kagemiya@ふたば - 藤田五郎



「無敵の剣、など…昔の話よ」



【基本情報】


【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】藤田五郎
【異名・別名】山口一、斎藤一、山口次(二)郎、一戸(瀬)伝八
【性別】男
【身長・体重】179cm・76kg
【肌色】黄色人
【髪色】白髪混じりの黒髪
【瞳色】黒
【外見・容姿】右腰に刀を差し、右手に竹刀を持った和装のおじ様
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:C+ 魔力:E 幸運:B 宝具:B+
独自解釈を含む

【クラス別スキル】

気配遮断:B+

自らの気配を断つスキル。
正面戦闘のみならず暗躍をも得意とした彼は、もともと良ランクのものを保持している。

更に弟子や子供達への訓練において頻繁に使用していたためか、老体ながらもむしろ全盛期を越える技能となっている。

【保有スキル】

心眼(偽):A++

直感・第六感による危険回避。
永倉新八に『無敵の剣』と称された由縁たる、剣と剣の戦いに於いての類い希なる反応と判断力。
得物が竹刀であれ、肉体が老後であれ関係なく、この技能に鈍りはない。

戦闘続行:C

戦闘における往生際の悪さ。
例えどんな手傷を負ってでも、敵と戦わんとする気概は失わない。

また、身のこなし的にも重傷を負わないようにする動きが多く、単純に致命傷を食らいにくい、ということもスキル取得要因のひとつ。

ちなみに肉体的全盛期よりはランクダウンしている。

粛清者:B+

処刑人などの類似スキル。
生前に裏切りを行った、もしくは裏切り者として扱われた者に対しての特攻効果を得る。

彼は新撰組において離反者や、不覚悟とされた者の粛清を担当した。
その後にも警官として働き戦ったこともあり、粛清者としての素養は高い。

【宝具】

第三突・缶貫さんのつき・かんぬき

ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:3 最大捕捉:1人
晩年、後に昭和の剣豪となる山本忠次郎に対して(通りすがりに)見せた、竹刀で糸に吊られた缶を揺らすことなく貫いたという脅威の技量、そしてその時に語ったという『突きが成功するのはほぼ三の突きだった』という言葉。その逸話から構成された宝具。

竹刀を左手に持ち替え、地面を二回小突くことで発動準備が完了。
三突き目と同時に真名開放することで、レンジ内ほぼ必中かつ、対象の防御力に関係なく『貫通した』という結果を残す神速の突きを放つ。

準備モーションは攻撃扱いされず、また発動は『三の突き』と認識されれば良いため、二回何かを小突いてから気配遮断しつつ接近、背後から心臓や頭部を一突きにするという戦法を得意とする。



「…少々、全力で切り結びたくなったわ」




失効中の宝具

『誓いの羽織』『誠の旗』

この「彼」は、新撰組としての「彼」とは別物として扱われている(霊基的にも、彼の心構え的にも)。
そのため、これら宝具を使用することはなく、また例え使用したとしても本来の効果を発揮できない。

【Weapon】

『竹刀・無銘』

基本右手か両手で使い、第一宝具時には左手で使う普通の竹刀。
意外と打撃でも十分にサーヴァント相手の有効打となりうる。

『打刀 鬼神丸国重(?)』

鬼神丸国重…多分。
いくつかの刀を使っていたとも、鬼神丸国重を使い続けたともされる経歴からか、微妙に各部が記憶と違うような気もするよくわからない打刀を持参する。
ただ名刀であることは確実であり、彼の技量でまともに当てれば鉄筋くらいなら易々切り抜く。


この他ライフル銃などの使用も可能だが、持ち合わせてはいない。

【解説】

経歴、元新撰組、元警官。
何個も名を変え行き着いた平穏な生活を士道的に満喫した頃の斎藤一である。
詳しい経歴は不明であり、本人も多くを語らない。
が、戦友や弟子が語るにはこの頃に於いても規格外じみた剣技は衰えず、稽古で全力を出した場合は誰一人として彼の竹刀に触れることすらできなかったとされる。


