ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


「いいなァ……欲しいなァ……その魂、仕立てたらいい虎徹になりそうだ」


基本情報

【元ネタ】史実?
【CLASS】セイバー
【真名】長曽祢虎徹
【性別】男性
【身長・体重】174cm・67kg
【肌色】青白い 【髪色】黒混じりの白 【瞳色】黒
【外見・容姿】汚れた外套を羽織った、痩身の刀鍛冶。
【地域】日本
【年代】江戸前期?
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C+ 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:D 宝具:?

【クラス別スキル】

対魔力:E

魔術に対する抵抗力。無効化はできず、ダメージを多少軽減するのみ。
元々神秘の薄い時代の英霊であるためランクは低かったが、自己改造の影響で更に低下している。

騎乗:-

自己改造の影響で失っている。

【保有スキル】

刀匠:B-

伝説的な刀工として語り継がれるその技術がスキル化したもの。 
道具作成:B-と陣地作成:B、芸術審美(武器):Dの複合スキル。望む場所に自身の鍛冶場を作ることが出来る。
他の高名な刀匠たちには劣り、その技術も混ざり物ではあるが、それでも優れた刀鍛冶であることは確か。

自己改造:C

自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる適正。ランクが高くなる程に正純の英雄からは遠ざかる。
霊格を高めるために後述の刀を組み込んだことで、体の至る所から刃を生やすことが可能。

【宝具】

偽刀虎徹ながそねこてつ

ランク:? 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
長曽祢虎徹が鍛った名刀・虎徹とその贋作にまつわる逸話が宝具へと昇華されたもの。
刀匠スキルで作成した刀剣を鍛ち直し、名刀・虎徹へと仕立て上げる。その際、新たな素材を混ぜ合わせることで刀剣の質を向上させることが可能。
銅素材であれば多少切れ味が上がる程度Eランク、銀素材なら宝具の一歩手前Dランク、金素材で英雄が振るうに相応しい逸品Cランクにまで精錬される。
また、精錬時に血液を含めることで、その人物に合うように虎徹の質を微調整することもできる。

誠刀虎徹こんどういさみ

ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
「近藤勇が振るったとされる名刀・虎徹」の逸話を素材として鍛たれた刀。厳密には宝具ではなく、また近藤勇が有する名刀・虎徹とは別物。
所有者に一時的に近藤勇の剣技と心眼(偽):B-を付与し、また所有者の耐久値を1ランク上昇させる。
更に「今宵の虎徹は血に飢えている」の台詞の再現として、斬った相手の血を吸い、切れ味と頑丈さを強化する能力が付加されている。


【Weapon】

『無銘・鎚』

刀を鍛える際に必要な鎚。
彼の霊核と深く結びついており、彼が死ねば鎚も砕ける。

『無銘刀』

虎徹を鍛つまでの代用品。特に効果もないただの刀。
折れても簡単に修復でき、虎徹の血を混ぜているので使い勝手もいい。

【解説】

江戸時代前期に活動していた名刀工。野田繁慶、越前康継とあわせて「江府三作」と呼ばれる。
彼の作成した刀剣は当時の流行り反映して反りが浅く、数珠刃と呼ばれる木の年輪のような筋が丸みを帯びているような杢目肌が特徴とされる。
また新刀期の刀でありながらも、古刀のように鉄が柔らかいということでも知られる。
彼の新選組局長・近藤勇も彼が鍛った刀を有していたとされ、池田屋事件を無傷で切り抜けられたのは彼の刀のおかげだと絶賛している。
一方で贋作も多く、刀剣業界では「虎徹を見たら偽物を疑え」と言われるほどで、近藤勇の刀も贋作であったという説がある。

彼は本物の長曾祢虎徹ではなく、それどころか英霊ですらない。
その正体は、かつて長曽祢虎徹を騙り刀を鍛った無銘の刀工たちの霊、その集合体。「虎徹の贋作」という逸話が人型になったもの。
幻霊であった彼らは虎徹の贋作であったとされる近藤勇の刀を作り、それを自身の霊核に組み込むことで、近藤勇の信仰の一部を取り込むことに成功。
しかし霊格を高め英霊の域に至ることに成功したが、中途半端に近藤勇との繋がりを得たことで「長曽祢虎徹」として不安定となってしまった。

【人物・性格】

情緒不安定、ぶつぶつと何かを呟いている不気味な男。
気が狂ったかのように高笑いしたかと思えば、自身より名高い刀匠たちに嫉妬し、彼らの刀を見て落ち込んだりと、とにかく落ち着きがない。
一方で刀を鍛つ時は見違えるほどに真っ当で、鎚を振り下ろすその表情には鬼気迫る何かが籠められている。

