「GURPS Thaumatology: Magical Styles」ｐ.20 より。 「魔法学校の慣れ」は本サイトでは「専攻経歴」の下位分類として扱われている。
「
専攻経歴/種別」[1cp]……
超常系特典、「
要専門化特典」
この特典は、魔法学校などの教育課程に関しては以下のように処理します。
この特典は、各魔術師が既知の呪文の小さなサブセットを教える特定のアカデミー、ギルド、または師匠と一緒に勉強しなければならない設定の世界にのみ存在します。
学校に精通するためのCPを支払うと、次のような利点があります。
●学校の呪文を支える難解な法則を理解しているため、自分が打ち消そうとする対象の呪文を知らなくても、その呪文に対して完全な
技能で《対抗呪文》や《呪文防御》などの手段をいつでも使用できます。
●獲得したCPをゲーム中で費やすことで、教師やかび臭い書物を探すことなく、学校の公開（秘密ではない）呪文を取得できます。
●学校の
文化に精通しています。同じ特典を持つ別の魔法使いを扱う場合、どちらも、<
礼儀作法>判定、<
指導>判定、または学校の呪文を伝えるときに、文化知識がない（「
文化適応」がない）ことによる-3ペナルティを無視します。
●アカデミー、ギルド、または大魔術師による1cpの「
歓待される」に相当します。これは主にあなたが勉強している間どこかに滞在できることを意味します。
「
専攻経歴」は、“
呪文そのもの”ではなく、錬金術の処方や儀式などを教える学校にも存在する可能性があります。
原書表記
This perk exists only in backgrounds where nearly all wizards study with a particular academy, guild, or master that teaches a small subset of known spells. Paying a point for familiarity with a school gives these benefits:
• You understand the arcane principles that undergird the school’s spells, and thus can always use measures such as Counterspell and Ward at full skill against any of its spells, even if you don’t know the spell you’re trying to defeat.
• You can acquire the school’s public (not secret) spells by spending earned points in play without having to seek instruction or musty tomes.
• You’re acquainted with the school’s culture. When dealing with another wizard who has the same perk, neither of
you suffers -3 for lack of Cultural Familiarity when making Savoir-Faire rolls, Teaching rolls to pass along the school’s spells, and so on.
• You have the equivalent of a Claim to Hospitality (p. B41) with an academy, guild, or archmage. This mostly means that you have somewhere to stay while studying.
