最終更新:ID:VYd3iQxtAw 2018年07月30日(月) 00:15:58履歴
「私は…皇帝、に……A、a、aaaaaaaaッ!!」
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【真名】エイレーネー
【異名・別名・表記揺れ】”アテナイア”、イリニ
【性別】女性
【身長・体重】167cm・50kg
【肌色】白め
【髪色】銀
【瞳色】水色
【スリーサイズ】78/57/79
【外見・容姿】黒い聖衣を纏った女性
身の丈に合わないサイズの王冠を、首輪のようにして戴いている
【地域】東ローマ
【年代】752年〜803年
【属性】中立・善→[宝具使用時]悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C+ 耐久:B 敏捷:E 魔力:D 幸運:D 宝具:D+
【CLASS】バーサーカー
【真名】エイレーネー
【異名・別名・表記揺れ】”アテナイア”、イリニ
【性別】女性
【身長・体重】167cm・50kg
【肌色】白め
【髪色】銀
【瞳色】水色
【スリーサイズ】78/57/79
【外見・容姿】黒い聖衣を纏った女性
身の丈に合わないサイズの王冠を、首輪のようにして戴いている
【地域】東ローマ
【年代】752年〜803年
【属性】中立・善→[宝具使用時]悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C+ 耐久:B 敏捷:E 魔力:D 幸運:D 宝具:D+
ギリシア正教より聖人として認定されていることに由来するスキル。
なお、バーサーカーでは「皇帝」としての在り方に寄って召喚されるためランクは低い。
聖人スキルの能力は幾つかの中から選択できるが、エイレーネーの場合は「聖骸布の作成」を選択し、それを元とした聖衣を纏うことによって自分自身を「聖像守護」の対象としている。
なお、バーサーカーでは「皇帝」としての在り方に寄って召喚されるためランクは低い。
聖人スキルの能力は幾つかの中から選択できるが、エイレーネーの場合は「聖骸布の作成」を選択し、それを元とした聖衣を纏うことによって自分自身を「聖像守護」の対象としている。
ローマ帝国史上初の女帝、でありながら、その位を認める者が非常に少なかったことに由来する固有スキル。
自身の「王」特性を失い、精神性をも王らしさから反対方向へと遠ざかる。
とはいえ単なるデメリットスキルではなく、王らしさ(=無慈悲さ)を失っていることにより、バーサーカーとしては比較的に理性を保つことが出来ているという利点もある。
自身の「王」特性を失い、精神性をも王らしさから反対方向へと遠ざかる。
とはいえ単なるデメリットスキルではなく、王らしさ(=無慈悲さ)を失っていることにより、バーサーカーとしては比較的に理性を保つことが出来ているという利点もある。
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1自身を王として最適化するための自己暗示。対人喚起。
本来ならば「王」たりえない精神のエイレーネーが、最も無慈悲な王として在った瞬間──即ち、息子であるコンスタンティノス6世の目を抉り、追放した時──の心的トラウマをフラッシュバックさせることで自身に残る
形としてはバーサーカーの首に装着された巨大な緋色の王冠。
この宝具の使用中はステータスと狂化のランクが向上し、更に「否認の戴冠」がBランクの「皇帝特権(偽)」へと変化。さらに精神干渉を無効化する。
また、皇帝としての威信のために自身を「バシリサ(皇后、女帝。女性形)」ではなく「バシレウス(皇帝。男性形)」として名乗った逸話から、肉体構造や精神構造が中性寄りになり、部分的に完全な男性化を果たす副作用もある。
8世紀〜9世紀初頭の人物。皇帝としての在位は797年から802年。
アテナイ出身の孤児であったが、一時的に信仰を捨てる条件付きで十代半ばでレオン四世に嫁ぎ、レオーン四世が皇帝となるに於いて皇后となる。