長曽祢虎徹であることに執着している反面、自身が彼の偽物でしかないことにコンプレックスを抱いている。
どれだけ技量を磨こうとも、評価されるのは「長曾祢虎徹」であって自分ではない。
かと言って「長曾祢虎徹」の名に縋らねば、自身の存在を保つことさえできない。
「長曾祢虎徹」にも誰でもない己にもなれない自分に苛立つも、その現実に抗う術を持たない。
怒りと嘆きがごちゃ混ぜになった黒い感情を、しかし刀匠としての最低限の誇りとして、それを刀には籠めず内に抑え、彼は刀を鍛ち続ける。

………もしも、もしもの話。彼が長曽祢虎徹の偽物ではなく、誰かにとっての長曽祢虎徹として認められる日が来たなら_____


イメージカラー:ひび割れた灰色
特技:虎徹の贋作の作成
好きなもの:刀を鍛つこと、鍛った刀を振るうこと
嫌いなもの:自身を認めない者、自身を否定する者
天敵:長曽祢興里、刀匠系サーヴァントたち
願い:長曽祢虎徹として確立すること

【一人称】俺 【二人称】お前、アンタ 【三人称】あれ、あいつ

【因縁キャラ】

村正:憬れ嫉む刀匠たちの一人。
その身に流れる血の純度も、その刀に渦巻く怨恨の深さも、己と己の虎徹は比べ物にならず。
何よりもそんなモノを背負ってなお自分を見失わない彼女を見ると、今にも掻き消えそうな己の存在が惨めに思えてしまう。
「あァ……深いなァ、妖刀村正……邪道に落ちてなお届かぬ深み、怨恨の渦か……いいや、俺が浅いだけかァ……?ク、ハハハ……」

孫六兼元:憬れ嫉む刀匠たちの一人。
少女の姿でありながら、刀を鍛ち、それを振るう様には刀匠としての覚悟と矜持が見えて。
天真爛漫な彼女の輝きは、憎悪と執着に塗れた己は刀匠としても虎徹としても紛い物であるという真実を浮き彫りにする。
「眩しい、眩しいよ孫六……折れず曲がらぬ、刀の如き確固たる己……欲しいなァ……羨ましいなァ……」

和泉守兼定:憬れ嫉む刀匠たちの一人。
心を乱すことなく丁寧に刀を鍛つ刀匠としての之定。鋼を纏い焔の如く荒ぶる戦場の鬼としての会津兼定。
何者にもなれぬ己と、己ならざる己を背負い受け入れ制する彼。似て非なる者の存在が、心の内の劣等感を燻ぶらせていく。
「お前は……之定で、会津兼定で……でも俺ァ……虎徹でも、誰でもねェ……いったい、何が違ったんだろォな……」

長曽祢興里:原典にして真打。
光と闇は表裏一体、されど影なくとも光は輝き、光なくして影は差さず。
決して敵わず届かぬ存在。彼という光はただそこにあるだけで、虎徹、刀匠、己を構成する全てを否定してしまう。
「あァ……あァァァ……!?嫌だ、やめてくれ俺は聞きたくねェ嫌だ嫌だ言わないでくれ口を開かないでくれ俺を見ないでくれェ……!」

近藤勇:虎徹を振るったとされる男。
その武勇と信念、受け継がれ紡がれた久遠の誠は、己を繋ぎ止める楔となったが、同時に己を砕く杭と化した。
彼との接触は己の均衡を崩しかねないために積極的に関わろうとはしないが……
「真贋入り混じった紅蓮の虎徹、か……同じ混ざりものなのになァ、どうしてアレはあんなにも綺麗なんだろうなァ……」

【台詞集】


【モザイク市において】

モザイク市「御苑」に召喚されたサーヴァント。
苛立つからという理由で殺人を繰り返していた辻斬りのマスターに召喚された彼がまず取った行動は、マスターを“鍛つ”ことだった。
自らもまた人を刀の材料とする外道ではあるが、それでも最低限の誇りはある。それは、自身が殺したという行動の責任を背負うこと。
殺人を善いこととも悪いこととも思わず、しかし自分が殺したという事実だけはきっちり背負うことだけは忘れてはならない。
しかしそのままマスターを殺してしまえば自身も現世に留まるための楔を失い、座に戻ってしまう。
故に彼はマスターを殺さず、生きたまま虎徹として仕立て上げることで、魔力供給のラインを失うことなく自由を得たのだ。

