ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

 


「はーっはっはっは!!オレを見よ!オレを崇めよ!オレを恐れよ!オレこそがかのアルテミス神殿を焼き尽くした男!ヘロストラトス!!そうヘロストラトス!!この人類史に未来永劫名を刻みし者だ!!」


基本情報

【原典】史実、『魔宴、或いは祝祭TheFestival
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】ヘロストラトス
【異名・別名・表記揺れ】Herostratus
【性別】女性(史実では男性)
【身長・体重】143cm・35kg
【肌色】白【髪色】緑【瞳色】赤
【スリーサイズ】68/55/70
【外見・容姿】ギリシャ風の白いドレスを着た、ふわふわの緑髪、ギラギラと燃えるような赤い瞳をした幼い少女
【地域】エフェソス(現在のトルコ西部)
【年代】不明〜紀元前356年
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・子供・領域外の生命・人類の脅威
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:C++ 幸運:D 宝具:C+++

【クラス別スキル】

領域外の生命:EX

 外なる宇宙、虚空からの降臨者。
 邪神に魅入られ、権能の片鱗を身に宿して揮うもの。
 その身が契りしは、彼方の宮殿にて輝き戯れる頽廃の邪神。死と腐敗を薪として燃え盛る、緑の業火。

神性:B

 宇宙に潜む高次生命の炎となり、強い神性を帯びる。
 計り知れぬ脅威の踊り手。その代償は、尽きる事なき名声への渇望。

単独行動:EX

 非常に厄介なことに、マスター不在でも好き勝手に行動できる。
 そして遊びに出掛けたり、警察沙汰を巻き起こしたり、聖杯戦争生配信を行ったりする。
 ヘロストラトスに神秘の秘匿という概念はない。ただバズればいいのだ。最悪である。

【保有スキル】

アサーティブ・メンタル:A+++

 ヘロストラトスの極まった承認欲求、自己顕示欲がスキルとして昇華されてしまったもの。
 仮にもう少しランクが低ければ、相手を尊重しながら適切な自己表現を行うコミュニケーションスキルとして機能したのだが、ここまで来るともはや狂気と変わらない。
 承認欲求エルダーゴッド。他人の注目を集める為なら手段を選ばず、アイスの冷蔵庫にも入り込み、アブナイ生配信を行い、アルテミス神殿に火を放つレベル。
 注目を浴びる事で知名度補正を獲得し、精神昂揚による強化狂化が付与される。

エフェソスは燃えているか?:A+

 世界の七不思議が一つ、エフェソスのアルテミス神殿に火を放ち、焼き尽くしたというヘロストラトスの偉業ぐこうから。
 破壊工作の亜種スキルである放火計画が変質したもの。
 建築物や地形の構造を把握し、風向きなども加味して適切な箇所に火元を設置、大規模な放火犯罪を引き起こす。
 火炎魔術により連鎖的な火災現象を発生させ、一瞬で辺り一面を火の海へと変える事も可能。
 極めて凶悪な陣地破壊スキルであり、さらに陣地の神秘性、歴史的な価値に応じて燃焼効率が飛躍的に跳ね上がる。神代の大神殿さえ倒壊させかねない。
 火炎放出による対人攻撃スキルにも転用可能だが、ヘロストラトスは女神を祀る神殿を焼いたのであって女神そのものを焼いたわけではないので『緑の光焔』の依代となった事を鑑みても、この場合の対神秘攻撃力は平凡。

踊る光焔:B

 死と腐敗、衰退と頽廃を糧として深緑に輝く、悍ましくも美しき邪神の在り方を示すもの。
 ヘロストラトスの霊基は邪神の手によって改造されており、その肉体は『炎そのもの』と化している。
 完全炎体としての性質を持ち、蠱惑的に揺らぎ燦く舞踏には魅了の魔術効果がある。
 さらに通常の炎に加え、この世界の法則から外れた冷艶なる『緑焔』を自在に操作可能。
 これは物理的燃焼反応を伴わないが、霊体に絡み付いて精神を腐らせ、感情のブレーキを壊して暴走させる。そして、その結果生じた悪性情報を糧とする深淵の焔。
 炎に似た性質を持つ、捕食用の概念触手とも見て取れる。

