【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!の紹介】
高校からは隠れオタクになることを決めた俺だが、入学早々、学校一の美少女でギャルの恋ヶ崎桃にオタクだということがバレる!戸惑う俺に彼女は驚愕の相談をしてきた。「あたしをオタクにしなさいよ!」と。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!2の紹介】
美少女でギャルだけど、オタクになりたい恋ヶ崎とオタクだけど、リア充になりたい俺は協力関係を結んだ。…のだが。なりたいといって、すぐになれる訳も無く、俺は相変わらずダサイらしいし。あいつはあいつで俺の薦めた漫画やアニメは「美少女がパンツ見せてきても、面白くないのよ!」とのこと。そんな恋ヶ崎が急に「女の子のオタク友達が欲しい!」と言い始め、漫画研究部へ。そこで出会った一見地味(だけど巨乳!)な女子と意気投合し、コスプレをするらしい。しかもコスプレ費用を稼ぐためにメイド喫茶で働くことにした!?おまえ男が苦手なのに大丈夫なのか?いろいろ心配なんだが、俺をリア充にすることも忘れんなよ。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!3の紹介】
コスプレイベント以降、恋ヶ崎とはなぜか気まずい状態になり、逆に俺のことを避けていたばすの桜井さんからは、やけに好意的なメールが届くようになった。『柏田君って、桃ちゃんのこと好きなの??』あのギャルな恋ヶ崎のことを好き?絶対ありえねえ!俺が好きなのは長谷川だ。あいつと連絡を取りたかったのは長谷川とのデートが不安だったからで…。結局あいつに頼りっきりだな…俺。鈴木の欲しがってる同人誌を手に入れるために夏コミへ行く?おまえひとりじゃ無理に決まってんだろ!オタクの祭典マジなめんな。仕方ねえから、手伝ってやるよ。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!4の紹介】
「なんで、あたしは鈴木君と仲良くなれないのよ!その上、彼女までいるって判明するし…。超不公平!」夏休みが終わり、二学期が始まってから恋ヶ崎桃の機嫌が悪い。マジで最悪。他の人にはそういう態度を見せないくせに、俺にだけブチ切れてくる。鈴木に彼女はいないことを俺が確認してきたのに、信じようとすらしねえ。それより俺は長谷川のオタク疑惑と、桜井さんが俺を気に入っているって噂をおまえに相談したいんだよ。あー、もう!頭に血が上ったからって、なんであんなこと言っちまったんだ俺。「協定関係、なしにしたっていーんだぞ」って。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!5の紹介】
オタクで腐女子なアタシ柏田あかりは最近、とてもムカついている。理由は三つ上のバカ兄貴だ。アタシの兄、直輝はオタクのくせに高校に入学してから、変に色気づいている。女と二人っきりで買い物に行って、服を選んでもらったりしてるし。この前はお、大人の男女が入るホテルで、女とコスプレしたとか言ってたし!ほ、本当は実在しないんじゃないの?はぁあ!?その女たちが家に遊びに来る!?「初めまして、桜井小豆です!」「恋ヶ崎桃です。確かに柏田に全然似てなくて可愛いわね…」すっごい美人!直輝が変なことしないように、アタシが監視しなきゃ!―。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!6の紹介】
「オタク趣味の人…?どちらかといえば…嫌い」片思いの相手である長谷川がオタク嫌いであることが判明し、俺はショックを受けていた。長谷川に好きになってもらうためには、俺はオタク趣味そのものをやめるべきなのだろうか?思い悩む俺のことなんてお構いなく、恋ヶ崎はついに二次創作の小説を完成させ、とうとう同人イベントでサークル参加をすることになってしまった。売れっ子のムラサキさんに挿絵まで描いてもらって、はしゃぐのはいいが、そんな簡単に売れるもんじゃないんだぞ…。桜井さんは「怒ってない」と言いながらもずっとよそよそしいし、もう色々どうしたらいいんだ!―。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!7の紹介】
「俺、頑張るよ!も、もし長谷川が本番でセリフ飛んだとしても、なんとかごまかすから!」文化祭のクラスの出し物である劇の相手役を、急遽長谷川がやることになって緊張しまくりの俺。一方、恋ヶ崎の方も憧れの鈴木と同じステージに立つことになって、お互い好きな相手との距離を縮めるチャンス到来だ!!そんな中、長谷川の前に三年前からずっと避け続け、別々に暮らしていたお兄さんが現れる。突然の再会に動揺し、ふさぎこんでしまう長谷川。彼女の秘密を知ってしまった俺は、なんとか二人を仲直りさせたいと思うのだが―。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!8の紹介】
後夜祭の日、柏田君は無事好きな人に告白できたのかな?結果はどうなったんだろう?あれ以来、柏田君に元気がない気がするんだけど…。柏田君、こういう時は気分を変えてパーッと遊びましょう!ゲーセンに行って、フィギュア屋さんに行って、カラオケにも行っちゃいませんか!?そうこうしているうちに、みんなでちょっぴり豪華な柏田君の誕生日パーティーを開くことになったんだけど、わたしはプレゼントで失敗しちゃうし、ムラサキさんは酔っ払っちゃうし、桃ちゃんは柏田君と何やら不穏な空気になってるし―!?