形而上は信仰を捨てたものの、当時の前帝コンスタンティノス5世、前々帝レオン三世の代より続く聖像破壊運動(イコノクラスム)にはやはり否定的であり、比較的それらに寛容であったレオン四世を説得し、運動の勢いを少し失わせた。
その後、レオン四世が30歳という若さで亡くなり、息子のコンスタンティノス6世が9歳の若さで即位することとなると、エイレーネーはその摂政として政権を握るようになった。
しかし、コンスタンティノス6世は段々と自身の勢力を強め、イコノクラスムを再び擁護するなどして摂政であるエイレーネーと対立していき、遂には実権を握り返すこととなる。
だが、コンスタンティノス6世は、祖父コンスタンティノス5世に倣って行ったブルガリア帝国への遠征にて失態を晒し敗走(戦ってすらいないため敗走と呼べるかすら怪しい)し、軍隊や高官、イコノクラスム賛成派からすら支持を失う。
エイレーネーはこの機に乗じ、軍を派遣してコンスタンティノス6世を捕らえ、その両目を抉り抜いた上でコンスタンティノポリスへと追放した。*1
こうした経緯の後、エイレーネーは自らをローマ帝国初の女帝として名乗り、皇帝の位を得る。
しかし、その戴冠は周囲から好意的に認められることはなかった。
そして西ローマでは、ローマ教皇のレオ3世により、フランツ王国の国王であったカール大帝が正当なローマ皇帝として任命されることとなる。
その後、カールにより送られた自身を皇帝として認めるべし、という通達に対し、エイレーネーは自身とカールが婚姻することにより東西ローマを再統一する計画を立てて返信する。
カール側もこの提案に乗り気ではあったようだが、その計画の実行より先立って、エイレーネーは財務長官であったニケフォロスによるクーデターに遭い、廃位。
間もなくレスボス島へ流刑となり、その翌年に死亡した。
エイレーネーは皇帝としての政策にも問題点が多く、即位の経緯も経緯であるがゆえ、「王」としてのランクはかなり低い。
それでも「王」として在ろうとする、そんな一種の狂想こそが、彼女がバーサーカーとして喚ばれることを許容する理由である。
アテナイ出身の孤児であったが、一時的に信仰を捨てる条件付きで十代半ばでレオン四世に嫁ぎ、レオーン四世が皇帝となるに於いて皇后となる。
形而上は信仰を捨てたものの、当時の前帝コンスタンティノス5世、前々帝レオン三世の代より続く聖像破壊運動(イコノクラスム)にはやはり否定的であり、比較的それらに寛容であったレオン四世を説得し、運動の勢いを少し失わせた。
その後、レオン四世が30歳という若さで亡くなり、息子のコンスタンティノス6世が9歳の若さで即位することとなると、エイレーネーはその摂政として政権を握るようになった。
しかし、コンスタンティノス6世は段々と自身の勢力を強め、イコノクラスムを再び擁護するなどして摂政であるエイレーネーと対立していき、遂には実権を握り返すこととなる。
だが、コンスタンティノス6世は、祖父コンスタンティノス5世に倣って行ったブルガリア帝国への遠征にて失態を晒し敗走(戦ってすらいないため敗走と呼べるかすら怪しい)し、軍隊や高官、イコノクラスム賛成派からすら支持を失う。
エイレーネーはこの機に乗じ、軍を派遣してコンスタンティノス6世を捕らえ、その両目を抉り抜いた上でコンスタンティノポリスへと追放した。*1
こうした経緯の後、エイレーネーは自らをローマ帝国初の女帝として名乗り、皇帝の位を得る。
しかし、その戴冠は周囲から好意的に認められることはなかった。
そして西ローマでは、ローマ教皇のレオ3世により、フランツ王国の国王であったカール大帝が正当なローマ皇帝として任命されることとなる。
その後、カールにより送られた自身を皇帝として認めるべし、という通達に対し、エイレーネーは自身とカールが婚姻することにより東西ローマを再統一する計画を立てて返信する。
カール側もこの提案に乗り気ではあったようだが、その計画の実行より先立って、エイレーネーは財務長官であったニケフォロスによるクーデターに遭い、廃位。
