ノスタルジアを遊ぶ際の道しるべとなる事を目的とした非公式wikiです。初心者向けのシステムガイドやノスタルジアをより楽しむ為の色んな紹介を行います。

phantasmagoria /(アーティスト表記なし)

心に響く旋律は 目覚めた者の道標
NormalHardExReal
5810
初代ストーリー19番目の解禁楽曲
 曲調、ストーリー、アーティスト名…様々な側面で話題を呼んだ楽曲。
 記憶を刺激する旋律で聴く者を徐々に目覚めさせていくピアノが、優しく包み込むストリングスや時計の音も手伝って、闇の中にこそ見出せる希望へと導いてくれます。
所属カデゴリ:ノスタルジアオリジナル

長き道を振り返り 小さな光へ歩き出す
(軌跡のブローチ コメントより)

 ノスタルジアの初代ストーリーChapter 19の解禁曲。現在は郷愁の階段から解禁できます。
 「phantasmagoria(ファンタスマゴリア)」とは、走馬灯(影絵が回転しながら写るように細工された灯籠の一種。転じて、死に際して見るらしい人生の記憶の疾走)のように次々と移り変わる幻影を示す言葉で、構成自体が聞いたことのある旋律たちのアレンジとなっています。主にノスタルジア過去作のシステムBGMから引用されています。

チュートリアル画面の旋律も含まれているのですが、私はOp.2でチュートリアルを見るまで忘れてしまっていました…。

 この楽曲が解放されるチャプターは、他と比べてだいぶ特殊でした。階段を登るときの背景が暗くなっていること、チャプタークリアに必要な課題曲が解禁曲だけでなく、その前に8曲もの演奏が必要だったこと、そのため合計Step数がストーリー最長である200越えであったこと、などです。
 課題曲の構成も走馬灯的な要素があり、扉の向こうの世界を楽しむムービーの楽曲を「逆に辿る」というものでした。
 そして、辿り切った更に向こうにあったものを見出だしたその時、この長い歩みの必要性に納得したプレーヤーも多かったのではないでしょうか。

アーティストに関して

 全くの非表示であり、音ゲーの世界では極めて異例なパターンです(ゼロではないです)。
 後にOp.2のリサイタル審査員猫「ヴィルカト」(用語集参照)が10点を出したため、作曲者はwacであることが判明しました。
 初代ストーリーで同じく非表示なのはエンディングの「Vide Nostalgia」のみで、この楽曲がいかに特別な位置付けであるかがここからも伺えます。

演奏のポイント

 おそらくメインとなるのは、初代のモード選択画面の旋律が流れる部分でしょう。右手で弾いたり左手で弾いたりと出番の多いフレーズです。8分続きのシンプルな構成ですが、ここがズレると他も一緒にズレかねませんので、確実に拾っていきましょう。
 しかし技術面よりも「あの時の旋律だ」と思い出しながら気持ちたっぷりに鍵盤を押していくのが、この曲らしい演奏となるのではないでしょうか。

ゲーム外での展開

 第1回リアルリサイタルにおいて、事務員G氏により演奏されました。
 また、ピアノアレンジ・サウンドトラックCD「BEMANI PIANO COLLECTION ノスタルジア」にも収録されています。
詳しくは公式サイトへ
【ヤマハミュージックコミュニケーションズ BEMANI PIANO COLLECTION ノスタルジア】

みんなのコメント

 この楽曲に出会った当時、申し訳なくも「後の展開は余韻だな」と認識してしまいました。それぐらい、ストーリーの中核を克明に表現したクライマックスの楽曲でありチャプターだったと思うのです。
(ページ制作者)


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