イベント主人公がドSな悪人なのは流石に問題があると判断されたためか知らないが、「覇眼戦線」でのリヴェータの性格は初登場時のテキストからはだいぶかけ離れたものになった。
端的に言うと普通に悪人ではなくなり、ハーツ・オブ・クイーンもだいぶまっとうな傭兵団となった。ただしリヴェータがドSで偉そうな口調なのは変わっておらず、初対面の黒猫氏や師匠にも結構酷い脅しを掛けている。
また特別な名前がついているものの具体的な説明の無かった(はずの)煌眼・凛眼について、特別な力を有する「覇眼」であることがはっきりさせられた。
一方で割を食った感があるのがライバルキャラであるルドヴィカで、リヴェータとルドヴィカの対立の原因が「かつてリヴェータの一族に仕える一族の娘であったルドヴィカが、主であるリヴェータの父親を殺したため」という設定がこのイベントで生まれてしまった。
そのためヒーロー寄りのポジションから「主君殺しであり主人公の父親の仇」へと一気に印象が変わってしまった(覇眼1では敵ポジションであったため仕方ないが)。
また、覇眼1ではルドヴィカは出てくるものの、イベントで直接敵対する事がない(ラスボスはルドヴィカの右腕のギルベイン)。
ただしこの時点で既にルドヴィカのこの行動には裏があったという伏線が張られており、実際3500万DL記念、3周年ルドヴィカでも伏線が張られ、続編の
覇眼戦線2にて真の仇がイリシオス・ゲーであったことが明かされた。
(ただしリヴェータ父に関しては覇眼戦線3以降も様々な後付設定が付加されており、正直ややこしいことになっている…)
結局覇眼戦線2のラストにてリヴェータとルドヴィカは和解を果たし、また仇であったゲーはアシュタルの手で倒され、以降二人は共闘と相互理解を重ねていくことになる。