間もなくレスボス島へ流刑となり、その翌年に死亡した。
エイレーネーは皇帝としての政策にも問題点が多く、即位の経緯も経緯であるがゆえ、「王」としてのランクはかなり低い。
それでも「王」として在ろうとする、そんな一種の狂想こそが、彼女がバーサーカーとして喚ばれることを許容する理由である。
平常時は、バーサーカーとしては非常に珍しく、理性的なだけでなく「優しい」。
虫も殺せぬような、と言う程ではないが、その気性は穏やかと言う他なく、不仲と伝わる息子の事についても悲痛な面持ちで語るなど、まるで「壮大な系列を持つだけの一般人」のような印象を相手に与える。
それは擬態や演技ではなく実際に、否認の戴冠スキルの影響もあり、平時の彼女は英霊たりうる程の精神性ではない。
だからこそ、彼女は「王」という役目を自身が負うことを望んだ。
自分も、夫も、その子も、義父や義祖父のような偉大な王たりうる器でないと理解している故に、エイレーネーは自身を「王」として据えなければならない、と半ば自己犠牲じみた思考によって狂想に至ったのだ。
そのため、生来の、優しく穏やかで、人や国のためになることならば喜んで身を差し出すような性格こそが彼女の紛れもない素。
ゆえにサーヴァントとしての使役は容易で、爆発的な宝具こそないもののバーサーカーとしては低い魔力消費もあってそれなりに優秀なサーヴァントである。
イメージカラー:赤い煌めき
特技:男装
好きなもの:夫、息子
嫌いなもの:息子、「王」
天敵:コンスタンティノス5世、レオン三世
願い:「自分がもっと皇帝らしい皇帝ならばよかった」
【一人称】私
【二人称】貴方
【三人称】あの方、さん付け、様付け
虫も殺せぬような、と言う程ではないが、その気性は穏やかと言う他なく、不仲と伝わる息子の事についても悲痛な面持ちで語るなど、まるで「壮大な系列を持つだけの一般人」のような印象を相手に与える。
それは擬態や演技ではなく実際に、否認の戴冠スキルの影響もあり、平時の彼女は英霊たりうる程の精神性ではない。
だからこそ、彼女は「王」という役目を自身が負うことを望んだ。
自分も、夫も、その子も、義父や義祖父のような偉大な王たりうる器でないと理解している故に、エイレーネーは自身を「王」として据えなければならない、と半ば自己犠牲じみた思考によって狂想に至ったのだ。
そのため、生来の、優しく穏やかで、人や国のためになることならば喜んで身を差し出すような性格こそが彼女の紛れもない素。
ゆえにサーヴァントとしての使役は容易で、爆発的な宝具こそないもののバーサーカーとしては低い魔力消費もあってそれなりに優秀なサーヴァントである。
イメージカラー:赤い煌めき
特技:男装
好きなもの:夫、息子
嫌いなもの:息子、「王」
天敵:コンスタンティノス5世、レオン三世
願い:「自分がもっと皇帝らしい皇帝ならばよかった」
【一人称】私
【二人称】貴方
【三人称】あの方、さん付け、様付け
レオン四世:夫。前々帝でもある。
比較的に短めの結婚生活ではあったが、共に政を行い、子を育んだ記憶は大切な思い出として残っている。
コンスタンティノス6世:子。前帝でもある。
か弱く愛しい子として扱っていたものの、その態度に反発されて何かと軋轢を生んでしまった。
結果として、彼を「皇帝」から金輪際引き剥がすために光を奪うことにはなった。
そして、その目を抉り抜いた瞬間だけは、エイレーネーは自身の理想たる無慈悲な王であったのだ。
コンスタンティノス5世:義父。三代前の皇帝でもある。
軍神として称えられるほど*2の戦闘皇帝で、苛烈な聖像破壊運動を行った対象…として畏敬を抱くゆえに、サーヴァントとしての姿には仰天する。
いずれにせよ天敵であることに変わりはない。
レオン三世:義祖父。四代前の皇帝でもある。
イサウリア朝を拓き、聖像破壊運動を推し進めた男として最大限の畏敬を払う。
もし邂逅したならば、彼の問いは、エイレーネーにとって非常に重大なものとなるだろう。
レオーン6世:火炎放射…!?