【宝具】


「いあ、いあ!果ての宮殿にて踊る緑の光焔よ!頽廃を薪とす魔宴の主催よ!我は捧ぐ月の篝火を!希くばこの愚名を永劫の宙へと焼き刻みたまえ!」

燃え尽きぬ愚蒙祝祭ヘロストラティック・フェイム

ランク:C+++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜???? 最大捕捉:1人
 遥か古から現在に至るまで、変わることのない人類の虚弱性。死と消滅、忘却を恐れ凶行に走る愚かさを肯定し、篝火を燈し祝祭を執り行う火葬場にして焼却炉...或いは、舞踏場ダンスホール
 展開されるのは緑色に燃え盛り、倒壊し、おぞましき邪神の祭壇へと再建させられたアルテミス神殿の成れの果て。
 世界の七不思議の一つに数えられた"それ"に最初から組み込まれていた「ソラに通ずる、月と狂気の女神の権能機能の残滓」も悪用することで彼方へと呼び掛ける大規模な冒瀆的祭儀を執り行う。
 その結果、ヘロストラトスの霊基は神化し、『緑の光焔』の分霊...貰い火にも等しき存在へと変貌、緑の業火を撒き散らしながら堕落の舞踏を開始する。
 ヘロストラトスの認識範囲内における死と腐敗、衰退と頽廃の概念を加速させ、肉体のみならず精神すらも爛れ穢す。
 宝具発動中のヘロストラトスに対して向けられ、焚べられた『崇拝恐怖』や『名声醜聞』によって焔は勢いを増して行き、最悪の場合、一つの星を薪とし大炎上させ『白痴の魔王』が微睡む彼方の宮殿へと刹那の輝きを届ける事となるだろう。

【Weapon】

蛆虫イリスィオス

 悪性情報に形を与えて具現化させた使い魔。或いは眷属。
 火炎と狂気の呪詛を放ちながら地面を這い蹲る異形。
 大して強くはないが、極端に死に辛いので厄介。

【解説】

 ヘロストラトス。紀元前4世紀の人物であり、世界の七不思議のひとつであるエフェソスのアルテミス神殿に火を放ち、倒壊させ、愚かなる放火犯として悪名を馳せた。
 ヘロストラトスの生涯についてはほとんど知られていないが、羊飼いなどの社会的地位の低い人物、非エフェソス人、奴隷であった可能性がある
 その後、ヘロストラトスは捕らえられ、獄中で拷問を受け、自分の名を不朽のものとするために美しく高名な神殿に火を放ったことを告白した。
 同じような意図を持つ者を思いとどまらせるために、エフェソス当局はヘロストラトスを処刑しただけでなく、口頭でも書面でもその名を出すことを禁じ、彼の存在を抹消しようとした。
 しかし、エフェソス人ではなくキオス島に住んでいた古代の歴史家テオポンポスがアルテミス神殿炎上事件とその犯人の名を歴史書に記した事で、ヘロストラトスの名前は今日に至るまで広まってしまっている。
 また、この事件から「どのような犠牲を払ってでも名声を得る」ことを意味する「ヘロストラトスの名声Herostratic fame」という言い回しが生まれた。

【人物・性格】

 外交的、陽気、行動的。
 一言で言うとバカッター。或いは炎上系YouTuber。
 承認欲求と自己顕示欲の塊であり、自分が目立ち、有名になる為ならばなんでもやる。
 ただし、自分を見る頭数が減るという理由で、虐殺は好まない。
 名声や賞賛は勿論、罵倒や嘲笑すらも己の快楽として受け入れられる異常者。ただし単純な暴力や肉体的苦痛には弱い。わからせよう。
 また、所謂現世の文化に染まったタイプのサーヴァントであり、どのクラスで召喚されてもある程度の配信機材を扱う知識を備えて現界する。
 環境さえ整えば、誰であれ有名になれる現代文化はヘロストラトスの自己顕示欲を満たすのにピッタリだったらしく、暇さえあればSNSや動画サイトに投稿を行い、エゴサをしまくる。
 生前の犯行動機は「ただの社会的弱者として塵芥のように生きて、誰にも記憶されずに忘却され、死んでいく事に恐怖と寂寥を覚え、如何なる手段を取っても生きた証を刻む為にド派手にやらかした」であり、曲がりなりにもサーヴァントとして座に刻まれてしまった現状にはある程度満足しており、ショボいボヤ騒ぎを繰り返すよりはドデカい花火をぶち上げる方が良い、という行動理念も合わさり、ほんのり自制は効く。
 通常の聖杯戦争で召喚された場合は大惨事待ったなしだが、人理焼却、人理再編案件で召喚された場合は「馬鹿ヤロウ!!人類史が無くなったらオレの名前が残らねえじゃねえか!!」という理由で人理守護の為に動くが、結局は自己顕示欲を優先していろんな問題を引き起こす。
 うっかり注目を浴び過ぎると霊基が強化狂化され『緑の光焔』としての性質が表層化し、狂気の祝祭を開始してしまい大変なことになる。

イメージカラー:燃え盛る緑色の炎
特技:放火犯罪、バズること、目立つこと
好きなもの:名声、有名になること、注目を浴びること
嫌いなもの:無視、死と消滅と忘却、自分よりも目立つやつ
天敵:記録抹消刑
願い:自分の名前を永劫不滅に人類史に焼き刻む

【一人称】オレ、オレ様【二人称】オマエ、テメェ【三人称】アイツ

【因縁キャラ】

(キャラ名):

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