱出、
アルプスを越え、フランク王カール大帝の元へ逃げ込んだ。

彼女の功績として有名な物は、カールの戴冠であろう。
カール大帝への恩返し、東ローマ帝国庇護下の東方教会への対抗、そして797年以降ローマ皇帝が空位とみなされていたことから、
800年のクリスマスの日に、サン・ピエトロ大聖堂でのミサの最中、カール大帝にローマ皇帝としての帝冠を授けた。
この時周囲のものはみな「気高きカールよ、神により加冠されし、偉大で平和的なるローマ人の皇帝、万歳」と叫んだという。
これにより、西欧の大帝とローマ教皇の提携という、新たな歴史の始まりとなった。

彼女は1673年に列聖されており、聖人スキルも保有している。ゆえにルーラーの適性も持つ。

【人物・性格】

貧民出身の成り上がりであるためか、教皇としては柔軟な性格。
聖職者としての穏やかさ、敬虔さと、貧民出身ゆえの強かさ、気安さを併せ持つ。
同じく町娘としての顔と聖女としての顔を持つマルタと通じるところがあるが、
武闘派のあちらと違いこちらはどちらかと言うと計算高く立ち回るタイプ。計算通りに行かないことも多いが、
なんやかんやでちゃっかり生き残る。引き際には敏感であり、逃げ足も滅茶苦茶早い。

カール大帝及びシャルルマーニュに対しては恩義を感じており、味方にいれば喜ぶ。
実はちょっと登山にはまりつつある。

ちなみに西としては東ローマ帝国や東方教会とは対立していたが、個人的に嫌っていたということはなく、
東側出身の英霊と出会ったとしても一触即発になるようなことはない。

他の適正クラスはルーラー、クライマー、滅茶苦茶無理をしまくればフィクサーなど。
イメージカラー:白
特技:洗礼詠唱、教皇としての業務
好きなもの:カール大帝、登山
嫌いなもの:暗殺者とか嫉妬とか?
天敵:アタランテ(アルプス越えの地形効果が通じないし速い)、ボニファティウス8世
願い:なし(ルーラー適性あり)

【一人称】私 【二人称】あなた 【三人称】呼び捨て

【因縁キャラ】

エイレーネー:同時代における、“東側”のローマ皇帝。史上初の、公的に女性と認識されていたローマ皇帝。
西側の教皇として東と対立していたためにカール大帝を皇帝にした一面もある彼女だが、
個人的にエイレーネーを嫌っているわけでも憎んでいるわけでもない。案外、カルデアなどで出会えば貧民出身同士馬が合うかもしれない。

ボニファティウス8世:後世のローマ教皇。
いわゆるまともな方の教皇である彼女には、信仰殺しの宝具が刺さりまくる。
いやまぁ教皇特権でヤコブの手足とか使えるけど元のパワーが弱いし…
え? 健康になりたい? アルプス登りましょうよ。

インノケンティウス3世:後世の教皇。苛烈ではあるが根は真面目な教皇。
他の教皇が生臭だったり黒幕だったりするため、話は合うと思われる。
ただ、秩序属性と中立属性として、キリスト教や社会への姿勢で若干の齟齬は生まれるかもしれない。

インノケンティウス8世:後世の教皇。信仰心が高いため、堕落聖槍が刺さる。

レオン三世:名前が似てるだけの別人。西ローマの教皇と東ローマの皇帝で全然違う。

カール大帝、シャルルマーニュ:生前の恩人。
人として、そして王として慕っており、味方にいれば心強いと思っている。
宝具の相性もよい。

(キャラ名):

【コメント】

同名の東ローマ皇帝がひむてんで女体化してるのでこっちも女体化