最終更新:ID:GiU+KgD1RA 2020年10月13日(火) 19:17:33履歴
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】近藤勇
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男
【身長・体重】174cm・85kg
【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】彫りが深く精悍な顔立ちの和装の男性。
【地域】日本
【年代】幕末
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・新選組・日本
【ステータス】筋力:C 耐久:C+ 敏捷:C+ 魔力:E 幸運:C 宝具:B
作成:https://picrew.me/image_maker/80783
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】近藤勇
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男
【身長・体重】174cm・85kg
【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】彫りが深く精悍な顔立ちの和装の男性。
【地域】日本
【年代】幕末
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・新選組・日本
【ステータス】筋力:C 耐久:C+ 敏捷:C+ 魔力:E 幸運:C 宝具:B
作成:https://picrew.me/image_maker/80783
危機的な状況であるほどに研ぎ澄まされる直感。
ライダーは見苦しくない斬られ方として、眼を閉じ直感で斬れば相打ちにはなると答えたとされる。
危機に瀕する状況で自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
さらに、眼を閉じ視覚を自ら遮断することで飛躍的に効果を高めることができる。
ライダーは見苦しくない斬られ方として、眼を閉じ直感で斬れば相打ちにはなると答えたとされる。
危機に瀕する状況で自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
さらに、眼を閉じ視覚を自ら遮断することで飛躍的に効果を高めることができる。
ランク:- 種別:対人魔剣 レンジ:なし 最大捕捉:1〜20人
構えは問わず、敵刃に臆せず切り込む。池田屋の戦いで猛威を振るった近藤の剣。
刃入り乱れる戦場において、互いに相討ち斬り伏せられる覚悟を以って敵を斬る。その瞬間に心身は澄み、
自身に迫り来る刃、銃弾は身体を透過してすり抜けていく。そして真っ直ぐ振り抜いた刃のみが敵を討つ。
敵の攻撃を前提とするカウンターの性質が強い一方、先手後手の概念を無効化し、同時に斬り合いながら競り勝つ無傷の剣。
一対一の立ち合いのみならず、一対多の戦闘においても複数の攻撃判定を同時に捌き切る。
構えは問わず、敵刃に臆せず切り込む。池田屋の戦いで猛威を振るった近藤の剣。
刃入り乱れる戦場において、互いに相討ち斬り伏せられる覚悟を以って敵を斬る。その瞬間に心身は澄み、
自身に迫り来る刃、銃弾は身体を透過してすり抜けていく。そして真っ直ぐ振り抜いた刃のみが敵を討つ。
敵の攻撃を前提とするカウンターの性質が強い一方、先手後手の概念を無効化し、同時に斬り合いながら競り勝つ無傷の剣。
一対一の立ち合いのみならず、一対多の戦闘においても複数の攻撃判定を同時に捌き切る。
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
幕末に京を震撼させた人斬り集団「新選組」の隊服として有名な、袖口にダンダラ模様を白く染め抜いた浅葱色の羽織。
サーヴァントとして行動する際の戦闘服と呼べるもので、装備する事によりパラメータを向上させる。
幕末に京を震撼させた人斬り集団「新選組」の隊服として有名な、袖口にダンダラ模様を白く染め抜いた浅葱色の羽織。
