ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ダムナティオ・メモリアエ
【異名・別名・表記揺れ】名誉の破壊、記憶の破壊
【性別】女
【身長・体重】中くらいcm・NaNkg
【肌色】白っぽい 【髪色】くすんだ白 【瞳色】白っぽい
【スリーサイズ】そこそこ/ふつう/まぁまぁ
【外見・容姿】今にも消えかかりそうな女
【地域】ローマ帝国
【年代】帝政ローマの時代のいずれか
【属性】混沌・なし
【天地人属性】なし
【その他属性】人型・ローマ
【ステータス】筋力:― 耐久:― 敏捷:― 魔力:― 幸運:― 宝具:EX

【クラス別スキル】

復讐者:E

世界を、特にローマの元老院を怨んでいる。
それにより怨念が溜まりやすく、狙われることでその怨念をエネルギーに変換できる。
……はずなのだが、宝具の影響で認識されにくく、つまり狙われにくい。

忘却補正:EX

彼女は世界から忘れられたが、彼女は決して忘れない。
これによって彼女は辛うじて自身の存在を記憶していられる。

自己回復(魔力):B

魔力を自動で回復する。
回復したって意味はないが。

【保有スキル】

情報抹消:EX

彼女から目を離した瞬間、彼女に関する全ての記憶が完全に失われる。
それは瞬きであっても例外ではない。

痕跡抹消:EX

証拠を隠滅する能力。このスキルのランクが高いほど、
より完全に自身が行ったことの痕跡を消去できる。
……アヴェンジャーの場合呪いの域。
彼女の行ったあらゆる物事の痕跡は即座に抹消される。
人を殺しても血痕どころか殺した事実そのものが抹消され、
誰かを救っても直後になかったことになる。
現実に爪痕を残せない宿命。
ゆえにステータスなど存在しない。現世を呪うことすら許されぬ影法師である。

永遠の受刑者:EX

なんらかの刑罰を受けて一生を終えた英霊の中で、
今もなお刑罰を受け続けている者であることを表わすスキル。
アヴェンジャーはその時代において最も重い罰を受け、それを現在も受け続けている。
故に、それより軽いあらゆる刑罰を受けることがない。
今死刑を執行され首をくくられている人間を懲役刑に処すことができないのと同じこと。
彼女の前では死刑ですら軽い罰として無力化される。
……ちなみに刑罰の重さは彼女の生きた時代、地域の価値観と、
何より彼女自身の価値観に大きく左右される。

【宝具】

灰も残らぬ記録焼却ダムナティオ・メモリアエ

ランク:EX 種別:対史宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:1人
常時発動型の宝具。彼女が受けたローマ史上最大級の極刑。
ダムナティオ・メモリアエ。生きた痕跡、為した功績の悉くを破壊し、
存在ごと殺す刑。この宝具により、彼女は記録に残ることができず、
彼女の功績が世界に影響を与えることもない。

この宝具は彼女の肉体そのものでもあり、彼女に触れればあらゆる功績が、逸話が抹消される。
宝具は端から消えていき、英霊もその存在を削られる。いわば対サーヴァント宝具。
ちなみに本来の性能を発揮すれば対象を英霊の座からも抹消できる。
しかし本来の性能を発揮できるということは、たとえ忘却補正があっても彼女自身が真っ先に存在を座からも抹消されるということであり、
すなわちそもそも召喚がされない。できない。
ゆえにこのオランダ・ネバダの座でないと彼女は召喚されず、召喚されている以上は本来の性能を発揮できないということである。

【Weapon】

ねぇよそんなもん

【解説】

ダムナティオ・メモリアエにかけられたローマ皇帝の一人、あるいはその集合体。
公式でダムナティオメモリアエを受けたと判っているのはドミティアヌス帝とゲタ帝である。
他にもヘリオガバルス帝やコンモドゥス帝やネロ帝などもこの刑に問われ、あるいは執行されているとされる。
彼女は彼らの複合体――では、ない。
そもそもダムナティオ・メモリアエとは存在の否定、記憶の破壊である。
であれば、ダムナティオ・メモリアエを受けた人物として名が残っているという時点で矛盾する。
そう、彼らはダムナティオ・メモリアエを受けながらも、後々その名誉を回復しているのである。

……では彼女は何者か。彼女は何物でもない。
その存在を、その痕跡を歴史から抹消され、それにより発生するであろう不自然な空白すら埋められ、
後世においても名誉を回復されることがなく、名前すらも残らず、歴史家たちもその存在を知ろうとしなかったもの。
完全なるダムナティオ・メモリアエを受けた名の失われた皇帝。それが彼女である。

記録に残らない彼女は当然座に登録されるはずもなく、聖杯戦争に召喚されることなどあろうはずもない。
にもかかわらず彼女が此度現界した理由。ひとつは「ダムナティオ・メモリアエという概念の効力を示すための被害者役として必要だった」
つまり「ダムナティオ・メモリアエという概念英霊の付属英霊である」という役割があったため。
そしてもう一つは、カゲミヤやポッキアッピに代表される歴史の影に隠れた者、
すなわち「記録の隙間、記述されない英霊をも英霊として登録する」オランダ・ネバダの座および聖杯の特異性によるものである。

【人物・性格】

典型的なローマ皇帝っぽく、いちいちアクションが大きい。喋り方も大げさ。
だって、そうしないと名前も覚えてもらえないであろう?

