ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集 - ゼルプスト
 ゼルプスト・Vとは自称5属性を極めた魔道王にして黒ウィズ5周年記念精霊。声優は手塚ヒロミチ
 なおゼルプスト(Selbst)はドイツ語で「自分」を意味する言葉である。愛称はその一人称から「余」。
 どっかの誰かさんのように5に拘るキャラではないようだ。潜在能力も特に5へ拘っていないがセリフにやたらと愛称の「」を入れてそこを強調する喋り方をする。*1

 元々は5属性だったが謎の遺志に導かれクエス=アリアスを訪れた際に分裂してしまい属性もバラバラになってしまっている。単属性の他、2属性を併せ持つ者もいる。そしてそれぞれの属性は1体ではなくたくさん存在している。余曰く「想いの数だけ余がいる。」らしい。

 5周年記念としてニコ生で発表。主・複属性別で15種類全てのバージョンがあるという前代未聞の精霊であり、多くのプレイヤーを爆笑驚かせた。4周年の時と同様に珍しく徹底したリーク対策がされており、図鑑が増えていてもリーク画像は一切上げられなかった。
 お知らせでも「同じ主属性を持つ、5体のゼルプストでデッキを組むと真価を発揮!」とあるが、実際主属性を合わせて複属性別の5種類で組むと単色の持つ融合もあり、良いバランスとなる。

 また、15種類全てで二つ名、AS、SSの名前、おまけにボイスマークを押した時に喋るセリフも全部異なる。良く考えたな…。

 性格などについては、
・火:荒々しい
・水:引っ込み思案
・雷:ナルシスト
・光:丁寧
・闇:「殺すぞ」
 と言った感じ。こいつらが元の1人に戻ったらどうなるんだ…と思うところだが本人が言うには「いろんな余が混ざり合うことでちょうどいい感じの余であった」らしい。

 複属性持ちだと複属性の方がメインの性格で、主属性がそれに付随する感じになるようだ。意味わかんねぇ。

 ちなみに雷のナルシストが5属性の代表のようになっておりイベントでは主役のような立ち位置を務めている。場合によっては雷しか出てこないイベントもある。

入手について

  • 単色
    雷は「5周年、自分探しの旅」を終わらせる事で入手できる。
    火と水はこれを相互進化させる事で入手可能。
    逆に言えば1枚しか入手できないと言う事になる。
  • 複色
    チェルシーやお正月版魔道書と同じく、通常クエストのギルドマスターの属性と同じ主属性が、その通常クエストで稀にエンカウントする事で入手できる。
    ただし、当然火/火のような組み合わせはないため、例えばトルリッカでは複属性が雷のゼルプストを入手する事が不可能。
    また、エリアで入手できるゼルプストだけで4種類いるため、狙った複属性が落ちるとは限らない。
    簡単モードを有効にしていると遭遇してもドロップしない場合がある。*2
    また、はじまりの塔でも入手可能。下記を参考に。

復刻

 周年記念キャラとしては珍しく、「夏の魔道士応援キャンペーン 第1弾」の一部として2018年7月19日〜7月30日の期間で「夏だ!余だ!!復刻だ!!!」という意味不明なキャッチフレーズとともに唐突に復刻。
 再度入手できるようになった余。
 2019年12月11日からはクリスマスミステリー ゼルプスト連続殺人事件開催記念としてストーリーのみ復刻。通常エリアでは入手できない。
 実際下にあるはじまりの塔、上記のイベントで手に入りまくるのでなんら問題ない。

常設化

 2019年8月に実装されたはじまりの塔報酬として融合強化版以外の12種類がドロップする。
 融合強化版の複色版は初回クリア報酬として入手。
 つまり単色の入手はストーリークエストでのみ入手できるけど図鑑埋めとボイス以外あんま需要ないぞ