サーヴァントとして行動する際の戦闘服と呼べるもので、装備する事によりパラメータを向上させる。
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1〜200人
新選組隊士の生きた証であり、彼らが心に刻み込んだ『誠』の字を表す一振りの旗。
一度発動すると、かつてこの旗の元に集い共に時代を駆け抜けた新選組隊士達が一定範囲内の空間に召喚される。
各隊士は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。また、隊士によっては魔剣の域に達した剣術を使用可能なため、総合的な攻撃力は高い。
ちなみにこの宝具は新選組の隊長格は全員保有しており、効果は変わらないが発動者の心象によって召喚される隊士の面子や性格が多少変化するという非常に特殊な性質を持つ。
ライダーの場合は副長土方を筆頭に硬い面子が並ぶ、鉄の規律でまとめ上げられた新選組を召喚する。
新選組隊士の生きた証であり、彼らが心に刻み込んだ『誠』の字を表す一振りの旗。
一度発動すると、かつてこの旗の元に集い共に時代を駆け抜けた新選組隊士達が一定範囲内の空間に召喚される。
各隊士は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。また、隊士によっては魔剣の域に達した剣術を使用可能なため、総合的な攻撃力は高い。
ちなみにこの宝具は新選組の隊長格は全員保有しており、効果は変わらないが発動者の心象によって召喚される隊士の面子や性格が多少変化するという非常に特殊な性質を持つ。
ライダーの場合は副長土方を筆頭に硬い面子が並ぶ、鉄の規律でまとめ上げられた新選組を召喚する。
刀を愛するライダーにとってかけがえのない得物。
激戦を潜り抜けてきた要因は本人の実力が大きいが、ライダーはあくまで刀が虎徹だから生き残ったと語っている。
真贋はともかく、ライダーの戦いについてきたこの刀が純粋な刀剣として優れていることだけは事実である。
激戦を潜り抜けてきた要因は本人の実力が大きいが、ライダーはあくまで刀が虎徹だから生き残ったと語っている。
真贋はともかく、ライダーの戦いについてきたこの刀が純粋な刀剣として優れていることだけは事実である。
脇差は長ければ長いほどいいというライダーの拘りで、打刀とほぼ同寸という非常に長い脇差。
通常は虎徹一刀で戦うが、状況に応じて左手に脇差を構えた二刀で立ち回り、双方長寸を活かして敵の急所を抉り切る。
通常は虎徹一刀で戦うが、状況に応じて左手に脇差を構えた二刀で立ち回り、双方長寸を活かして敵の急所を抉り切る。
言わずと知れた新選組局長その人。
同門の土方歳三・沖田総司らとともに、14代将軍徳川家茂の警護部隊「浪士組」に参加し上洛。
その後京都守護職を務める会津藩預かりの治安組織「壬生浪士組」の局長となる。当初は芹沢鴨とともに二派閥体制をとっていた。
呼称を「新選組」と改め、蛮行の目立つ芹沢ら水戸派浪士たちが一掃されてからは、近藤を中心に現在広く知られる姿となった。
戊辰戦争では江戸に戻り、自身を大久保大和守剛と改名し「甲陽鎮撫隊」を再編。同隊の隊長として甲州へ出兵するが敗走。
流山にて屯集するが新政府軍に包囲され、自らを犠牲に政府軍本営に出頭し処刑された。
『誠の旗』による集団戦闘 を旨とするライダークラスであるが、単独戦闘においても激戦を無傷で潜り抜ける傑物である。
同門の土方歳三・沖田総司らとともに、14代将軍徳川家茂の警護部隊「浪士組」に参加し上洛。
その後京都守護職を務める会津藩預かりの治安組織「壬生浪士組」の局長となる。当初は芹沢鴨とともに二派閥体制をとっていた。
呼称を「新選組」と改め、蛮行の目立つ芹沢ら水戸派浪士たちが一掃されてからは、近藤を中心に現在広く知られる姿となった。
戊辰戦争では江戸に戻り、自身を大久保大和守剛と改名し「甲陽鎮撫隊」を再編。同隊の隊長として甲州へ出兵するが敗走。
流山にて屯集するが新政府軍に包囲され、自らを犠牲に政府軍本営に出頭し処刑された。
『誠の旗』による