世界のことを怨んでいる。特に自身を歴史から抹消したローマ元老院への憎悪は底知れない。
そして、ダムナティオ・メモリアエの事はこの世の何よりも憎んでいる。
ダムナティオ・メモリアエを感知すると憎悪の炎が燃え上がる。
故にこそ彼女はアヴェンジャー足りえ、アヴェンジャー以外にはなりえないのだ。

……そもそも、英霊として現界するには誰かに記憶されている必要がある。何かに記録されている必要がある。
しかし彼女が受けている名誉破壊の効力はことのほか凄まじく、歴史にも、記録にも、記憶にも、ムーンセルにも、
存在したという仄めかしすら残っていない。ダムナティオメモリアエという罰の存在を示すだけならばゲタ帝などのそれだけで十分であり、
彼女の名前も偉業も存在も、いつ存在してだれから生まれたのかということでさえ、誰の記憶にも残っていない。
そしてダムナティオ・メモリアエが抹消する彼女についての記憶に例外はない――たとえ、本人の記憶であっても。
世の歴史に残らなかった英雄、物語に記述されなかった英雄たちも、彼らに出会った当事者たちは覚えているし、
何より本人が自分自身の存在を記憶している。ゆえに、召喚が成立する。

……しかし彼女は違う。彼女たちは違う。彼女は誰にも記憶されていない。親にも、いたかもしれない兄弟にも、
先代皇帝にも次代皇帝にも、皇帝の教育係や付き人にも、皇帝になる前にいたはずの友人にも、皇帝として治めたはずの市民にも、
彼女を、彼女たちに刑の執行を宣告した張本人たる元老院にも、そして彼女、彼女たち本人にも。
「そんな人がいたかもしれない」すら存在しない彼女たちは、いくら特異なオランダ・ネバダの座であっても召喚されることはない。ただし。この忘却を、たとえ欠片ほどでも防ぐ手段があるならば話は別である。
そう――忘却補正。復讐者のクラススキル。復讐者であり続けるため、自分の受けたすべてを忘れないスキル。
復讐を果たそうと一族郎党皆殺しにしようと、決して消えることのない怨嗟、過去のことをいつまでも根に持ち続けるスキル。
そのスキルがあれば、少なくとも自分たちはローマ皇帝として存在していたということ――そして、
ダムナティオ・メモリアエによって世界から否定されたことだけは記憶しておくことができる。
規格外の忘却補正で、自らの存在のその部分だけは守ることができる。
故に、彼女はやはり咎人クリミナルでも喪失者ロストでもなく、復讐者アヴェンジャーとしてしか現界できないのである。

……逆にいえば、規格外の忘却補正があってもそこまでしか記憶を保っておくことができないということでもあるが。

イメージカラー:白
特技:皇帝っぽいことなら大体(自称)
好きなもの:名前を残すこと、いつか確かに私が治めたローマ
嫌いなもの:古代ローマ元老院、私のことを忘れた世界
天敵:この世界そのもの
願い:名を残したい

【一人称】余、私たち 【二人称】そなた 【三人称】呼び捨て

【因縁キャラ】

・ロムルス
神祖。偉大なるローマ。ローマ系サーヴァントの例に漏れず敬愛している。

・ネロ・クラウディウスはじめローマ皇帝
尊敬する先輩であり、愛すべき後輩であり、そして『名を残せた』羨望の対象。

・ダムナティオメモリアエられた記録が残るローマ皇帝
どうして余だけどうして余だけどうして私たちだけ……!

ファラリス王
その悪名が後世まで轟いて、自分が使い自分が殺された処刑器具に自分の名前を冠されるなんて――
ああ、なんて羨ましい。

・マリー・アントワネット
悪名によって処刑され、その後忘れられることもなく、名誉まで回復するなんて――羨ましい。

ぶっちゃけ歴史や物語に名を残している存在は全員羨ましい。妬ましい。


忘失のハサン
同じく世界から忘れられた者同士、シンパシーを感じているかもしれない。
ちなみに彼女の宝具は元々逸話を忘失されている彼には意味がなく、
彼女もまた規格外の忘却補正故に彼の記憶から消える宝具に耐性がある。(かもしれない)

エイレーネー
「余が生きたころの元老院がそなたのような者ばかりであったなら――否。過去は変えられぬし、あるいは余がそれに値することをしたのかもしれぬ。
……ああ、だがそこまでして余を見つめようとしたのは。そうまでして余と……『皇帝』としての余と対話しようとしたのは。
余を皇帝と認めようとしたのは、余の存在を認めようとしたのは――余がこうなってからは、そなたが初めてである。
……最も優しきローマ皇帝よ、だから余はこう言おう。
どうか――どうか。
どうかあなたは、忘却された皇帝わたしたちにはならないでくださいね……」

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https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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