ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。



「私は普通……私は普通……普通なんだ……。
今日も人と喋れた…今日も聞き返されなかった……今日も……
ああああああああ!!! 怖い怖い怖い! 明日もちゃんと普通が出来るのか怖くて眠れない!!」

ザラザラザラザラ(精神安定剤をがぶ飲みする音)
バキバキ ガリッ ガリリ ゴクン

「ハァ……、ハァ……、ハァ……。ハァー……。ヨシ。
今日も安心安全安眠……。9時までにベッドに入って8時間睡眠……。
大丈夫……今日も私は普通……普通なんだ……」



■基本情報

【氏名】雪二 香澄(せつつぐ かすみ)
【性別】女性【年齢】31歳
【出身】ドイツ(養子縁組により国籍は日本)
【身長】152cm【体重】57kg
【スリーサイズ】77/54/67(Cカップ)
【肌色】白【髪色】金【瞳色】翠
【イメージカラー】眼に痛いほどのライトグリーン
【属性】中立・善
【魔術属性】炎
【起源】執着
【特技】化粧、愛想、演技、観察、そして模倣
【好きなもの】自分をちやほやしてくれる人、キシリトールガム
【苦手なもの】自分から離れていく人、納豆、日本の夏
【魔術系統】東洋占術。天気の流れを読むことに長ける。
【魔術回路】質:E- 量:D 編成:正常
【決戦の日】ぎこちなくも、真っ直ぐな笑みで
【階位・称号・二つ名】冥裏七式「後式」

【サーヴァントクラス】バーサーカー
【サーヴァント真名】"両面"のバーサーカー

■外見・容姿

非常に美しく、誰もが見惚れ果てるほどの美貌を持つ。
髪型は肩程まで伸びるナチュラルボブ。色は太陽を美しく反射する金髪であり、
そのキューティクルは一切の枝毛もない。そして瞳は吸い込まれるように美しい。

……のだが、これらは全て彼女の化粧の賜物。
朝5時に起床して3時間をかけて毎朝、たとえ休日だとしても
人の前に出る場合は必ずこれをこなしている。

本来の姿は、ギョロ目の三白眼でクマがひどく、とても人に見せられる顔ではない。
髪もぼさぼさで愛想も良くなく、彼女自身この素顔がコンプレックスだったりする。

■来歴

元々はドイツの魔術師の家系に生まれる……のだが、魔術回路が貧弱もいいところなほどに脆弱であった。
次に託した方が良いと、彼女の両親は彼女を見捨てることを選択。養子縁組としてよその魔術家系に引き渡そうとした。
だが当然、一般人にも劣りかねない魔術回路を持つ少女など引き取りたがる家があるわけがない。交渉は困難を極めた。
苛立ちを覚えた両親は、彼女が家を離れるまでの3年間、虐待を繰り返し続けたが、二束三文でならば買ってもいいと声がかかる。
その結果、両親が不能だったがために子が生まれなかった日本のある魔術家系に引き取られ二度目の生を彼女は受けた。

だがたとえ、住む国が変わり名前と国籍が変わろうとも、生まれてすぐに受けた虐待は彼女の心に深い傷を残した。
その傷跡は「自分自身はこの世の塵滓のような存在で、誰からも愛されていないし必要とされていない」という極限の負の思考であった。
当然、それをそのまま受け入れる少女ではない。こんな自分でもきっと誰かに必要とされる、認められる術があるはずだと彼女は探し続ける。
そしてある日の事、彼女は他人から認められる術を知り、それを実践し始める。

それは『仮面』であった。化粧、愛想、演技……彼女はあらゆる手段を使って『人気者の自分』の仮面を作り上げた。
日本では愛想の良い人、礼儀正しい人、そしてコミュニケーション能力の高い人間の周囲に人が集まると、彼女は生来の観察能力の高さで理解していた。
彼女は日本の魔術家系の跡継ぎとして生きている中で、通う学校などで『どういった人間が"人気者"となるのか』を観察・学習し"模倣"をし続けた。
結果、中学生になるころには、彼女が外国人であるという周囲との差異を考慮しても、周囲には非常に多くの人々が集まるようになっていた。
彼女の願いである「自分でも誰かに認められることの証明」は成されたのだ。