進化について

 特に複属性が光闇以外の場合、何も考えずに相互進化させると分かりづらい。
 スキルの組み合わせが同じ者同士でループすると考えると分かりやすい。

・火→雷→水でループ
・火/光→雷/光→水/光でループ
・火/闇→雷/闇→水/闇でループ
・火/水→雷/火→水/火でループ
・火/雷→雷/水→水/雷でループ
 となっている。

 進化素材はS+カメオン一枚と約220万ゴールドが必要、何も考えずに相互進化しているとゴールドが足りなくなる。
 また初心者だとS+のカメオンを入手するのも難しくゴールドも足りないため、初心者は主属性が雷のゼルプストでしか組むことができない。まあ初心者には十分過ぎるほど強いのだが。

性能

 種族は術士。
 潜在は経験値取得量アップ1、属性攻撃力アップ2、属性HPアップ2、パネブ2、全属性攻撃力アップ2、全属性HPアップ2、九死一生1、AS封印無効が共通。
 それ以外はそれぞれ記述。

単色(融合強化)

 AS:攻撃強化 SS:融合強化 コスト5
 SP封印無効。FS4。
 融合強化の単色なのが残念だったが、はじまりの塔実装により複属性版が3属性セットで配布された。
 始めた時期により1〜2枚所持可能。単色版を使うメリットはあまりない。

複属性(融合強化)

 AS:攻撃強化 SS:融合強化 コスト5
 SP封印無効。FS4。
 はじまりの塔で三属性(火/光、水/闇、雷/闇)まとめて入手可能。
 ちなみに相互進化にも対応しているが、3属性全て一度に入手できるためほとんど意味が無い。

火/水、水/火、雷/火

 AS:連撃 SS:パネチェン(SS2で25%軽減) コスト15
 SP封印無効。FS3。
 大魔道杯 in 月夜の思い出ではSP封印無効の三色パネチェンとして非常に有用。

火/雷、水/雷、雷/水

 AS:属性が多い程回復 SS:状態異常回復 コスト15
 全属性10%軽減。FS3。

複属性・光

 AS:属性が多い程回復 SS:スキチャ コスト15
 全属性10%軽減。FS3。

複属性・闇

 AS:5chでダメージアップ SS:1Tチャージエンハ コスト15
 SP封印無効。FS3。

魔道杯

 5周年記念大魔道杯のチーム分けにも登場し、ボイスや立ち絵は雷のナルシストが採用されている。
 つんつんやチーム順位画面のボイスも全チーム共通の使い回しとなっており、どのチームに入っても聞き逃すことが無い。ただの手抜きじゃん
 前日譚ストーリーがなく敵として出てくるのを期待されたが、一切出てこないのが残念と言えば残念。
 
 シュウネンタッグバトルでも登場、今回も雷のナルシストで登場。次に会うときはすべての属性が一つになった完全なる余だとか言っていたがまだ自分探しをしていた。プレイヤーから忘れ去られているとか言っていたが登場時のインパクトから大概の人は覚えていたと思う。*3

クリスマスイベント

 7周年まであと3ヶ月切ったクリスマスで突如としてゼルプストのイベントであるクリスマスミステリー ゼルプスト連続殺人事件が開催。
 良い感じにカオスなイベントとなっている。お前ら全属性揃ってるんだったら元の一人に戻れよ。

 魔道杯とは異なり、ゼルプストが敵として出現する。というか推理中のクエストはゼルプストしか出ない。解決後の余談級などのクエストではお開きしたのかゼルプストは出てこない。

余談

本来の5属性ゼルプスト
 未登場。余の口ぶりからするにすさまじく凄い存在だったようだが精霊カードの属性は2属性までしかないので本来のゼルプストだろう5属性を併せ持つゼルプストを手持ちの精霊カードで再現することは不可能。というかお前ら元の一人に戻る気ないだろ。

 一方クエストの敵としては怒りで段階的に属性変化させたり死亡後に属性を変えて復活させるなどで疑似的に再現できるかもしれない。