cas設定

カスケードssまとめへ戻る。

世界観

・世界

　~世界マップ~
広大な大陸＋島国に9つの国と1つの自治区域で構成されている。

- カキシード公国
- ネギ首長国
- ミルキー首長国
- きのこたけのこ会議所（自治区域）
- オレオ王国
- トッポ連邦
- ハリボー共和国
- カルビー王国
- シロクマ国
- ペッツ皇国

この内、ネギ首長国とミルキー首長国はカキシード公国の傘下にあるため実質公国の領土となっている。
領土の広さ、軍事力、経済力などを鑑みて『カキシード公国』、『オレオ王国』、『トッポ連邦』を世界三大国家と呼ぶ。
きのこたけのこ会議所は自治区域のため正式な国家とは認められていないが、中規模以上の軍事力や経済力を持っていると言われる。
一昔前の戦乱の世を経て中小国家は分離と連結を繰り返し今の国家構成に落ち着いた。
その過程で会議所が設立され、オレオ王国での“チョコ革命”が起きた。
各国間はかつての戦乱を避けるため、定期的に首脳陣を集めた世界会議を開催しているが、カキシード公国は頑なに参加を拒んでいる。

・きのこたけのこ会議所（KNC)

オレオ王国とカキシード公国に接する独立自治区域。
世界的に国家承認を得てないが、ある程度の経済力を持ち【会議所】を中心とした行政府が実質的に統治している。代表者は滝本スツンショタン。

きのこたけのこ会議所では【きのこたけのこ大戦】という模擬戦が定期的に【大戦場】で開催されており、全世界より参加が可能。
毎回、参加者は指定されたルールの下できのこ軍・たけのこ軍という仮想軍に分かれ戦う。
魔法により参加者は死ぬことがなく安全に戦えるため、当初は各国より軍事演習目的の意図として参加が相次いでいたが、最近は特殊ルールのおもしろさから娯楽やイベントとしても十分な人気を誇る。
そのままきのこたけのこ会議所に移住する民も少なくないが、会議所の台頭を警戒された各国より国家承認を得られず対等な交渉を行えないという問題を抱えている。

・オレオ王国

きのたけ大陸の中心に位置する王国。統治者はナビス国王。

カカオ産地を始めとした肥沃な土地により交易を中心に発展した。
世界各国とはいずれも同盟関係を結んでいる。
食料だけでなく銃火器の燃料としても使われる“チョコ”最大の精製地でもあるカカオ産地を抱えている。
王国自体は正規軍を持たず平和主義を貫く。

・カキシード公国

大陸の西に位置する大国。統治者はカメ＝ライス公爵。

多くの小国をライス家がまとめあげ、カキシード公国と称している。
魔法に長けた国で、“チョコ革命”が起きるまでは魔法文明の基礎を築いた国家として世界の覇権を握っていた。
今も魔法使いを多く有していると言われるが、大国でありながらその戦力の全貌は未だに謎に包まれている。
“霧の大国”と呼ばれており、公国は他国との交流があまり盛んではない。

・カカオ産地

カカオ平野一帯を総称してカカオ産地と呼ぶ。
チョコの原料となるカカオ畑と、収穫したカカオを食物チョコや燃料チョコに精錬する精製所を始めとした工業地帯、及びチョ湖付近の観光地域一帯を指す。
カカオづくりに適した天候と豊富な水源で唯一のカカオの産地として名を馳せている。
また、水源の近くにはサトウキビ畑も多く点在し、そこから精錬される角砂糖もオレオ王国を支えている。

・チョ湖

会議所、王国、公国に接する広大な湖。
王国側には、チョ湖の近くにカカオ平野がありカカオ産地とともに避暑地域としての観光地域としての需要も高い。
会議所側は山間部が多くサトウキビ畑が広がっているだけで観光地域としては栄えていない。公国側には港町が広がっているが全貌はハッキリとしない。

キーワード

・チョコ

貴重な文明資源。原料はカカオだが加工後には食材にもなるし錬成次第で燃料にもなる。
化石燃料として発見されたのは最近になってからであり、オレオ王国が次期産業革命の覇権を伺う。
カカオ産地が最大の生産地。オレオ王国が最大の供給国として全世界にチョコを提供している。
食物だけでなく燃料としての価値も高まったことから価格が高騰し、カキシード公国から批判を浴びている。

・角砂糖

あまくておいしい砂糖。グラニュー糖とも呼ばれる。
数多くの使用用途がある調味料として使われている。カカオ産地やチョ湖付近の水源で原料のサトウキビが栽培されている。
最近ではケーキ教団の台頭により、角砂糖の値段が高騰しつつある。

・きのたけのダイダラボッチ

会議所内でまことしやかに囁かれるようになった都市伝説。
チョ湖の近くに現れる未確認巨人を指す。
明け方になると20m超の巨大なダイダラボッチがあらわれるというものが噂として伝わり伝説となった。
ダイダラボッチは暫く歩くと、明け方になると空気に溶けるように消えてしまうという話で終わる。
目撃者が一定数おり、目撃された直近の大戦では両軍のどちらかが圧勝することから大戦の神とも言われている。

・ケーキ教団

ケーキを作り食すことを至高の喜びとする新興宗教の教団。
「ケーキは食と世界を救う」の真理のもと、ケーキを食文化に根付かせる事を目標とする。
教団としての戒律は特に無く、ただ美味しいケーキを追い求める。

きのこたけのこ会議所内で急速な信仰の広がりを見せており各地に支部が点在している。
本部はチョ湖にあり、宗教団体にはふさわしくない程の大規模な施設を有している。
最高幹部が存在するが誰が率いているかは不明。