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!9の紹介】
ピロン「おっ」“受信メール1件 送信者:桜井小豆”『おはよう!寒いですね。そろそろ期末テスト前で、会うのが減るのかなと思ってメールしちゃいました』朝から可愛い!俺は自転車を止め、高速で返信する。『おはよう!寒いねー。じゃあ勉強一緒にしない?(笑)』…誘ったはいいが図書室か?それか小豆ちゃんの部―っと、まだOKか聞いてないのに何を考えてんだ俺は、恋ヶ崎がいたら叱られそうだな…。そういえば、この前恋ヶ崎と小豆ちゃんが2人で教室を出ていってから、ボーっとすることが多くなったんだよな、小豆ちゃん。うーん?まあいいか!
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 小豆エンドの紹介】
高校入学をきっかけに、俺は「隠れオタク」になって、平和な学園生活を謳歌すること、そしてあわよくば、清楚で可愛らしい彼女を作ってリア充になると決めていた―はずなのに。全ては彼女、桜井小豆のせいだ。レイヤーで、BL好きのガチオタ(笑)、しかも可愛い。そんなオタク文化にしか興味のない彼女と、俺が同じ部活に入ってオタクを研究することに!?コスプレしたら「…ど、どうでしょう?」ってめちゃくちゃ可愛いポーズで見せてくるし、ゲームとはいえ「…愛してる」って真っ赤になって言ってくるし―。そこで気づいたんだ、やっぱり俺にはオタクなキミしかいないんだと。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!10の紹介】
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!で始まった、おまえと俺の協定関係。最初は大変だったよな…おまえは見たいって言ってた萌えアニメを拒絶するし、俺は企画してくれた模擬デートすらこなせないし、この調子で本当に大丈夫なのかって思ったけど、同人誌作ってコミケで売ったり、本気で劇に参加したり。オタクなことも、リア充なことも、なんだかんだやってこれた。でもその全ては、あの協定あっての結果だったと思うんだ。だから今日は協定関係抜きで、おまえに話そうと思う。俺の本当の気持ちを―。
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!11 大学生編の紹介】
恋ヶ崎との遠距離恋愛が始まり、月日が流れた大学1年の春。俺の高校生活を彩ってくれた面々は、それぞれの道を歩み出していた。ムラサキさんはプロ漫画家に、小豆ちゃんは服飾系の短大に…。俺はというと、同じ大学へ通うことになった長谷川とオタサーに入り、某オタサー漫画的な日常を満喫していた。そんなある日、部室の扉を開けた俺は飛び込んできた光景に驚愕する。ゴスロリ、黒髪パッツン、鼻につく高い声…これは間違いなく、おっ、オタサーの姫!?しかもその日を境に何かにつけて近寄ってくるって、どいうこと!?恋ヶ崎がGWに会いに来るってのに、この状況…もう、勘弁してくれよ!
【おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!12 大学生編の紹介】
恋ヶ崎と佐倉さんのバトルに終止符が打たれてからというもの、俺に対する恋ヶ崎の反応が何かと可愛い。遠距離で実際には会えないけど、アイツが免許取るって言うから、俺が一緒に合宿で取ろうって話をすると「本当!?いいの!?」って無邪気に喜ぶし、最近始めたラノベ編集のバイトで俺が落ち込んでても、俺のハマってるアニメの話をしてくれて、おまけに励まそうと歌も唄ってくれて…可愛すぎるぜ!そんな中、サークルでの夏コミ参加が決まる。しかも同人誌の販売部数をアニメ研と競うことになるのだが…負けたら長谷川がアニメ研に奪われるって!?ど、どうにかしないと!
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