ライトノベルズ

「一度、街や海を見ておいで」ドラゴンライダーとなった少女アイラは、師の言葉に従って山を降りた。商人の娘シャルメンと出会ったアイラは、セテト神に与えられた彼女の使命に力を貸すことにする。そして、魔術士ウルフ、剣士タムローンとともに、行方不明の船を探す航海に出るのだった。同じ頃、北のブルグナでは、オークがヒューマンの土地に対する侵攻の準備を進めていた…。人々の欲望と野心が交錯する動乱のウルフレンドに、アイラが見たものは?人気カードゲーム『モンスターメーカー』の世界に展開されるエピック・ファンタジー。

予言の塔が崩れ落ちたのは、ボンベート山が百年ぶりに噴火した夜だった。神聖皇帝の勅命により調査に派遣された王子リンクが見守る前で、予言の水晶球が突然、まばゆい光を放ち始める…。ウルフランド大陸に、何が起ころうとしているのか?闇の大王の復活とは、何を意味しているのか?リンクの探索の旅が始まる。カードゲームでおなじみの『モンスターメーカー』小説第2弾。

信じてもいない予言に組み込まれ、望みもしない「光の子」の名を与えられてとまどうリンク。恐るべき死の疫病がゴブリンの町を襲った。栄華を誇っていた商業都市カスズは、暴動によって火に包まれた。予言は着々と成就に向かっている。予言の最後の章は語る…。人気カードゲーム『モンスターメーカー』の世界に展開される一大叙事詩。

石像に彫り込まれた顔は醜悪で、不吉な印象を与えるものだった。泥棒市場に出しても、値をつける者はだれもいないに違いない。しかし、黒魔道士クルガンにとって、その石像は命よりも貴重なものだった。石像はクルガンの秘密を知っているからだ…ウルフの冒険は、その石像に導かれるようにして始まった。商業都市ブルガンディから山脈に隠されたダンジョンへ、石像は意志あるものの如く、闘争と災厄を招き続ける。刻み込まれた嘲笑はだれに向けられたものなのか。クルガンの、命より貴重な秘密とは。ミステリアスな物語が、人気ゲーム『モンスターメーカー』の世界の展開される。