表向きはマスターのいない“はぐれ”となった彼は、当初の目的である『長曽祢虎徹への到達』を果たすため、御所の外側にて鍛冶屋を開業。
バザーで右京から発掘された貴重な資材や左京から流出された技術などを買い漁っては鍛冶場に籠り錬鉄に没頭。
鍛った虎徹は店頭で販売されている他、モザイク市各地を放浪しながら売りつけたり、気に入った剣士に押し付けたりなどしている。
また、刀剣以外にも包丁や農具などの野鍛冶としての作業も受け付けているが、本業ではない気に入らないため依頼料は高値となっている。

……そして裏では、仕立てた刀の切れ味を試しつつ、表立って扱えない資源人間を集めるため、辻斬り“月下獣”として活動している。
殺してもそれ程悪影響のない辻斬りのみを襲撃対象とし、鍛った虎徹の試し切りをしながら遺体を回収し、巧妙に隠された裏鍛冶場に保管。
こうして集められた材料を元に仕立てられた妖刀擬きの虎徹は、余程のことがない限り販売はされず、辻斬りに使用するのみに留まっている。
辻斬りだけを狙ってはいるものの、高名な辻斬りを殺し得る実力を持つ点から危険性が高いとして、KBECからは捕縛・討伐対象として認識されている。
しかし獲物が表に出ていない妖刀擬きであること、遺体が回収されその戦い方などが判明していないことから、現状は正体が判明せずに済んでいる。
関係者
薬茶屋『雷尾の寝床らいおねす:基本的に鍛冶場に籠り切りな彼が赴く数少ない場所の一つ。
女中たちの護身用の短刀の鍛刀や仕事に扱う包丁の砥ぎなど、仕事の注文が多いお得意様。収入の大半は此処の代金が占めている。
また客として来店することもあり、人間刀マスターからの供給では賄えない消耗や精神的疲労を回復するために薬膳を注文している。
太夫には辻斬りの一件で正体を暴かれているが、特に情報を流したりせず仕事の注文が来ているので、こちらも気にせず店に訪れている。
……少しばかり恩を感じているのか、依頼料の割り引きや新品の優先販売、女中への刀の扱い方の教授などのサービスをしている。
また、辻斬り狩りとして活動する際は太夫や店の女中の周りにいることが多いが、本人は「撒き餌として利用しているだけ」と誤魔化している。
「お小言は聞き飽きた……注文は以上か?だったら返るぜ……さっさと次を鍛ちてェんだ……」

貸本屋『市蔵』:基本的に鍛冶場に籠り切りな彼が赴く数少ない場所の一つ。
鍛冶は関係なく、純粋な趣味と教養を深めるため、分野問わず気になった書物を何冊か選んで借り、『雷尾の寝床』などで読み漁っている。
外国語は当然読めないが翻訳サービスは使わず、独学での解読をしている。内容の正確な理解より読んで何を感じ取るかを重視しているらしい。
最近は『雷尾の寝床』に来ていた女が薦めていた「神曲」を読んでいる。内容はあまり理解していないが、作品に籠められた熱量は気に入ったようだ。
「……よォ、本の返却だ……それと、前回注文したヤツはあるか……今度はそっちを借りてえンだが……」

近藤勇:辻斬りとして相対することがあるKBECの一人であり、実は彼が召喚された触媒。
普段なら遠目から観察、あるいは刀匠としてその刀を確かめる程度だが……今は自分は辻斬り、彼の敵となり得る立場。
サーヴァントである自分が振るう技巧も、自分を「長曽祢虎徹」たらしめている霊核虎徹も、全て彼に由来するもの。彼あっての自分だから。
こんな機会を逃す手はない。もしも敵として出会えば、自分の存在を確かめるように、自分の原点を振り返るように、嬉々として挑むだろう。
「さァ……俺に、確かめさせろ……今宵の虎徹オレは、血に飢えているからなァ……さあ、構えろ。行くぜ……行くぜ、行くぜェッ!!」

黒脛刃矢:辻斬りとして相対することがあるKBECの一人。
その剣技も気になるが、それ以上に彼が携えた二振りの刀、無銘ながら妖気・鬼気を感じさせる代物に興味を持っている。
彼の刀工・村正の逸品であることは確か。であれば確かめるには丁度いい。……自分が何処まで進めているのか、自分が何処まで至れたのか。
担い手にも不足なし。欠けているものがあるとすればそれは自分の内_____決闘ではなく試練として、虎徹はその刃を向ける。
「へェ……アンタ、いい刀を持ってるな……なら、決まりだ。殺す気はねェ……ちょいとばかし、付き合ってくれよォ……ッ!」

【コメント】

こういう拗らせたキャラが好きなのじゃ...

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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