万城目学によって書かれた短編集。鴨川ホルモーの外伝。
プロローグ
湯気に煽られ、かつお節が躍るきしめんと、ライス小。
いつものメニューをトレーにのせ、窓際の席に腰を下ろすと、目の前にはネギトロ丼にヨーグルト
黄金色の大学イモという豪勢極まりないメニューが並んでいた。
「ずいぶんリッチですな、高村くん」
正面の席に座る色白で小作りな顔をした男は、「祭りですから」とよくわからぬ受け答えとともに
「大学イモ、一つあげるよ」
と小鉢を箸の先で示した。
道場人物
ホルモーサークル
ホルモーイベント
第一景 | 鴨川(小)ホルモー |
第二景 | ローマ風の休日 |
第三景 | もっちゃん |
第四景 | 同志社大学黄竜陣 |
第五景 | 丸の内サミット |
第六景 | 長持の恋 |
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