大らかで豪胆、粗野ではあるものの情に厚く、何事にも先頭に立ち突っ走る剛毅な人物。
一方で規律と正道を重んじ、道を外した者には厳しく刃を突き付ける清廉さを併せ持つ。
嘗ては反乱分子を粛清し見せしめにすると同時に、隊の義憤を煽ることで人斬り集団を組織という形に結束させていた側面を持つ。
それもまた必要であったと割り切ってはいるが、一方で時の趨勢の中で幕臣の誉れ、前時代的な武士道に執着し、
敗走の末に果てた過去を苦々しく思っている。
しかし英霊となって以後、新選組が(大衆のメディアの範囲で)ある種のヒーローとして扱われていることを受けて再起。
彼はマスターを主君と仰ぎ、その望みに恥じない侍として己を律している。
イメージカラー:紅蓮と浅葱
特技:拳を口の中に入れる
好きなもの:三国志、虎徹、刀の話
嫌いなもの:隊士や虎徹の悪口、薩長
天敵:芹沢鴨
願い:打算ではなく真に義によって戦う侍でありたい。
【一人称】俺 【二人称】お前、アンタ 【三人称】あいつ
「えー此度は……まぁ硬ぇ事は抜きだ。俺はライダー、新選組局長の近藤ってもんだ。これからはアンタがマスターだな、よろしく!!」
「クソ長ぇ御託よりマナーを守れよマナーを。てめーのためだけに道理蹴っ飛ばす輩に、通せる道の一つもありゃしねぇんだからよ」
「義を取り生を捨つるならば、其の一歩澄み渡り、其の一身刃届かず、其の一閃切り抜けるのみ―――『快受電光三尺劔』!!」
「誠の一文字。俺が斃れようが、お前の胸にそれが刻まれてんなら―――もう一度旗を立てろ。そん時、俺はやって来る」
一方で規律と正道を重んじ、道を外した者には厳しく刃を突き付ける清廉さを併せ持つ。
嘗ては反乱分子を粛清し見せしめにすると同時に、隊の義憤を煽ることで人斬り集団を組織という形に結束させていた側面を持つ。
それもまた必要であったと割り切ってはいるが、一方で時の趨勢の中で幕臣の誉れ、前時代的な武士道に執着し、
敗走の末に果てた過去を苦々しく思っている。
しかし英霊となって以後、新選組が(大衆のメディアの範囲で)ある種のヒーローとして扱われていることを受けて再起。
彼はマスターを主君と仰ぎ、その望みに恥じない侍として己を律している。
イメージカラー:紅蓮と浅葱
特技:拳を口の中に入れる
好きなもの:三国志、虎徹、刀の話
嫌いなもの:隊士や虎徹の悪口、薩長
天敵:芹沢鴨
願い:打算ではなく真に義によって戦う侍でありたい。
【一人称】俺 【二人称】お前、アンタ 【三人称】あいつ
「えー此度は……まぁ硬ぇ事は抜きだ。俺はライダー、新選組局長の近藤ってもんだ。これからはアンタがマスターだな、よろしく!!」
「クソ長ぇ御託よりマナーを守れよマナーを。てめーのためだけに道理蹴っ飛ばす輩に、通せる道の一つもありゃしねぇんだからよ」
「義を取り生を捨つるならば、其の一歩澄み渡り、其の一身刃届かず、其の一閃切り抜けるのみ―――『快受電光三尺劔』!!」
「誠の一文字。俺が斃れようが、お前の胸にそれが刻まれてんなら―――もう一度旗を立てろ。そん時、俺はやって来る」
土方歳三:トシ。鬼の副長にして、同じ夢を見て立ち上がった同門。方向性こそ分かれていたが、厳しい規律を必要とする組織で鬼を演じ、最後まで新選組と共に戦い続けた彼を誇りに思っている。互いをよく理解し本心から信頼しているが、虎徹の真贋だの詩歌のセンスだのくだらない理由での喧嘩も多い。
「大体さぁ!お前そんなバカじゃないじゃん!むしろ勉強できる方じゃん!なんで和歌だけあんななの!?詠み人への挑戦なの!?」
「ようしトシ!!後の事は気にすんじゃねぇ!全員叩っ斬れ!!」
伊東甲子太郎:伊東さん。その才を良く評価し、後に思想的な対立で新選組内に亀裂が生じた際にも、穏便に隊を離れるよう内密に命じた。しかし、過激派に彼女が暗殺された後は新選組の被害を最も抑える手段として、彼女の死体を利用する決断を下した。しばらくの後に自分が新政府軍に捕らわれた際は、かつて彼女と同じ道を選んだ元隊士により正体を見破られ、斬首される結果となった。自分については因果応報と笑いつつも、彼女の気持ちを想像すると少し顔を合わせづらい。
「はぁ伊東さん、またこっちで酒ですか?アンタと飲むとフラッと死なれそうで縁起が……あぁ分かりましたよ付き合いますって」