だが彼女の心にはしこりが残った。
本当に今、周囲の人間が認めているのは『雪二香澄』本人なのか? と。
周囲からすれば、普通の『雪二香澄』は化粧と演技で塗り固めた、いうなれば仮面だ。
だがしかし、家に帰り姿見の前に立った今の自分の姿は、明らかに周囲の見ている『雪二香澄』ではない。
そして彼女の中に1つの疑問がよぎる。「本当の『雪二香澄』なんて、誰も見向きもしないんじゃないか?」と
私の中での普通と、周囲の持つ普通は、違うのではないか? と

そう思考して以降、彼女は周囲からの視線、周囲からの風評、そして他人から見た自分に対して、
病的なまでに潔癖となり、『自分という存在をより周囲に美しく見せる』ことに執着するようになる。
これが普通だ。これが当然だ。これが当たり前だ。これが"雪二香澄"本人なんだ……と、自分に言い聞かせ続けて。

だが当然、そんな生き方が長く続くはずもない。
彼女はある日を境として、ずたずたに心が壊れ果てた。
周囲に笑顔を振りまくことが出来なくなった。会話で相槌を打てなくなった。
何気ないクラスメイトのメールに対して返信をすることすらもできなくなってしまった。
結果として、作り上げ続けた仮面は罅割れ、彼女の周囲からはまたもや誰もいなくなってしまった。

16歳になり、周囲との関係を拒絶し続けていた最中世界が一変する。
もう一度だけでいい。誰かに認められる存在になりたい。誰かに褒められる存在になりたい。
そう考えて、英霊が跋扈する社会を行く中で、彼女の中でどす黒い願いが芽生える。

「そうじゃん。なっちゃえばいいんじゃん。英霊に……」

「皆なんてちんけなものじゃない。世界中の人間が崇め奉る、英霊になれば良いんだぁ……」

「簡単なことだったんじゃん……ふ、ふひ……ひひひぁははははははは……!」

彼女が求めていた理念を持つ組織は、非常に近くになった。
自分を育てた、否、"買い取った"両親を捨て去って隣の県に移動した彼女は噂に聞いていた組織の門を叩く。

「私を────全人類に認められる英霊にしろ……!!」

そのどす黒い意思を宿した瞳に可能性を見た組織の構成員は彼女を歓迎。
結果現在、10年の時を過ごして彼女は『冥裏七式』の「後式」を担うまでに出世を果たした。
だが今もその胸に抱く渇望に変わりはない。「誰かに認められたい」それだけの為に、彼女は英霊を目指す。

■魔術・礼装

『心理審理す真利の真理(ユア・ハート=マイ・ソウル)』

彼女が学んだ、養子となった家の魔術系統である「流動魔術」に加え、
彼女自身の得意とする「他者の感情や表情の観察・模倣」を元として編み出した独自の魔術。
対峙した相手の現在抱いている感情をそのままに理解・模倣・保管し、そしてそれを再現することが出来る。
再現した感情は他人に移植させることも可能であり、不意打ちで埋め込むことで相手に混乱を引き起こすこともできる。
相手に移植した感情の持続時間は、コピーした際の感情の強さに依存する。

■人物


【一人称】私【二人称】キミ、アナタ【三人称】○○君、さん(仮面時、素が出ているときは基本呼び捨て)

性格

とにかく"普通"に執着し、自分が"異常"と思われることを病的に恐れる。
それを思うと夜も眠れず、精神安定剤を常時瓶で持ち歩いている。戦後になってから更に悪化した。
「人前に出る=仮面をつける」と認識しており、学生時代が終わってからも続けている。
一度壊れた仮面だが、時間をかけて再生をさせることに成功したらしい。

