ライトノベルズ

サッサともとの世界へ帰しやがれ!!久峪雅比古は、とつぜん2世紀の九洲へとタイムスリップしてしまった。彼を喚びよせたことを誇らしげに自慢する耶麻台国の妖精“キョウ”の胸ぐらをつかんで迫る久峪。そこで、かつて滅びた耶麻台国を復興し、更に今ではどこにいるとも知れない王家の血をひく女王“火魅子”の能力をかりなければ、もとの世界には帰れないことを告げられる。途方にくれる久峪であったが、驚くべきことに、女王の血をひく美少女たちが次々とあらわれた!?いったいどの娘が“火魅子”の座を受け継ぐのか?恋と波乱に満ちたジャパニーズファンタジー、鮮烈にスタート。

「では、しかけますぞ、九峪様」指揮をとる伊雅は、声をかける。「ああ、そうだな」一抹の不安とともに九峪は応じた。現代から三世紀の九洲へと召喚された高校生・九峪は、“神の遣い”ともてはやされながら、耶麻台国復興軍の総大将として起つことを余儀なくされた…。「いけぇ!!!」湧き起こる鬨の声。破竹の勢いで進撃を続ける軍の中で、九峪はひとり呟く。(戦争なんだよな、人が死ぬんだよな)星華、伊万里などの火魅子候補と合流し、戦うことを余儀なくされる九峪。美女に囲まれ、たまに頬を緩めながらも、生き抜く道を模索する。ジャパニーズ・ファンタジー第二弾、堂々の登場。

「わぁい、戦いだぁ、戦いだぁ!」少女・羽江は手をバタバタしながら、クルクルまわり、嬉しそうに声をあげる。「戦いのおどりじゃなくて、勝利を祈るおどり…なのかね??」奇策“釣り野伏せ”のために総司令官―つまり、最後尾を任された九峪はのほほんとした青空のもと呟いた。割り切れない一抹の不安を抱きながら。(この戦い、勝てるのだろうか?)そのころ、先鋒部隊を率いる火魅子候補伊万里は最前線にいた。血糊に塗れた剣でひたすらに敵を斬りたおす。練度の高い敵、狗根国軍と自軍との戦力差は十倍以上。圧倒的不利な状況の中、戦いは激しさを増していった…。大好評、ジャパニーズ・ファンタジー第三弾。

「二年、そう二年かかった…」志野は目を瞑り、脳裏に浮かぶ優しげなその顔に、ひとり誓う。「座長、あなたの仇は、必ず討ちます」志野は、座長を殺した将軍、多李敷をついに手の届く距離に追いつめる。戦乱の世に、踊り子として旅から旅に生きてきた志野。そんな彼女の唯一心を許せる存在が、座長志都呂だった。師であり、親であり、そして初恋の人…。志野の狙う多李敷は、九峪たち耶麻台国復興軍と激戦を繰り広げる狗根国の司令官でもあった。火魅子の血を継ぐ者たちが、運命に惹かれるように、いま一本の糸へと交わり始める…。古代和風ファンタジー第四弾。月刊ドラゴンマガジン掲載の外伝も収録。

「死ねぇっ、神の遣いぃっ!」伊万里と九峪の目が合った瞬間、彼女の眼球に暗黒の意志が宿る。火魅子候補は、短剣を手に少年に躍りかかった。「いっ、伊万里っ!?」九峪の叫びは、虚空へ消える―。戦場で行方不明となった火魅子候補伊万里が、意識不明となって発見される。しかし彼女は、敵の刺客により「虫」を埋め込まれ、暗殺者として操られていた。狗根国軍の拠点、当麻の街を攻め落とし、火魅子候補も続々と集結。波に乗り始めたかに見えた耶麻台国復興軍だったのだが、周到に用意された包囲網が、九峪たちを徐々に窮地に追い込む…。古代和風ファンタジー第五弾。サービス&シリアスたっぷり。

超絶対ピンチの耶麻台国軍の未来は！?伊万里を助けるために、神秘の薬草をとってきた九峪たち。その眼前に待ち受けていたのは、自分たちの拠点当麻の街を包囲する4千の狗根国軍だった。圧倒的な戦力差を前に、九峪と火魅子候補は途方に暮れる……

今回も薄着でガンバってます！九峪率いる耶麻台国復興軍は岐路に立たされていた。自軍を二分しての大作戦に、失敗することは許されない。しかし、そんな状況の中、天目は阿蘇へ急いだ。そこには、最強と呼ばれる魔人三姉妹が住んでいた、

九峪と香蘭は、助かるのか？前作ラストで大ピンチの九峪と香蘭。二人の運命やいかにというところから始まる激闘編。火向の国をめぐる闘いもクライマックス！耶麻台国復興軍は、圧倒的不利な状況を覆し、勝利を手に入れることができるのか？

今度は相撲トーナメントだ！ウソです。いや、ウソでもないのですが……相撲トーナメントもやりつつ、火向の国に橋頭堡を築いていく九峪率いる耶麻台国復興軍。順調に見えた、その矢先。彼らの前には今までにない強大な刺客が立ちはだかる！

火魅子の国は蘇るのか？九峪率いる復興軍は、破竹の快進撃を続け、九州の火向にその橋頭堡を確実に固めていく。一方、それを不気味な笑いを浮かべながら見守る天目、いよいよ明らかにされる彼女の真の目的とは？古代和風ファンタジー！