雪二香澄
レクイエム世界線において自分を召喚したマスター。小娘と呼ぶ。
矮小にも程がある人間に対して気に入られようと命まで賭けているその姿に面白さを見出している。
そのため一緒にはいるが、基本彼女が研究に出ている間に街で彼女の稼いだ金で食い歩きしている程度。
特に彼女の為に何かをしようとかは考えておらず、主従というよか同棲しているだけに見える。
時たま痛烈な皮肉を飛ばしてはからかっている。
御珠伊耶
マスターの直属の上司。宿儺には珍しく本名で呼ぶ。
その裏に何らかの存在を感じ取っているのだろうか、あるいは……
「人の身でありながら人ならざる大望を抱くとは。その先に何があるか、楽しみだ」
更宵芹華
「人でありながら人ならざるものを宿す。その先に或るものが何なのか、知った顔が目に浮かぶなぁ」
『終わり』を司るという在り方に興味を持ってみれば、人ならざる物を宿すだけだったと知り興味を無くすと思われていた。
だがそれ以上に"嘲笑"という意味で興味を持ち、香澄を通して下卑た笑みを浮かべながら、彼女が辿るであろう"終わり"を楽しみにしている。
伽惧耶樒
「ああ喧しい、けたたましい。何より五月蠅い。そう希望に満ちた人の目が、俺は嫌いなんだよ」
芹華と同じように人ならざる物を宿すその在り方は興味深いが、魂の波長とも言うべきものが宿儺に合わないため敬遠している。
だがその希望に満ちた在り方が絶望に反転するのもまた見ものだといっているが、現状は香澄や芹華よりは興味は下。