GURPSよろず - 積み重なった負傷

積み重なった負傷(Accumulated Wounds)

積み重なった負傷」……「負傷についての選択ルール」の1つ。
第4版ベーシックの第14章「負傷、病気、疲労」の「負傷」、B398P/2B78P参照。

 通常、キャラクターは1回の打撃で充分な負傷(末端の部位ならHPの3分の1、四肢ならHPの半分)を受けた場合しか、部位は損なわれません。よりリアルにするには、どこに傷を受けたかを記録しておいて、合計の負傷が部位に応じた値(HPの3分の1もしくは半分)を越えた段階でそこが損なわれるとします。しかし、これでは記録が複雑になってしまいます。紙媒体ならキャラクターの絵の欄に「正」の字を書いて記録しておくなどしておくといいでしょう。
 この場合も、余分の負傷は記録されません。例えば、HPが11として、に合計6点以上の負傷を受ければ、そのが損なわれてしまいます。それ以上の負傷は、切断されたかどうかを判断する時以外は無視してください。四肢に繰り返し打撃を受けたとしても、それで殺されたりはしないわけです。

関連

第4版ベーシックの第14章「負傷、病気、疲労」の「負傷」より(INJURIES)