「誠の文字を二つに分けてでも、同じ方向向いてりゃ良い。鴨さんみたいなことは繰り返さねぇ……って思ってたんだけどなぁ」
「でも、今の誠はもう誰のモノでもねぇ。今の連中が俺らを新選組って一緒くたにしちまったんだから仕方がねぇ。全員ひっくるめて、ここが新選組だ」
芹沢鴨:鴨さん。天敵。壬生狼達のボスに相応しい腕っぷしと教養、政治的手腕を兼ね備えながらも、その目に余る横暴故に斬らねばならなかった相手。酒に溺れ暴れ回る彼の一面を人間的には軽蔑していたが、未来を見据える視点が自身には欠けていることも事実であった。
「あんなツラしといてガキには懐かれててさ。鴨さんのそーいうとこ、俺は好きだったよ」
沖田総司:ソウジ。言わずと知れた一番隊隊長で、彼女とも同門。その剣技に驚愕するとともに、間違いなく剣豪として大成すると確信してトシと一緒に連れて行った。そして、最後までは連れて行ってあげられなかった。トシと喧嘩になった時仲裁で繰り出される木刀がちょっぴり怖い。
「ねぇソウジちょっと聞きたいんだけど、なんで信長公とここ数年ぐだぐだ付き合いしてんの?つーかあの女の子マジで信長公?そっかー……お前相っ変わらず変な人付き合いしてんのnへぶしっっっ!!」
「腕まで病んでねぇだろうな?そりゃあ結構。お前は裏から周り込め。次は連中に血の泡吹かせてやれよ!」
菊一文字:ニセソウジ。沖田総司を良く知る近藤は初見で真名看破した。ソウジの名前に傷つける真似をしないように見張っている。
大石鍬次郎:大石君。一番隊隊士であり、伊東暗殺に携わった一人。油小路事件で重要な役割を果たし、伊東派残党から激しい憎悪の対象となった彼女を幕臣新選組の中に置き続けたが、甲陽鎮撫隊敗走の最中に喪った。
永倉新八:ぱっつぁん。旧くからの友であり、共に池田屋で暴れまわった間柄。しかし情勢が大きく変わるにつれて、現実的視野を失い前時代的な武士の誉れに執着した近藤とは袂を別った。彼の凋落を知る一人。英霊となって以後は「首を落としてサッパリした」と末期の頑迷さを断ち、再び彼を対等な隊士として受け入れようとしる。
斎藤一:ハジメ。三番隊隊長。トシに近い苛烈な方針は自身と似て非なるもので、少し線を引いている。伊東さんへの感情は薄々感づいており、事件の要因が自分であるという自覚もある。しかし今となってはやり直せないことと胸に秘め、嘗てと同じ隊士として接している。
服部武雄:服部君。五番隊隊長。飄々としていた彼女の類稀な武芸を重用し、それ故に御陵衛士として対峙する時は特に警戒した。男性としては好まれてなかったが詩文への趣向は通じており、以前は気の合う友人でもあった。トシとの不仲については中立を主張している。
藤堂平助:藤堂君。八番隊隊長。新選組結成当時からの生え抜きでその腕を買っていたが、品行の問題についてはよく叱っていた。後に袂を分かち、油小路事件で剣を交えた一人。若く優秀な人物であった彼女を殺すことを惜しんだ近藤は永倉にそれとなく藤堂を逃すよう命じたが、徹底抗戦の意思を見せた藤堂はそのまま額を斬り付けられ即死した。その後、彼女達の遺体もまた残党を誘き寄せるべく道端に放置された。やはり彼女とも顔を合わせづらいが、同時に彼女達と共に再び新選組として戦いたいとも考えている。
原田左之助:サノ。十番隊隊長。永倉と共に袂を別った相手であるが、その性根が幸いし良くも悪くもさっぱりとした間柄。再び迷えばサノが出ていく。と本音交じりの冗談を飛ばしながら共に刃を揃える。藤堂君共々マナー違反をシバくことが多かった。
中村半次郎:「薩摩の初太刀をはずせ」の言葉で知られる、剛剣を危険視した相手。猿叫を聞いた時点では既に間に合わず、踏み入る空気の音から避けねば躱せないと見ている。
「大体さぁ!お前そんなバカじゃないじゃん!むしろ勉強できる方じゃん!なんで和歌だけあんななの!?詠み人への挑戦なの!?」
「ようしトシ!!後の事は気にすんじゃねぇ!全員叩っ斬れ!!」