シャルルマーニュ、カール大帝[公式]:婚姻を結ぶかもしれなかった相手。
エイレーネーの死後は両国の関係は悪化するものの、エイレーネー個人としてはいい人として認識している。
他女王、女帝系サーヴァント:出会えたならば参考にしようとする。
特にエカチェリーナ2世さんとかあこがれ。
テオドラ、ロクセラーナ、テオファノ:どこかのカルデアにて、「貧民出身皇后連盟」を結成させられた。
女帝様なんて珍しい、とちやほやされて巻き込まれたものの、みんな話があくどすぎて怖い。
ダムナティオ・メモリアエ:「皇帝」として、思うところのある相手。
狂化で瞬きを止めてでも、問わねばならない問いがある。
比較的に短めの結婚生活ではあったが、共に政を行い、子を育んだ記憶は大切な思い出として残っている。
コンスタンティノス6世:子。前帝でもある。
か弱く愛しい子として扱っていたものの、その態度に反発されて何かと軋轢を生んでしまった。
結果として、彼を「皇帝」から金輪際引き剥がすために光を奪うことにはなった。
そして、その目を抉り抜いた瞬間だけは、エイレーネーは自身の理想たる無慈悲な王であったのだ。
コンスタンティノス5世:義父。三代前の皇帝でもある。
軍神として称えられるほど*2の戦闘皇帝で、苛烈な聖像破壊運動を行った対象…として畏敬を抱くゆえに、サーヴァントとしての姿には仰天する。
いずれにせよ天敵であることに変わりはない。
レオン三世:義祖父。四代前の皇帝でもある。
イサウリア朝を拓き、聖像破壊運動を推し進めた男として最大限の畏敬を払う。
もし邂逅したならば、彼の問いは、エイレーネーにとって非常に重大なものとなるだろう。
レオーン6世:火炎放射…!?
シャルルマーニュ、カール大帝[公式]:婚姻を結ぶかもしれなかった相手。
エイレーネーの死後は両国の関係は悪化するものの、エイレーネー個人としてはいい人として認識している。
他女王、女帝系サーヴァント:出会えたならば参考にしようとする。
特にエカチェリーナ2世さんとかあこがれ。
テオドラ、ロクセラーナ、テオファノ:どこかのカルデアにて、「貧民出身皇后連盟」を結成させられた。
女帝様なんて珍しい、とちやほやされて巻き込まれたものの、みんな話があくどすぎて怖い。
ダムナティオ・メモリアエ:「皇帝」として、思うところのある相手。
狂化で瞬きを止めてでも、問わねばならない問いがある。
「バーサーカー、エイレーネー。非力な女ではありますが、出来うる限りの事は致しましょう」
「向いていない、ですか?…えぇ、分かっています。それでも尚、私には理由があったのですよ」
「…邪魔をする者は、その悉くを打ち砕く…えぇ。それこそが、「皇帝」の在り方で、ございましょう…いざ」
「…思い出しなさい、私。あの日、あの時、貴方の行った無慈悲を。皇帝たる者として、我が子に与えた咎こそを!…『我が身は無慈悲な王と成りて 』!」
「ロー、マ…Aaaaaaッ!!」
「抉り、取る…!Aaaa!」
「向いていない、ですか?…えぇ、分かっています。それでも尚、私には理由があったのですよ」
「…邪魔をする者は、その悉くを打ち砕く…えぇ。それこそが、「皇帝」の在り方で、ございましょう…いざ」
「…思い出しなさい、私。あの日、あの時、貴方の行った無慈悲を。皇帝たる者として、我が子に与えた咎こそを!…『
「ロー、マ…Aaaaaaッ!!」
「抉り、取る…!Aaaa!」
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