ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

タグ検索で嘘予告3件見つかりました。

竜頭、二と百、名古屋にて

「「――――――ッッッ!!?」」  ネオナゴヤドームスタッフ休憩室の床に ぱしゃり 取り落とした紙コップからコーヒーがぶちまけられた。  けれど、室内の二人……否、二騎はそれに構う事もなく固い表情で同じ''方角''を睨みつける。 「“百頭”、今のってまさか……!」 「あぁ、間違いないよ“双龍”の。あの街の一部だった私がこれを見間違う筈がない」  “百頭”と呼ばれた車掌服の青年は、“双龍”と呼ばれた袴に三角巾の少女の言葉に肯定を返し、思考を巡らせるように口元を手で覆う。  固い表情の侭、あの''街'…

https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%ce%b5%c6%ac%a1%a... - 2020年05月28日更新

竜ヲ狩ルモノ"続章"

「ランサー!」 私、黒脛刃矢は自宅のドアを押し破るように開けると、自分のサーヴァントであるランサーの名を呼んだ。 業務も終わり先生(ベアト)の古本屋に立ち寄った私は歓談中に突如として態度が豹変した先生に怒鳴られ急ぎ帰宅したのだが、ランサーの気配がない。 しかし、先生の言う「手遅れになる前に急いで家に帰りなさい!」とは……? いぶかしみつつも鞄と上着を玄関へと放り投げる。 「出掛けているのか、ランサー?」 腰の太刀を何時でも抜けるように手を添え、家の中を探す。 背に走るチクチクとした感覚、嫌な予感がす…

https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%ce%b5%a5%f2%bc%e... - 2020年05月25日更新

残照幻霊魔境 無限新宿

1999年、7月。 その時を、私はずっと待ちわびていた。 オカルトへと零落した神秘の再興を。 滅びを信じる者達の願いが、新たな神話となることを。 ---- 「魔力の充填量は、七割と言ったところか」 1999年。"本来ならば"、9月も半ばといった頃。 廃ビルの地下にある工房で、一人の男が自らの右腕の紋様を眺めている。 捻れた蛇のような紋様は、男の手の甲から手首、そして肘を過ぎた辺りまでを覆っていた。 「連鎖召喚が止められんとはいえ、着実に必要な力は溜まっている……」 「……来たるべき時は、近い…

https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%bb%c4%be%c8%b8%b... - 2020年05月24日更新

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