伊東甲子太郎:伊東さん。その才を良く評価し、後に思想的な対立で新選組内に亀裂が生じた際にも、穏便に隊を離れるよう内密に命じた。しかし、過激派に彼女が暗殺された後は新選組の被害を最も抑える手段として、彼女の死体を利用する決断を下した。しばらくの後に自分が新政府軍に捕らわれた際は、かつて彼女と同じ道を選んだ元隊士により正体を見破られ、斬首される結果となった。自分については因果応報と笑いつつも、彼女の気持ちを想像すると少し顔を合わせづらい。
「はぁ伊東さん、またこっちで酒ですか?アンタと飲むとフラッと死なれそうで縁起が……あぁ分かりましたよ付き合いますって」
「誠の文字を二つに分けてでも、同じ方向向いてりゃ良い。鴨さんみたいなことは繰り返さねぇ……って思ってたんだけどなぁ」
「でも、今の誠はもう誰のモノでもねぇ。今の連中が俺らを新選組って一緒くたにしちまったんだから仕方がねぇ。全員ひっくるめて、ここが新選組だ」
芹沢鴨:鴨さん。天敵。壬生狼達のボスに相応しい腕っぷしと教養、政治的手腕を兼ね備えながらも、その目に余る横暴故に斬らねばならなかった相手。酒に溺れ暴れ回る彼の一面を人間的には軽蔑していたが、未来を見据える視点が自身には欠けていることも事実であった。
「あんなツラしといてガキには懐かれててさ。鴨さんのそーいうとこ、俺は好きだったよ」
沖田総司:ソウジ。言わずと知れた一番隊隊長で、彼女とも同門。その剣技に驚愕するとともに、間違いなく剣豪として大成すると確信してトシと一緒に連れて行った。そして、最後までは連れて行ってあげられなかった。トシと喧嘩になった時仲裁で繰り出される木刀がちょっぴり怖い。
「ねぇソウジちょっと聞きたいんだけど、なんで信長公とここ数年ぐだぐだ付き合いしてんの?つーかあの女の子マジで信長公?そっかー……お前相っ変わらず変な人付き合いしてんのnへぶしっっっ!!」
「腕まで病んでねぇだろうな?そりゃあ結構。お前は裏から周り込め。次は連中に血の泡吹かせてやれよ!」
菊一文字:ニセソウジ。沖田総司を良く知る近藤は初見で真名看破した。ソウジの名前に傷つける真似をしないように見張っている。
大石鍬次郎:大石君。一番隊隊士であり、伊東暗殺に携わった一人。油小路事件で重要な役割を果たし、伊東派残党から激しい憎悪の対象となった彼女を幕臣新選組の中に置き続けたが、甲陽鎮撫隊敗走の最中に喪った。
永倉新八:ぱっつぁん。旧くからの友であり、共に池田屋で暴れまわった間柄。しかし情勢が大きく変わるにつれて、現実的視野を失い前時代的な武士の誉れに執着した近藤とは袂を別った。彼の凋落を知る一人。英霊となって以後は「首を落としてサッパリした」と末期の頑迷さを断ち、再び彼を対等な隊士として受け入れようとしる。
斎藤一:ハジメ。三番隊隊長。トシに近い苛烈な方針は自身と似て非なるもので、少し線を引いている。伊東さんへの感情は薄々感づいており、事件の要因が自分であるという自覚もある。しかし今となってはやり直せないことと胸に秘め、嘗てと同じ隊士として接している。
服部武雄:服部君。五番隊隊長。飄々としていた彼女の類稀な武芸を重用し、それ故に御陵衛士として対峙する時は特に警戒した。男性としては好まれてなかったが詩文への趣向は通じており、以前は気の合う友人でもあった。トシとの不仲については中立を主張している。
藤堂平助:藤堂君。八番隊隊長。新選組結成当時からの生え抜きでその腕を買っていたが、品行の問題についてはよく叱っていた。後に袂を分かち、油小路事件で剣を交えた一人。若く優秀な人物であった彼女を殺すことを惜しんだ近藤は永倉にそれとなく藤堂を逃すよう命じたが、徹底抗戦の意思を見せた藤堂はそのまま額を斬り付けられ即死した。その後、彼女達の遺体もまた残党を誘き寄せるべく道端に放置された。やはり彼女とも顔を合わせづらいが、同時に彼女達と共に再び新選組として戦いたいとも考えている。
原田左之助:サノ。十番隊隊長。永倉と共に袂を別った相手であるが、その性根が幸いし良くも悪くもさっぱりとした間柄。再び迷えばサノが出ていく。と本音交じりの冗談を飛ばしながら共に刃を揃える。藤堂君共々マナー違反をシバくことが多かった。
中村半次郎:「薩摩の初太刀をはずせ」の言葉で知られる、剛剣を危険視した相手。猿叫を聞いた時点では既に間に合わず、踏み入る空気の音から避けねば躱せないと見ている。
タグ
コメントをかく