GURPSよろず - 精神調査

有利特徴「精神調査」(Mind Probe) B64P

旧名「精神探知」よりも正しい訳。原書名の「Mind Probe」の「Probe」は「探知」よりも「調査」(厳密な探査、徹底的な調査、メスを入れる)という意味合いであり、「精神探知」はガープスにおける「探知」の名を冠する他効果達(例:探知系呪文)ともイメージ統合から外れている悪訳と言える。「Mind Probe」には「精神精査」「精神探査」の方が合う名称と言える。なお、呪文《精神探査》も本特徴と同じような効果である。
第4版『ベーシックセット』の第2章「有利な特徴」p.64参照。

精神調査」[20CP] ……精、特

 あなたは精神の深くを「探査」できます。その効果として、相手に簡潔な一文で答えられる特定の質問1つを強制することができます。この探知を強いるためには、まず目標に接触するか、「読心」で心を読まなければなりません。あなたは相手と同じ言語を理解していなければなりません。

 「精神調査」を使うためには1秒間集中してあなたの知力(あるいは<尋問>技能の高い方)と相手の意志力即決勝負を行ないます。
あなたが勝てば、相手の心から正解を引き出すことができます。答えは「相手が真実だと考えていること」です――知らなければ「知らない」と答えるでしょう。
あなたが負けたら、再び試みることができます。しかし1時間以内に同じ(あるいは似たような)質問を繰り返すごとに-2の修正が累積します。もしあなたがファンブル失敗した時には、その相手に対しては24時間経過するまで「精神調査」ができません。
 あなたは好きなだけ「精神調査」を用いて質問してかまいません。しかし、それぞれの質問ごとに「精神調査」を使用しているものとみなすので、質問1回ごとに1秒の集中即決勝負が必要です。

特別修正

 「読心」の増強と限定はすべて「精神調査」に適用できます。

Powersの追加解釈「精神調査と読心」

Powersの追加解釈「精神調査と読心」」参照。

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