【人物・性格】

寡黙ながらも人のいいおじさん…のように振る舞うが、いつも目が笑っていない。

聖杯戦争ではいつでも周囲を警戒し、どんな時でも戦場気分。
索敵中に敵マスターやサーヴァントを見付けた場合は、速やかに暗殺にかかる。
生前の知り合いにでも出会わない限りは特に心揺れもせず、女子供などを問わずに平然と竹刀で刺し殺す。

全うに戦おうとするのは気配遮断を見破られた時か背後からの第一宝具を避けられた/耐えられた時であり、そういった場合には老体ながらまるで戦場を楽しむかのように戦う。
…それが自身を誤魔化すためなのか、あるいは武人としての本能なのかは、本人にも分からない。


イメージカラー:黒い壁に無数に付けられた赤い傷痕
特技:暗殺、粛清、鍛錬
好きなもの:子供
嫌いなもの:裏切り
天敵:近藤勇
願い:ルール無用新撰組最強決定戦

【一人称】儂
【二人称】お主、貴様
【三人称】○○、○○殿

【因縁キャラ】

土方歳三:思想が近しかった。
五郎に新撰組としての誇りはそこまでなかったのだが、少なくともその苛烈なリーダーシップと方針には一定の恭順を示した。

近藤勇:思想に多少の違いはあれど、尊敬すべき隊長。
今や年上となってしまったが、彼の前では昔の自分が首をもたげる。


沖田総司:良き剣の相手。
全盛の彼女に対して初めて敗北を喫してからは尊敬に近い情を持っていたが、しかしそれは表の話。
ついぞ左手で彼女を相手取れなかった事は、五郎の強い心残りである。

ちなみに、もし彼女の三段突きと五郎の先々の閃が衝突した場合は、彼女のあまりの速さ故に双方に傷が残る結果となる。

沖田総司(殺):見知らぬ同僚。
しかし、もしその剣を見たならば「本人」でない事は理解する。
真なる在り方が望郷のものであると知れば、只、一つの「心」に対して、刃を以て相対するのみ。

伊東甲子太郎:粛清した人物。
無論、彼女の本来の性質も、近藤と仲が良かった事なども、「友の振りをしていた」時に全て察していた。
その上で尚暗殺を実行したのは、彼女の在り方に対して、僅かな嫉妬心と惹心を抱いていたから…でもある。


藤堂平助若い自分とは違い、彼女の熱意を単なる若さと一蹴する。
家庭を持ち、平穏に暮らせども、より機関の狗として動くことに馴れた藤田にとって、研鑽でない私情による戦いは、最早暴走か自棄にしか映らない。

原田左之助:かつての同僚。
千変万化のその槍術を見ると武人の心が騒ぐ。
また、お互い最終的に人々を守る側に落ち着いた事を皮肉ってみたりする。
「…ふっ、腹を切り死ぬのは武士のみよ。お主も儂も、最早その域には在らぬだろう?」

永倉新八:沖田、斎藤と並ぶ第三の新撰組剣豪。
後世で自身のことを「無敵の剣」と称されたことを大層気恥ずかしく思っている。
もし出会ったならば第二宝具を開放して襲いかかり、剣戟を楽しもうとするだろう。

高木時尾:妻。
珍しく、薄目を保たずに微笑める相手。
未だ、自身の中に残る「それ」を彼女が気に病んでいることには生前から気が付いており、目的を告げられたならば、それがいかなる状況であれ「黙して頷く」。
また、もし伊藤さんと三人にしようとするとダッシュで逃げる貴重な姿が見られるだろう。

【台詞】

「アサシン、藤田五郎。参上した。命令を、主」

「なに、所詮は人。臓腑と脳漿を貫けば大方は死ぬであろ」

「…三発目なら、外しはせんよ。『第三突・缶貫』」

「卑怯に塗れた儂とて一介の武人の魂は持ち合わせていてな。人並みの嫉妬もするものよ」

「先の先より至る無敵の剣、見るがよい。『無明 先々の閃』」

【FGO風ステータス】


【コメント】

初恋が伊東さんという設定だったりする
正反対に惹かれるのいいよね…