加え、人の感情や仕草などを観察し、それを模倣するのに長けている。
いうなれば、自己や他者を俯瞰し客観視する力に長ける……とでも言えばいいのだろうか。
余りにもその能力が高すぎるがために、現在自分が感じている感情が真実なのか否かを疑うことが多々ある。
結果『感情を理解できない』『けれど理解しているように演じなくちゃ普通じゃない』と自己暗示をし続けている。
当然そんなことは無く、彼女に感情はしっかりあり、他者の喜びや悲しみもしっかり理解できている。

行動理念・願い

世界中の人間にちやほやされる存在である英霊になる。
そして自分の存在を、名前を、未来永劫人類が存在する限り"認めさせ続ける"。
それが彼女の唯一無二の願いであり、そのためならば全てを捨て去っても構わないと考えている。

サーヴァントへの態度

邪魔者。うざい。あっち行って。
でも自害させる気にはならない。なんだかんだ言って命の恩人と言えなくもないので。
多分彼が召喚されなかったら、あの日自殺していたかもしれないと考えている。

役どころ

ちゃんと互いに心を開いて対話すれば和解できるタイプのやばいやつ。(根はまともなので)
だが心を開かせるまでが非常に難易度が高い。

因縁キャラ

"両面"のバーサーカー
『一つ良い事を教えてやる小娘。人間は漏れなく糞の詰まった肉袋だ。そこに正義などありやしない。
だから、お前の求めているものなどすべて無駄だ。肉袋に認められたところで、何の意味があるというのだ?』
うざったい存在。顔を合わせる度に上記のような皮肉を言ってくるため正直自害させたい。
だが彼の出会い頭の言葉、「なんだ、随分と面白い女だな」という言葉で立ち直ったのも事実なので、
もう少しだけ一緒にいてみようかなと考えている、なんだかんだで良いパートナー

御珠伊耶
「おはようございます社長。頼まれていた案件は上がりましたので議事録作成の上会議を行いたく思います」
彼女の魔術、『心理審理す真利の真理』を以てしてもその底を見ることが出来ない存在。だが、自分を拾ってくれた
というその恩義には非常に深い感謝をしている。自分に新しい仮面を与えてくれた人でもある。

伽惧耶樒
「ありがとうございます伽惧さん。ですが…私なんてそんな凄い人ではないんです、ええ、本当に……」
社長と同じく、底を掴めない相手。だが、"奥底に危険な存在がいる"ということだけは直感で察知できている。
その生まれながらに保っていそうなたおやかな態度には非常に羨望の念を抱いている。

グリゴリー・レナートヴィッチ・アベーヴェ
「ありがとうございますアベーチェさん。このまえ紹介いただいたお店、とても効きました…。また良ければ、ご一緒したいです」
人付き合いの多い相手。彼女は基本人付き合い=苦痛と感じる人間であったが、彼の紹介する漢方の店などはとても役に立っているため、
余り苦痛にはならないためまぁまぁ話す機会は多い。(と言っても、あくまでまぁまぁなので、基本人付き合い=苦痛なのは変わらない)

バース・V・フィッツジェラルド
「ありがとうバースさん。いつも手助け、心より感謝しています」
召喚魔術に関しては門外漢である彼女を助けてくれる英霊関係の専門家の1人にして右腕。
いつも的確な指示を出してチームをまとめ上げて進むべき道を指し示してくれるので感謝している。


■台詞

「私はゴミなんだよ……誰にも必要とされてないんだよ……。
だから普通にならなくちゃダメなの…! 誰かに認められないと!! 生きていけないの!!」

「人ってね……皆仮面を被って生きているのよ……。何故か分かる?
人間の素顔なんてね……。誰も見たくないからよ……。気持ち悪いから……。私みたいに」

「うっさいわねぇ……。じゃあ貴方、私の何を知っているっていうのよ?
私が過去に!! どんなことを味わったかも知らないで!! 偽善者!!」

「……本当は分かってる……こんなことじゃ普通になれないって……。
でも……でもぉ!! こうでもしないと私は私を保てないんだ!」

「わからない……わからない! 私は私がわからない!!
今流しているこの涙まで嘘に思えてくる!! 私は一体何を望んでいたの……!?」

■コメント

思った以上に重い過去になってしまった

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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